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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<   2018年 04月 ( 34 )   > この月の画像一覧



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ようやくお知らせできる日がきました!
『グラス・スイーツ・バリエーション』
2018年5月8日、GW明けについにお目見えです!(エリア、書店により異なります)

グラス・スイーツとはアイスクリームやソルベをメインにデザートに仕上げたもの。
プロの技術でパフェ/ヴェリーヌを進化させたグラス・スイーツの本です。
(そう、グラス・スイーツのグラスとは、器のglassと、アイスクリームのglacéをかけています)
冷たいデザートがますます恋しくなるこれからの季節にぴったりの1冊です。

『グラス・スイーツ・バリエーション』で私は、制作指揮/編集統括として仕事をしました。
冷涼感ある風通しのよいデザインを心掛け、テキストは最小限に抑えました。
ついつい、あれもこれも入れたくなるところを、ぐっとガマン。
これ、私にとって実験的な挑戦でした。

以前、『アントルメ・グラッセの技法』で監修をお願いしたのも、『グラス・スイーツ・バリエーション』と同じく、
横浜・たまプラーザの洋菓子店「ベルグの4月」。
http://www.bergue.jp/

監修いただいたシェフは代替わりし、
『グラス・スイーツ・バリエーション』では、
現在のシェフパティシエである山内敦生さんが80ものレシピを考えてくださり、加えてコツもご教示くださいました。

実は、『アントルメ・グラッセの技法』制作時に
『グラス・スイーツ・バリエーション』のベースとなる企画を思いつき、提案。
それから8年かかって、ようやく実現させることができました。感慨もひとしおです。


『グラス・スイーツ・バリエーション』は書店での販売はもう少し先ですが、もちろん予約可能。Amazonなど、オンラインでも予約受付けを開始しております。
ぜひ、お手にとってご覧ください。

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by ricoricex | 2018-04-30 12:00 | お知らせ | Trackback

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第一報を聞いたとき、とても意外な気がしました。
え〜っ、英国王室御用達を得たイングリッシュワインって今までなかったんだ〜!

イングリッシュワイン初の王室御用達となったのは、
1989年創業、イングランド南西部、コーンウォールはボドミンを拠点とするワインエステイト、
キャメル・ヴァレー/Camel Valley
https://www.camelvalley.com/

2018年3月29日(木)にイギリスの料飲メディアでは以下のように伝えています。

English Wine Producers
Camel Valley Becomes the First English Wine to be Granted Royal Warrant
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/camel-valley-becomes-the-first-english-wine-to-be-granted-royal-warrant/


The Drinks Business
Camel Valley first English Wine to Get Royal Warrant
https://www.thedrinksbusiness.com/2018/03/camel-valley-first-english-wine-to-get-royal-warrant/



英国王室御用達、英語ではロイヤル・ワラント/Royal Warrantとは、
王室への納入を許可されたお店や企業に対しての令状のこと。

英国王室御用達は王室全体としてではなく、
エリザベス女王(エリザベス2世)、フィリップ王配(エディンバラ公)、チャールズ皇太子(ウェールズ公)、
この王室メンバー3人それぞれが個々の店舗や企業に対して、与えることができます。
ということは、ひとつの店舗や企業で最大3つの英国王室御用達を有する、ってこともあるわけです。
キャメル・ヴァレーの場合は、チャールズ皇太子から英国王室御用達が授けられました。

王室御用達×イングリッシュワインについて、私が思いをめぐらしたことはなかったのですが、確かに、キャメル・ヴァレーはイングランドのトップ・ワインエステイトのひとつであることは間違いないのだけれど、
こういうものに最初に選ばれるのは、ナイティンバー/Nyetimberリッジヴュー/Ridgeview
(“シャンパーニュの模倣”“人気とりワイン”という声もありますが、
 イングリッシュワインが現在のように広く知られるようになったのは、
 この2大ワインエステイトが牽引役であり大きく貢献しているのは疑いの余地のないところです。
 実際、10年ほど前から私が現地のワインエステイトを訪問するようになり、
 まずは知っておく/見ておくワインエステイトとしてして
 現地のワインのプロフェッショナルが推薦されるなかにこの2つは必ずあるわけでして)、

もしくはちょっとひねった(?)ところで、2018年5月のハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルの結婚式に登場するであろうとオッズの高い(それだけが理由ではないけれど)、
チャペル・ダウン/Chapel Downあたり(↓)が妥当な感じがするので、
ちょっと意外に感じました、私。


