人気ブログランキング |

イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


by ricoricex
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

<   2019年 03月 ( 35 )   > この月の画像一覧



e0038047_13123553.jpg

私にとって押しずしは思い出の味。
木型に入れて押し出し、でんぶなどでトッピングした、小皿に入るサイズのものは幼稚園児から小学校低学年のとき、それ以降は、大きな円型のタッパーウェア(直径30cm、もっとあったかな?)に、バラすしをベースに錦糸卵や細いノリを散らしたもの。

おかずを作る時間がないとき/面倒なときに(お吸い物と簡単な何か)、よく登場しました。あとは人が来たときかな。仲のいい家族同士がよく集まっていたので(発表会の様相を見せるファミリーパーティのような大仰なものでなく、日常の延長で)。
なので、おすしはお祝いごとで、みたいなことをきいたとき、うちでは思いっきりケの料理だったので、びっくりしたものです。

昨今のイギリスでは、すしはますます市民権を得るようになり、くるくる寿司店、テイクアウェイのお店、高級店、スマートカジュアル、がひしめき合っているいるなか、デパートのフードホールや大型スーパーマーケットでは、その場で作ったすしを提供してくれるコーナーができていて(そして、増加傾向にあります)、へ〜っと思ったものでした(↓)。

すしに限らず、ですが、イギリス人と接していて、またイギリスでのレシピを眺めていて思うのは色彩感覚が違うんだな、ってこと。
サーモンやマグロが人気なのは、慣れているから、ってこともありますが、赤い色も大いに関係していると、私は捉えています。

逆にいうと、シンプルなヒラメの握りとか、お醤油で全体が茶色に染まった料理などはアピールしない、ということです。
どこかに差し色を入れるとかしないと。

そんなことを思いながら、また子どもの頃の記憶と、色みのきれいな3色そぼろをヒントに、おすしだってパウンド型を使えばいいじゃない、ってことで、作成したのがこのレシピ。
なじみのある素材だし、これだと、比較的誰にでも親しんでもらえるのではないか、と思っています。

<材料(12×21.5cmのパウンド型1本分/3〜4人分)>
米……1.5合
昆布……約10cm
日本酒……大さじ3
水……適量
サヤエンドウ……10枚
塩……少量
卵……1個
サラダ油……適量

〜〜すし酢〜〜
酢……大さじ3
砂糖……大さじ1 1/2
塩……小さじ1/2

〜〜鶏そぼろ〜〜
鶏挽き肉……100g
日本酒……小さじ1
砂糖……大さじ1
醤油……小さじ2
e0038047_13124215.jpg


<作り方(調理:1時間)>
1. 米をとぎ、昆布と日本酒も入れ、最後に水を通常の1.5合分よりも少なめになるように入れて、炊く。
e0038047_13131528.jpg

2. 鍋に水と塩を少量入れて、沸騰させる。
e0038047_13131587.jpg

3. サヤエンドウはヘタを取る。ボウルに冷水を入れる。
e0038047_13133775.jpg

e0038047_13133758.jpg

e0038047_13133764.jpg

4. 2の湯が沸いたら、3のサヤエンドウを入れ、3分ゆでる。
e0038047_13140260.jpg

e0038047_13140349.jpg

5. 4のサヤエンドウを 3の冷水にあけ、キッチンタオルなどではさんで軽く押さえ、余計な水分をとる。
e0038047_13141559.jpg

e0038047_13141610.jpg

e0038047_13141602.jpg

e0038047_13141677.jpg

6. サヤエンドウのスジを外し、斜め細切りにする。
e0038047_13145139.jpg

e0038047_13145169.jpg

e0038047_13145208.jpg

e0038047_13145251.jpg

7. フライパンにサラダ油を入れて弱火で熱する。卵をときほぐす。
e0038047_13151005.jpg

e0038047_13151158.jpg

e0038047_13151196.jpg

e0038047_13151170.jpg

8. 7のときほぐした卵を1/3量をフライパンに入れ、表面がかわいたら、裏返す。焼き上がったらまな板におく。
e0038047_13154238.jpg

e0038047_13154293.jpg

e0038047_13154304.jpg

e0038047_13154324.jpg

e0038047_13154397.jpg

9. 8を全部で3回行う。
e0038047_13205778.jpg

10. 鶏そぼろの日本酒、砂糖、醤油を混ぜ合わせる。
e0038047_13212634.jpg

e0038047_13212790.jpg

11. 9のフライパンの余計な油をふきとり、中火にかけ、鶏挽き肉を入れる。
e0038047_13214709.jpg

e0038047_13214708.jpg

12. 11の鶏挽き肉を絶えずかき混ぜ、色が変わったら、10を入れる。
e0038047_13220045.jpg

e0038047_13220066.jpg

e0038047_13220108.jpg

e0038047_13220189.jpg

13. 水気がなくなるまで、かき混ぜながら火にかける。
※12と13でかき混ぜながら、なのは、鶏そぼろをぽろぽろにするため。菜箸を6本とか多く使ってもよい。
e0038047_13223225.jpg

