
デザートに使わぬ手はありません。
これはとても簡単なデザート。
ありもの(そうでないものもありますが)に
ちょっと手を加えればOK。
アーモンドスライスのローストをちょっと添えると、
食感のアクセントになります。
もっとクランチなものがお好みなら、
ミューズリをトッピングしてもよいでしょう。
アイスクリームはバニラを。
バニラ感がより強いものがおすすめです。
すくうときは、特にディッシャーがなくてもOK。
テーブルスプーンで十分です。
そのままだと、アイスクリームをすくいにくいので、
コップなどに湯を入れ、そこにテーブルスプーンをくぐらせてから
アイスクリームに入れるとうまくいきます。
このとき、湯を入れたコップなどをアイスクリームの近くにおかないこと。
とけてしまいます。
分かりきったことですが、意外と忘れがちなので注意しましょう。
アーモンドスライスは画像ではわかりやすく小さじ1、2人分です。
分量は出しているもののあくまで目安。
アーモンドスライスもチョコレートソースも、すべてお好みの量でどうぞ。
<材料(1人分)>
バナナ……1/2本
バニラアイスクリーム……テーブルスプーン1すくい
チョコレートソース……小さじ1
アーモンドスライス……小さじ1/2

<作り方(調理:10分)>
1. アーモンドスライスは、天板にアルミホイルなどを敷き、オーブントースターなどで軽くトーストする。



2. バナナは縦半分にカットし、皿におく。


3. アイスクリームをおく。


4. チョコレートソースをかけ、1のアーモンドスライスを散らす。


(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!)
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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
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金曜日の夜に連絡が。あ〜、よかった!
ごはんでも、となり、速攻で予約を入れ、
渋谷の「アロッサ」に出かけました。
アロッサはOZワインと料理の店。
敷居は高くなくかといってカジュアル過ぎず、
料理もボリュームがあって、コストパフォーマンスがよいのです。
そしてOZワインの品揃えが豊富!(NZもあり)
ボトルだけでなくグラスでいろいろ頼めるのもいいところ。
まずはOZらしく赤のスパークリングで乾杯。
前菜3種の盛り合わせをいただく。
これだけでも結構な量があります。
次いで白ワインを。
う〜ん、どうしようかな〜。
ルーウィンのシブリングスのセミヨンとソーヴィニヨン・ブラン、
と思ったらあいにく品切れ。
自分で選ぶと決まったものばかりになるから、とお任せでお願いしました。
いただいたのはNZのソーヴィニヨン・ブラン。
いきいきとしていて、暑い日にぴったり。
ご一緒した方がメインはもう要らないかも〜とおっしゃっていたのを、
まあまあ、と鴨のコンフィをオーダー。
同時にワインも。今度は赤。
これもお任せでお願いしたところNZのピノ・ノワール、だったような。。。
それにしても、鴨のコンフィってのはワインが欲しくなるねぇ〜(私は量は飲めないけど)。
締めのデザートへ突入。
おっと、スティッキー・デーツ・プディング!
これは、私の大好きなスティッキー・トフィー・プディングを
デーツを際立たせ、シングルクリーム(生クリーム)ではなく、
アイスクリームをのせたもの。
かなり、かな〜り濃厚です。
気づけば、この日はOZというよりはNZワインでした。
ごちそうさまでした。
『トラスパレンテのパンづくり』
が誠文堂新光社さんから発売となりました。
トラスパレンテさんは東京・中目黒にあるパン屋さん。
お菓子も焼き菓子や生菓子などをおいています。
お昼時にはボリュームたっぷりのサンドイッチ類も揃います。
あれこれ迷うのも楽しいもの。
お値段の手頃さもうれしい。
シェフの森さんはイタリアでも働いた方。
フォカッチャなどどっぷりイタリアというものもあり、
もちろんほかにもイタリアをベースにしたものもありますが、
メインは日本人の好みと暮らしに合ったパン。
こういったさまざまな種類のパンを製法とともにご紹介しています。
ぜひご覧ください。

