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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
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10年ぶり、の「松本清張記念館」_e0038047_16071245.jpg

「松本清張記念館」へ。
https://www.seicho-mm.jp
10年ぶり、かな。

企画展の「松本清張と井上靖―新進作家と目標の星」はさして興味がわかず、見ず。
オリジナル映像[推理劇場 日本の黒い霧-遙かな照射]を全部観たかったけど1時間20分と長丁場なので次回。
地下の読書室で読みふけりそうになったけど、これも次回。

一緒に行った23歳の若者は、松本清張を知らないので、あれこれ質問される。
言われればそうだな〜、古代史と推理が並列だし、仕事部屋の机で斜めになってる机はコンピュータ以前の手描きの時代に、グラフィックデザイナーや建築家が使ってたものだし。
知らないと、なんで?になるだろうな。
映像を全部観なかったのは、若者が退屈かな(下地がないのが分かったから)、ってのもあったけど、『日本の黒い霧』や『黒地の絵』を、私がちゃんと説明できるともヒントだけでも伝えられるとは到底思えなかったから。読んだのは、何十年も前だし。

年譜の、
“福岡県企救郡板櫃村(現、北九州市小倉北区)で出生”
は、いい加減、修正した方がいいんじゃないの。
本人が“広島生まれ”と語ってるわけで(しかも、こちらが濃厚)、でも、確証はない、って言うのなら、並列でいいから入れてよ。
何も言及しないのは、おかしい。視線が来館者に向いてないな〜(映像もその傾向が見られた)。
作家・松本清張を育んだ東京に出るまでの長い期間を、北九州市で過ごしたんだから、記念館がこの地にある意味と意義は十分にあるし、それでいいじゃないの。

にしても、この日は、「北九州市漫画ミュージアム」とはしごして(「くらもちふさこ展」が目当てだったんだけど)、
すっかり“松本”祭り。


sat 24/08/24

# by ricoricex | 2024-09-04 00:00 |

イギリスの食ニュース(2024年9月3日)
イギリスの食ニュース(2024年9月3日)_e0038047_16364615.jpg


<イギリス>
“The Macallan: Toasting 200 years of whisky with personality
ザ・マッカラン: 200年の歴史振り返る”


スコットランド・スペイサイドの蒸留所のひとつに過ぎなかった「ザ・マッカラン/The Macallan:」が、いかにして世界屈指のシングルモルト・ウイスキーメーカーになったのか、を綴った記事。
私は蒸留所は飲まない(飲めない)のですが(ウィスキーは香りはいいな、とは思うのですが)、


“Jeremy Clarkson defends pub after fans concerned over ‘sick’ prices
ジェレミー・クラークソン、価格への非難を受けてパブを擁護”


数年前までは『トップ・ギア』、今は『Clarkson’s Farm』で人気者ぶりを発揮するジェレミー・クラークソン。1,000,000ポンドをかけたと言われるパブ、「The Farmer's Dog」をオックスフォードシャーにオープンしたのは先月のこと(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/32576430/
https://ricorice.exblog.jp/32620543/
https://ricorice.exblog.jp/32689993/

ジェレミーが自分のパブのメニューの写真をインスタグラムで公開した際、値段が一切書かれていなかったため、その理由を「高いからではないか」と推測。
この疑問に、「1パイントで5.50ポンドだよ」とあっさり回答。ぼったくり、とは言えないようで。。。

価格設定については、オープン前にすで言われていたのに、ね(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/32620543/


“Microplastics are infiltrating brain tissue, studies show: ‘There’s nowhere left untouched’
マイクロプラスチックが脳組織に浸透していることが研究で明らかに”


半年ほど前にもお伝えしましたが(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/31333092/
マイクロプラスチックの問題は研究が進めば進むほど、深刻なようです。
日本語のこういう記事もありますので、ご参考に(↓)。
脳・精巣・子宮にまで入り込むマイクロプラスチックの摂取量を極力減らすにはどうすればよいのか?
https://gigazine.net/news/20240822-minimizing-exposure-to-microplastics/



tue 03/09/24

# by ricoricex | 2024-09-03 12:00 | イギリスの食ニュース・まとめ

プレタ・マンジェの紙袋


プレタ・マンジェの紙袋_e0038047_18152268.jpg


「プレタ・マンジェ/Pret a Manger」は、イギリスはサンドイッチチェーン。
駅(&近く)に店舗が多いので、ランチなどの食事利用だけでなく、ちょっとコーヒーを買う人も多く、実際、コロナ禍ではコーヒーのサブスクが好評で(その後、内容を変えて、賛否両論となりました)。
なので、今は、コーヒーチェーンとしての認識のされ方も強まっているかと思います。
https://ricorice.exblog.jp/31698430/
https://ricorice.exblog.jp/32614969/

