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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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<   2017年 11月 ( 32 )   > この月の画像一覧



北ロンドンに拠点をおく、フォーティ・ホール・ヴィンヤード/Forty Hall Vineyardカペル・マナー・カレッジ/Capel Manor Collegeの共同プロデュースにより、ロンドン産オーガニック・スパークリングワイン“2015 Vintage London Sparkling Brut”が販売されることが発表されました。
これ、商業ベースとしては初のこと。

“2015 Vintage London Sparkling Brut”は、
ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3つのブドウ品種を用い、
伝統的なシャンパーニュ製法で造られたワイン。
ブドウは当然、ロンドンで栽培されたものです。

北ロンドンは、10エーカー(約4万㎡)のブドウ畑で育ったブドウは、
全部で1万4500本を数えるほかのブドウの木と同様、
ヴォランティアらの力を借り、ひとつひとつ手作業で手入れがされます。
また、ブドウ畑は南に面した、水はけのよいロンドンの粘土質の土壌が特徴。

いくらブドウや畑がよくても、醸造がまずいと元も子もないわけですが、
そこは、イングランドはサセックスにある優良ワインエステイト、ダヴェンポート・ヴィンヤーズ/Davenport Vineyardsウィル・ダヴェンポート/Will Davenportがワインメーカーを務めています。
自らのワインエステイトもオーガニックワインを手がけ、これまで数々の受賞ワインを造ってきた人物。
こういう条件のもとで造られたロンドン初のオーガニック・スパークリングワイン、果たして、どんなワインなのか、非常に気になります。


このニュース、2017年11月前半、ワインエステイトおよび学校自身、イギリスのワインメディアで以下のように報道しています。

フォーティ・ホール・ヴィンヤード(ワインエステイト)
2015 Vintage London Sparkling has arrived!
https://www.fortyhallvineyard.com/blogs/news/2015-vintage-london-sparkling-has-arrived


カペル・マナー・カレッジ(学校)
Enfield’s Forty Hall Vineyard releases its first wines to the public
http://www.capel.ac.uk/news/enfields-forty-hall-vineyard-releases-its-first-wines-to-the-public.html


First public release of London’s organic sparkling wine
http://www.capel.ac.uk/news/first-public-release-of-londons-organic-sparkling-wine.html


English Wine Producers(イングリッシュワインに特化したワインメディア)
First public release of London’s organic sparkling wine
http://www.englishwineproducers.co.uk/news/latest/first-public-release-of-london-s-organic-sparkling-wine/



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリス・ノーフォークの白ワイン、世界最高峰に位置づけられる → http://ricorice.exblog.jp/25793975/
○イングリッシュワイン用ブドウ、今年だけで100万本植えられる → http://ricorice.exblog.jp/25724705/
○イングリッシュワイン用、ユニークなブドウ畑10選 → http://ricorice.exblog.jp/25071276/




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by ricoricex | 2017-11-30 00:00 | イングリッシュワイン | Trackback

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11月30日はスコットランドの聖人、聖アンドリューの日です(ちなみに、ウェールズの聖人、聖デイヴィッド日、セント・デイヴィッド・デイは3月1日、アイルランドの聖人、聖パトリックの日、セント・パトリック・デイは3月17日、4月23日はイングランドの守護聖人、聖ジョージの日です)。

セント・アンドリュース・デイがどんな日かというと、イエス・キリストの12人の友人(弟子)の聖アンドリュー(日本だとアンデレとなってるよう)が処刑された日、11月30日に由来します。
処刑された聖アンドリューの骨の一部がスコットランドまで運ばれ、崇拝地となりました。
それに伴い、街の名前をセント・アンドリュースと改名、発展していったわけです。


そんなわけでスコットランドのレシピを集めてみました(中にはこじつけもあります。そこはご愛嬌、ということで)

e0038047_05055676.jpg<スープ>
スコッチ・ブロス【Scotch Broth】
http://ricorice.exblog.jp/12118001/

コッカリーキ【Cock-a-Leekie】
http://ricorice.exblog.jp/12034076/

e0038047_05351125.jpg<料理>
スコティッシュ・ロール【Scottish Rolls】
http://ricorice.exblog.jp/11726114/

