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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
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イギリスの食ニュース(2024年9月8日)
イギリスの食ニュース(2024年9月8日)_e0038047_08554384.jpg


<イギリス>
“Cheap supermarket tea bags beat Yorkshire Tea and Twinings in blind taste test
スーパーマーケットのティーバッグ、ブラインドテストで有名ブランドよりも高評価に”


私が信頼を寄せる、イギリスの消費者協会「Which? 」による記事。
商品のブラインドテストをよくやっていて(審査基準も明確)、
結果が重視されがちですが、
それに付随する情報が大事だなぁ、と思って眺めています。

とはいえ、こういうのは、まずは結果が気になりますね。
イギリスはもはやコーヒーの国、といった様相ですが、紅茶もまだまだ健在。消費されるのは、圧倒的にティーバッグです。高級ホテルなどでも、ティーバッグで提供されることは珍しいことではありません。
今回、「Which? 」では、大手ブランド、スーパーマーケットのPB商品から12種類の紅茶を79人の紅茶愛飲家がブラインド試飲、評価。
結果は、というと、スーパーマーケット「Asda」Everyday Tea Bagsがベストバイとなりました。

まあ、こういうのは好み、ですからね。
私が普段のガブガブ飲みで好き(というよりしっくりくる)なのは、「Tetley」なんですよね〜。

このニュース、イギリスの新聞メディアでも、以下のように伝えています。
Battle for Britain’s best brew: budget Asda teabag comes out top
https://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/tea-bag-uk-favourite-which-b2608177.html


“London brewery launches ‘friendship-building’ stools to support social anxiety
ロンドンのブルワリー、交流のきっかけとなるスツールを作る”

https://www.cityam.com/london-brewery-launches-friendship-building-stools-to-support-social-anxiety/
これも時代、ですねぇ。
イギリスのパブは、単にビールを飲む場所ではなく、むしろ社会な場、集いのスポット、の側面が大き買った、のですが、
調査によると、54%が新しい出会いに興味があるものの、3分の1(35%)が見知らぬ人と会話をするのはむずかしい、
半数以上(56%)が、初対面の人と話すことに抵抗がある、
3分の2(61%)は、もっとオープンにコミュニケーションを、と感じていることが明らかに。

これを受けて、ロンドンのブルワリー「ビーバータウン/Beavertown Brewery」「is This Seat Taken?(この席、あいていますか」キャンペーンを開始。

具体的には、ドクロのデザインが施された特徴的な鮮やかなブルーのスツールをパブに設置。
このスツールに座ることで近くにいる人に自己紹介するきっかけを作り、リラックスした環境の中で新たなつながりを育めれば、というもの。
行動心理学者によるサポートを経て考えられました。

うまくいく、かな?
ともあれ、このスツール、とても目立ってなかなかチャーミングです。

こういう物言いは、もはや余計、でしょうが、
この「ビーバータウン」、設立者のローガン・プラントは、exレッド・ツェッペリンのヴォーカル、ロバート・プラントの息子です(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/30527547/


<食、ではないけど>
“List of remaining Body Shop stores as brand rescued from administration
経営再建中の「ザ・ボディショップ」、イギリスに店舗を残すことで合意”


2月に経営破綻のニュースをお伝えした「ザ・ボディショップ/The Body Shop」(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/30823381/
9月7日(土)、投資会社が買収完了を発表。
現在、イギリスには113店舗ありますが、これらの店がすぐに閉店、ということはないようです。

この経緯は、新聞「The Guardian」紙で詳しく報道されていますので、知りたい方はこちらをどうぞ(↓)。
Body Shop’s remaining UK stores saved after rescue deal agreedhttps://www.theguardian.com/business/article/2024/sep/07/body-shops-uk-stores-rescue-deal-mike-jatania


sun 08/09/24

# by ricoricex | 2024-09-08 12:00 | イギリスの食ニュース・まとめ

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04243889.jpg


駆け込みで、間に合った!

