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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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2017年12月21日(木)づけのロンドンの情報メディア、Time Outにこんな記事がありました。
チョコレートショップ・ベスト19
London's best chocolate shops
https://www.timeout.com/london/restaurants/londons-best-chocolate-shops

選ばれた19軒は以下の通りです(順不同)。

01. Artisan du Chocolat(ウェストボーン)
02. Charbonnel et Walker(メイフェア)
03. Choccywoccydoodah(ソーホー)
04. Dark Sugars(ブリック・レーン)
05. DeRosier(ウィンブルドン・パーク)
06. L'Appetit Fou(ターナム・グリーン)
07. Le Jeune Chocolatiers(コヴェント・ガーデン)
08. La Maison Du Chocolat at Harrods(ナイツブリッジ)
09. Mélange(ペッカム・ライ)
10. Melt(ウェストボーン)

11. Montezuma's(スピタルフィールズ)
12. Paul A Young Fine Chocolates(ソーホー)
13. Philip Neal(ターナム・グリーン)
14. Pierre Marcolini(メリルボーン)
15. Prestat(セント・ジェイムズ)
16. Rococo(ベルグレイヴィア)
17. R Chocolate London(ベルグレイヴィア)
18. Said(ソーホー)
19. Pierre Hermes(コヴェント・ガーデン)


お店、増えたなぁ〜。ここで取り上げられてなくっても人気店はまだまだあるわけだし。
久しぶりにこうやってチョコレートショップの集大成を眺めたら、
こんなお店、あんなお店があることに気づきます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○エリザベス女王のお気に入りのチョコレートはコレ(らしい) → http://ricorice.exblog.jp/26623787/
○ロンドンのチョコレートショップ・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/23145564/
○チョコレート! チョコレート! チョコレート! → http://ricorice.exblog.jp/21663835/
○よいチョコレートの見分け方 → http://ricorice.exblog.jp/21271797/
○イギリス人はチョコレートがお好き → http://ricorice.exblog.jp/19663452/
○チョコレート【Chocolate】 → http://ricorice.exblog.jp/5417190/


(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2018-02-14 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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今さら?って気がしなくもありませんが、
でもそれは私が眺めている範疇のことで、
こうやって数字として示されると、本当にそうなんだなぁ、と感じ入ってしまいます。

そのデータとは、2018年2月9日(金)づけのイギリスの飲食メディア、Big Hoslitalityが伝えたこんな記事(↓)。
イングリッシュ・ブレックファストはもう古い。時代はよりライトに
The Full English breakfast is under threat, as diners switch to lighter options
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/02/09/The-Full-English-breakfast-is-under-threat-as-diners-switch-to-lighter-options


大きなお皿に、卵料理、ベイクドビーンズ、トマト、ソーセージ、ベーコン、マッシュルーム、フライドブレッドなどが盛られた“イングリッシュ・ブレックファスト”はイギリスの朝食でおなじみで、
味うんぬんはもとより、その量の大きさでも知られています。
卵料理は目玉焼きだったりスクランブルだったりしますが、
ほかの食べ物もあるから1個で充分なのに、昔ながらのお店や地方では2〜3個使うお店もあったりします。

同じようにボリューミーだなぁ、なのが、おなじみの“フィッシュ&チップス”(半量サイズがあるといいのに)。
日曜日の定番、“サンデー・ロースト”も付け合わせのローストポテトや野菜類もたっぷりなので、これも“量が多い類”に入ります。
イギリスの国民食の“カレー”も軒並み、そうかな。

これらの“いかにも”なイギリスの料理群、その人気に翳りが出ている、という調査結果を、先のオリジナル記事は伝えています。
じゃあ何が選ばれているか、っていうと、より軽い料理。
ヴェジタリアンやヴィーガン・メニューは、彼らのためだけでなく、
ライトな食事を、と望む人の声にも応えている、ってわけです。

具体的な例として、朝食の場合。
“イングリッシュ・ブレックファスト”ではなく、特に若い世代で選ばれているのは、
“グラノーラ”や“アヴォカドのトーストのせ(2017年のヒットメニューです)”。

う〜ん、さもありなん。驚くに値しないなぁ、というのが私の感想。
こういう“いかにも”なイギリスの料理群はなくなる、とは思わないけれど、
食のアトラクション、日本でも昔の学校給食を懐かしがって、ってケースがあるでしょ、
あれと同じようになるんじゃないか、
もしくは外国からの観光客向けのメニューとしてより強化されるんじゃないか、
って思っています。


先のオリジナル記事によると、外食そのものが減少している、とも付け加えられています。
とりわけディナーで顕著で、その数字、9%。
ランチの平均出費額は2.6%減の£7.72、ディナーで3.6%減の£17.85となっています。