e0038047_13223277.jpg

14. 9の薄く焼いた卵を半分に切って、重ねる。
e0038047_13230992.jpg

e0038047_13231091.jpg

15. くるくる巻き、14のカットした面に対して垂直に包丁を入れ、細く切る。
e0038047_13233082.jpg

e0038047_13233111.jpg

e0038047_13233162.jpg

e0038047_13233209.jpg

16. パウンド型にラップを二重に敷く。
※すしがそれなりの重さがあるので、持ちこたえられるようにするため。
e0038047_13234833.jpg

17. すし酢の材料を合わせる。
e0038047_13234876.jpg

18. ごはんが炊き上がったら昆布を外し、ボウルなどに入れ、すし酢を入れ、さっくりと切るように混ぜる。
e0038047_13244037.jpg

e0038047_13244015.jpg

e0038047_13244174.jpg

e0038047_13244102.jpg

e0038047_13244288.jpg

e0038047_13244258.jpg

e0038047_13244299.jpg

e0038047_13244356.jpg

19. 16のパウンド型に、15の細く切った卵を広げ、平らにならす。
e0038047_13252452.jpg

e0038047_13252466.jpg

e0038047_13252408.jpg

e0038047_13252573.jpg

20. 19に18のごはんの1/2量を入れ、表面を平らにしながら押す。
e0038047_13254299.jpg

e0038047_13254209.jpg

e0038047_13254358.jpg

e0038047_13254315.jpg

21. 20に13の鶏そぼろを広げ、平らにならす。
e0038047_13260446.jpg

e0038047_13260584.jpg

e0038047_13260548.jpg

e0038047_13260625.jpg

22. 21に残りのごはんの1/2量を入れ、表面を平らにしながら押す。
e0038047_13262150.jpg

e0038047_13262113.jpg

e0038047_13262264.jpg

e0038047_13262229.jpg

23. すし全体をラップで覆い、30分ほど軽く重石をする。
※パウンド型に水を張って使っているが、タルトスコーンでも豆でも米でもよい。また、パウンド型がなければ、あき牛乳パックを利用するなどするとよい。
e0038047_13263840.jpg

e0038047_13263907.jpg

e0038047_13263900.jpg

24. 23をひっくり返して皿におき、6の細く切ったサヤエンドウを広げる。
e0038047_13270593.jpg

e0038047_13270568.jpg

e0038047_13270525.jpg

e0038047_13270638.jpg

e0038047_13270673.jpg






** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-31 00:00 | イギリス料理・レシピ

e0038047_20145086.jpg

あらかじめ言っておくと、私はザ・スミス/The Smiths・ファンではありません。
モリッシーの粘着質なボーカルは得意じゃないし、それより何よりザ・スミス・ファンがと〜っても苦手。
盲信的ともいえる、熱狂ぶりに引いてしまうんですよね。

でも、歌詞の世界観とジョニー・マーのリリカルな、哀しいほどの繊細で美しいギターにやられてしまったのです。
もっとも、リアルな活動期には、日本にはその情報も音源もほとんど入ってこなくって、ちゃんと整理してCDとして流通したのは1990年代に入ってからの記憶(これは流通の問題もあり、ザ・スミスはインディーズのラフ・トレード/Rough Tradeからレコードを出していたので、リアルタイムでは輸入盤を買うしか手がなかった。そして、ラジオで現地情報として流れたことがたま〜にあったぐらい、か)。

ザ・スミスの活動期間は1982〜1987年。
近年のジョニー・マーは、タイトな音でいいなぁ、なのですが、解散以降のモリッシーは、苦言を呈すしかなくって、そしてそれはますます強まっていて、ザ・スミスの歌の世界で見られた、どうしようもないほどまでのシンパシーは感じない。
それは、モリッシーがあちら側に行ってしまったので、いくら世間のマイノリティーを歌っても、そこにはもうどうしようもないズレがある。

日本でザ・スミス再評価が高まっていても(って、ホントかな? 若者が聞いている、らしい)、モリッシー評価にはならないのは、そりゃそうだろうなぁ、と妙に腑に落ちるのです(↓)。



ともかく、1980年代は世間的にはMTV全盛期だったけれど、それはそれでエンターテイメントといていいな、ってものもあったけれど、私はそこからこぼれてしまうDIY(&反骨)な音にどうしようもなく心を奪われてしまい、それがラフ・トレードだったりファクトリーだったり、チェリー・レッド(エル)だったり、クレピュスキュールだったり。
そうして、ポストカード、53rd & 3rd、クリエイション、サラ、K、サブポップへと広がり、ともあれ、ギターポップというかパワーポップというか、の洗礼を受けまくったのが、ティーンエイジャーから20代の私です。

となると、聖地はマンチェスターでありグラスゴウであり、はっきり言ってガラの悪い、ワーキングクラスの街です。
音楽って、どんなに最先端の音を奏でていても、結局は民俗音楽なんじゃないか、って私は思っていて、それと呼応する部分で、人はバックグラウンドの似通った部分に惹かれるのじゃないか、とも思っていて、私がこういう音にどっぷり浸かってしまったのは、私自身が紛れもないワーキングクラスの出身だから、ってことはおおいに関係あるでしょう。


e0038047_20094594.jpg

e0038047_20103053.jpg

e0038047_12064159.jpg
イギリスに身をおいていると、音楽は娯楽とかではなく、ごくごく身近なものであることがよくわかる。
メディアを中心に、はるか過去のことだけでなく、近年の音楽も事象と照らし合わせて積極的に検証しようとしているのもおもしろい。

音楽に関する、音楽を通じてのエキシビションもイギリスでは多く、そこでは、単に音楽というジャンルの中だけで切り取るのではなく、時代背景とともに社会のなかの事象として、系統立てて示されるから、とても興味深い。
そして、写真展では、カメラマンの作品を展示販売する場でもあり、購入することで、価値あるものとして見なす評価を与え、彼らを直接的にサポートできる場でもあります。
e0038047_20115990.jpg

e0038047_20120473.jpg



There is a Light That Never Goes Out: A photographic celebration of Manchester’s rock-music history