スモークサーモンのアジアンドレッシングがけ【Smoked Salmon with Asian Dressing】
http://ricorice.exblog.jp/13009285/

e0038047_05372150.jpgウズラのスコッチエッグ【Scotch Quail Eggs】
http://ricorice.exblog.jp/20025049/

<おつまみ>
簡単サーモン・パテ【Easy Salmon Pate】
http://ricorice.exblog.jp/20389303/

e0038047_05260900.jpgスコッチ・ウッドコック【Scotch Woodcock】
http://ricorice.exblog.jp/12512588/

スモークサーモンのフィンガーサンドイッチ【Smoked Salmon and Cream Cheese Finger Sandwiches】
http://ricorice.exblog.jp/21125949/

e0038047_05273729.jpg<パン類>
バノック【Bannock】
http://ricorice.exblog.jp/24971354

スコティッシュ・モーニング・ロール【Scottish Morning Rolls】
http://ricorice.exblog.jp/25251658/

e0038047_05421570.jpgポテト・スコーン【Potato Scones】
http://ricorice.exblog.jp/12809536/

オートケーキ【Oatcake】
http://ricorice.exblog.jp/11679964/

クルミとレーズンのオートケーキ【Walnut & Raisin Oatcakes】
http://ricorice.exblog.jp/14757528/

e0038047_05440683.jpg<お菓子>
スコーン【Scones】
http://ricorice.exblog.jp/15368602/

ショートブレッド【Shortbread】
http://ricorice.exblog.jp/9458456/

e0038047_05311112.jpgチョコチップ・ショートブレッド【Chocolate Chip Shortbread】
http://ricorice.exblog.jp/25749778/

ショートブレッド・ビスケット【Shortbread Biscuits】
http://ricorice.exblog.jp/13492489/

e0038047_05454988.jpgスコッチ・パンケーキ【Scotch Pancakes】
http://ricorice.exblog.jp/14396658/

<デザート>
ストロベリー・クラナッハン【Strawberry Cranachan】
http://ricorice.exblog.jp/21906442/


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○本日はセント・アンドリュース・デイということで → http://ricorice.exblog.jp/24984106/
○1月25日はバーンズ・ナイト(スコットランドほか) → http://ricorice.exblog.jp/24078238/
○セント・デイヴィッド・デイ → http://ricorice.exblog.jp/22838181/
○3月17日はアイルランドの祝日、セント・パトリック・デイです → http://ricorice.exblog.jp/25611931/
○4月23日はイングランドの祝日、セント・ジョージ・デイです → http://ricorice.exblog.jp/25712214/




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by ricoricex | 2017-11-29 00:00 | 記念日&週間 | Trackback

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ものごとの動きが速いから、今は変わっているかもしれないけれど、
私のための備忘録として(なので読まなくていいです(笑))。

ロンドンの新聞、London Evening Standardの2017年5月8日(月)づけで紹介されていたのは、
注目! ロンドンの食のインフルエンサーはこの10人
London's top foodie influencers
http://www.standard.co.uk/lifestyle/foodanddrink/why-foodies-should-follow-puns-and-buns-on-instagram-a3533101.html


メインとなる記事のサブとしてあったのですが、これはチェックだわっ!なわけで。
注目のインフルエンサーは以下の10人です
(フォロワー数は2017年11月現在のもの)。

01. Clerkenwell Boy @https://www.instagram.com/clerkenwellboyec1/ フォロワー数:16万9000人
02. Giulia Mulè@https://www.instagram.com/mondomulia/ フォロワー数:5万8900人
03. James Thompson@https://www.instagram.com/food_feels/ フォロワー数:11万8000人
04. Leyla Kazim@https://www.instagram.com/thecutlerychronicles/ フォロワー数:9万9800人
05. Chris Fynes@https://www.instagram.com/wethefoodsnobs/ フォロワー数:2万4200人
06. Throughly Modern Milly@https://www.instagram.com/millykr/ フォロワー数:1万9000人
07. Jasmine and Melissa Hemsley@https://www.instagram.com/hemsleyhemsley/ フォロワー数:30万6000人
08. Rosie Birkett@https://www.instagram.com/rosiefoodie/ フォロワー数:6万7300人
09. Tun Sin Chang@https://www.instagram.com/tschang/ フォロワー数:10万1000人
10. KS T@https://www.instagram.com/ks_ate_here/ フォロワー数:6万5800人