外食が減っている、というのは確かにそうかもしれませんが、
だからといって家で食べているわけではない、というのが私の所見です。
じゃあ、どうやって食事を、というと、フードデリバリーにほかならないでしょう。

e0038047_08001912.jpg特にロンドンでは、スタートアップ系フードデリバリーの急成長株、デリバルー/Deliverooが運んでいる姿はほんとよく見るし。
飲食店で食事をしていても、紙袋がいくつも用意されていて、何かな〜?と思ったら、
デリバルーに渡すためだったり、ウェブ注文されたものの受け取り用だったり。

これから先は、イートイン、テイクアウェイ(持ち帰り。その場で注文とウェブオーダーとは分けて捉えた方がいいかもしれません)に加えて、デリバリーもしっかり見据えないと、全容が見えづらいなぁ、と改めて感じます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イングリッシュブレックファストで、イギリス人の好きなもの嫌いなもの → http://ricorice.exblog.jp/26121335/
○ロンドンで食べるイングリッシュブレックファスト・おすすめ10選 → http://ricorice.exblog.jp/24846252/
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2018 → http://ricorice.exblog.jp/26556762/
○ロンドンのサンデーロースト・ベスト28 → http://ricorice.exblog.jp/24676088/
○フードデリバリー、デリバルー/Deliverooの2017年人気メニューはハンバーガー(イギリスでも世界でも!) → http://ricorice.exblog.jp/26252227/




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# by ricoricex | 2018-02-13 00:00 | イギリスの食ニュース

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2018年1月19日(金)づけのロンドンの情報メディア“Time Out”にあったのはこんな記事。

ヴァレンタインデイに訪ねたい、ロンドンのレストラン37選
Romantic restaurants in London
https://www.timeout.com/london/restaurants/romantic-restaurants-in-london


選ばれたお店は以下のとおりです(アルファベット順)。
1行目は店名、かっこの中はジャンル、そしてエリア、2行目は予算です(一部、不明なところあり)。


01. Andrew Edmunds(モダンヨーロッパ/ソーホー)
予算: ££

02. Balthazar(フランス/コヴェント・ガーデン)
予算: £££

03. Bellanger(フランス/イズリントン)
予算: £££

04. Berners Tavern(イギリス/フィッツロヴィア)
予算: £££

05. Blanchette East(フランス/ブリック・レーン)

06. Bob Bob Ricard(イギリス/ソーホー)
予算: £££

07. Cafe Monico(モダンヨーロッパ/ソーホー)
予算: £££

08. Casse-Croûte(フランス/ボロー)
予算: ££

09. Champor-Champor(タイ/ロンドン・ブリッジ)
予算: ££

10. Claude's Kitchen(モダンヨーロッパ/パーソンズ・グリーン)
予算: ££


11. Clos Maggiore(フランス/コヴェント・ガーデン)
予算: ££

12. Fischer's(オーストリア/メリルボーン)
予算: £££

13. Hakkasan Hanway Place(中国/フィッツロヴィア)
予算: £££

14. Hawksmoor Air Street(イギリス/ピカデリー・サーカス)

15. Henrietta(フランス/コヴェント・ガーデン)
予算: £££

16. Hutong(モダンアジア/ロンドン・ブリッジ)
予算: £££

17. The Ivy(モダンヨーロッパ/コヴェント・ガーデン)
予算: £££

18. J Sheekey Atlantic Bar(イギリス/コヴェント・ガーデン)
予算: £££

19. Kitty Fisher's(モダンヨーロッパ/メイフェア)
予算: ££££

20. La Bodega Negra(メキシコ/ソーホー)


21. Llewelyn's(モダンヨーロッパ/ハーン・ヒル)
予算: ££

22. Madame D(ネパール/スピタルフィールズ)
予算: ££

23. Margot(イタリア/コヴェント・ガーデン)

24. Marianne(モダンヨーロッパ/ウェストボーン・グローヴ)

25. Minnow(モダンヨーロッパ/クラパム)

26. Momo(モロッコ/メイフェア)
予算: ££

27. Neo Bistro(モダンヨーロッパ/メイフェア)
予算: £££

28. Opera Tavern(イタリア/コヴェント・ガーデン)
予算: ££

29. Park Chinois(中国/メイフェア)

30. Petersham Nurseries Café(モダンヨーロッパ/ピーターシャム)
予算: £££


31. Pique-Nique(フランス/ロンドン・ブリッジ)

32. Sibarita(スペイン/コヴェント・ガーデン)
予算: ££

33. Sushisamba(ブラジル/ムーアゲート)
予算: £££

34. Wild Honey(モダンヨーロッパ/メイフェア)
予算: £££

35. Wright Brothers South Kensington(オイスターバー/サウス・ケンジントン)
予算: ££

36. Xu(モダンアジア/チャイナタウン)
予算: ££

37. Yauatcha(中国/ソーホー)
予算: ££


ワクワクするリストだな〜。
デートに、ってことで、料理、だけでなく、インテリアもときめくところが選ばれています。

ロマンティックなレストランを扱った、このオリジナル記事、
ロンドンでヴァレンタインデイを過ごすなら/Valentine’s Day in London
https://www.timeout.com/london/valentines-day-in-london