これ、マンチェスターの中央図書館/Central Libraryで2018年10月11日(木)〜2019年2月22日(金)に開催されていた、写真展のタイトル。
冒頭で記した、ザ・スミスの曲名(同時に2年前に起こったマンチェスター・アタックの後、テーマソングのようにもなりました)を冠したこの展示、マッドチェスターの時代を中心に最近までの音楽シーンの写真を展示したもの。
ファクトリー・レーベル、ジョイ・ディビジョン、ニュー・オーダー、ザ・スミス、ザ・ストーン・ローゼズ、ザ・シャーラタンズ、ハッピー・マンデーズ、オアシスetc。
e0038047_20125294.jpg

e0038047_20125656.jpg

e0038047_20132566.jpg

e0038047_20132535.jpg

e0038047_20132595.jpg

e0038047_20132695.jpg

e0038047_20132610.jpg

e0038047_20132673.jpg

e0038047_20132751.jpg


見覚えのある写真も数々あり(日本の雑誌が買い取って掲載したりしてたもの)、リアルタイムで聞いていた当時は、自分がマンチェスターという地で、過去の音楽の記録を眺める、なんてまったく想像していなかったな。
時空や感覚が歪むような不思議な感じ。
背後から耳に入る、このときこうだったああだったという会話を聞くともなく聞いていると、レコード屋をはしごしたり、ラジオや雑誌に身を預けていた、若い頃の自分が目の前に現れて、時代を引き戻されるようで、不思議な感じ。



その翌々日、マンチェスターからグラスゴウに向かう列車の車窓に飛び込んできた建物は、ハシエンダ/The Haçienda。
そう! ここだったんだよね。

マンチェスター・ピカデリー駅を出発し、次の駅、オックスフォード・ロードを過ぎて、ディーンズゲイトに向かう途中の北側、進行方向の右手に現れます。
ハシエンダかつてのファクトリー・レコードの伝説的ヴェニュ(クラブ)は今は、名前は継承しているものの、しゃれた高級(?)アパートメントに。

この変わりように、ようやくバタッと現実に引き戻された感じ。
そりゃそうよ、マンチェスターの街だって、人たちの格好だって、うんと小ぎれいになったもん。

ノスタルジックに浸りはしないけれど、現在は過去の上に成立していて、その延長で未来もある。大転換を図るときもあれば、ゆるやかに変化することもある。

そんなことをつらつらと考えながら、頭に中に鳴り響いたのは、ライトニング・シーズ/Lightning SeedsのChange。
前日にリヴァプールに行ったから?(ライトニング・シーズはリヴァプールで結成されたバンド)。
(歌詞を無視して)曲調だけだと、There is a Light That Never Goes OutよりもThere’s a Light That Never Goes Outって感じかも。

ついでに言うと、There is a Light That Never Goes Outを「絶対に消えない明かりがある」と訳したのは、マンチェスター・アタックに対してならおおいに納得できるけれど、本来のザ・スミスの歌の歌詞の世界は「消えない光があるのなら」ぐらいが妥当じゃない?


sat 27/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○時代がザ・スミスに追いついた! → https://ricorice.exblog.jp/26870821/
○Yellow: A Colour of Revolution/黄色は革命の色 → https://ricorice.exblog.jp/27681158/
○『ビリー・エリオット』と筑豊と → https://ricorice.exblog.jp/21617105/
○ワーキングクラスであること → https://ricorice.exblog.jp/24493961/
○断言する! 村上春樹はノーベル賞を獲れない → https://ricorice.exblog.jp/25393074/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-30 12:00 | 音楽

e0038047_04241238.jpg

多少の波はあるものの、イングリッシュワイン(&ウェルシュワイン)は、質、量とも年々上昇し、右肩上がりを続けています。

現在、イギリスのワイン業界に従事する人は、ブドウ畑で働く人、ワインメーカー、管理などのサポート、セラードアのスタッフなど、すべてひっくるめて2,000人ほど。
これが、次の20年以内に2〜3万人の新しい雇用を生み出す試算がはじき出されました。

ここでキーとなるのはツーリズム。
実際にワインエステイトやヴィンヤードに足を運んでもらい、体験としてのイングリッシュワインに注力する模様。
例えば、ワイナリーツアーとかテイスティングルームとか併設レストランとか宿泊施設とか、そういったものです。

確かに。

私がこれまで訪問したイギリスのワインエステイトでも、「イングリッシュワインの発展にはツーリズムが大事!」と。
その理由を尋ねると、こんな答えが。
イングリッシュワインの生産者はどこも規模が小さい。イギリスで大手といったところで、有するヴィンヤードはオーストラリアの大型ワインエステイトの駐車場レベル。かつ、ニューワールドの毎年ヴィンテージイヤーというほどのブドウの質や収穫は望めない。ということは単純に値段と質を考えると、ニューワールドを購入するでしょう。
でも、自分の国で、もしかしたら、車ですぐのところに、イギリスにも優良なワインエステイトはあるかもしれない。そのことを知って欲しいし、そのためにはワインを五感で楽しむ場が必要。それがワインツーリズムにつながるのです。
加えて、地場、できるだけ近いところの作物でできたものを消費することは、地域の生産者のサポートにもなるし、輸送費も少なくてすむから、環境にもやさしいでしょう」と。

加えて、現在では、ブレキジット(ブレグジット)/Brexitによる見通しの立てづらさから、確実な自国の産業を推し進めたい考えも、そこには見え隠れする、と私は捉えています。

にしても、活躍めざましいとは、まさにイングリッシュワインのことだなぁ。

現在、500以上のヴィンヤード、165を数えるイギリスのワインエステイト。
昨年、2018年は前年比なんと30%増で、1560万ポンドものワインを生産。
アメリカ合衆国、スカンジナビア諸国をはじめ、40カ国にも輸出しています。
ブドウ畑は10年前の60%増で、現在7000エーカー(約2845万3600平方メートル)。
昨年は160万本のブドウの木が新たに植えられ、今年は200万本が加わる予定です。