インフルエンサー、つまり、インスタグラムで影響力のある人たちってことで、
そもそものメイン記事自体が、フォロワーの多いインフルエンサーを取り上げて紹介したもの
(この記事もなかなかに興味深いです)。

ようやくインスタグラムのおもしろさがわかった私。
いや、インスタグラム、めっちゃくちゃおもしろいし、可能性を感じるよ!(今さら。。。)
オリジナル記事を眺めながら、それを再確認した次第です。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○やっぱり? 2017年イギリス人の好きなセレブリティシェフ1位はこの人 → http://ricorice.exblog.jp/26036760/
○注目! 2017年イギリスの食シーンを牽引するのはこの50人! → http://ricorice.exblog.jp/25742509/
○2017年イギリスで注目のシェフはこの人たち! → http://ricorice.exblog.jp/25550115/
○イギリスの飲食業界で影響力のある人物 ~次世代編~ → http://ricorice.exblog.jp/24339326/
○イギリスの飲食業界で影響力のある人物 ~シェフ編~ → http://ricorice.exblog.jp/24333982/
○イギリスの飲食業界で影響力のある人物 ~レストラン経営者編~ → http://ricorice.exblog.jp/24337100/




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by ricoricex | 2017-11-28 00:00 | 順位&セレクト | Trackback

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お菓子作りが得意なアマチュアベイカーがその腕を競い合う、イギリスの超人気テレビ番組「The Great British Bake Off」(通称、GBBO)。
それまでのBBCからChannel 4に放送局が変わり、4人の出演者のうち3人が変わった、今年、8年目のシリーズ8。

2017年10月31日(火)に最終回を迎え、ソフィー・ファルド/Sophie Faldoの優勝で幕を閉じました(↓)。
「The Great British Bake Off」シリーズ8終了!
http://ricorice.exblog.jp/26119315/


The Great British Bake Off」最終回放送日翌日の11月1日(水)から、今年2017年の視聴状況が報道されました。
内容を要約すると、
最終回のリアルタイムの視聴者は770万人(最高瞬間は890万人)、遡って観られるため、放送から1週間以内の視聴者は1004万人。

昨年2016年
The Great British Bake Off」シリーズ7の最終回はリアルタイムで1400万人が視聴したので、半減した印象ですが、
平均視聴者は902万人。
昨年まで右肩上がりで、1000万人を突破したのが3年前の2014年のシリーズ5。
それを鑑みると、そんな悪くないんじゃない、というのが私の印象です。

事実、今年2017年の「The Great British Bake Off」シリーズ8、現地はリアルタイムで最終回を視たのですが
(たまたま、だったのですが、イギリス入りした日が10月31日(火)の最終回の日だったのです!)、
変に以前のイメージにとらわれてなく、うん、むしろ今の出演者の方が私は好きかも。

特に司会のノエル・フィールディング/Noel Fielding
彼のお茶目な言動はなごむわぁ。
入れ替わったジャッジもプリュ・リース/Prue Leithのおおらかな小学校の校長先生みたいな佇まいも、
この番組で一躍カリスマとなった(それまでも長いことメディアで活躍してきたけれど)、
ポッシュさ全開なメアリー・ベリー/Mary Berryよりも私は好きだわぁ。
いい意味で民放っぽいっていうか、楽しいね〜、みたいのが強くなったかな〜。


そんなわけで、2017年の「The Great British Bake Off」シリーズ8の最終回の視聴状況、イギリスのメディアは以下のように伝えています。

BBC
Great British Bake Off: Final watched by 7.3 million viewers
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-41817031


The Guardian(イギリスの新聞)
Bake Off final watched by 7.7 million viewers despite tweet gaffe
https://www.theguardian.com/tv-and-radio/2017/nov/01/great-british-bake-off-final-watched-millions-viewers-despite-tweet-gaffe-prue-leith


Daily Telegraph(イギリスの新聞)
The Great British Bake Off series verdict: it was bake or break, but Channel 4 played a blinder
http://www.telegraph.co.uk/tv/0/great-british-bake-series-verdict-bake-break-channel-4-played/


The Independent(イギリスの新聞)
Great British Bake Off final scores huge ratings for Channel 4 despite Prue Leith blunder
http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/news/great-british-bake-off-2017-final-winner-announce-prue-leith-twitter-sophie-faldo-stephen-a8031016.html