企画のひとつでありまして、
というのも、イギリスのヴァレンタインデイは、“カップルが愛を確認する日”だからなんですね
(イギリスが、ではなく、日本のヴァレンタインデイが特殊、なのです)。

そんなわけで、“Time Out”にはほかにもロマンティック情報が掲載され、
“イベント”とか“デートのアイディア”とかと並び、
“ロマンティックホテル”とか“セックスするならこのホテル”(身も蓋もないなぁ)のセレクションもあり、
あ〜、イギリス(というか、ロンドン?)のヴァレンタインデイは、
ますます、日本のバブル(とその後しばらく)期のクリスマス化してきたなぁ〜、の思いを強くする私です。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ヴァレンタイン・デイに奮発して食べたい、ロンドンの看板メニュー7選 → http://ricorice.exblog.jp/25355338/
○店構えがステキ! それだけでも訪問する価値あるロンドンの店41選 → http://ricorice.exblog.jp/24999425/
○ロンドンのロマンティックなレストラン・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/24131281/
○ハッカサン/HakkasanグループがHKKを閉店! → http://ricorice.exblog.jp/26087935/




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# by ricoricex | 2018-02-12 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

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グラタン(マッシュポテトを覆い、パイと呼ばれることが多い)系では、
ベシャメルソース(ホワイトソース)はよく使うけれど、
シチュー、スープとしては、イギリスではそんなに見ないかな、というのが私の印象。
でも、チキン・パイなんて、ホワイト・シチューにマッシュポテトを覆ってオーブンで焼いたもの、って気がしなくもありません。

このホワイト・シチュー、私が子どもの頃からよく作り食べていた一品。
何を手作りして、何を市販を利用するかって人それぞれだと思うのですが、
うちはベシャメルソース(ホワイトソース)は作っていたんですよね。
なので、初めて市販のルーで作ったホワイト・シチューを食べたときはびっくり!体験でした。
いい悪いではなく、違うんだなぁ、ってことで(プリンも市販のもの、粉末のものを使って作るのと、手作りするのとでは味が違うでしょ、あれと同じです)。

干しシイタケを戻し汁も含めて、そして日本酒や味噌も使うことで、ごはんにも合うシチューになります。
そういえば、東京の老舗の洋食店では、ごはんに合うようビーフ・シチューに日本酒を使うときいて、人間考えることは同じだなぁ、と感じました。

味噌は白味噌や麦味噌などおだやかなものが合います。
塩気のはっきりした味噌の場合は、量を減らし、小さじ1/2ぐらいで充分です。

<材料(2〜3人分)>
ジャガイモ……100g(小さめのもの1個)
タマネギ……100g(1/2個)
ニンジン……100g(1/2本)
ピーマン……1個
鶏ムネ肉……100g(1/3〜1/2枚)
干しシイタケ(小)……2枚
水……100ml
牛乳……300ml
バター……25g
薄力粉……25g
コンソメ……1/2個
日本酒……大さじ2
味噌……小さじ1
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:40分 煮込み:30分)>
下準備
*干しシイタケを水に浸けて、戻しておく。
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1. タマネギ、ニンジン、ピーマン、ジャガイモ、干しシイタケは戻し汁を絞り、一口大(2〜3cm程度)に切る。
※干しシイタケの戻し汁は使うので、捨てないこと。
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2. 鶏ムネ肉を一口大(2〜3cm程度)に切り、日本酒につける。
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3. 鍋にバターを入れてやや弱めの中火にかけてとかし、薄力粉を加え、約1分かき混ぜる。
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4. 3をかき混ぜながら、牛乳を少しずつ入れる。
※牛乳は最初は少しずつ注ぎ、ある程度ゆるみが出てきたら、玉じゃくし1杯ずつぐらいを入れる。
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5. 干しシイタケの戻し汁、コンソメ、塩・コショウを加え、かき混ぜながら約1分弱火にかける。
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6. 5に1のジャガイモ、タマネギ、ピーマン、ニンジン、干しシイタケ、2の鶏ムネ肉をつけ汁ごと入れて混ぜ、ふたをして、30分弱火で煮る。
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7. 味噌を加えて混ぜ、ひと煮立ちさせる。
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8. 塩・コショウで味を調える。
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# by ricoricex | 2018-02-11 00:00 | イギリス料理・レシピ