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04254864.jpg
小倉駅から、すでにワクワクドキドキ

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04254924.jpg

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04255359.jpg
建物、そして会場のエントランス

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04255715.jpg

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04260398.jpg
会場のエントランスには大きなパネルがいくつか

会場に入ってすぐに出迎えてくれたのは、トップの写真の赤バックの絵。
AKIRAとあることから、『東京のカサノバ』ですね。
この赤い色、好きだな〜。

・・・

くらもちふさこを熱心に読んだのは、私が中高生の頃(↓)。



初めて触れたのは、小学校中〜高学年。
『おしゃべり階段』だったか、『いつもポケットにショパン』だったか。
スミが多いなぁ、クロッキーのような骨太な絵だな〜、と思った。

作品は熱心に読まなかったんだけど、『いつもポケットにショパン』の
「麻子はシチューが得意です」
のセリフにやられたのよね〜。

その後、『天然コケッコー』からだったかな、地方を舞台にした作品も描かれるようになったけれど、
私がリアルタイムで読んでいた頃はバリバリ東京だった。
でも、『オリーブ』のような、お金持ち(小金持ち?)の私立女子校、ではなくって、(設定は私立でも、ノリが)公立に通っている普通の子、って感じで、それがよかった(吉田まゆみ、もそうですね)。
だからって、東京に憧れるとかそういうのはなかったけれど、共通する部分と知らない世界、あ〜、都会の子ってこうなんだなぁ〜、ってのは感じた。

くらもちふさこ展には、親戚の若者と出かけたんだけど、
23歳で男で(今は性別はあんまりないし、私自身、関係なく読んでたけど、それでも、ね)、言ってくることがいちいちおもしろかった。
彼はくらもちふさこはまったく知らなかったからこそ、ってのもあって、私が見えていなかったことが見えたし、そういう視点なのか、ってのもとても新鮮で。
そういえば、NHKの朝ドラで、どうのこうの、って言ってたな。

作品が発表されていた漫画雑誌は、今はないものも多いし、ああ、そうだ、人気作品はヴァイナル(レコード)も出たりしてたのよね。
高校生の私が買えなかった『くらもちふさこの本』もあったな〜。

・・・

会場内の展示では、原画などのほかに、撮影OKのパネルがあちこちに
(会期の前期と後期で、変えたんじゃないかな?

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04313434.jpg
『おしゃべり階段』、かな?

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04313515.jpg
『いつもポケットにショパン』

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04313633.jpg
『いつもポケットにショパン』?

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04313740.jpg
『いろはにこんぺいと』

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04313804.jpg
『A-Girl』

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04313967.jpg
『天然コケッコー』?

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04314189.jpg
『天然コケッコー』

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『海の天辺』?

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04314425.jpg
『天然コケッコー』?

くらもちふさこ展 @ 北九州市漫画ミュージアム(福岡県)_e0038047_04314469.jpg
(これ、なんだろう?)

・・・

もう、あったのかな、
水野英子展をやってください!
私は世代ではないし、読者ともいえないけれど、真の意味での少女漫画のパイオニアは彼女だと思う。
北九州市下関区出身、と地元じゃないの。

あとはねぇ、岩館真理子(↓)、ですねぇ。

うじうじの堂々巡り、これを世に出してくれたことに、私は安堵し、大袈裟な言い方をすると、救われたんだと思う。

北九州市漫画ミュージアムさん、お願いします!


sat 24/08/24

# by ricoricex | 2024-09-08 00:00 | 建築&デザイン

イギリスの食ニュース(2024年9月7日)
イギリスの食ニュース(2024年9月7日)_e0038047_07085245.jpg


“The ’20/20′ rule that will change how you drink wine forever
ワインの飲み方を変える「20/20」の法則”


科学的根拠はオリジナル記事で確認してもらう、として、
「20/20」の法則とは、
・白やロゼワインは飲む20分前に冷蔵庫から出す。
・赤ワインは飲む20分前に冷蔵庫に入れる。
というもの。
そうなの? まずは試してみるとします。


“Calls for return of Churchill’s national restaurant service to tackle food inequality
食の不平等に取り組むため、チャーチル・レストランの復活を求める声”


どういうことか、っていうと、
「1940年代のイギリスに見られた、栄養価の高い食事を手頃な価格で提供する大衆食堂は、日常的な食事場所であるべきだ」という意見が、国会議員の支持を得た、という内容です。

1940年代のイギリスは、ファーストフードや持ち帰りが当たり前になる前。
第二次世界大戦に対処するのに苦労していた頃、新しいレストラン・チェーンが誕生し、人気を得た。

栄養価の高い食事をリーズナブルな価格で提供し、社会のあらゆる層を運び、週に10店舗のペースで新店舗を増やしたことも。
運営したのは、ウィンストン・チャーチル首相率いるイギリス政府である。

そう、「ブリティッシュ・レストラン/British Restaurant」は、政府出資の食堂チェーンで、戦争に関連した食料品や燃料価格のインフレに対抗するため、また地域社会の精神を高めることを目的としていた。
最盛期には、マクドナルドやウィザースプーン(イギリスで人気のパブチェーン)の支店数よりも多い数の店舗が存在した。

現在、新たな報告書が、
英国における健康格差、食糧不安、気候変動などの問題に取り組む方法として、何らかの形で「国民的レストラン・サービス」の復活を呼びかけている。