このニュース、イギリスの料飲メディアの2019年3月21日(木)づけて以下のように伝えています。

The Drinks Business
UK wine industry could create 30,000 new jobs
https://www.thedrinksbusiness.com/2019/03/uk-wine-industry-could-create-30000-new-jobs/


The Morning Advertiser
English wine industry to create up to 30,000 jobs
https://www.morningadvertiser.co.uk/Article/2019/03/21/English-wine-industry-to-create-up-to-30-000-jobs





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○Brexit/EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → https://ricorice.exblog.jp/24481123/
○イギリスでスパークリングワインの消費が増加中(英国産含む) → https://ricorice.exblog.jp/27931513/
○イギリス政府による、自国ワインの消費がますます増加 → https://ricorice.exblog.jp/27708252/
○発展目覚ましいイングリッシュワインの現状はこんな感じ → https://ricorice.exblog.jp/27541695/
○生産者曰く、2018年のイングリッシュワインは期待大! → https://ricorice.exblog.jp/27419996/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-30 00:00 | イングリッシュワイン

e0038047_18030382.jpg

父の日は、イギリスも日本も6月に第3日曜日。今年、2019年は6月16日です。
ですが、母の日は違って、イギリスではイースターまでのレント期間中。
今年、2019年は3月31日です。

でもって、現在ではMother's Dayとも称されますが、イギリスではMothering Sundayと記されます。
このあたり、詳しくはこちらをご参考にどうぞ(↓)。


で、イギリスでは母の日が近い、ということで、それにちなんだ企画もちらほら見られ、これもそんなもののひとつ。
イギリスの新聞、“The Independent”の2019年3月8日(金)づけであったのはこんな記事。

母の日に贈りたいチョコレートはこれ!
10 best Mother's Day chocolate gifts to spoil her with
https://www.independent.co.uk/extras/indybest/mothers-day/best-mothers-day-chocolate-gifts-a6904996.html


選ばれたのは、以下の10のチョコレートです。

01. The Discovery Box(100g/£16.37)@Le Chocolat Alain Ducasse
02. Raspberry champagne truffles(150g/£12.90)@Love Cocoa
03. The whole gang(430g/£20)@Islands Chocolate
04. Chocolate chest of drawers(265g/£15)@Waitrose & Partners
05. Pillow packs(27g/£2.50)@Hotel Chocolat
06. Milk & dark chocolate selection box(450g/£38.95)@Fortnum & Mason
07. Mother’s Day selection boxes(£11)@Chococo
08. The chocolate connoisseur collection(£69)@The Wolseley
09. Neuhaus 25-piece milk collection chocolate box(305g/£27)@Selfridges
10. I love you mum hand painted heart with raspberry thins(200g/£15.95)@The Chocolate Libertine


近年おなじみの定番チョコレートチョップとはちょっと違ったラインナップ!
チョコレート専門店だけでなく、デパートや飲食店のチョコレートからも選ばれていて、チョコレートもタブレット、トリュフ、ボンボンショコラ、大きなハート型にlove you mum(イギリス英語ではmomではなくmum。ただし地方によって違いあり)と書かれたものなどさまざまで、眺めているだけで楽しい。

母の日用もあるけれど、そうでないものもあるので、ギフト選びの参考としてもどうぞ。
ちなみに、選者である“The Independent”のイチオシは、01のLe Chocolat Alain DucasseのThe Discovery Boxです。





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○<イギリス菓子・レシピ> マザリング・バン【Mothering Buns】 → https://ricorice.exblog.jp/27195137/
○ロンドンのチョコレートショップ・ベスト19 → https://ricorice.exblog.jp/26637559/
○エリザベス女王のお気に入りのチョコレートはコレ(らしい) → http://ricorice.exblog.jp/26623787/
○ロンドンでチョコレート・デザートを食べるならここ! → https://ricorice.exblog.jp/27557199/
○よいチョコレートの見分け方 → http://ricorice.exblog.jp/21271797/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-29 00:00 | 順位&セレクト

e0038047_21430165.jpg

記憶というものは忘れてしまうわけではなくって、使用頻度の高いものの順に頭の中で整理されるんだなぁ、とつくづく思う。
20年近くぶりに訪ねたマンチェスターで、以前の記憶が鮮やかにはっきりと浮き上がってきたもの。

2018年秋のイギリス訪問は、私にとっては北紀行も含んでいて、マンチェスター、リヴァプール、国を超えてグラスゴウ、列車で住んでいたことのあるウィガンを通り過ぎ(よくよく思い出せばそのルートなんだけれど、すっかり忘れていた!)、記憶と時間が伸びて縮んで行ったり来たり。

マンチェスターとリヴァプールは近く、列車で1時間もかからない(30分ちょい、かな)。
ロンドンからマンチェスター/リヴァプール、グラスゴウに行くルートにしていたので、マンチェスター/リヴァプールでの宿泊はマンチェスターにして(その方が列車の都合がいい)、リヴァプールへはマンチェスターから日帰りで行くことに。

マンチェスターは他のイギリス(ヨーロッパ、もか)の都市の例に漏れず、街のど真ん中にターミナル駅があるわけではありません。
中心からは少し離れたところにあり、ロンドンだと、ヴィクトリアとかパディントンとかキングス・クロスとかリヴァプール・ストリートとかウォータールーとか、パリもそうですね、モンパルナスとか北とか。
マンチェスターの場合は、2つ(3つ、か?)。
ピカデリーとヴィクトリア。

マンチェスターからリヴァプールに行くには、ピカデリーとヴィクトリア、どちらの駅からも利用できます。
規模でいうと、ピカデリーの方が大きく、こちらがマンチェスターの鉄道の玄関口、になるかな。
ただ、街最大の繁華街には、ヴィクトリア駅の方が近い。
朝だと賑わっている様子は見られないにしても、記憶との照合をしたくなって、リヴァプールへはヴィクトリア駅から向かうことにしました。