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昨年、2017年秋のイギリス訪問では、
プロフェッショナルとロンドンのチョコレートショップ/ショコラティエを何軒か回りました。

このチョコレートツアーについては、いずれアップデイトするとして、
ひとつ、へえ〜、そーなんだー、なことがあったので、ご紹介します。

日本でも催事などに登場するので、
イギリスの老舗チョコレートショップのひとつとして、
またこのお店のハート形の箱に入った“ピンク・マール・ド・シャンパーニュ・トリュフ/Pink Marc de Champagne Truffles”を、
ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

シャルボネル・エ・ウォーカー/Charbonnel et Walker
http://www.charbonnel.co.uk/
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シャルボネル・エ・ウォーカーの歴史は1875年にスタート。
当時皇太子、のちのエドワード7世が、そのおいしさに魅了され、
フランス・パリのショコラティエ、メゾン・ボワシエ/Maison Boissierのマダム・シャルボネル/Virginie Eugenie Charbonnelを招聘。
エドワード7世の尽力もあり、彼女はミセス・ウォーカー/Minnie Walkerとともに
ロンドンはメイフェアの、オールド・ボンド・ストリートに店を開きます。

厨房こそロンドン近郊のケント(らしい)に移したものの、
現在も当時のレシピに従って作られているとか。

そのはじまりが王室絡みだったこともあり、
シャルボネル・エ・ウォーカーは王室御用達/Royal Warrant。
定期的に王室に納品しているようです。


で、このシャルボネル・エ・ウォーカー
エリザベス女王のお気に入りで、なかでも
とりわけこのアイテムがお好きなんだとか(↓)。
イングリッシュローズ&バイオレットクリーム/English Rose & Violet Creams
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全然知らなかったなぁ〜。

なわけで、参加したチョコレートツアーで、しっかり食べました。

どんなものかっていうと(写真を撮るのを忘れた!)、
バラとスミレの花びらからエッセンスを抽出したオイルで香りづけをしたフォンダンを
ダークチョコレートでコーティングし、花びらの砂糖漬けをトッピングしたもの。

感想?バラとスミレの香りが昭和のエレガントな化粧品っぽい香りで、
フォンダンも、あ〜、こういう砂糖ストレートの甘さって昔あったなぁ、で、
非常にクラシックな一品。

e0038047_22000769.jpgまさに上品なおばあちゃんが好きそうな感じで、
正直、私自身は好んで食べはしないなぁ。
(“ピンク・マール・ド・シャンパーニュ・トリュフ”の方が断然私の好みだわ!)

とにかく、エリザベス女王がシャルボネル・エ・ウォーカーの“イングリッシュローズ&バイオレットクリーム”がお好みだってことを知らなかったので、あとでぐぐったら、
ちゃんと(?)新聞記事でも紹介されていました(タブロイド紙の「デイリー・エクスプレス/Daily Express」だけれど)(↓)。

Objects of desire... Charbonnel et Walker`s Rose Violet Creams
https://www.express.co.uk/expressyourself/166804/Objects-of-desire-Charbonnel-et-Walker-s-Rose-Violet-Creams



現在、シャルボネル・エ・ウォーカーはイギリスの街中の店舗はもちろん、デパートだったり駅だったり、いろんなところで購入できますが、
オールド・ボンド・ストリートのロイヤル・アーケード/The Royal Arcadeにあるシャルボネル・エ・ウォーカーの本店は、
創業当時の場所からは移転したものの、
老舗らしい博物館的な要素もあり、訪問する価値はあります。
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まあ、そもそもが
王室(皇室)御用達って、質はいいんだろうけど野暮ったいよなぁ、の印象のものが多いので(私には、ね)、
それを端的に表すかのよう。

納得!だったのが、
エリザベス女王がシャルボネル・エ・ウォーカーがお気に入りなのに対し、
故ダイアナ妃は、同じ王室御用達チョコレートショップ/ショコラティエでも、
ぐっとモダンなプレスタ/Prestatを愛していたとのこと。
明らかに世代による嗜好の違いですね〜。
(もっともプレスタも1902年創業と100年以上の歴史があって、老舗の類なのですが)


e0038047_22002242.jpgちなみに、プレスタの“ゆず酒トリュフ/Yuzu Sake Truffles”、
柑橘類も日本酒もおだやかな使い方をしていて、包み込むようなやさしいフレイヴァーが上品。
さっぱりとした後口も手伝って、これ、いい!
2017年秋当時、新商品で、期間限定か定番か不明、でしたが、
ぱきっとした鮮やかな黄緑のパッケージはギフトに、そしても自分用に買い求めたい一品です。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのチョコレートショップ・ベスト10 → http://ricorice.exblog.jp/23145564/
○買ったもの ~食べもの 02~ → http://ricorice.exblog.jp/22972240/
○買ったもの ~食べもの 03~ → http://ricorice.exblog.jp/23385988/
○エリザベス女王がスタッフに贈るクリスマス・プディングは、あのスーパーマーケットのもの! → http://ricorice.exblog.jp/26235058/