そこで、あっ!と思い当たったのが、チャールズ皇太子の妻、カミラの称号はDuchess of Cornwall、そうコーンウォール公爵夫人なんですね。
なんで、イベントに来賓として出席するなど、コーンウォールでのイングリッシュワイン関連の仕事に携わっています(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/25942644/

なので、コーンウォールのワインエステイトのキャメル・ヴァレーを懇意にしていて、
そこからチャールズ皇太子がキャメル・ヴァレーに対して王室御用達を与えても、なんらおかしくない、のです。


ところで、当ブログで伝え忘れていましたが、キャメル・ヴァレーは、昨年2017年に、これまたイングリッシュワイン初の、PDOに認証されています。


PDO(Protected Designation Origin)は、EUにおける原産地名保護/保護原産地呼称のことで、産地の製品と結びつきを重視した認証システムです。
有名なところでは、フランスのスパークリングワインの“シャンパーニュ”、イタリアのチーズの“パルミジャーノ・ レッジャーノ”がPDOに認証されています。


話を戻して、っと。
最後になりましたが、英国王室御用達/ロイヤル・ワラントの公式サイトによるキャメル・ヴァレーの紹介はこちらです(↓)。

~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○売り切れ必至! 正真正銘、女王陛下の英スパークリングワイン → http://ricorice.exblog.jp/25251854/
○英王室とイングリッシュワイン → http://ricorice.exblog.jp/22969516/
○スペイン国王両陛下を迎えての晩餐会で登場したワインはこれ! → https://ricorice.exblog.jp/25942644/
○ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるのはここ! → https://ricorice.exblog.jp/27095229/




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by ricoricex | 2018-04-30 00:00 | イングリッシュワイン | Trackback

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以前にご紹介した、イギリス人の好きなクラシックケーキのひとつ、レモン・ドリズル・ケーキ
その際は、トレイベイクで焼いて四角く切ったものでしたが、
同じ材料で、パウンド型、つまりローフ・スタイルにしたのがこれ。

同じものを、焼く型を変えて、と言ってしまえばそれまでですが、
見た目も、焼くときの熱の入り方と時間で食感も若干変わってきます。
(そもそも、イギリスでレモン・ドリズル・ケーキというときは、
 このパウンド型で焼いたタイプをもっともよく見るのですが、
 パウンド型で焼くとなると、なんとなく決心のようなものが必要になるように思えたので、
 より親しみやすいトレイベイクを先に出したわけです)

焼きっぱなしでアイシングをかけただけだと芸がないので、
レモンピールをスライスしてのせています。
ケーキにアイシングを吸わせて、しっかりなじませた方がよいので、
作ってすぐではなく、一晩おくとよりおいしく食べられます。

<材料(12×21.5cmのパウンド型1本分)>
薄力粉……175g
ベーキングパウダー……小さじ1 1/2
バター……90g
三温糖……150g
卵……2個
牛乳……大さじ6
レモンの皮をおろしたもの……1個分
レモンピール……10g

〜〜アイシング〜〜
レモン汁……1個分(大さじ3)
三温糖……80g
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<作り方(調理:40分 オーブン:40〜50分)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にバターを塗り、クッキングシートを敷いておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
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1. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、2〜3度ふるう。卵をときほぐす。レモンの皮をおろす。
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2. バターと三温糖をよくかき混ぜる。
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3. 2に1のふるった薄力粉とベーキングパウダーを少し入れ軽く混ぜ、卵を2〜3回に分けて入れ、混ぜる。
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4. 残りの薄力粉とベーキングパウダーを入れてざっくり混ぜる。
※粉っぽさが残っているぐらいでよい。
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5. 牛乳とレモンの皮をおろしたものを加えて混ぜる。
※このときポタッと落ち、とろみのある生地であればOK。
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6. 5の生地のパウンド型に入れ、180℃のオーブンで40〜50分焼く。
※生地をケーキ型に入れたあと、平面をならし、中央をくぼませる。
※途中、表面が焦げそうになったら(匂いがする)、アルミホイルで覆う。
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7. ケーキを焼く間にレモンを半分に切ってレモン汁をしぼり、三温糖を加えてよくかき混ぜる。レモンピールを薄く切る。
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8. ケーキが焼けたら、ケーキが熱いうちに7のアイシング半量を塗る。
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9. 型から外し、網の上におき、残りのアイシングを塗る。
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10. 7のレモンピールを表面に飾る。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2018-04-29 00:00 | イギリス菓子・レシピ | Trackback