Huffpost(オンラインメディア)
‘Great British Bake Off’ Final Scores Huge Ratings As It’s Confirmed Prue Leith Will Return Next Year Following Twitter Mishap
http://www.huffingtonpost.co.uk/entry/great-british-bake-off-ratings-final-2017-prue-leith_uk_59f9b52de4b046017fb002de



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The Great British Bake Off」シリーズ8の最終回翌日の2017年11月1日(水)、新聞(紙)の扱いはどんなもんかしらん、と売り場をのぞいたら、
さすがに上記の高級紙ではトップ記事ではなかったけど、タブロイド紙では軒並みに一面で扱われていて、
いやはやすごいなぁ、と感嘆。

もっとも、「The Great British Bake Off」シリーズ8の最終回放送の10時間前に、
ジャッジのひとり、プリュ・リースがうっかり優勝者をツイッターでもらしてまう、なんてハプニングもあったから、ってのもあるけど(↓)。
Great British Bake Off: Prue Leith accidentally reveals winner
http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-41817713



The Great British Bake Off」シリーズ8の番組内でも告知があったように、すでに来年2018年のエントリーは始まっています。
https://gbbo.take-part.co.uk/
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最後に。「The Great British Bake Off」番組についての公式サイトはこちら(↓)

・放送局であるChannel 4の番組紹介ページ
http://www.channel4.com/programmes/the-great-british-bake-off

・制作会社による番組紹介ページ
http://thegreatbritishbakeoff.co.uk/


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○「The Great British Bake Off」シリーズ8終了! → http://ricorice.exblog.jp/26119315/
○新装開店! 「The Great British Bake Off」シリーズ8始まる! → http://ricorice.exblog.jp/26010933/
○決定! 「The Great British Bake Off」の新しいジャッジと司会はこの人たち → http://ricorice.exblog.jp/25619402/
○「The Great British Bake Off」がBBCからC4へ → http://ricorice.exblog.jp/24656475/
○「The Great British Bake Off」シリーズ7最終回の視聴者が過去最高を記録! → http://ricorice.exblog.jp/24770639/
○「The Great British Bake Off」シリーズ6終了! → http://ricorice.exblog.jp/23753687/
○「The Great British Bake Off」シリーズ5終了! → http://ricorice.exblog.jp/22459636/
○「The Great British Bake Off」シリーズ4が驚異の視聴率で終了 → http://ricorice.exblog.jp/21235932/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2017-11-27 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback(7)

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名前のとおり、ハチミツを使ったケーキ。
ハチミツと砂糖を使うので、さぞ甘いのかと思いきや、そこまでの強い甘さはありません。
ふっくらと焼き上がることもあり、むしろやわらかい甘みを感じます。

ハニー・ケーキと言うと、ケーキのみならず、パンやビスケットまで含み、
その範疇は大きいのですが、一番よく見るのはやはりケーキタイプ。
パウンド型でローフ状に、もしくはトレイで焼いたりし、
私のレシピもトレイで焼いて切り分けるものです。

ハニー・ケーキはハチミツをたっぷり使うので、
ハチミツによって味や風味が変わるのもおもしろいところ。
いろいろな種類で試して、好みを探すのも楽しいかもしれません。

<材料(21×21cm型のトレイ1個分)>
薄力粉……225g
ベーキングパウダー……小さじ2
ジンジャーパウダー……小さじ1/2
シナモン……小さじ1/4
ナツメグ……少々
バター……135g
三温糖……80g
卵……2個
ハチミツ……80g
牛乳……大さじ1〜2
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<作り方(調理:30分 オーブン:30分)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にバターを塗り、クッキングシートを敷いておく。
*オーブンを180℃に温めておく。
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1. 薄力粉とベーキングパウダー、ジンジャーパウダー、シナモン、ナツメグを合わせて、2〜3度ふるう。卵をときほぐす。
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2. ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまでやわらかくする。三温糖を加え、よくかき混ぜる。
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3. 2に卵を3回に分けて入れ、スムーズになるまで混ぜる。
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4. 3にハチミツを加えて、よく混ぜる。
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5. 4に1のふるった粉類を入れて混ぜ、牛乳を加えて混ぜる。
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6. 5の生地を型に入れ、表面をならす。
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7. 180℃のオーブンで30分焼く。
※途中、表面が焦げそうになったら、アルミホイルで覆う。
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8. オーブンから取り出したケーキは型に入れたまま10分以上、そのままにしておき、その後型から出し、網の上で冷ます。
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9. 適当な大きさ(4×4)に切る。
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(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!