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# by ricoricex | 2018-02-10 00:00 | イギリスの食ニュース

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レポートが遅くなりましたが、
イギリスで200以上の店舗を構える、国内大手のワイン小売り店、
マジェスティックワイン/Majestic Wineにおいて、
クリスマス商戦で、イギリス産スパークリングワインの売れ行きが好調だった、とのこと(↓)。
Majestic Wine toasts strong sales of English festive fizz
https://amp.theguardian.com/business/2018/jan/09/majestic-wine-strong-christmas-sales-english-sparkling-wine


2018年1月10日(水)づけのイギリスの新聞、“The Guardian”が伝えたもので、
年間の売上げの30%にも及ぶ、クリスマスから新年に向けての大事なシーズン、マジェスティックワインではワイン全体の売上げが、前年比4.1%の伸びとなりました
(一方、同時期のパブやレストランは4.6%の減少となった模様)。

なかでもイギリス産スパークリングワインが好評で、
ナイティンバー/Nyetimberチャペル・ダウン/Chapel Downといったビッグネームはそれぞれ58%、36%も売上げがアップ。
マジェスティックワインのオンラインショップ、Naked Wines/ネイキッドワインでは、前年比なんと、150%という高い数字をたたき出しました。

実際に、(同じ製法で造られる)スパークリングワインであれば、
マジェスティックワインではイギリス産がフランスのシャンパーニュよりも好まれているとのこと。
その理由を、ブレキジット/Brexitに伴うポンド安ユーロ高により、フランスなどヨーロッパ大陸のワインが軒並み割高になっているからだろう、とはマジェスティックワイン側の弁。

事実、平均するとイギリスのスパークリングワインが£20〜25で購入できるのに対し、シャンパーニュの場合は£25〜30。
この差は大きい。
というのも、購入されるワイン1本当たりの平均額は£6.99だったのが、今は同じ質のものを買おうとすると£7.50かかるのだそう。

たかが£5、されど£5。
この金額の差が、イギリスのスパークリングワインの売上げ好調につながったのだろう、ということです。


以下、私見。

もちろん£5という金額の差が、マジェスティックワインにおいて、シャンパーニュよりもイギリス産スパークリングワインが選ばれているのは間違いないでしょうが、加えて、
イングリッシュワインが一般にも広く知られるようになり、
イングリッシュワインを選ぶのがクール、
という認識になったからだとも思うのです。

そもそも知らないと選択肢に入ってこないわけだし、選ぶ段階で好印象でないとチョイスしないわけだし。


それにしても、当然と言えば当然ですが、ブレキジット/Brexitの影響はいろいろなところで見られますねぇ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○Brexit/EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/
○最新版! イギリスのスパークリングワイン14選 → http://ricorice.exblog.jp/26299297/
○華やかな場にふさわしいイギリスのスパークリングワイン8選 → http://ricorice.exblog.jp/26250317/
○場を華やかに演出するイギリスのスパークリングワイン8選 → http://ricorice.exblog.jp/25179078/
○イギリスのスーパーマーケットのシャンパーニュ&スパークリングワインを評価する! → http://ricorice.exblog.jp/25998219/
○イギリス産スパークリングワインの売上げはロンドンと生産地が圧倒的! → http://ricorice.exblog.jp/25985571/




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# by ricoricex | 2018-02-09 00:00 | イングリッシュワイン

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な〜んか既視感があるなぁ、と思ったら、
そういえば動きとしては、日本でも同様なんですよね(↓)。


これ、英語で“シュリンクフレーション/shrinkflation”と呼ばれます。
“縮む”を意味する“shrink(シュリンク)”と、は、“インフレ(ーション)”の“flation”を合わせた言葉で、
大量生産される市販のお菓子などが、多くの場合、見た目と値段はそのまま、実質量が減っていることを指したものです。

見た目は変わらないわけですから、一般消費者は一見わからないわけですが、
しょっちゅう食べていたり、逆に数年ぶりに手にとったりすると、その違いに気づくわけで。

このシュリンクフレーション、イギリスでも数年前から起こっておりまして(↓)(まあ、そもそもこの言葉自体が英語の造語なわけですが)、



さらに、今年2018年2月1日(木)、BBCがイギリスでおなじみのおもな市販菓子の重量の変化を数字で発表(↓)。
Biscuits and chocolates take the 'shrinkflation' test
http://www.bbc.com/news/uk-42864685