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だからぁ、時代はイースト(東)と言われて久しいけれど、私は西っ子なんだってばぁ。
なので、ほかで代替のできない、明らかな目的がない場合以外は、
ロンドンの西をうろうろして、ロンドンの西でいろいろ済ませてしまう、という、ね。

この日は土曜日で、午後の早い時間にスローン・スクエアで友人と落ち合うことになっていたので、
だったら、と午前中に出かけ、ぶらぶら。
あれやこれやいろいろチェックしていたら、あっと言う間にランチタイムになり、
かといってもう少しあれこれ見て回りたかったので、
飲食店に入ってのんびりランチタイムはできなさそう。

やむなし。
キングス・ロードを西に向かって、プレタ・マンジェ/Pret a Manger(サンドイッチ・カフェチェーン)にでも入るか、
それかM&S(スーパーマーケット)で何か買って食べようかなぁ、
なんて歩き出したら、フードマーケットに遭遇!

あっ、そうか! 今日は土曜日だ!
デューク・オブ・ヨーク・スクウェア/Duke of York Squareでストリートフードマーケット、ファインフード・マーケット/Duke of York Square Fine Food Market(またの名は、パートリッジズ・フードマーケット/Partridges Food Market)が立つ日だ!
http://www.dukeofyorksquare.com/food-and-dining/categories/fine-food-market
https://www.partridges.co.uk/foodmarket/

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場所を具体的に言うと、スローン・スクエア駅を背にキングス・ロードを西に向かって歩くこと数分、
右手にショッピング&レストランが集まったスポットがあり、サアチ・ギャラリー/Saatchi Galleryがあり、ちょっと間をあけてパートリッジズ/Partridgesという高級スーパーマーケットがあり、
このパートリッジズの向かいにちょっとしたスペースがあり、ここがデューク・オブ・ヨーク・スクウェア
毎週土曜日の10時から16時までフードマーケットが立つ、ってわけです。
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2005年10月29日(土)に始まったこのマーケット、当初は15ほどのだった出店ストールは、今は約70。
乳製品とか精肉とか魚介類とかジャムとかの食品、パンやケーキ、コーヒーやカクテルなどの飲み物もありますが、
開催時間がランチタイムをはさむこともあり、ストリートフードが多い。
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ひととおりならして、ここ!と私が目星をつけたのは、
Rainforest Creationsというカリビアンフードをベースにした野菜たっぷりのオーガニック、そしてカラフルでボリューミーなロティのラップ(ロールというか、巻いたもの、ってこと)。
(私はオーガニック信者ではないけれど、チョイスがあれば選んじゃうな〜。
 仙人のような色味の乏しい質素なZenスタイルは苦手で、
 見た目が楽しく、食べごたえのあるものが、非常に好み!)
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コーンミール、レンズ豆、全粒粉を使ったロティのラップは全部で4種類。
どのラップにも自家製フムスがたっぷり塗られます。
私が選んだのは、レンズ豆バーガーのロティ/Lentil Burger Roti £5。
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色とりどりのたっぷりの野菜とコールスロー、ほんのり辛さのあるカリビアンなソース、
握りこぶしほどの大きさのレンズ豆のパティ(日本ではバーガーではなくパティの方がとおりがいいかと。そして、ファラフェルと呼んだ方がいいかも)を半分に割って軽くつぶしたものがフィリング。
手にとるとずしっと重く、これらのフィリングが均一に入っていないので、
食べるたびに味や食感が変わって、食べ飽きない。
レンズ豆のパティたっぷりなので、食べごたえも充分!です。
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もともとモダン中近東ものが好きな私。
カリビアン色があくまでほんのり、むしろカラフル・オーガニックが強く、
ファラフェルを思わせる豆のパティがあったりで、包むのがピタパンではないものの、
中近東のストリートフードを思わせる、この一品、
どストライクでした。
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sat 11/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○モルトビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26209327/
○ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25919385/
○ランチ@ホワイトクロス・ストリートフード・マーケット/Whitecross Street Food Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25549377/
○ストリートフード@リアルフードマーケット・アット・ザ・サウスバンクセンター(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22560842/
○週末のお出かけに! ロンドンのサタデー・マーケット → http://ricorice.exblog.jp/23421394/




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by ricoricex | 2018-04-28 00:00 | イギリスのグルメ店レポート | Trackback

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日本でも知られているイギリスのシェフのひとり、といえば、ゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)/Gordon Ramsay
Fワードを連発、罵倒、叱咤激励、でも子どもには寄り添う、
そんな物言いがテレビと相性がよく、冠番組をはじめ、テレビ出演も多い。

