<イギリス>
“Cheap supermarket tea bags beat Yorkshire Tea and Twinings in blind taste test
スーパーマーケットのティーバッグ、ブラインドテストで有名ブランドよりも高評価に”
私が信頼を寄せる、イギリスの消費者協会「Which? 」による記事。
商品のブラインドテストをよくやっていて(審査基準も明確)、
結果が重視されがちですが、
それに付随する情報が大事だなぁ、と思って眺めています。
とはいえ、こういうのは、まずは結果が気になりますね。
イギリスはもはやコーヒーの国、といった様相ですが、紅茶もまだまだ健在。消費されるのは、圧倒的にティーバッグです。高級ホテルなどでも、ティーバッグで提供されることは珍しいことではありません。
今回、「Which? 」では、大手ブランド、スーパーマーケットのPB商品から12種類の紅茶を79人の紅茶愛飲家がブラインド試飲、評価。
結果は、というと、スーパーマーケット「Asda」のEveryday Tea Bagsがベストバイとなりました。
私が普段のガブガブ飲みで好き(というよりしっくりくる)なのは、「Tetley」なんですよね〜。
このニュース、イギリスの新聞メディアでも、以下のように伝えています。
Battle for Britain’s best brew: budget Asda teabag comes out top
Nation’s favourite teabag revealed – and surprising supermarket brand comes out on top
“London brewery launches ‘friendship-building’ stools to support social anxiety
ロンドンのブルワリー、交流のきっかけとなるスツールを作る”
https://www.cityam.com/london-brewery-launches-friendship-building-stools-to-support-social-anxiety/
これも時代、ですねぇ。
イギリスのパブは、単にビールを飲む場所ではなく、むしろ社会な場、集いのスポット、の側面が大き買った、のですが、
調査によると、54%が新しい出会いに興味があるものの、3分の1(35%)が見知らぬ人と会話をするのはむずかしい、
半数以上(56%)が、初対面の人と話すことに抵抗がある、
3分の2(61%)は、もっとオープンにコミュニケーションを、と感じていることが明らかに。
これを受けて、ロンドンのブルワリー「ビーバータウン/Beavertown Brewery」は「is This Seat Taken?(この席、あいていますか」キャンペーンを開始。
具体的には、ドクロのデザインが施された特徴的な鮮やかなブルーのスツールをパブに設置。
このスツールに座ることで近くにいる人に自己紹介するきっかけを作り、リラックスした環境の中で新たなつながりを育めれば、というもの。
行動心理学者によるサポートを経て考えられました。
うまくいく、かな?
ともあれ、このスツール、とても目立ってなかなかチャーミングです。
こういう物言いは、もはや余計、でしょうが、
この「ビーバータウン」、設立者のローガン・プラントは、exレッド・ツェッペリンのヴォーカル、ロバート・プラントの息子です(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/30527547/
<食、ではないけど>
“List of remaining Body Shop stores as brand rescued from administration
経営再建中の「ザ・ボディショップ」、イギリスに店舗を残すことで合意”
2月に経営破綻のニュースをお伝えした「ザ・ボディショップ/The Body Shop」(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/30823381/
9月7日(土)、投資会社が買収完了を発表。
現在、イギリスには113店舗ありますが、これらの店がすぐに閉店、ということはないようです。
この経緯は、新聞「The Guardian」紙で詳しく報道されていますので、知りたい方はこちらをどうぞ(↓)。
Body Shop’s remaining UK stores saved after rescue deal agreedhttps://www.theguardian.com/business/article/2024/sep/07/body-shops-uk-stores-rescue-deal-mike-jatania
sun 08/09/24