きっかり4年前、2014年1月と2018年1月のお菓子の重量を比較したもので、その内容は以下のとおりです。

スニッカーズ/Snickers(4本入り)
 232g → 167g(28.1%減)
トブラローネ・ミルクチョコレート/Toblerone Milk Chocolate
 200g → 150g(25.0%減)
ツイックス/Twix Twin Bars(4本入り)
 200g → 160g(20.0%減)
ジャファケーキ/Jaffa Cakes
 150g → 122g(18.7%減)
ホブノブス・ミルクチョコレート/Hobnobs Milk Chcolate Tube
 250g → 205g(18.0%減)
ヨーキー・レーズン&ビスケット/Yorkie Raisin & Biscuit(3個入り)
 160g → 132g(17.5%減)
キットカット・チャンキー/Kitkat Chunky
 48g → 40g(16.7%減)
ヨーキー・ミルクチョコレート/Yorkie Milk Chcolate
 55g → 46g(16.4%減)
ツイックス・ファミリーパック/Twix Funsize(袋入り)
 320g → 275g(14.1%減)
ツイックス/Twix Twin Bars
 58g → 50g(13.8%減)

ヨーキー・レーズン&ビスケット/Yorkie Raisin & Biscuit
 53g → 46g(13.2%減)
マース・ファミリーパック/Mars Funsize(袋入り)
 288g → 250g(13.2%減)
スニッカーズ/Snickers(7本入り)
 336g → 292g(13.1%減)
キットカット・チャンキー・ピーナッツバター/Kitkat Chunky Peanut Butter
 48g → 42g(12.5%減)
スニッカーズ・バイツ/Snickers Bites(袋入り)
 136g → 119g(12.5%減)
トブラローネ・フルーツ&ナッツ/Toblerone Fruit and Nut
 400g → 360g(10.0%減)
トブラローネ・ミルクチョコレート/Toblerone Milk Chocolate
 400g → 360g(10.0%減)
キットカット/Kitkat 4 Finger Bar
 45g → 42g(7.8%減)

ジャファケーキ/Jaffa Cakes(3パック)
 450g → 476g(5.8%増)


こんなに減っているのか! ひどい!という声がきこえてきそうですが、それはいったんおいておいて、と。
同じ商品でもサイズ違いや単品/袋入りによって差があるってのがおもしろい、というか、不思議、というか。
不思議、ってことはなく、そこには確固たる理由があってのことでしょうから、このあたり知りたいですね。

たとえば、単品はニュースエージェントとかコンビニ的なところで手に取る人が多いからあまりあからさまにせず、ファミリーパックみたいなものはかさを減らすとか、
チョコレートと副材料のレーズンやナッツの量の配合を変えて、なるべく重量が変わらないようにしているとか、
策を講じた結果だと思うのです。
もしくは、意外と、実はさほど考えていないの、かな?

ひとつ???なのは、
ジャファケーキは、単体だと量が減っているのに3パックだとむしろ増量している点。
ジャファケーキ(3パック)購入には朗報だけど、この違いはなんなんだ?


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスのチョコレートバー・ランキング → http://ricorice.exblog.jp/24541480/
○イギリスのチョコレートバー・トップ24 → http://ricorice.exblog.jp/23852247/
○イギリスのエリアによってビスケットの好みが違う! → http://ricorice.exblog.jp/26102710/
○ガストロフィジックスがこれからの味覚を創造する → http://ricorice.exblog.jp/23723788/
○ジャファケーキってケーキ? ビスケット? → http://ricorice.exblog.jp/22954872/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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# by ricoricex | 2018-02-08 00:00 | イギリスの食ニュース

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2018年1月25日(木)、
フィッシュ&チップス・アウォーズ
The National Fish & Chips Awards
http://www.fishandchipawards.com/

が、今年で30年目を迎え、
ロイヤル・ランカスター・ロンドン/Royal Lancaster Londonで式典を開催。受賞者が発表されました。

いくつかの部門に分かれているこの賞、主だった部門の受賞リストを以下に紹介します。

<持ち帰り/Shop部門>
○大賞/National Winner
Millers Fish & Chips(ハックスビー、ノース・ヨークシャー)

○2位/2nd Place
Burton Road Chippy(リンカン、リンカンシャー)

○3位/3rd Place
Harbourside Fish & Chips(プリマス、デヴォン)

<イートイン/Restaurant部門>
○大賞/National Winner
The Pelican(バーンステープル、デヴォン)

○次点/Other Finalists
Eric’s Fish & Chips(ソーナム、ノーフォーク)
Poppie’s Fish & Chips(ソーホー、ロンドン)
Something Else Fishy(ミルボーン・ポート、ドーセット)
The Cod's Scallops(ノッティンガム、ノッティンガムシャー)
Trenchers Restaurant(ウィットビー、ノース・ヨークシャー)