トラスパレンテさんは、伊勢丹さんのイタリア展に出店なさいます。
8月は相模大野、9月は府中、10月は新宿店とマンスリー。
(うろ覚えです。間違っていたらごめんなさい!)
中目黒の店舗ともども、お近くにお寄りの際はぜひ!
そのアントルメ・グラッセに
本格的に取り組んでらっしゃるのが横浜・たまプラーザの「ベルグの4月」。
「ベルグの4月」さんで作ってらっしゃるアントルメ・グラッセについての本
『〜ベルグの4月〜アントルメ・グラッセの技法』
が誠文堂新光社さんから発売となりました。
こちらのアイスクリームは通常のアイスクリームと違って
基本的に安定剤を使っていません。
そのため、とてもすーっとしたのどごしで食べ心地がよいのが特徴。
端的にいえば、のどがかわかない、水が欲しくならないのです。
そんなアイスクリームを使ったアントルメ・グラッセは
生菓子ともデザート菓子とも違う、おもしろさがあります。
代表的なストリベリーショートケーキは、
日本経済新聞のプラスワン「春に食べたいイチゴスイーツ」で
一位に輝いたアイテム。
ほかにも定番お菓子をモチーフにしたもの、和風なものなどいろいろ。
おまけに(?)お店では出してらっしゃらない
クープ(アイスクリームのデザート)なども本誌では登場。
山本次夫シェフは「いや〜、ン十年ぶりだよ〜」なんておっしゃりながら
作ってくださいました。
ぜひお手にとってごらんください。

今年の夏はまだまだ暑さが続いています。
「ベルグの4月」では、店頭だけでなく電話でも注文を受けてらっしゃり
宅配での取り寄せが可能。
アントルメ・グラッセで涼を楽しんでもいいかもしれませんね。
・当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます。
貴重なMoorooduc Estateをご提供くださったBさんに
オーストラリアワインガイド『The Penguin Good Australian Wine Guide』をいただきました。
わ〜い。ありがとうございます!
ちなみに私が毎年張り切って購入し、愛用しているオーストラリアワインガイドは
『James Halliday Australian Wine Companion』。

The Penguin Goodはブドウ品種別のカテゴリー、
James Hallidayはワイナリーがアルファベット順に掲載されています。
The Penguin Guideの方が日本人の嗜好にあっているとされています。
また、こちらはNZや輸入ものについても言及。
それに対し、James HallidayはあくまでOZのみです。
ガイドものは基準であり絶対ではないので、
どのワイン、どのガイドを選ぶかは結局は自分次第なのですが、
巻頭のトップ10(っぽいやつ)を眺めるのは楽しいねぇ〜。
追加情報としては、James Hallidayは2011が出たばかり。
The Penguin Guideも2011が出たとかもうすぐ出るとか。
そして今や紙媒体のみならず、ワインアプリも増えているようですね。

バジルをすりつぶして作るペスト・ジェノベーゼ。
少しアレンジを加えて夏らしく仕上げました。
通常は松の実も一緒にしてペーストにしますが、
ここでは松の実は風味と香ばしさをアクセントにするため、
ローストしてそのままで使用。
よりさわやかなペーストにするため、
少しレモン汁を加え、ルーコラも入れました。
ルーコラはほのかな苦みがあって、
こうやってペーストに使うと、ちょっとおもしろい味わいになります。
夏らしくトマトもプラス。
火を通すことで甘みを引き出し、赤い色も効かせ色になります。
ここでは1人前としましたが、
パックで売っているバジルやルーコラを全部使うと4人前程度。
量が少ないとブレンダーが回りにくい(ような気がする)ので、
このくらいの量で作る方が作りやすい。
まとめて作って、冷蔵庫保存し、数日で食べきるのがベストです。
これは本筋ではないのですが、
フェットチーネを使うとき、特にこのようなペーストにからめる場合は
個人的にはちょっとゆで過ぎるぐらいがいいような気がします。
ペーストがよりからまり、
ふにゃっとしたパスタの食感が合うような気がします。
<材料(1人分)>
フェットチーネ……80〜100g
バジル……6g
ルーコラ……25g
ニンニク……1片
オリーブオイル……大さじ2
パルメザンチーズ……大さじ1 1/2
トマト……120g
レモン汁……小さじ1
松の実……10g
塩……適量

<作り方(調理:20分)>
1. 鍋に水と塩を入れてわかす。

2. 松の実はフライパンでローストし、皿などにあける。ニンニクは粗みじん切りにする。バジルは茎をとり、葉を適当にちぎる。ルーコラは根元をとり、4cm程度の長さに切る。トマトを大きめの一口大(3cm程度)に切る。