私も、困ったときの「プレタ・マンジェ」とばかりに、空港や駅で買ったり、待ち合わせだったり、ちょっと時間を調整したり、ってときに利用しています。

テイクアウェイ(持ち帰り)をそんなにしているつもりはなかったのですが、手元に紙袋2つ。
プレタ・マンジェの紙袋_e0038047_17574339.jpg


プレタ・マンジェの紙袋_e0038047_17575031.jpg

プレタ・マンジェの紙袋_e0038047_17575284.jpg
同じ時期に、裏面のデザインを変えて出していたの、かな。
これが、けっこう、かわいいい。

プレタ・マンジェの紙袋_e0038047_17574753.jpg
底面を見ると、ヨーロッパは同じものを使っていた(いる)ってこと、かな。


# by ricoricex | 2024-09-03 00:00 | イギリスの印刷物

イギリスの食ニュース(2024年9月2日)
イギリスの食ニュース(2024年9月2日)_e0038047_23110196.jpg


<イギリス>
“Here’s the full list of Homebase stores that are closing for good
「Homebase」10店舗が巨大スーパーマーケットに生まれ変わる”


「Homebase」はイギリスの4大スーパーマーケットのひとつ「Sainsbury’s」系のホームセンター。
この「Homebase」の10店舗を閉鎖し、「Sainsbury’s」に生まれ変わります。
2018年以降、106店舗が閉鎖されたが、150店舗が営業を続けている、のが今の状況なんですね。そんなに減ったのか。。。そうか。。。
あっ、ちなみにイギリスではこの手のお店をホームセンターと言わず、DIYショップと呼びます。


“Test of time - Lyle's in Shoreditch turns 10 and still has the wow factor
「Lyle's」10周年。衰え知らずの人気の秘訣を探る”

https://www.hot-dinners.com/Gastroblog/Test-drive/lyles-restaurant-review-shoreditch-michelin-london

ロンドン・ショーディッチの「Lyle's/ライルズ」
オープン当初から話題になり、ミシュランの評価を得て、「世界のベスト・レストラン50」の常連でもあるこのお店は、
自然&季節へのアプローチを重要視し、メニューも毎日変わります。
改めて、お店を訪問して、その様子をレポートしたのがこの記事で、
料理だけでなく、ホスピタリティーが大事なんだよなぁ、って気がやっぱりします。


“Don’t bottle it! Why now is the perfect time to try wine from a keg, barrel, box or tin
ワインはボトルに限らない。ケグ、樽、箱、缶の多様さが広がる”


イギリスのパブやレストランで、ビールと同じ冷却システムを使って樽生ワインを提供するのが、じわじわと広がっている、ようです。
樽でワインを購入することで、廃棄物やリサイクルコストを劇的に削減することができるのが、店舗側の大きなメリット。
かの人気レストラン「セント・ジョン/St John」は箱入りワインを提供していて、箱はコスト的にもエネルギー的にも効率がいい、と。
また、便利さでいうと缶も忘れてはならない。
これらは必ずしも、ガラスがNGということではなく、選択肢が広がる、ということです。
サステナブル、いかに地球環境に配慮するか、がワインのパッケージにも求められるようになった、表れ、と捉えるといいのでしょうね。


mon 02/09/24

# by ricoricex | 2024-09-02 12:00 | イギリスの食ニュース・まとめ

ガネーシャ・再び(北九州市)_e0038047_22030978.jpg


どうにも細胞がザワザワして、とにかく試したくって、
行きました! 食べました!

「ガネーシャ」(福岡県北九州市小倉)に10か月前に訪問したときに、嬉々として、
カシミールカレー + ナン、にして(↓)、

カシミールカレーも、ナンも、素晴らしかった!んだけど、
カシミールカレーにはごはんだな〜、
で、どうしても食べたくなったのです。


大正解!
ごはんの方が合う!
ごはんはかために炊いてあってクリスピー。
最近多い、妙においしい、やけに主張するお米じゃない(多分)。

なにより炊き方、かも。
家庭用で散見されるような高性能の炊飯器、ではない、気がするな〜。
シンプルなガス炊飯器(もしくはそれに類するもの)で、あとは水加減、かもしれない、いずれも質というより量、一度に炊ごはんの量と水とお米の比率、じゃないかな〜。

ガネーシャ・再び(北九州市)_e0038047_22030993.jpg
食後はラッシー。
家訓、らしいものは言われたことないのですが、
“水商売は水で儲ける”はよく耳にして、
実際そうだと思うし、
ラッシーだと手がかかるし、そんなに利益率はよくないだろうけど、
飲食店ではドリンクも頼む、特に夜は、
ってのを、体験でもって、一緒だった若い世代に伝えられればなぁ、余計なお世話かもしれないけど、もしかしたら時代が変わって反面教師になるかもしれないけど。
ガネーシャ・再び(北九州市)_e0038047_22030946.jpg



sat 24/08/24


# by ricoricex | 2024-09-02 00:00 | 日本の店レポート