<ヘルシー/Healthy Eating部門>
○大賞/National Winner
Fish City(ベルファスト、北アイルランド)

○次点/Other Finalists
Penaluna’s Famous Fish & Chips(ロンザ・カノン・タフ、ウェールズ)
The Dolphin Takeaway(ダンガノン、北アイルランド)

<ニューカマー/Best Newcomer部門>
○大賞/National Winner
Malt and Anchor(サイレンセスター、グロスタシャー)

○次点/Other Finalists
Fish & Chips @ Weston Grove(チェスター、チェシャー)
Quayside. Restaurant & Fish Bar(グードン、スコットランド)


ほかにもサステナブル、マーケティング、サーヴィス、スタッフトレイニング、オペレーション、モバイル、給食(!)など、さまざまな部門賞が設けられています。
給食ってのが、さすが本国ですねぇ(受賞対象は行政機関や学校です)。
フィッシュ・フライディ/Fish Fridayにひっかけた、“Fish & Chip Friday’ – The School Meal Education Award”って部門タイトルもかわいい。

これらの賞、気になる方はオリジナル記事(↓)でご確認を!
http://www.fishandchipawards.com/images/pagebuilder/NFCA2018-WinnersandFinalistBrochure.pdf


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/25406974/
○フィッシュ&チップス・レストラン・ベスト10 for 2017 → http://ricorice.exblog.jp/24780431/
○フィッシュ&チップス・ショップ・ベスト10 for 2017 → http://ricorice.exblog.jp/24776644/
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2016 → http://ricorice.exblog.jp/24166117/
○ フィッシュ&チップスだけじゃない! イギリスのこのエリアではこの魚料理を試したい! → http://ricorice.exblog.jp/25903055/
○ ランチ@ポピーズ/Poppie's(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26325157/



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# by ricoricex | 2018-02-07 00:00 | 賞/アウォード

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私がイギリスのクッカリースクールに在籍していたときに、
「この言葉は大事! ちゃんと覚えておくように」と、くどいほど繰り返され、
また、白くするって何だ?って疑問が頭のなかをぐるぐるしたのが第一印象だったので、
今もしっかり頭に刻まれています。

blanch/ブランチ

フランス語に多少の覚えがあったので、
はは〜ん、白を意味する“blanc/blanche”から来ているのは明白なんだけれど、
果たして、白くするって、どーゆーこと?

てなわけで、レシピの初見では意味がわからなくって、この言葉が登場するレシピ工程の前後からも確信をもって推察できず、
「blanchってフランス語のblanc/blancheから来てるんですよね?」
「もとはね。でも“白”って捉えると、料理の用語としてはわかりにくくなりますよ」
といった会話が展開され、このとき私は飲み込みが鈍く、何度もていねいな説明を求めました。
そのおかげで、今でははっきりと覚えているのですが。


blanchはparboilと言ってもいいかもしれません。
意味は“湯がく” “湯通しする”。そしてその結果として、白くなったり、皮がとれたり。

例をみてみましょう。

(気持ちやわらかくなる程度に)3〜4分湯がく(blanch (slightly soften) for 3 to 4 minutes)
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湯がいて/湯につけて皮をとったアーモンド100g(100g blanched almonds)
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※blanchedはblanchの受け身(受動態)で“湯がかれ(て皮をとられ)た”の意味。


冒頭で、blanchはフランス語のblanc/blancheから来ていると綴りました。
料理学校で口を酸っぱくして言われたのは、この“湯がく” “湯通しする”とが、料理という専門分野での意味合いだからでもあります。
というのも、おそらく一般的には、まさしく“白くする”の使われ方で知られていると思うから。

どういうことか。
たとえばセロリ。たとえばアスパラガス。たとえば長ネギ。
土を覆ったり、日光を遮るカバーをかけたりして、白い部分を多く育てたりますよね。
この“軟白栽培する”ことが、まさしくblanchなのです。


というわけで、料理の世界では、
blanch → 湯がく
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 11:ゆでる・沸騰させる~ → http://ricorice.exblog.jp/24176879/
○英語でレシピを読む! ~工程 12:とろ火にかける~ → http://ricorice.exblog.jp/24195359/
○英語でレシピを読む! ~工程 60:とかす/とける~ → http://ricorice.exblog.jp/26225038/
○英語でレシピを読む! ~工程 61:解凍する~ → http://ricorice.exblog.jp/26237095/
○英語でレシピを読む! ~工程 58:浸す~ → http://ricorice.exblog.jp/26183479/




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# by ricoricex | 2018-02-06 00:00 | 英語でレシピを読む!