ああ、そうだったな、とあれこれ思い出しながら、マンチェスター・アリーナ/Manchester Arenaまで来たら駅はすぐそこ。

マンチェスター・ヴィクトリア駅を利用するのは初めて。
今までバスかマンチェスター・ピカデリー駅の利用だったんだな〜。

e0038047_21305679.jpg
マンチェスターの街中を走るトラム(メトロリンク)の駅もあるけれど、ヴィクトリアは小さい駅でびっくり!
でもって、歴史的建造物じゃない!(知らなかった!)


e0038047_21314825.jpg

e0038047_21320451.jpg
駅に着いたのは8時30分ごろ(っと、時計はまだサマータイムだなぁ。この日の早朝2時にサマータイムが終了したのです)。
まずは古い木造の、味のある窓口でリヴァウールまでも日帰りの切符を購入。
ヴェンダーで買ってもよかったのだけれど、窓口を見たかったので有人で。

この切符の窓口と出口への通路をはさんで向こうに何やら、これまた古い設備があります。
インフォメーションセンターでしょ(この日は日曜だったからか朝早かったからか、お休み)、その並びで向こうに飲食施設が。
e0038047_21324107.jpg

e0038047_21324809.jpg


へぇ〜、と思って眺めると、スターバックス/Starbucksが!
朝ごはん食べてないし、列車の出発まで時間があるし、コーヒー飲んで軽くつまむか。

・パイクロースト(・コーヒー)/Pike Roast £1.85
・シナモンロール/Cinnamon Swirl £2.85
紙コップをお願いしたので(飲み切れなかったら列車で飲もう、ってことで)、プラス5p
e0038047_21332471.jpg


イギリスではプラスティック、紙コップなどの使い捨てを見直す動きが大きくなっており、もともとはテイクアウェイ(持ち帰り)の方が安かったのに、テイクアウェイは使い捨て容器を使うので、その分支払いをする逆転現象が起こっています。

コーヒーやシナモンロールについて今さら言及する必要はないでしょうが
(やっぱり私は、コーヒーの味もメニュも、スターバックスって好みじゃないなぁ(笑))、
このマンチェスター・ヴィクトリア駅のスターバックスは、この建物、佇まいを体験するだけで十分に訪問する価値あり!

マンチェスター・ヴィクトリア駅のスターバックスは、もとはファーストクラス乗客用の休憩室だった模様
(ファーストクラス、ねぇ。。。昔も今もこの国には、何にでもクラス(階級)があるのよねぇ)。

e0038047_21334463.jpg

e0038047_21334859.jpg
店内の天井や壁の意匠、床のタイルも、おそらく当時のまま、でしょう。
お店のスタッフで注文を受けてくれた方は、まだ10代かな、若い男性で、こういう歴史的建造物の中の、今の店舗で働くってどんな気分なんだろう、って思ってしまいました。
いや、イギリスだってヨーロッパだって、日本にもそういうところはあるわけだから、日常の場所であるときって、別段、そんなもん、古いから却って不便も多い、ぐらいなのかもしれない。
e0038047_21341722.jpg



シナモンロールを食べ切ると、紙コップのコーヒー片手に駅のなかをうろうろ。
タイルでできた、ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道の壁画地図を眺めながら、
そういえば鉄道の発祥は、イギリス北部だったな、
客貨両用鉄道の始まりはリバプール・アンド・マンチェスター鉄道だったな、
産業革命、かぁ、
なんて思いを馳せながら。
e0038047_21345651.jpg


っと、ということは、マンチェスター・ヴィクトリア駅の、スターバックスや窓口の古い設備は、駅の開業と同じ1844年に造られたもの、なのかなぁ。
e0038047_21350100.jpg


sun 28/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ケーキ@パティスリー・ヴァレリー/Patisserie Valerie(マンチェスター) → https://ricorice.exblog.jp/27847050/
○コーヒー@ブロンプトン・フード・マーケット/Brompton Food Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27713789/
○コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27456021/
○コーヒー@モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Company(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26008693/
○お茶@ブルーバード・フードストア/The Food Store at Bluebird(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25903912/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-28 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_1822740.jpg

毎年2回、初夏と秋にロンドンで開催されている、食の祭典“Taste of London”。

6月はリージェンツ・パーク/Regent’s Park、11月はタバコ・ドック/Tobacco Dockで行われ、“Taste of London”のニュースを見ると、まるで季節の到来を告げるかのように、本格的な夏に突入だなぁ〜、クリスマスが近づているなぁ〜、と感じてしまいます。

5万人以上を動員する“Taste of London”、
今年2019年初夏の開催は、6月19日(水)〜23日(日)

登場するレストランも発表され、そのラインナップは以下のとおりです
(店名の後の(N)は新しく登場する飲食店です)。

01. Brigadiers + Bar (N)
02. Bao
03. Hoppers
04. Berenjak (N)
05. Claw
06. Sagardi
07. Hutong
08. Delamina
09. Sartoria
10. Burger & Lobster (N)

11. Chotto Matte (N)
12. Indian Accent (N)
13. Kutir (N)
14. Club Gascon
15. Flesh and Buns (N)
16. Mango Tree (N)


実店舗でも人気の店舗があれこれ。これらが一堂に集まり、カジュアルで楽しい、フードフェスティバルです。
この“Taste of London”のチケットはすでに販売中。
ご興味のある方はこちらからどうぞ(↓)。