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by ricoricex | 2017-11-26 00:00 | イギリス菓子・レシピ | Trackback

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souk/ソーク

日常生活でもレシピでも、高頻度ではないけれど、ちょこちょこ出てくる言葉です。
意味は、“浸す”。
こんな感じでレシピに出てきます。

小さなボウルに入れた(ドレン)チェリーとレーズンを適量のオレンジジュースに浸す(soak the cherries and raisins in a little bowl with just enough orange juice)
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ドライフルーツをアルコールなどに浸したり、豆を水に浸して戻したり、
そういう状況でsoakを使います。

soakがupを伴うと、しっかり浸す、吸わせるという意味になります。
というのも、upは、よく知られる“上に”という方向を示す場合のほかに、
完結や充満を強調する“すっかり”“まったく”を表すからです。
例を見てみましょう。

クスクスに水をしっかり吸わせる(let the couscous soak up the water)
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※letは“〜〜させる”という意味です。

このときのup、
Eat upで“全部食べなさい”というのと同じですね。


というわけで、
souk → 浸す
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 56:注ぐ/かける~ → http://ricorice.exblog.jp/26109011/
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → http://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~工程 15:水を切る~ → http://ricorice.exblog.jp/24302469/
○英語でレシピを読む! ~工程 12:ゆでる・沸騰させる~ → http://ricorice.exblog.jp/24176879/




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by ricoricex | 2017-11-25 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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先日投稿した当ブログの記事、“イギリスから帰国しました!”でふれたように、
これもロンドンの再開発のめざましさを物語るひとつかもしれません。

それは、ロンドン西部のショッピングセンター、ウェストフィールド/Westfield
ヨーロッパ最大の日本食フードホール「Ichiba」が2018年3月に登場する、というニュース。

ウェストフィールドはシェパーズ・ブッシュ(〜ホワイト・シティ)に2008年に現れた超巨大ショッピングセンター。
現在、さらなる拡張工事をしており、
そこに1600㎡以上ものスペース、200席をも擁する日本食フードホールを設置するというわけです。
(ということは、イギリスのデパート、ジョン・ルイス/John Lewisが入るのと同じ場所ってことかな?)

フードホールということで、唐揚げ、カツ類(フライ)、カレー、寿司、たこ焼き、天ぷらといったカジュアルフードがメニューに並ぶ模様。
どら焼きなどを提供する甘味処、酒ソムリエが常駐する角打ちやとんこつラーメンなどをラインナップした麺バーも備えるようです。

この日本食フードホール「Ichiba」、手がけるのは、
ジャパンセンター・グループ/Japan Centre Groupクール・ジャパン機構/Cool Japan Fundによるジョイントベンチャーです。


このヨーロッパ最大の日本食フードホール「Ichiba」、来春オープンのニュース、
イギリスのメディアは2017年11月14日(火)〜17日(金)づけで以下のように伝えています。

Time Out London
Europe’s biggest Japanese food hall is coming to London
https://www.timeout.com/london/blog/europes-biggest-japanese-food-hall-is-coming-to-london-111717


Eater London
Europe’s Biggest Japanese Food Hall to Open in West London Shopping Centre
https://london.eater.com/2017/11/14/16650380/biggest-japanese-food-hall-europe-westfield-london-shopping-centre


Big Hospitality
Europe’s largest Japanese food hall is heading to Westfield London
https://www.bighospitality.co.uk/News/Venues/Ichiba-to-open-at-Westfield-London


Hot Dinners
Huge Ichiba Japanese food hall planned for Westfield London
http://www.hot-dinners.com/Gastroblog/Latest-news/huge-ichiba-japanese-food-hall-planned-for-westfield-london



このウェストフィールドの拡張工事をはじめ、先日当ブログでもご紹介した
ベイクショップ「バタースコッチ/Butterscotch」が入っているホワイト・シティ・プレイス/White City Placeなど(↓)、
http://ricorice.exblog.jp/26106966/
シェパーズ・ブッシュ(〜ホワイト・シティ)では、とにかくエリア全体で大規模再開発が行われています。
2017年秋、実際に訪ねてみて、その規模の大きさに驚愕しました。