レストランとしては、ロンドンに14軒、グループ全体としては33軒をえます。
トータルで7つのミシュランの星を有しているように、
ファインダイニングのイメージが強い。

私自身は、、ゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)は料理人やレストラン経営(これはよくわからない)もだけれど、
圧倒的にすぐれているのは、人の見極め、じゃないか、って思っています。
それが証拠に、名だたるシェフが彼のレストランで腕をふるい、
そのときから料理の評価とともに彼らの名声を獲得し、独立する、ってパターンを幾度となくみてきたから。

もっともゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)が擁する飲食店には高級フランス料理店だけでなく、
ガストロパブやアジアンフュージョンといったスマートカジュアルな店もあるけれど、
まさか、こういうお店を出すとは思わなかったなぁ。

というのも、ゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)が 2018年4月17日(火)にオープンした最新の飲食店は、“ピザ食べ放題店”
その名もStrret Pizza

場所は、ロンドン中心部のセント・ポール。
One New Changeという複合ビルの中、
以前からあったカジュアルダイニングのひとつ、Bread Street Kitchenの中に登場させました。

内容は、というと、
£15で、以下の5種類のナポリスタイルから自由に選べ、好きなだけ食べられるスタイル(スライスして提供)。
・マルガリータ
・ペパロニ(スパイシーなサラミ)
・ナスと松の実とトマト(ヴィーガン向け)
・コーンとチョリソー
・本日のピザ

“ピザに小難しいことは要らない”とはゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)の弁。
シンプルな内容で勝負の、ようです。

オリーブやナッツ、サラダなどのサイドメニューは£5程度かそれ以下。
デザートやドリンクも揃え、当然これらも料金別途。
夕方からはDJも入り、わいわいがやがや、賑やかそう。

確かに、昨今のロンドンでは自家製ピザを提供する店、専門店も多く見られるようになり、
そこにフランス料理畑のゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)も、
しかも食べ放題で参戦するとは、ほんと思わなかったなぁ。
いやぁ〜。自分の頭のかたさを思い知らされたっす。


このピザ店、Strret Pizzaのオープンに合わせるかのように、
この店のヴィーガン向けピザの写真と一緒に、ヴィーガン・ダイエットに挑戦しようと思っている、みたいなことをツイートし、
ダイエットについてはどこまで本気かわかりませんが(笑)、
商魂たくましいところも見せたりして(↓)。



このゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)のピザ店、Strret Pizzaオープンのニュース、
イギリスの飲食メディアは以下のように伝えています。

Big Hospitality
Gordon Ramsay Restaurant Group launches bottomless pizza restaurant
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/04/17/Gordon-Ramsay-Restaurant-Group-launches-bottomless-pizza-restaurant


London Eater
Gordon Ramsay Introduces ‘Bottomless Pizza’ at His Restaurant in St Paul’s
https://london.eater.com/2018/4/18/17251032/gordon-ramsay-bottomless-pizza-bread-street-kitchen-st-pauls



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ブリティッシュ・エアウェイズの機内安全ビデオにゴードン・ラムジィらが登場! → https://ricorice.exblog.jp/25925394/
○exゴードン・ラムジィのヘッドシェフ、ノッティング・ヒルに自身の店舗をオープン! → http://ricorice.exblog.jp/25184272/
○ゴードン・ラムジィ【Gordon Ramsay】 → http://ricorice.exblog.jp/3633463/
○イギリスの女性料理人16人が選ぶ“私の好きな食材” → https://ricorice.exblog.jp/23718769/




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by ricoricex | 2018-04-27 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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ロンドンの情報メディア、“Time Out ”の2018年4月18日(水)づけであったのはこんな記事。
夏到来! ロンドンで屋外スペースのあるパブ49選
London's best beer gardens
https://www.timeout.com/london/bars-pubs/londons-best-beer-gardens


選ばれたパブは以下のとおりです。

<ロンドン北部>
01. The Albion(バーンズバリー)
02. Alwyne Castle(キャノンバリー)
03. The Axe(ストーク・ニューイントン)
04. Canonbury(キャノンバリー)
05. Earl of Essex(イズリントン)
06. The Edinboro Castle(カムデン・タウン)
07. Faltering Fullback(フィンズベリー・パーク)
08. Garden Gate(ハムステッド)
09. Junction Tavern(ケンティッシュ・タウン)
10. Spaniards Inn(ハムステッド)