にしても、食にしろ音楽にしろ、どんなフェスティバルでもそうですが、イギリスのイベントってチャリティがつきものなんですよね(もっというと日常生活の中で、ですが)。
気負いなく、個人のできる範囲でできることができる環境はいいなぁ、と感じます。


情報を得るには、“Taste of London”の公式サイトで十分!な気がしますが、イギリスの飲食メディア“Hot Dinners”の2019年3月14日(木)づけでも以下のように伝えています。
ざっと概要を知るには、こちら(↓)に目を通すのがいいかもしれません。

Taste of London reveals its 2019 line-up
https://www.hot-dinners.com/201903148164/Gastroblog/Latest-news/taste-of-london-reveals-its-2019-line-up





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○キングス・クロスにショッピング・コンプレックス「Coal Drops Yard」が本日オープン! → https://ricorice.exblog.jp/27566522/
○ロンドン、オックスフォード・ストリートのBHSが巨大フードホールに! → https://ricorice.exblog.jp/26445288/
○イタリアのグロッサリー&レストラン、イータリー/Eatalyがロンドンに上陸! → http://ricorice.exblog.jp/26276914/
○ヨーロッパ最大の日本食フードホールが、2018年春ロンドンにオープン! → https://ricorice.exblog.jp/26183478/
○ロンドンのデパート、リバティに新フードホールがオープン! → http://ricorice.exblog.jp/26030400/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-27 00:00 | イギリスの食ニュース

e0038047_07345024.jpg

ずっと同じところにいると、意外と変化に気づかないもの。
ここ数年、私は年に一度2〜3週間ロンドンに行っているのですが、ぱぱっと目につくのは、今までと違うな〜、という部分。

これも、そんなひとつ。
記録に残しておかないと、次の動きになって、記憶からすり抜けてしまう可能性大なので、忘れないうちに。


2018年秋のイギリス滞在でのこと。
「ノリコ、ビッグニュース!」
「何?」
「クロムウェル・ロード(地下鉄の駅でいうと、アールズ・コートとグロスター・ロードの間)のセインズベリー/Sainsbury'sにスシコーナーができるんだ!」
「ヘぇ〜。って今までも売ってたじゃん(私自身は、生ものがさほど好きでないし、よその国に来たら、その国のものを食べたいので、スシや和食に食指が動かないのです)」
「いやいや、キッチンを設置してその場で作ったスシを売るんだよ」
「えっ、そうなの?」

会話にのぼったセインズベリーはイギリスの大手スーパーマーケットのひとつで(ついでに、私がいちばんシンパシーを感じるというか落ち着くのがここ)、クロムウェル・ロードは大型店。
このときは、これからできる、という話で、そうなんだ〜、ぐらいに思っていました。

ところが、です。
スーパーマーケットやデパートのフードホールでそれまではなかった(気づかなかった?)のに、しっかり据えてあるじゃないの、しかもけっこう目立つ場所。
ナイン・エルムズのセインズベリーでしょ、オックスフォード・ストリートにあるデパート、ジョン・ルイス/John Lewisでしょ(仕切っている日本人女性がえらくbossyだったなぁ。。。)、グロスター・ロードの高級スーパーマーケットのウェイトローズ/Waitroseでしょ
(ちなみにジョン・ルイスウェイトローズは同じ系列の会社で、この作りたてのスシを提供するコーナーは“スシ・デイリー/Sushi Daily”として推し進めています)。
e0038047_07345096.jpg

e0038047_07344968.jpg


いやぁ、びっくり!
(っと、ナイン・エルムズのセインズベリーのスシ・コーナーと“スシ・デイリー”は名称こそ違うものの、ロゴとかの色味や色使いは同じ。同じ系列なのかしらん)


ところで、私は裾野を広げ、いうれオーセンティックなもの含めて幅を認識させるには、まずはわかりやすいところから、と思っていて、「こんなのスシじゃない!」の声には大反対。
その土地や風土や人々の嗜好に寄せて変化するのは当然だと思っているから。
そして一見、う〜む、なものもじっくり観察すると、その土地で何が求められているのかがよくわかる。
(日本に真の意味での“オーセンティク”なフランス菓子やタイ料理がないのと同じ。
 “オーセンティク”、それをふまえた上でオリジナルを作ろう、広く普及させようという姿勢は尊敬しています)


日本との圧倒的な違いは色彩感覚、かな。あとはプレゼンテーションというか盛りつけ、というか。
そして、ハッタリでもいいから、その店の哲学とかポリシーとかがあるとなおよろしい。
中食も含めて、外食って、単に食欲を満たすためのものでなく、体験として満足させるものだと思うから(そして、だからこそそこに付加価値がつく)。。

日本の飲食店、企業でも商品でもなんでもいいんだけれど、実はいちばん欠落しているのは哲学というかポリシーというかコンセプトというか、全体を貫く軸というか構成じゃないか、って私は感じています。
細部はあれこれやるけれど、全体を通して見たときに統一感がないというか、しっくりこない、というか、結局、何がやりたいの?ってのが見えてこなくって、いきあたりばったりも多いなぁ、な印象なんですよね。


ええと、なんだっけ。
作りたてのスシ、ね。
これまでもあったテイクアウェイといったい何が違うのか観察するのが、次の渡英での課題です。
e0038047_07344990.jpg