報告書によれば、公共食堂とは、国が補助金を出して、質の高い倫理的に生産された食品を手ごろな価格で提供する食堂のこと。
慈善事業でもご馳走でもなく、地域社会全体が利用できる日常的な食事場所である。

昨年の病院データでは、イングランドとウェールズで栄養不足の治療を受けている患者数が10年間で3倍に増加。また、今年1月の調査では、イギリスで子どものいる世帯の20%が食糧不足を経験している、と。
これらに対処するために、食のインフラを整える必要がある、その受け皿として、今の時代の公共食堂が必要、ということのようです。

非常に、重要な記事です。
多くは訳しましたが、長くない記事なので、オリジナル記事を全部読んでもらえれば、と思います。そして私は、チャーチルの時代に、イギリスにこのような食堂があったことを知りませんでした。


<日本>
“英国りんごを使った期間限定メニューを28店舗で提供!飯綱町『英国りんごフェア2024』が9月7日(土)よりスタート”

長野県飯綱町の町内外28店舗で93日間にわたり、英国りんごを使った限定メニューを楽しめるそうです。
ブラムリーって火をかけるととろとろになるのに、ごろっと使ってる、ってどうやってるんだろう?
写真とメニュー名だけ見てると、確認したいことがいろいろあるなぁ。
ブラムリーはこんなリンゴです(↓))

イギリス(ヨーロッパ)では果物の捉え方は日本と大きく違い、リンゴもそうなんですよね。リンゴはより顕著、かも。
酸味が大事、で、特にクッキングアップルは(この場合(英語)のクッキングは加熱調理。生で料理に、ではありません、火を通す前提。なので、生でサラダなどに使う、感覚ではないのです)。
一方、生で食べるものはイーティングアップル/デザートアップルと呼ばれ、私が好きなのは、はっきりした食感、いかにもリンゴ!な酸味と甘味がしっかりあるコックス・オレンジ・ピピン。
単にコックスとも言われるこの小ぶりなリンゴ、気のせいかなぁ、イギリスでもあまり見なくなったような。。。季節、だったのかも。
せめて(?)、イギリスのリンゴでなくていいから、紅玉がもっとたくさん流通してくれるとうれしい、んだけど、な。


sat 07/09/24

# by ricoricex | 2024-09-07 12:00 | イギリスの食ニュース・まとめ

「cuppaの会 ~YOUはなぜ特撮を?」開催!(改めて)_e0038047_16380892.jpg

「cuppaの会 ~YOUはなぜ特撮を?」開催!
(主催:cuppaの会、後援:British Culture in Japan

本当は、9月1日(日)を予定しておりましたが(↓)、台風10号の影響を考慮し、延期。
https://ricorice.exblog.jp/32683888/
9月22日(日)に開催します!

・・・

「cuppaの会」は、リラックスして気軽に楽しむ、イギリスの“日常のお茶会”の楽しさを日本で広めたいと考えて発足。
第1回は「ナショナル・クリームティー・デイ」当日に開催され、満員御礼!
私、ゲストとして登壇し、スコーンも焼いてお出ししました。
(その日の模様はこちら(↓))
>

第2回は、イギリス初のローカルヒーローによる、アーサー王の伝説に基づいたオリジナル特撮シリーズ『円卓騎士アヴァロン』を監督・制作し、自ら主演もするマックス・エリスさん(映像制作チーム「Shield and Sword Productions」)をお迎えして開催します。
まるで日曜日の朝に放送されている特撮番組を観ているかのような『円卓騎士アヴァロン』はYouTubeで配信。
円卓騎士アヴァロン X:https://x.com/RTKAvalon1000
Shield and Sword Productions オフィシャルサイト:https://shield-and-sword-productions.com
Linktree:https://linktr.ee/shieldandswordproductions

日本の特撮を作っている理由、オリジナルジャンル「アール・グレイ・特撮(Earl Grey Tokusatsu)」、『円卓騎士アヴァロン』にまつわるエピソードなどを、トークで紐解いていきます。
トークが終わったあとは、エリスさんとのおしゃべりをぜひ!

また、今回、私はcuppaの会にふさわしい、お菓子作りを担当します。
・夏にピッタリのレモンドリズルケーキ(カップケーキ)
ドロップビスケット(いかにも手作りのゴツゴツさ)
をご提供します。
どうぞお楽しみに!