11. Stag(ゴスペル・オーク)
12. White Hart(ストーク・ニューイントン)

<ロンドン東部>
13. Crooked Billet(アッパー・クラプトン)
14. Crown & Shuttle(ショーディッチ)
15. The Leyton Star(レイトン)
16. People's Park Tavern(サウス・ハックニー)
17. Prospect of Whitby(ワッピング)
18. Pub on the Park(ハックニー)
19. Scolt Head(ディ・ボーヴォワール・タウン)
20. Water Poet(スピタルフィールズ)
21. Chesham Arms(ハックニー)
22. Green Goose(ボウ)

23. Nags Head(ウォルサムストウ)

<ロンドン南部>
24. Avalon(バーラム)
25. The Castle(トゥーティング)
26. The Crown & Greyhound(ダリッジ・ヴィレッジ)
27. Dolphin(ロウワー・シデナム)
28. Florence(ハーン・ヒル)
29. Four Thieves(クラパム・ジャンクション)
30. Guildford Arms(グリニッジ)
31. Leather Bottle(サマーズタウン)
32. Magic Garden Pub(バターシー)
33. County Arms(ワンズワース)

34. Rosendale(ウェスト・ダリッジ)
35. Rye(ナンヘッド)
36. Ship(ワンズワース)
37. Devonshire(バーラム)
38. Tulse Hill Hotel(タルス・ヒル)

<ロンドン西部>
39. Crabtree(フラム)
40. Eagle(シェパーズ・ブッシュ)
41. The Prince(ウェスト・ケンジントン)
42. Old Ship(レイヴンズコート・パーク)
43. Stein's(リッチモンド)
44. White Horse(パーソンズ・グリーン)
45. White Swan(トゥイッケナム)
46. Drayton Court(ウェスト・イーリング)
47. Swan(アクトン・グリーン)
48. The Union Tavern(メイダ・ヒル)

49. Windsor Castle(ウェスト・ケンジントン)


なんせ一気に暑くなって、夏到来!な様相。
屋外スペースのあるパブで、天気のいい日の昼下がりにパイントグラスを片手に過ごす、ってのは、
この世の天国じゃ〜!な気分なわけでして。
そんなパブをピックアップしたのが、このリストです。

ところで、このこちらのオリジナル記事のタイトルは、
“London's best beer gardens”
で、そのまま訳すと、“ロンドンのベスト・ビアガーデン”。
でも、日本でいうビアガーデンはイギリスには存在せず、
ここでいう“ビアガーデン”とは、庭のある、屋外スペースがある、といったところ、です。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンで飲みたいフローズンカクテル7選 → https://ricorice.exblog.jp/25998214/
○「Daily Telegragh」が選ぶロンドンの屋上バー・ベスト10 → https://ricorice.exblog.jp/25938440/
○川べりのパブで1杯! ロンドンでおすすめの5軒 → https://ricorice.exblog.jp/25908355/
○ロンドンでこの夏試したい、テラス席のある店10選 → https://ricorice.exblog.jp/25872684/




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by ricoricex | 2018-04-26 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店) | Trackback

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コスタ/Costaコーヒー・リパブリック/Coffee Republicカフェ・ネロ/Caffè Neroスターバックス/Starbucksプレタ・マンジェ/Pret a Manger。。。
このあたりがイギリスで大きく展開しているコーヒーチェーン(プレタ・マンジェは、サンドイッチがメイン、ですが)といったところでしょうか。

私がもっともよく利用するのは、イギリス国内に2,400近くの店舗を構える、業界最大手のコスタ
持ち帰りを利用することは滅多になく、ひたすら店内利用で、
ラップトップを持ち込んで作業をしたり、新聞や雑誌を読んだり、待ち合わせをしたり、
そんな感じで使っていて、コーヒーの味うんぬんよりも、居心地のよさの最優先で選んでいる、という。
日本でいうと、白ドトール、って感じかな。
カジュアルで、電源とWi-Fiが使えて、コーヒーの味やサブメニューもそこそこで、長居してもOK、っていう、ね。


このコスタが、
“持ち帰りで利用される紙コップのリサイクルに本腰を入れて取り組む”
と、2018年4月18日(水)、イギリスの各メディアで大きく報道されました。

BBC
Costa Coffee vows 'cup recycling revolution'
http://www.bbc.com/news/business-43801491