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○日本でおなじみのカレー店、ココイチ(CoCo壱番屋)がロンドンにオープン! → https://ricorice.exblog.jp/27676707/
○ロンドンの高級寿司店、The Arakiのシェフが来春日本に戻る → https://ricorice.exblog.jp/27602094/
○イギリスでの、次なる日本食の目玉はカツカレー? → https://ricorice.exblog.jp/24226785/
○ロンドンでもカツカレーが食べられます! さあ、どこで? → https://ricorice.exblog.jp/24228872/
○イギリス人が考える、日本で試したい食べ物10選 → https://ricorice.exblog.jp/27758943/
○ゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)が次に手がけるはアジアンダイニング! → https://ricorice.exblog.jp/27916801/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-26 00:00 | メニュー

e0038047_07153058.jpg

3月25日はワッフル・デイ/Waffle Day/Våffeldagenです。

っと、私、知らなかったのですが、ワッフル・デイって、スウェーデンの記念日のようですね〜。

そんなわけで、イギリスの飲食メディア“SquareMeal”の2019年3月20日(水)づけであったのはこんな記事。

ロンドンでワッフルを食べるなら、この11軒
Where to eat delicious waffles in London
https://www.squaremeal.co.uk/restaurants/best-for/waffle-restaurants-in-London_9009


選ばれたのは以下のお店です。

<高級ワッフル/Posh waffles>
01. 34 Mayfair(メイフェア)
02. Berners Tavern(ブルームズベリー)
03. Duck & Waffle(シティ)

<カジュアル・ワッフル/Casual waffles>
04. The Breakfast Club(ホクストン、ほかロンドン各所)
05. Holborn Dining Room(ホルボーン)
06. The Modern Pantry(クラーケンウェル)
07. Oslo(ハックニー)

<チキン・ワッフル/Chicken waffles>
08. Dirty Bones(カーナビー、ケンジントン、オックスフォード、ショーディッチ、ソーホー)
09. Foxlow(バーラム、クラーケンウェル、ソーホー)
10. Hotbox(ショーディッチ)
11. Red Rooster(ショーディッチ)


ワッフルは甘いだけでなく、食事としても、ってのは認識していたけれど、その場合、チキンと合わせるってのが定番だったのか!
初めて知った!
当たり前だけれど、世の中、知らないことだらけだなぁ。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○イギリスのベストなパイはこれ! → https://ricorice.exblog.jp/28000500/
○ロンドンでパンケーキを食べるなら、この15軒 → https://ricorice.exblog.jp/27979899/
○シーズン到来! ミンス・パイをロンドンの飲食店で食べるなら → https://ricorice.exblog.jp/27675199/
○思わず目を引く、ロンドンのシュークリーム8選 → https://ricorice.exblog.jp/27099410/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-25 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店)

e0038047_08020055.jpg

イギリスの寒い時期の料理の定番に、カリフラワー・チーズがあります(↓)。

これ、要は、カリフラワーのチーズグラタン。

カリフラワー・チーズをアレンジしたのが、このブロッコリー・クランブルです。
カリフラワーではなく、ブロッコリーを使い、チーズは、粉チーズにおきかえ、トッピングに利用。
このときパン粉とバターを合わせ、ザクザクの香ばしい食感のクランブルにすることで、中のとろりとしたベシャメルソースとやわらかいブロッコリーの、よいアクセントになります。

少しコクを加えたいので、ベシャメルソースはチキンブイヨンをプラスしました。
よりあっさりが好みだったり、手元になかったりしたら省いても構いません。
また、アンチョビフィレを粗みじん切りにして加えると風味が増しますし、小エビを加えてボリューム感を出してもいいかな、と思います。

ブロッコリーは水気を切って使うのがポイント。
そうしないと、べちょっとした底面、そう、soggy bottomになってしまいます。

<材料(2人分)>
ブロッコリー……300g(約1株)

〜〜ベシャメルソース〜〜
牛乳……200ml
バター……16g
薄力粉……16g
チキンブイヨン……1/2個
塩・コショウ……適量

〜〜クランブル〜〜
パン粉……大さじ3
粉チーズ……大さじ2
バター……10g
e0038047_07263929.jpg


<作り方(調理:30分 オーブン:25分)>
下準備
*耐熱皿にバターを塗っておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
e0038047_07270175.jpg

e0038047_07270146.jpg


1. 鍋に水と塩を少量入れて、沸騰させる。
e0038047_07261207.jpg

2. ブロッコリーは小房に分ける。
※ブロッコリーは茎も食べられるので皮をむいて、適当な大きさに切る。
e0038047_07273097.jpg

e0038047_07273047.jpg

e0038047_07273016.jpg

e0038047_07273138.jpg

e0038047_07273104.jpg

e0038047_07273198.jpg

3. 1の湯が沸いたら、2のブロッコリーを入れて、2分ゆでる。
e0038047_07275583.jpg

e0038047_07275522.jpg

4. コランダーにあけて湯を切り、皿などでカバーをしておく。
※こうすることでブロッコリーを冷めにくくする。
e0038047_07280784.jpg

e0038047_07280834.jpg

5. ベシャメルソースを作る。牛乳を電子レンジなどで温める。
6. 鍋にバターを入れてやや弱めの中火にかけてとかし、薄力粉を加え、約1分かき混ぜる。
e0038047_07282972.jpg

e0038047_07282978.jpg

e0038047_07282930.jpg

e0038047_07283072.jpg

e0038047_07283048.jpg

e0038047_07283016.jpg

7. 6をかき混ぜながら、5の牛乳を少しずつ入れる。
※牛乳は最初は少しずつ注ぎ、ある程度ゆるみが出てきたら、玉じゃくし1杯ずつぐらいを入れる。
e0038047_07290314.jpg

e0038047_07290478.jpg

e0038047_07290435.jpg

e0038047_07290486.jpg

e0038047_07290469.jpg

e0038047_07290507.jpg

e0038047_07301551.jpg

e0038047_07301610.jpg

e0038047_07301613.jpg

e0038047_07301765.jpg

e0038047_07301743.jpg

8. 牛乳を全部入れたら、チキンブイヨンも加え、かき混ぜながら約1分弱火にかける。
e0038047_07304134.jpg

e0038047_07304231.jpg

9. 火から下ろし、塩・コショウで味を調える。
※火からおろすとき熱があるのでゆるいように感じられるが、冷めたらとろみが十分に出るので、この時点ではとろみがついたなと分かるぐらいでOK。
e0038047_07310221.jpg