3. 1の湯がわいたらフェットチーネを入れる。

4. 2のニンニク、バジル、ルーコラを、オリーブオイルと一緒にブレンダーに回し、ペーストを作る。

5. 2のフライパンにカットしたトマト、4のペースト、パルメザンチーズ、レモン汁、塩を入れる。

6. フェットチーネの湯を切る直前に、5を火にかけ、フェットチーネの湯を切り、5に加える。



7. 充分に熱が通ったら火を切り、2の松の実を加えて、軽く混ぜる。


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アルコールがあまり飲めません。
ワインは、調子がよくて、かろうじてハーフボトルが開けられる程度です。
そんな感じですので、
18(火)の夜にMoorooduc Estateを飲み、
19(水)の夜にNZワインを飲み、(ともに午前様)
20(木)の午前に軽いスパークリングワインを飲み、
というのは滅多にないこと。
要は飲んべえじゃないってことです(笑)。
19(水)の夜は銀座のNZ料理とワインの店「アロッサ」へ。
Cloudy Bay Chardonnay 2002
Villa Maria Pinot Noir 2008
をいただきました。
Cloudy Bayは年数が経っているせいもあり、黄色が濃い。
わっと広がるコクのあるバターのような香りがすごい。
はれっ、どこかで似たようなものを飲んだような。。。
オーストラリアのマーガレット・リヴァー、
ルーウィン・エステート アートシリーズ シャルドネに似てる!

Villa Mariaは本当はPrivate Binを頼みたかったのですが品切れ。
このピノはベリーとかチェリーとかの甘やかな香りが特徴的。
チャーミングなワインには間違いないのですが、
ただですね、前日のMoorooduc Estateのピノの印象が強過ぎて(苦笑)。
(俯瞰で眺めるといいワインだとは思うのですが、
衝撃的なものに出合ったあとなもんで。。。)
グラスがよかった。かわいいグラスです。

料理は“ハンギ”というマウリ族伝統のおもてなし料理もいただきました。
個人的にはシカのローストとパブロバがよかった。
そう、私はゲーム(ジビエ)好き。
パブロバもですが、イートン・メスなど、
カリッサクッとしたメレンゲの食感、ベリー系の酸味、クリームの組み合わせは
本当に好きなんですっ!
知り合いのBさんご夫妻がご提供くださり、
インポーターのNさんとご相伴に。
そのワインは日本未入荷の
OZモーニントン・ペニンシュラのMoorooduc Estateのもの。
実は以前、参加したOZワインセミナーでも
「日本未入荷だけどおすすめ。ぜひ現地で!」
という話があり、そういえばBさんが訪ねられたんだわ、となり、
じゃあ飲みましょう!と言ってくださり、
今回の機会にいたったわけです。
いただいたのは、
シングル・ヴィンヤードのピノ・ノワール、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン。
どれも素晴らしく、エチケットもそうですが、
私が!私が!みたいに自己主張が激しいものではなく、
ちょっと慎み深いところがあり、非常にやわらかでしなやか。
でも芯はちゃんとあるから、ぶれない感じ、でしょうか。
とりわけ秀逸なのがピノ・ノワール。
これは果実味たっぷりとは違うのだけど、
ベリーなどレッドフルーツ系のフレッシュ感が漂う感じ。
でも、ぐいぐいという感じではなく、あくまでやわらか〜い。
ああああ〜、おいし〜。



気づけば、話題は
「いかにOZワインを盛り上げるか」に。
ついつい盛り上がり、ときはすでに23時30分に。
19時にスタートし、はや4時間以上経過。
Bさんご夫妻、Nさんありがとうございました!
Nさんが輸入なさっているワインは、こちらから購入できます。
優秀なワインが揃っています。

作るのも簡単なのですが、
暑いシーズンに食べるのはちょっと違うような気もします。
でも、ニンニクやローリエを使うと
地中海っぽくって、夏らしい一品に仕上がりました。
赤パプリカも使い、甘さと色味にアクセントを加えます。
野菜の大きさも、ごろんと大きいとほっくりした感じが前面に出ますが、
小さくすると香ばしくクリスピー。
こういう食感も夏向きかなぁと思います。
<材料(4人分)>
ジャガイモ……500〜600g
赤パプリカ……1個
ニンニク……3〜4片
サラダ油……大さじ2
ローリエ……2枚
塩……適量

<作り方(調理:20分 オーブン:45分)>
下準備
*オーブンを200℃に温めておく。
1. ジャガイモは皮をむき、2cm角程度に切る。

2. 1のジャガイモを耐熱皿におき、サラダ油を注ぎ、からめる。



3. 200℃に温めておいたオーブンで約5分焼く。

4. ジャガイモを焼いている間に赤パプリカを2cm角に切る。ニンニクは片に分ける。


5. 3のジャガイモが入った耐熱皿をいったん取り出し、4の赤パプリカ、ニンニク、ローリエを入れて混ぜ、塩をふる。



6. オーブンに戻し、さらに35〜40分焼く。
※途中1、2度かき混ぜる。


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