・日時:8月22日(日)14.00〜
・場所:Place of Artrio【アトリオ】(東京都千代田区神田神保町1-37-1 REDO神保町ビル2F)

詳細&お申し込みはこちらから(↓)
https://peatix.com/event/4117415

みなさんのお越しを心よりお待ちしております!
そして、前回は、私自身がゲストスピーカーという立場でしたが、今回は純粋な裏方。エリスさんのお話をたっぷり楽しみたいと思っています。


※「cuppaの会」は普段着感覚の“気軽なお茶会”です。ご自宅でお使いになられているマグカップやティーカップを持参して、ご参加ください。

# by ricoricex | 2024-09-07 00:00 | イギリス菓子販売&イベント

イギリスの食ニュース(2024年9月6日)
イギリスの食ニュース(2024年9月6日)_e0038047_00510649.jpg


<イギリス>
“UK retailer John Lewis to bring back 100-year old price pledge
「ジョン・ルイス」、100年前の価格公約を復活へ”

https://www.reuters.com/business/retail-consumer/uk-retailer-john-lewis-bring-back-100-year-old-price-pledge-2024-09-05/

「ジョン・ルイス/John Lewis」はイギリスのデパートのひとつ。高級スーパーマーケット「ウェイトローズ/Waitrose」「ジョン・ルイス」の傘下(でいいのかな?)です。
この「ジョン・ルイス」、同系列のロンドンはスローン・スクエアにあるデパート「ピーター・ジョーンズ/Peter Jones」、私、好きだったんですよね〜。

過去形なのは、昨秋、5年ぶりに行って、がっかりしたから。
何か特別変わったわけではないのですが、だからこそ、なのか、なんか雰囲気が暗い、活気がない、だら〜っと流してる感じで、あんまし楽しくない。

で、「ジョン・ルイス」
100年の歴史を持つ 「Never Knowingly Undersold」(どこよりも安く)という顧客との約束を2年ぶりに再開する、
具体的には、顧客が7日以内に同じ商品を他でより安く見つけた場合、差額を請求することができる、と。

「Never Knowingly Undersold」(どこよりも安く)、ってイメージ、私は「ジョン・ルイス」にないんですよね〜。
なので、これを明確に打ち出されたら、おっ!ってなるかもしれません。

「ジョン・ルイス」は、3年間の苦境を乗り越え、この3月に年間黒字に転換。
現職のシャロン・ホワイト氏が退任する前の9月中旬には、元イギリス最大のスーパーマーケット「テスコ/Tesco」幹部のジェイソン・タリー氏が新会長に就任する予定で、再建への道のりはすでに始まっていると、このニュースを伝えたロイターは言っています。
私が心ときめかせた「ジョン・ルイス」が戻ってくるといいな〜。


“O2 Priority quietly axe free Greggs and customers are fuming
O2プライオリティ、無料グレッグス廃止で顧客激怒”


O2プライオリティの一部である「グレッグス/Greggs」との契約は9月12日に終了し、それは、
現在提供されている、毎金曜か土曜の朝に無料のコーヒーと無料のブレックファストロール、ソーセージロール、またはヴィーガン・ソーセージロールがなくなることを意味します。
別のサーヴィスが提供されるようですが、この魅力的なサーヴィスがなくなることに、
ヴァージン・メディアとO2の利用者は、不満爆発、が現状のようで。。。

ちなみに「グレッグス」はイギリスのカジュアルベーカリー・チェーンで(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/32660306/
今、イギリスでいちばん人気のダイニングスポットでもあります(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/32693059/


<イギリス、ではないけど>
“Stuffy, unhealthy or ‘just mid’ – are young people over wine?
堅苦しい、不健康、中途半端 – 若者のワイン離れを考察する”


アメリカ合衆国・ロサンゼルスからのレポートです。
肌感覚、ですが、イギリスでも、似たようなベクトルではないか、と
(だからこそ、イギリスの新聞で掲載されているのでしょう)。

Z世代やミレニアル世代は、コスト、健康リスク、ノンアルコールドリンクなどの代替品を理由にワインを敬遠している。
ワイン業界を支えてきたベビーブーマー世代が引退し、消費支出も減少。
今後10年間でワインの消費量は20%減少し、ミレニアル世代の習慣がその鍵を握ると予測。
昨年のデータでは、21歳以上のZ世代の45%がアルコールを飲んだことがないと回答。
ワインの場合は、ビールなどに比べて、蘊蓄や知識が先行するように思われる敷居の高さも障壁になっている、と。

にしても、ですね、ワインの代替品として、マリファナが挙がっていることが、(ソフト)ドラッグに対する考え方や態度が全然違うんだなぁ、と改めて。


fri 06/09/24

# by ricoricex | 2024-09-06 12:00 | イギリスの食ニュース・まとめ