The Guardian(イギリスの新聞)
Costa Coffee to recycle equivalent of all its takeaway cups each year
https://www.theguardian.com/environment/2018/apr/18/costa-coffee-to-recycle-equivalent-of-all-its-takeaway-cups-each-year


The Independent(イギリスの新聞)
Costa Coffee pledges to recycle half a billion disposable cups a year
https://www.independent.co.uk/news/business/news/coffee-cups-waste-disposable-costa-recycling-reusable-takeaway-latte-levy-a8309316.html


City A.M.(ロンドンの経済紙)
Costa Coffee is going to recycle as many disposable cups as it sells by 2020
http://www.cityam.com/284235/costa-coffee-going-recycle-many-disposable-cups-sells-2020



年間5億個の紙コップのリサイクルを可能にしたい、と。
その背景には、現在、イギリスでは、こういったコーヒーチェーンなどの紙コップの99.75%、25億個もの紙コップがゴミとして捨てられている状況があります(↓)。


この状況に一石を投じるとともに、
昨年2017年あたりからイギリス含め、ヨーロッパで活発化している
“使い捨て容器をやめよう!”(主に対象となっているのはプラスティック)
という環境フレンドリーな動きににおおいに賛同する姿勢を見せ、
ユーザーにアピールする狙いがあるのも間違いないでしょう。

企業の環境問題への姿勢が今や大きく問われるイギリスの状況にあって、
コスタをはじめ、各コーヒーショップではゴミの分別、およびリサイクルに積極的に取り組んではいます。
ですが、問題は、これらの紙コップ利用が“持ち帰り”であること。

コーヒーを買ったらお店を出て、歩きながら、公園や職場や家で飲んだりするわけで、
それぞれのコーヒーショップのゴミ箱に捨てるのではない。
これが、使い捨て率99.75%、ほとんどリサイクルされていない現状につながっています。

コスタの紙コップ・リサイクルに対する具体的なプランはこれから表明されるでしょうが、
オフィスをはじめ、さまざまな場所に使い捨て紙コップの収集ポイントを設置するアイディアが具現化する模様です。

もちろん、大手コーヒーチェーンでは、紙コップではなく、リユース可能なマグの利用も呼びかけてはいます(これは日本も同じですね)。
カップを持参すれば割り引き、という手はとってはいますが、
利用する側としては、ルーティーンになっていればともかく、
通りすがりのタイミングでちょっとコーヒでも飲むか、であって、
コーヒーを買うぞ!という明らかな目的意識を持ってコーヒーショップに入店することはそう多くはないでしょうから、
このやり方が浸透するには時間がかかるなぁ〜、
なので、使い捨て紙コップの収集ポイントの設置が有効となるか、にかかっているかと、私は感じています。


っと、肝心のコスタによる、現時点でのリサイクル&リユースの取り組みはこちら(↓)。
Can our Costa Coffee cups be recycled?
https://www.costa.co.uk/media/439542/costa-recycling-infographic.pdf


Paper Cup Manifesto
https://www.costa.co.uk/media/439577/costa-paper-cup-manifesto.pdf


Our Cups
https://www.costa.co.uk/responsibility/our-cups/



このニュースが報道された翌日、2018年4月19日(木)には、
“プラスティック製のストローと綿棒を廃止する(イングランドで)”
という案が政府から出され、これまた、大きく報道されました(↓)。



ほかにも、企業や飲食店などの
ゴミを減らす、リサイクルを積極的に行う、再生可能な素材を使う、といった取り組みは連日伝えられ、
昨今の“使い捨てをやめよう!”の動きは、ますます加速度を増しています。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスの飲食業界における、これが今のコーヒー&紅茶・トレンド → https://ricorice.exblog.jp/27080258/
○ひと休みにうってつけ! ロンドンのコーヒースポット25選 → https://ricorice.exblog.jp/27136179/
○ロンドンでヴィーガン・オートミルク・コーヒーが楽しめるスポット11選 → https://ricorice.exblog.jp/26183475/




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by ricoricex | 2018-04-25 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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アメリカ合衆国を本拠地とする食の総合ウェブサイト“Eater”。
アメリカ合衆国内の各都市、そしてロンドン版もあり、こちらは私もときどきチェックしています。

そう、いつもはロンドン版の“London Eater”を眺めているのですが、ときどき本丸をのぞくこともあり、そんなときに出くわしたのが、2017年2月9日(木)づけのこんな記事。

保存版! 英国伝統メニューはロンドンのこの店で食べる!
The Definitive Guide to Classic British Foods
https://www.eater.com/2017/2/9/14493112/best-classic-british-food-restaurants-london-fish-and-chips-sticky-toffee-pudding