e0038047_07310287.jpg

e0038047_07310293.jpg

10. クランブルを作る。バターを小さくカットする(1cm角より小さいとよい)。
e0038047_07312373.jpg

e0038047_07312461.jpg

11. パン粉、粉チーズ、10の小さくカットしたバターを混ぜ合わせる。
e0038047_07313560.jpg

e0038047_07313567.jpg

e0038047_07313654.jpg

12. 4のブロッコリーを準備しておいた耐熱皿に入れる。
e0038047_07315618.jpg

13. 9のベシャメルソースを回しかける。
e0038047_07321175.jpg

e0038047_07321173.jpg

14. 11のクランブルを表面にふりかけ、表面を軽くならす。
※表面をならすときはあくまで軽く。ぎゅっと押さえつけないようにすること。
e0038047_07343981.jpg

e0038047_07344026.jpg

15. 180℃のオーブンで約25分、表面がこんがりきつね色になるまで焼く。
e0038047_07345359.jpg

e0038047_07345347.jpg






** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-24 00:00 | イギリス料理・レシピ

e0038047_15074624.jpg

フットボール(サッカー)の聖地として、または大型コンサート会場として知られる、ロンドン北西部にあるウェンブリー・スタジアム/Wembley Stadium
スタジアムに架かる放物線を描いたようなブリッジが印象的な建物で、これが目立つ!
私の場合、飛行機でロンドン・ヒースロー空港に入るとき、上空からこのウェンブリー・スタジアムが見えたら、あ〜、ロンドンの中心部に近づいているなぁ、と感じるスポットでもあります(毎回じゃないけど)。

このウェンブリー・スタジアム近くにウェンブリー・パーク/Wembley Parkに、バラ(ボロー)・マーケット/Borough Marketを拠点に勢いを増している、ロンドンの人気ベーカリーのひとつ、ブレッド・アヘッド/Bread Aheadが、今秋、2019年秋にオープン!というニュースが!

ブレッド・アヘッド公式サイト

ウェンブリー・パーク公式サイト(2019年3月19日(火))



ブレッド・アヘッドバラ(ボロー)・マーケットに2013年オープン。現在、チェルシーとソーホーにも店舗を構えます。
ウェンブリー店は、11,000平方フィート(約1022平方メートル)、220人もを収容できる、ガラス張りの建物の大型店となるようです。
イートピンスペースが充実することから、パンはもちろん、デザート、朝食、サワードウ・ピザ、食事メニューぞれぞれで、新しくお目見えするアイテムも登場するとあって、期待大!

サワードウ生地を使ったピザは、近年ロンドンでは新定番となっていますが、そもそもブレッド・アヘッドはサワードウ・ブレッドで評判を得て、その後、ドーナッツがヒット商品となり、これらに並行してお店が大きくなっていったので、妙に納得!です。

また、ウェンブリー店ではベーカリー・スクールも併設。
ベーカリー・スクールは、2014年2月にバラ(ボロー)・マーケットに開設し、
(このニュースを知って、さすがにすぐには飛んでいけなかったものの、何とか半年後に参加(↓))


チェルシー店にもベーカリー・スクールがありますから、ウェンブリーは同店3軒目のベーカリー・スクールを有する店舗となります。


自分が、ここはいける!絶対にいける!と確信を持ったお店が、ニュースを見聞きするたびに大きくなっている様子は、自分の判断が間違っていなかったように思えることもあって、なんだかうれしい。
イギリス、特にロンドンの飲食業界は、開店する店舗は多いけれど、閉店も相次いでいます。
特に閉店は、“賃料の高騰”“スタッフ不足”が原因で、これらの原因のひとつでもあり、見通しの立てづらさを引き起こしているブレキジット(ブレグジット)/Brexitが大きく影響しています。

そんな中、今回のブレッド・アヘッドの大型店オープンのニュースは、景気づけというか、一種の安心材料にも感じられますねぇ。

このニュース、イギリスの飲食メディアでは2019年3月19日(火)&20日(水)づけで以下のように伝えています(公式サイトと差異はありませんが、一応)。

Big Hospitality
Bread Ahead to open huge site in Wembley Park
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2019/03/19/Bread-Ahead-to-open-in-Wembley-Park


British Baker
Bread Ahead set to open school and restaurant site
https://bakeryinfo.co.uk/news/fullstory.php/aid/20919/Bread_Ahead_set_to_open_school_and_restaurant_site.html


Eater London
Big-Deal Bakery Brings Doughnuts and Sourdough to Wembley Park
https://london.eater.com/2019/3/19/18272346/bread-ahead-bakery-london-wembley-park-sourdough


Hot Dinners
Bread Ahead is opening a huge restaurant, bakery and school in Wembley
https://www.hot-dinners.com/201903208188/Gastroblog/Latest-news/bread-ahead-wembley-bakery-school-restaurant





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンでパン作りを習う@ブレッド・アヘッド/Bread Ahead → https://ricorice.exblog.jp/26043413/
○ドーナッツ@ブレッド・アヘッド/Bread Ahead(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25828940/
○ロンドンのレストランの閉業、ここ28年で最多に! → https://ricorice.exblog.jp/27611825/
○セント・ジョンがベーカリーを強化へ!(ロンドン中心部にベーカリー開業!) → https://ricorice.exblog.jp/27263965/
○Brexit/EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → https://ricorice.exblog.jp/24481123/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス

by ricoricex | 2019-03-23 00:00 | イギリスの食ニュース