この手の再開発地域には超ラグジュアリーで超マーヴェラスなアパートメントも造られ、
一体誰が住むんだろう?(ロンドンの一般市民はとてもじゃないけど住めない)


e0038047_10020173.jpgふうむ。
今や、かつてのシェパーズ・ブッシュの面影を残すのは、相変わらずエスニックな匂いプンプンの
シェパーズ・ブッシュ・マーケット/Shepherd’s Bush Marketとその界隈ぐらいかもしれません。
インド、アラブ、そしてアフリア系の人たちによる洋服や生地、靴、化粧品、食べ物などの屋台が並び、
この異国情緒満載感も、ロンドンのひとつの顔といえます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスから帰国しました! → http://ricorice.exblog.jp/26183472/
○ロンドンはジャパンセンターの旗艦店、2017年秋にオープン! → http://ricorice.exblog.jp/25719545/
○ベアズ・オブ・ブルームズベリー/Bea's of Bloomsburyの創設者が新しいケーキショップをオープン! → http://ricorice.exblog.jp/26106966/
○イギリスでの、次なる日本食の目玉はカツカレー? → http://ricorice.exblog.jp/24226785/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-11-24 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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こういうお店は、グルメガイドの類に取り上げられるわけではなく、
ただいつもそこにあって、入店したことがなくても街の風景として認識されています。

ロンドンはアールズ・コートにあるビストロ・ベニート/Bistro Benitoもそんな店で、
少なくとも私がロンドンに行き始めた20年前には、すでに長年そこにどっしり構えていました。
https://www.facebook.com/BistroBenito/

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ビストロ・ベニートは家族経営のイタリア料理店で、
でも洗練された今どきのお店とはまったく違う、
日本でいうと、街の洋食屋/定食屋といったところでしょうか。

この手のお店、イギリスでは目に見える形で減っている(日本も同じ、か)。
私曰く、endangered species(絶滅危惧種)。
それは時代の流れだから仕方ないなぁ、なんだけれど、
どこの駅を降りても同じようなチェーン店が散見されるのは、
やっぱり味気ないんですよね〜。

ほっておくと、後手に回るので、このときのイギリス滞在では、
意志をもって、どこかのタイミングで必ず行く!と。
そうしないと気づいたときにはなくなっていた!なんてことになるかもしれないから。ね。


“そのとき”はやってきました。
どこか西でランチを一緒に、となり、じゃあビストロ・ベニートへ!と相成りました。


イギリスのランチタイムに早い12時を少し回って訪れると、
先客は、ご近所さんでしょうか、ご妙齢のご婦人がお一方。

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店内は、レトロ感満載の外観に違わず、レイドバックした匂いがぷんぷん。
チューダー様式っぽい、黒い梁に白い壁、
古い食器や鍋などが飾られ、ソファやイスの座面の赤い色も懐かしさが漂う。

そして、テーブルセッティングね!
プレイスマットに大ぶりのサーヴィエット(ナプキン)、そしてチープなカトラリー。
(余談ですが、プレイスマットは慣れると便利!
 コースターのランチョンマット版といったところで、裏はコルク、表面はコーティングしてあって、
 食事のあとテーブル全体をふかなくていいし、熱いお皿をおくときも気にしなくていい!)。
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そしてワイングラスね!
上質なものとはまた別の意味で、
落としても割れなさそう、ディッシュウォシャーでがんがん洗えそう。
コロンと丸く、上部がややすぼまった形がかわいらしく、
私が長年にわたって欲しいなぁ、って思っているものだったんです。
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オーダーしたのは、前菜は、ご一緒した方も私も、
・リークとジャガイモのスープ/Leeks potato soup £3.80
メインは、ご一緒した方は、
スパゲッティ・ボロネーゼ/Spaghetti Bolognese £9.75
私は、
・緑のラザニア/Lasagne Verdi £9.95
(普通のラザニアを食べたかったけど、メニューになかった。。。)
そしてハウスワインの赤のハーフボトルを2人でシェアして、£7.95
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味はねぇ、まあ、こんなもんかなぁ〜(笑)。
全体的に塩気が強い。とりわけスープは。
まあ、こういうお店で見目麗しい素晴らしい料理を期待しちゃいけない。

ただ、ボリュームはすごいよ!
スープもスパゲッティもラザニア通常の飲食店の2倍はゆうにあります。
もう、前菜のスープだけでお腹ぱんぱん!
飲んでも飲んでも減らない(笑)。
スパゲッティは見るからにゆで過ぎで、アルデンテって何ですか?な状態で、
あ〜、懐かしのイギリス!