カテゴリーごとに選ばれた飲食店は以下のとおりです。

フィッシュ・アンド・チップス/Fish and chips>
Fish Central
Fryer’s Delight

<ベーコン・サンドイッチ/Bacon Sandwich>
St. John Bread and Wine
Cabman’s Shelters
Dishoom
Black Axe Mangal
Julia’s Meadow

ウェルシュ・ラビット/Welsh Rarebit>
St. John Smithfield
J Sheekey Atlantic Bar
Sweetings

<鳥ジビエ/Game Birds>
Lyle's
Wiltons
Rules

イングリッシュ・ブレックファスト/Full English Breakfast>
E. Pellicci
Regency Café
Hawksmoor Guildhall
Koya Bar

サンデー・ロースト/The Sunday Roast>
Blacklock
Hawksmoor Seven Dials
Marksman Public House
The Camberwell Arms

パイ・アンド・マッシュ/Pie and Mash>
F Cooke
G. Kelly
M.Manze
Quo Vadis

<ポークパイ&ソーセージロール/Pork Pies and Sausage Rolls>
The Quality Chop House
The Ginger Pig

スティッキー・トフィー・プディング/Sticky Toffee Pudding>
Foxlow
Paradise by Way of Kensal Green
Holborn Dining Room
Noble Rot


<こんなところもおすすめ/Bonus>
40 Maltby Street
The Anchor & Hope
Rochelle Canteen
Dean Street Townhouse
Hereford Road


いつも私がチェックするのは“イギリスのメディアがイギリス在住者に向けた情報”であり、
せいぜい“イギリスのメディアがイギリス国外の人(旅行者)に向けた情報”なのですが、
これは“イギリス以外の国のメディアがイギリス国外の人(旅行者)に向けた情報”で、
選者にもよるのですが、微妙にセレクションが違う!

なんだろう、思いっきりステレオタイプなところと今を感じさせるところからのチョイスで、
実はその間の、でもおそらくローカルは一番気になるカジュアルシックな店はあまり選ばれていない印象(あっても、こんな店が!ではなく、定番化したところ)。
そう、わかりやす〜いチョイスになっていて、なんだか新鮮!
たまには視点を変える、って大事ですねぇ〜。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンでイギリスの伝統的な料理を食べるなら → https://ricorice.exblog.jp/27090974/
○ロンドン・イーター・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/26227000/
○オブザーバー・フード・マンスリー・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/26085869/
○発表! AAホスピタリティー・アウォーズ2017-18 → http://ricorice.exblog.jp/26083701/
○2017年、話題にのぼったロンドンのレストラン・トップ40 → http://ricorice.exblog.jp/26220954/




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by ricoricex | 2018-04-24 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店) | Trackback

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タイムラグが発生してしまいましたが、
1週間前の2018年4月16日(月)にイギリスのトップニュースのひとつとして報じられたのが、これ。

“イギリスの大手パブチェーン、JD Wetherspoon/JD ウェザースプーンがSNSアカウントを閉じる”


CA(Cambridge Analytica/ケンブリッジ・アナリティカ)によるプライヴァシーの取り扱いや情報操作問題は大きな社会問題となり、
FB(Facebook/フェイスブック)の約8700万人におよぶユーザー情報流出が問題視され、
CEOであるMark Zuckerberg/マーク・ザッカーバーグがアメリカ合衆国の上院司法委員会や下院の公聴会の召喚されたのは記憶に新しいところ。

これらを受けて、JD ウェザースプーンがSNSを閉鎖する、というのは間違いないでしょうが、
これは非常に、非常に大きな決断。

JD ウェザースプーンは、イギリスで900以上の店舗を展開する大手カジュアルパブチェーンで、
手頃な値段でお酒と朝昼夜と食事が楽しめるスポット。
下に敷いた絨毯が擦り切れ、酔いちくれが集まるような、ひと昔の前のパブではなく、
かといって、一種のスノッブさをまとった、食に注力したガストロパブの類でもなく、
日本でいうファミリーレストランに近い感覚で利用できる、
だからこそイギリスで大きな大衆性を獲得しているパブチェーンなのです。

JD ウェザースプーンは、ツイッターは約4万4000人の、FBは1万人以上、インスタグラムは6000人以上のフォロワーを抱えているのですが、
これを一切やめる、と。
その理由を、
・個人情報が誤使用される恐れ
・SNSの中毒性への危惧
としています。