今年の冬は寒いですね〜。
みなさま、お変わりないでしょうか。
月初ということで、当ブログの前の月の記事別アクセスランキング、2018年1月によく読まれた記事トップ10をご紹介します。


e0038047_08270360.jpg01. ジェイミー・オリヴァー、6つのレストランを閉鎖へ
その理由はBrexitとされています。ほかにも同じような店が出てきそう
http://ricorice.exblog.jp/25138762/

02. ハロッズの日本撤退は遅かったんじゃないか、って思う
2017年夏で“さようなら”。何年も前に決断してもよかったのになぁ
http://ricorice.exblog.jp/25922946/

e0038047_09432581.jpg03. 新装開店! 「The Great British Bake Off」シリーズ8始まる!
イギリスの超人気テレビ番組の2017年の放送開始に際して
http://ricorice.exblog.jp/26010933/

04. 2017年ロンドンのアフタヌーンティースポット・トップ10
非常にわかりやすい、そして凡庸に映るラインナップではありますが
http://ricorice.exblog.jp/25173571/

e0038047_09390181.jpg05. 「The Great British Bake Off」の新しいジャッジにプリュ・リースか?
2017年から放送局、そして司会&ジャッジが変わりました
http://ricorice.exblog.jp/25364202/

06. 「The Great British Bake Off」シリーズ5終了!
2014年のチャンピオンはこの人!(私の予想は外れました。。。)
http://ricorice.exblog.jp/22459636/

e0038047_09390960.jpg07. <レシピ> パーキン【Parkin】
本来はブラック・トリークルを使う、しっとり食感のイギリスの伝統菓子
http://ricorice.exblog.jp/23824357/

08. ゴールデンシロップ【Golden Syrup】
イギリスの製菓や料理で使うことの多い、ハチミツ、のようなもの
http://ricorice.exblog.jp/13224158/

e0038047_09390576.jpg09. <レシピ> クランペット【Crumpets】
イギリスのもっちりパン(のようなもの)。バターをたっぷりのせて食べます
http://ricorice.exblog.jp/24055864/

10. 人気ベイカー、ポール・ハリウッドへの一問一答
初回から唯一「The Great British Bake Off」に継続出演しているのはこんな人
http://ricorice.exblog.jp/22037113/


相変わらずよく読まれているのが、
1位の“ジェイミー・オリヴァー、6つのレストランを閉鎖へ”と、
2位の“ハロッズの日本撤退は遅かったんじゃないか、って思う”。

e0038047_09391551.jpg1位の“ジェイミー・オリヴァー、6つのレストランを閉鎖へ”は2017年の年明け早々とびこんできたニュースで、その一年後、
今年2018年も年が明けるや否や、さらなる店舗の閉鎖を発表しています(↓)。
ジェイミー・オリヴァー、さらに12つのレストランを閉鎖へ
http://ricorice.exblog.jp/26320388/


ところで、「The Great British Bake Off」関連の記事が、
3位の“新装開店! 「The Great British Bake Off」シリーズ8始まる”、
5.位の“「The Great British Bake Off」の新しいジャッジにプリュ・リースか” 、
6.位の“「The Great British Bake Off」シリーズ5終了!”、
そして10.位の“人気ベイカー、ポール・ハリウッドへの一問一答”と、
4件もエントリーしているのはなぜじゃ〜?

毎年秋に放送されているから今は全然その時期じゃない、始まるタイミングでも終わるタイミングでもない。
しかも、6.位の“「The Great British Bake Off」シリーズ5終了!”なんて、2014年終了時の話だよ〜。

e0038047_09392489.jpg今や人気料理家の仲間入りを果たした、ナディア・フセイン/Nadiya Hussainが優勝した2015年のシリーズ6(↓)なら、まだわかるんだけど。
「The Great British Bake Off」シリーズ6終了!
http://ricorice.exblog.jp/23753687/


う〜ん、不思議だ!
私はテレビをおいていないから分からないのだけれど、ようやく(本当にようやく)日本でも放送してたりすんの?


先月もたくさんの方にアクセス&ご拝読いただきました。
どうもありがとうございます! この場を借りて、お礼申し上げます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○当ブログでよく読まれた記事、2017年12月のトップ10 → http://ricorice.exblog.jp/26248314/
○当ブログでよく読まれた記事、2017年11月のトップ10 → http://ricorice.exblog.jp/26218881/
○当ブログでよく読まれた記事、2017年10月のトップ10 → http://ricorice.exblog.jp/26123418/
○当ブログでよく読まれた記事、2017年9月のトップ10 → http://ricorice.exblog.jp/26066596/
○当ブログでよく読まれた記事、2017年8月のトップ10 → http://ricorice.exblog.jp/26026273/
○当ブログでよく読まれた記事、2017年7月のトップ10 → http://ricorice.exblog.jp/25956319/




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# by ricoricex | 2018-02-05 00:00 | 順位&セレクト