そして、パンがまた、へたれで泣かせます(いい意味で)。
スーパーマーケットで売っている、工場で大量生産したような、クラムもクラストもへったくれもない、
バタール(バゲットより太く短いタイプのフランスパン)もどき。
そして、バターではなくマーガリンが出てくるあたり、ビシッと筋が通っています(笑)。
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カジュアルスマートな今どきのお店で、
オーセンティックでオーガニックな食事をするのは楽しい。
でも、同時に、こういう、日本でいう“昭和”的なものっていうのは、
ノスタルジックな気分に浸れるエンターテイメントとして楽しい。


そして、会計。
今、珍しいよね〜、こういう手書きのタイプ。
しかも記されているのは料理代のみ(つまり、サーヴィス料は含まれていない)。
もはや端末で、かつサーヴィス料も自動的に会計に組み込まれていることが多いから、
チップを計算しながら、ちょっと前までこうだったんだよなぁ、なんてしみじみしたりして。
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ビストロ・ベニートのフロアにいたのは、陽気なおじさんと、
料理を運んでくれたり、コショウやチーズをふりかけてくれた寡黙なお兄さん。
先客のご婦人、後から入ってらしたご年配のご夫婦(だと思う)と
陽気なおじさんと仲よさそうに話していて、ご近所の長年のおなじみさんが多いのかなぁ、と思ったりして。

で、ビストロ・ベニートに行くぞ!と決めて気づいたこと。
アールズ・コート駅(アールズ・コート・ロード側)を出ると、
正面やや右手にニュースエージェントがあるのですが、
この裏側に、アールズ・コート・ロードを渡った側から目をやると、
底部にビストロ・ベニートの広告があるじゃないの!
今の、今まで気がつかなかったなぁ。
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wed 01/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○軽食@プリンチ/Princi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26117223/
○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25893204/
○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
○ランチ@パデッラ/Padella(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25657886/
○<イギリス料理・レシピ> スパゲッティ・ボロネーゼ【Spaghetti Bolognese】 → http://ricorice.exblog.jp/20621357/




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by ricoricex | 2017-11-23 00:00 | イギリスのグルメ店レポート | Trackback

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情報メディア、“About Time”の2017年4月3日(月)づけであったのはこんな記事。

ロンドンでヴィーガン・オートミルク・コーヒーが楽しめるスポット11選
Top 10: London’s Best Vegan Oat Milk Coffees
http://www.abouttimemagazine.co.uk/drink/top-10-oat-milk-coffee-in-london/


選ばれたお店は以下のとおりです。

01. Friends of Ours(オールド・ストリート)
02. The Coffee Jar(カムデン)
03. The Coffee Works Project(エンジェル)
04. Over Under(アールズ・コート)
05. Koa Coffee to Go(クラーケンウェル)
06. The Fields Beneath(ケンティッシュ・タウン)
07. Origin Roast Coasters(ロンドン各所)
08. Kahaila(ショーディッチ&アルドゲイト)
09. Bump and Grind(クラパム)
10. Small White Elephant(ペッカム)
10. Melrose and Morgan(ハムステッド&プリムローズ)

当然といえば当然ですが、通常のコーヒー特集とは違ったお店がピックアップされています。
しかし、こういう企画でちゃんとお店が揃うってことに、今の時代を感じますね。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○「タイムアウト/Time Out」が選ぶロンドンのコーヒースポット&カフェ・ベスト54 → http://ricorice.exblog.jp/25747242/
○東ロンドンのかわいいコーヒーショップ18選 → http://ricorice.exblog.jp/24703726/
○「Time Out」によるロンドンのベスト・コーヒースポット&カフェ → http://ricorice.exblog.jp/24362433/
○今週は、イギリス・コーヒー週間/UK Coffee Weekです! → http://ricorice.exblog.jp/24292592/
○イギリスのコーヒーシーン・サードウェーブ → http://ricorice.exblog.jp/21922922/