もっと踏み込んでいうと、SNSを使用している企業の90〜95%はSNSはビジネスに役に立たない、
との報告もあったり。


この“JD ウェザースプーンのSNSアカウントの閉鎖”のニュースをきいて、私がとっさに思い出したのは、
2018年2月に報道された、食品・家庭用品の世界大手企業、Unilever/ユニリーバGoogle/グーグルFBといったオンライン広告の中止を検討をしている、というニュース(↓)
(理由は、不適切なコンテンツに対する対応が不十分だから)。


すでに知名度の高い大手企業では、今後大きなSNS離れが起こるかもしれません。
彼らにとってみれば、今さら自分の名前を知らせる必要はないし、
ネットを使うにしても自分のところでプラットフォームやメディアを作って強化すれば、
もしくはぐっとアナログな手法を打つ方が今の時代、逆に新鮮で(もちろん以前と同じ方法論ではないけれど)
オンラインで広告を打ったり、積極的にSNSに参加するよりも、ずっと安全で効果的、という判断を下してもおかしくない、時代は次の段階に来たんだなぁ、と感じ入ります。


この“JD Wetherspoon/JD ウェザースプーンがSNSアカウントを閉じる”というニュース、
イギリスの主要メディアでは以下のように伝えています。

BBC
Wetherspoon pub chain shuts its social media accounts
http://www.bbc.com/news/business-43781281


Financial Times
JD Wetherspoon closes all social media accounts
https://www.ft.com/content/e427a1ba-4144-11e8-803a-295c97e6fd0b


Big Hospitality(イギリスの飲食メディア)
JD Wetherspoon closes social media accounts for all of its 900 pubs
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/04/16/JD-Wetherspoon-closes-social-media-accounts-for-all-of-its-900-pubs



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○世界大手企業、ユニリーバがイギリス本社を閉じる! → https://ricorice.exblog.jp/27093028/
○オブザーバー・フード・マンスリー・アウォーズ2017 → https://ricorice.exblog.jp/26085869/
○インスタ映えするロンドンのフードスポット40選 → https://ricorice.exblog.jp/26102709/




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by ricoricex | 2018-04-23 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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ロースト料理、私はよく作ります。
理由は簡単だから。
肉でも野菜でも、基本素材を切って塩・コショウ、あればハーブを加えて、
30分から1時間、オーブンに突っ込んでおくだけ。
じっくり火を通すので、肉類は旨味が野菜は甘みが出るので、調味する必要はほとんどない。
足りなければ塩をふる程度。
(ちなみにもいっこやるのは“蒸す”こと。これもとろ火でじわじわと。調味する必要はほとんどない)

こういうの料理と呼べないほど簡単で、それだと芸がないので、
たまにはちょっと手を加えましょう、ってのが、このレシピ。

ロースト・チキンとフランス料理のエスカルゴバターを合体させたようなもので、
エスカルゴバターはバターにハーブなどを加えたもので、
エスカルゴだけでなくて貝類でもいいし
(実際に私はイギリスのクッカリスクールで、ムール貝ヴァージョンを習い、
 自分ではアサリでアレンジし、“アサリのエスカルゴバター風味”というレシピも作っています)、
肉だって悪いはずがない。

ここでは使っているのはシンプルにパセリだけですが、
チャイブやタマネギ、エシャロットのみじん切りを加えてもよし、です。

e0038047_20115760.jpge0038047_20115438.jpg実は、私のお楽しみはチキンを食べたあと。
残った肉汁の残った皿に、今度はジャガイモを放り込んで、
オーブンでじっくり焼く、という。
エスカルゴバター風の風味や鶏ムネ肉から出た旨みをしっかり吸って、
これが実にウマい!のです。

<材料(2人分)>
鶏ムネ肉……1枚(約250g)
バター……15g
パセリ(葉)……大さじ1
ニンニク……1/2片
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:15分 オーブン:30分)>
下準備
*耐熱皿にバターを塗っておく。
*オーブンを200℃に温めておく。
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1. ニンニクはみじん切りにする。パセリはみじん切りにする。鶏ムネ肉は1/4に切る。
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2. バターをやわらかくクリーム状になるまでよくこねる。
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3. 2のバターに1のパセリとニンニクを加えてよくこね、塩・コショウで味を調える。
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4. 1の鶏ムネ肉に3をすり込むようにまぶす。
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5. 耐熱皿に4の鶏ムネ肉を、皮を上にして並べる。
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6. 200℃のオーブンで30分焼く。
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