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by ricoricex | 2017-11-22 00:00 | 順位&セレクト(ロンドンの店) | Trackback

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異論はありますまい。むしろ遅いぐらい、かもしれません。
イギリスが今のようにフーディーな国になるずっと前から、
長きにわたってイギリスの料理界を牽引してきた人物といえば、
この人をおいてほかにないでしょう。

デリア・スミス/Delia Smith
https://www.deliaonline.com/

ゆで卵の作り方など、家庭料理をシンプルなやり方で提唱してきた人物で、
私自身、最初に買ったイギリス人料理家のレシピ本は彼女のものでした。
事実、(料理をする/興味がある)イギリス人の家庭を訪問すると1冊はある、といった具合でした。

現在、テレビなどマスメディアでの仕事は行っておらず(発信は自身のウェブサイトに注力)、
また新しい才能が次々と登場しているので、
若い方や、現時点でのイギリスのフードシーンしか知らない方にとっては、
なじみのないかもしれませんが、
デリア・スミスは1970年代から2000年代にかけて、
イギリスで圧倒的な存在感を誇った料理家でした。


そのデリア・スミスが、
2017年11月14日(火)、ロンドンはバッキンガム・パレスで、コンパニオンズ・オブ・オナー勲章/Order of the Companions of Honour(CH)をエリザベス女王より授与されました。
授与の理由はいうまでもなく、長きにわたる料理界および料理教育への貢献から、です。

コンパニオンズ・オブ・オナー勲章(CH)はイギリスの名誉勲位のひとつ。
メンバーは最大65名に制限されており、ほかに
テレンス・コンラン、ポール・マッカートニー、JKローリング(『ハリー・ポッター』シリーズの作者)らがいます。


デリア・スミスはすでに大英帝国四等勲爵士/Officer of the Order of the British Empire(OBE)、大英帝国三等勲爵士/Commander of the Order of the British Empire (CBE)を授与されており、これが3つ目の名誉勲位となります。
(っと、CBEの授与はOBEからの格上げで、2つ目と見るべきなんだろーか?)


こちらのニュース、デリア・スミスの公式サイトでは以下のように報告。
巻末には、授与を受けての彼女自身によるメッセージも掲載されています。
Delia becomes a member of the Order of the Companions of Honour
https://www.deliaonline.com/features/2017/11/delia-becomes-a-member-of-the-order-of-the-companions-of-honour


また、BBC、イギリスの新聞“ガーディアン/Guardian”および“デイリー・テレグラフ/Daily Telegragh”では、以下のように報道しています。

Modern cookery is 'poncey' and 'chefy' - Delia Smith
http://www.bbc.com/news/uk-41990081


Delia Smith sticks the knife into 'poncey, chefy' restaurants
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2017/nov/14/delia-smith-sticks-the-knife-into-poncey-chefy-restaurants


Delia Smith: the cookbook is dead, just get your recipes online
http://www.telegraph.co.uk/news/2017/11/14/delia-smith-cookbook-dead-just-get-recipes-online/


こちらの報道は非常に興味深く、
今のイギリスの浮き足立ったともいえるフードシーンに異論を投げかけた
受賞後の彼女の発言を取り上げています。

「レシピ本はもはや不要(事実、彼女は2009年以降、新刊を出していません)」と言い、その大きな理由は、
・欲しいレシピはウェブで獲得できる
・今のレシピ本は実用ではない(眺めて楽しむ写真集のようなもの)
といったところでしょう。

確かに、デリア・スミスの場合、ウェブ活動に重きをおいたその行動がそれを実践しています。
賛否両論あるでしょうが(かく言う私も全面的に彼女の意見に同意するわけではありません)、
こんな発言ができる人、今のイギリスにはデリア・スミスのほかにいないんじゃないかな?


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○デリア・スミス【Delia Smith】 → http://ricorice.exblog.jp/5454143/
○デリア・スミス曰く「本を眺めているだけでは料理の腕は上達しない」 → http://ricorice.exblog.jp/22588451/
○「Stylist」誌が選ぶフードヒロイン・トップ20 → http://ricorice.exblog.jp/17765284/
○レシピ本はどこへ向かっているのか? → http://ricorice.exblog.jp/23686319/




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by ricoricex | 2017-11-21 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback