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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:イギリスのグルメ店レポート( 94 )



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自分のバカさ加減に自分で呆れちゃう。
記録は記憶が風化される前に残しておかないとなぁ。

2013年秋だから、もう5年近く前(!)。
現場に足を運ぶって大事だなぁ、って実感したのは、このパブのことを教えてくれたのは、ワインエステイトの人だったから。

イングリッシュワインを追っている身としては、
車を運転できないので行動範囲は限られるものの、それでも訪問できるときは訪問したいな、ってことで、
行ったワインエステイトで、ロンドンでイングリッシュワインをおいていて、アクセスがしやすくってカジュアルな店舗で、ってことで教えてもらったのが、
ノッティング・ヒルにあるパブ、ザ・カースル/The Castle
https://www.castleportobello.co.uk/


あ〜、ウェブサイトが変わってる!
これ、単にリニューアルしたのか、経営が変わったのか、いまひとつよくわからないけれど、後者のような。。。

なので、現在のウェブサイトは参考にならないのだけれど、
当時のメモとかすかな記録をせめて当ブログに残しておくとしよう。。。


ザ・カースルに訪問したのは、2013年11月6日(水)の夜。
地元の人がぽつぽつ入っていて、って状況で、
私がオーダーしたのは、フィッシュ・アンド・チップスと白ワインを1杯。トータル£13.30。
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このワイン、イングリッシュワインだったかなぁ。
違ったかも。メモを残していない、ってことはイングリッシュワインでない可能性が高い、ような。。。
ただ、ボトルはおいていたかも。

今のウェブサイト見ると、ワインにも注力していて、イングリッシュワインをおいていることは確認できるんだけど、ね。


そんなわけで、繰り返すようだけれど、かろうじての記憶ながら記録に留めておくために、こうして残しておこうと思います。
後手に回すとよくないなぁ、なんだけれど、まあ、こういうこともあるよね(と自分を慰める)。

wed 06/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@ポピーズ/Poppie's(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26325157/
○夕食@レオン/Leon(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26258286/
○軽食@プリンチ/Princi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26117223/
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2018 → https://ricorice.exblog.jp/26556762/




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by ricoricex | 2018-06-15 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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21世紀に入り、ミシュランで星を獲得する高級店が現れるなど、
街の食堂然とした飲食店だけではない、
幅の広さが知れ渡るようになったロンドンのインド料理店。

そこに、 今どきのモダンスマートカジュアルを
“ボンベイカフェの復活”を標榜して、新しい息吹を吹き込んだのが、
ディシューム/Dishoom
http://www.dishoom.com/

ボンベイカフェとは耳慣れない言葉ですが、
イランからインド・ボンベイ(現・ムンバイ)に移住して来た人たちによって20世紀初期に始まり、
1960年代頃には400軒以上を数え、ピークだったものの、
現在は30を切ってしまったカフェスタイルのこと。

このエレガントレトロなカフェのコンセプトをロンドンに持ちこんだのが、ディシュームってわけです。
2010年にコヴェント・ガーデンにオープンすると、あっと言う間に人気店の仲間入りを果たし、
予約しないとありつけない状況になっちゃって、なかなかチャンスを逃していました。

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2017年秋、動線上にキングス・クロスが位置する日があり、
これは!と思って朝食に向かいました。
そう、ディシュームのキングス・クロス店は再開発めざましい、キングス・クロス駅の北側(運河がある方)に位置。
余談ですが、ヨーロッパのグーグル本社もキングス・クロスのこのエリアに建設中です。

キングス・クロス店はゆったりした造り、ってことと、
明確な用事や目的がなければわざわざキングス・クロスのこのエリアに行かないだろう、
つまり、予約なしで行っても大丈夫、とふんでの訪問でした。


お店に到着したのは10時前。
読みどおり、予約なしでもスムーズに通してくれました。

注文したのは、
・ビッグ・ボンベイ/The Big Bombay £11.90
・ハウス・チャイ/House Chai £2.70
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“ビッグ・ボンベイ”は、ディシューム風イングリッシュブレックファスト。
上質なベーコン、ソーセージ、トマトのグリル、マッシュルームのグリル、カレー風味のスクランブルエッグ、コリアンダーが香るベイクドビーンズ、そして自家製パン。
普段私は卵メインの料理ってそんなに好まないのですが、カレー風味のスクランブルエッグは、マイルドなスパイス使いで、卵の無機質な感じ(なんだな、私には)が払拭されてよかった。この微妙な加減は自分じゃ到底無理だな。
そして、これ、いい!だったのが、コリアンダーをきかせたベイクドビーンズ。
どろんとべとっと甘いベイクドビーンズが、キリッと引き締まっていい!
これは自分でも実践しよう!

“ハウス・チャイ”は現地インドのレシピに忠実に従ったものだとか。
スパイスが豊かに香り、通常の紅茶は砂糖を入れない私も、これは甘い方が確実にいいね。
ただなぁ、量がなぁ、ダブルエスプレッソぐらい(もうちょっとある、か)で、
イギリスの一般的なコーヒーチェーンのドリンクの量を想定していた私には、
その分値段も上げて、倍ぐらいあってもいいんじゃないの、でした。
(追加オーダーするのが面倒。。。)

スパイス使いが上等、って店は多いのですが、
スパイス使いにフレッシュ感を感じるってのは、なかなか新鮮で、おもしろい!


料理もさることながら、ディシュームのキングス・クロス店のよさは、インテリア。
ノスタルジックなコロニアルな雰囲気があり、吹き抜けの2階建ては開放感があります。
バーコーナーも上品なラフさといった雰囲気で魅力。
地下は貸し切り用、かな? トイレも地下にあり、使い勝手はともかく、インドらしさを押し出していて、
コンセプトにブレがありません。
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昨年、2017年暮れにオープンしたディシュームのケンジントン店は1930年代のアールデコ風でボンベイのゴージャズなジャズ時代を彷彿させる造り(らしい)(↓)。

次はここを訪ねるとしますか。


mon 06/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25893204/
○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
○朝食@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/24033167/
○朝食@アルビオン/Albion(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25739952/
○朝食@クラークス/Clarke’s(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25317514/
○ロンドンでパワーチャージできる朝食を提供している店6選 → https://ricorice.exblog.jp/25039201/
○ロンドンで食べるイングリッシュブレックファスト・おすすめ10選 → http://ricorice.exblog.jp/24846252/




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by ricoricex | 2018-05-28 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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どこかに食べに行くほどの元気はなく、かといってスーパーマーケットやファストフードで買ってって気にもならず、
手がかかったデリで、持ち帰りにしよう。

ということでその日向かったのは、オトレンギ/Ottolenghiのベルグレイヴィア店。
http://www.ottolenghi.co.uk/

到着したら、閉店まで1時間を切っていて、
なので半分以上は、もうなくなっている有り様(当然です)。
その日の夕食用を買い求める人で、狭い店内は会計を待つ人が常時3人はいる状況。

何にしようかなぁ。
オーダーしようと前の人の注文を待っていたら、
スタッフの方がなんだかいらついている様子。
そんなつっかかるような物言いをしなくてもいいのになぁ。
忙しいのはわかるけどさぁ。

私の番が回ってきたら、やっぱりうんざりしたような言い方。
ひとり分ってこともあって、あからさまに「これだけ?」みたく言われ、
「そう。今日はこれで充分です。会計していただけるかしら」と返答。

店を出ようとしたら、私の前で注文をしていたマダムがエントランスのドアを開けて待っていてくれて、
「お料理やお菓子はおいしいし、いいお店なんだけれど、今日のスタッフのあの言い方はなかったわね」と。
そのやさしくおだやかな口調は、自分も同じ目に遭ったから、同志よ!という、同調を求める、ってトーンではなく、いたわりの気持ちで言ってくれたよう。

「確かに。まあ、こういうこともありますよね。夕食時に食品を扱って、忙しくてお腹もすけばイライラもするでしょう」と言うと、
「そうね」とにっこり。
なんとなく、軽く八つ当たりをされたようで、もやもやと持って行き場のない気持ちだったから、こういう言葉を交わすことで、気持ちがすっきり晴れたよう。

ベルグレイヴィアというポッシュなエリアってこともあるけれど、
こういう、こなれた大人な対応、気持ちのよい雰囲気を作って共有することがうまいよなぁ、と改めて。


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ちなみに、この日私が買ったのは、
・ナスのオーブン焼き/Baked aubergine
・ミックス・グリーンビーン/Mixed green beans
合わせて£5.18。

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これにクラッカーを合わせて、この日の夕食なり。
サラダはパリッとしていたけれど、ナスが時間が経ってしなっちゃったなぁ。ナスに火を通したら、仕方ないんだけど。


tue 03/11/15


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○テイクアウェイ@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/18365143/
○朝食@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/24033167/
○オトレンギが6月にオープンする店は、既存店とちょっと趣を変えて → https://ricorice.exblog.jp/27179539/
○ロンドン・モダン中近東料理ブームの立役者、サミ・タミミの理想の食事 → https://ricorice.exblog.jp/25691555/
○テイクアウェイ@コンディトー&クック/Konditor & Cook(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27136180/




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by ricoricex | 2018-05-15 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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だからぁ、時代はイースト(東)と言われて久しいけれど、私は西っ子なんだってばぁ。
なので、ほかで代替のできない、明らかな目的がない場合以外は、
ロンドンの西をうろうろして、ロンドンの西でいろいろ済ませてしまう、という、ね。

この日は土曜日で、午後の早い時間にスローン・スクエアで友人と落ち合うことになっていたので、
だったら、と午前中に出かけ、ぶらぶら。
あれやこれやいろいろチェックしていたら、あっと言う間にランチタイムになり、
かといってもう少しあれこれ見て回りたかったので、
飲食店に入ってのんびりランチタイムはできなさそう。

やむなし。
キングス・ロードを西に向かって、プレタ・マンジェ/Pret a Manger(サンドイッチ・カフェチェーン)にでも入るか、
それかM&S(スーパーマーケット)で何か買って食べようかなぁ、
なんて歩き出したら、フードマーケットに遭遇!

あっ、そうか! 今日は土曜日だ!
デューク・オブ・ヨーク・スクウェア/Duke of York Squareでストリートフードマーケット、ファインフード・マーケット/Duke of York Square Fine Food Market(またの名は、パートリッジズ・フードマーケット/Partridges Food Market)が立つ日だ!
http://www.dukeofyorksquare.com/food-and-dining/categories/fine-food-market
https://www.partridges.co.uk/foodmarket/

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場所を具体的に言うと、スローン・スクエア駅を背にキングス・ロードを西に向かって歩くこと数分、
右手にショッピング&レストランが集まったスポットがあり、サアチ・ギャラリー/Saatchi Galleryがあり、ちょっと間をあけてパートリッジズ/Partridgesという高級スーパーマーケットがあり、
このパートリッジズの向かいにちょっとしたスペースがあり、ここがデューク・オブ・ヨーク・スクウェア
毎週土曜日の10時から16時までフードマーケットが立つ、ってわけです。
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2005年10月29日(土)に始まったこのマーケット、当初は15ほどのだった出店ストールは、今は約70。
乳製品とか精肉とか魚介類とかジャムとかの食品、パンやケーキ、コーヒーやカクテルなどの飲み物もありますが、
開催時間がランチタイムをはさむこともあり、ストリートフードが多い。
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ひととおりならして、ここ!と私が目星をつけたのは、
Rainforest Creationsというカリビアンフードをベースにした野菜たっぷりのオーガニック、そしてカラフルでボリューミーなロティのラップ(ロールというか、巻いたもの、ってこと)。
(私はオーガニック信者ではないけれど、チョイスがあれば選んじゃうな〜。
 仙人のような色味の乏しい質素なZenスタイルは苦手で、
 見た目が楽しく、食べごたえのあるものが、非常に好み!)
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コーンミール、レンズ豆、全粒粉を使ったロティのラップは全部で4種類。
どのラップにも自家製フムスがたっぷり塗られます。
私が選んだのは、レンズ豆バーガーのロティ/Lentil Burger Roti £5。
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色とりどりのたっぷりの野菜とコールスロー、ほんのり辛さのあるカリビアンなソース、
握りこぶしほどの大きさのレンズ豆のパティ(日本ではバーガーではなくパティの方がとおりがいいかと。そして、ファラフェルと呼んだ方がいいかも)を半分に割って軽くつぶしたものがフィリング。
手にとるとずしっと重く、これらのフィリングが均一に入っていないので、
食べるたびに味や食感が変わって、食べ飽きない。
レンズ豆のパティたっぷりなので、食べごたえも充分!です。
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もともとモダン中近東ものが好きな私。
カリビアン色があくまでほんのり、むしろカラフル・オーガニックが強く、
ファラフェルを思わせる豆のパティがあったりで、包むのがピタパンではないものの、
中近東のストリートフードを思わせる、この一品、
どストライクでした。
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sat 11/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○モルトビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26209327/
○ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25919385/
○ランチ@ホワイトクロス・ストリートフード・マーケット/Whitecross Street Food Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25549377/
○ストリートフード@リアルフードマーケット・アット・ザ・サウスバンクセンター(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/22560842/
○週末のお出かけに! ロンドンのサタデー・マーケット → http://ricorice.exblog.jp/23421394/




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by ricoricex | 2018-04-28 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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その日の午前中、ピンク・フロイドの「アニマルズ/Animals」のアルバムカバーであまりに有名な
バターシー・パワーステーション/Battersea Power Stationの最後の姿を見学。

(エリア再開発でその姿がなくなる前に、株主さんの厚意で内部見学でき、
 ちょうどそのタイミングでロンドンにいてうまく時間も作れたのです(↓))


見学が終わったときにはすっかりランチタイム。
午後から約束があり、お店に入ってゆっくり食べる時間はないなぁ、どうしようかなぁ。

ちょうど移動の動線上にロンドン・ブリッジ駅があり、
ここで降りて、バラ(ボロー)・マーケット/Borough Marketにでも行って、さくっと何か食べるとしますか!

ざっと回って、この日の気分にフィットするものに出合えず。
っと、はっと思い出したのが、ベーカリーのコンディトー&クック/Conditor & Cook
ケーキやタルトで知られているけれど、デリもあったはず。
https://konditorandcook.com/

はい、記憶に間違いありませんでした。
注文したのは、キッシュ・ブッフェ・ランチ/Quiche Buffet Lunch £5.95。
トマトをトッピングしたキッシュと、ナスとグリーン野菜のサラダの2品です。
ぎとぎとキッシュではなく、おだやかな味わいのすっきりとした味わい。
サラダの、パリッとクリスピーな生野菜と火を入れてぐにゃっとやわらかくなったナスをまとめるのは、控えめなサラダクリーム(私はべとべとしたマヨネーズやべったりしたドレッシングが苦手なのです)。
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淡白な味や風味が好みの私には、いい按配。
本筋のベイキング(パンや焼き菓子)よりも好みかも(笑)。

金曜日でお昼どきでバラ(ボロー)・マーケットは混雑。
座って食べられそうにもないので、スペースを見つけて立ち食い。

お腹を満たし、次の目的地へと向かったのでした。
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ところで、このコンディトー&クックに限らず、
オトレンギ/Ottolenghi然り、ローズベーカリー/Rose Bakery然り、
デリよし焼き菓子よし、両方任せて!なスタイルなお店をロンドンで散見します。

これってイギリス独特、なのかな?


fri 08/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○タルト@コンディトー&クック/Konditor & Cook(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25870296/
○テイクアウェイ@オトレンギ/Ottolenghi(ロンドン)→ https://ricorice.exblog.jp/18365143/
○ランチ@ローズベーカリー/Rose Bakery(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/18354712/
○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25675717/
○バターシー・パワーステーション/Battersea Power Station公開! → https://ricorice.exblog.jp/21345239/




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by ricoricex | 2018-04-14 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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いずこの国でも、“フランス料理は敷居が高い”ってのが相場のようで、
それはイギリスも然り、だったのですが
(イギリスの場合、フランス料理店は、高い、だけでなく、レイドバックした、ってイメージもあったと思うけど)、
このレストランの登場で、
今の感覚にフィットしたスマートカジュアルなアプローチで
ビストロが息を吹き返したように思えます。

カフェ・ルージュ/Café Rouge
https://www.caferouge.com/

1989年創業。
私がその存在をはっきりと目にして認識したのは、イギリスに住んでいたときの2000年。
カフェ・ルージュは1990〜2000年代にかけて、ここなら誰が行ってもそこそこ満足できて安心!
みたいなパブリックイメージだったと記憶しています
というのも実際に、「カフェ・ルージュ、いいよ」「カフェ・ルージュ、お気に入り」って言われたことが幾度となくあったから。

今のイギリスは、とにかく飲食店が多いので、フーディーを自称する人たちは、
インディペンデントで知る人ぞ知る的な店を推すと思われますが、
当時はまだ不特定多数に共通項としての良店、ってのが存在していたんですよね〜。


なわけで、知ってはいたものの、レストランのチェーン店といった様相なので、
いつでも行けるじゃん、どこにでもあるじゃん、
で、後回しになっていたのですが、
あ〜、こういうときに、この手のチェーン店は強いな、というタイミングがやってきました。

2017年秋の日曜日、朝から出歩いていて、ひと仕事終わったときはすでに午後。
15時をとうに回り、すっかりお茶の時間帯です。
日曜日だし、ランチとディナーの間の時間だし、でもお腹はすいているし、
どこで食べよーか、どこぞのターミナル駅にとりあえず行ってバーガーキング/Burger King
(私はファストフード・ハンバーガーチェーンではバーガーキングがお気に入りなのです。
 あの大味なのが、たまらん!
 一度、国際線機内食が最悪だったとき、乗り換えでシンガポール・チャンギ空港に到着するやいなや
 バーガーキングに駆け込んだことは言うまでもない)
と思って、向かったのはヴィクトリア駅。

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っと、ヴィクトリア鉄道駅内、コーチステーション側に、ヴィクトリア・プレイス/Victoria Placeという食事&ショップ・コンプレックスがあり、そこにカフェ・ルージュが入っているじゃないの!
お茶の時間でも利用できる食事のセットメニューもあるじゃないの!
ランチからスタートして閉店時間まで提供、とはありがたい!
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なわけですかさず、カフェ・ルージュへ。
プリフィクスの2コース、スターター+メインで£12.95。
私が選んだのは、
・季節のスープ(この日はバターナッツ・スクウォシュ(カボチャの一種))/Soupe de Saison
・魚のポテトグラタン/Fish Parmentier
フランス・コンテの白のグラスワイン£4.95もオーダーし、
チップ£2で、合計£19.90。
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味は、可もなく不可もなく。
値段が値段だし、まあ、こんなもんでしょう。
この値段で文句を言っちゃいけない。


へええ〜っ、だったのが、インテリアなどをフランス風に仕立てたり、
今やロンドンの主だった飲食店はあらかじめサーヴィス料を加算して請求するにも関わらず、今もってチップを払うシステムを固守したり、と
フランスらしさを演出するのに加え、
メニューもフランス語表記にして、英語で説明を添えるってやり方。
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イギリスではフランス語がそのまま使われることは少なくないし、料理なんか特にそうだけれど、
それは翻訳しづらい言葉の場合。

こんな風に、フランス語で通す、ってのは、
ハイエンドなファインダイニング、オーセンティックないかにもな店はともかく、
こういうカジュアルスマートなチェーン店で、ってのは、へぇ〜、なわけです。

今はイギリスの学校も外国語の選択肢は増えたので、
フランス語はちんぷんかんぷんな人は少なくなくって、
メニューをフランス語にしているのは、明らかに“フランスらしさ”を打ち出すための戦略ですねぇ〜(だからこそ、説明は英語)。

いやぁ〜、こんなときですね、フランス語をかじっていて、よかった!って思うのは
(食関連という仕事柄、とりあえずメニューと厨房のフランス語はわかるので)。
フランス語がまったくで、英語も苦手で、だと、
メニューみて、なんだこれ? 説明は長めの文章で読む気が失せるだろうからなぁ。


さて、カフェ・ルージュ、私は15時に入店して食事メニューをオーダーしたのですが、
時間帯柄ケーキとドリンクのセットメニューもあるし、お茶だけワイン1杯だけでも使えて、
こりゃ、まさにファミレス感覚で利用できますな。

ヴィクトリア駅というターミナル駅、長距離バスの場合はヨーロッパからってのもあり、旅行客の姿が多い(英語以外の言葉もちらほら聞こえる)。
家族やグループも多い。
そういえはばスタッフも、私が話した3人は全員フランス語訛りだったな。
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冒頭で、1990〜2000年代に「カフェ・ルージュいいんじゃない」という声が多かった、と述べました。
その説明を、2018年2月25日(日)づけのイギリスの新聞“The Guarian/The Observer”のこの記事にみてとれます(↓)。
Moules Britannia: why are celebs flocking to Café Rouge in Highgate?
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/shortcuts/2018/feb/25/moules-britannia-why-are-90s-celebs-flocking-to-cafe-rouge-in-highgate


1996年初版の小説で、2001年以降レネー・ゼルウィガー主演で映画化&公開された『ブリジット・ジョーンズの日記/Bridget Jones's Diary』にもカフェ・ルージュ登場していることがそれを象徴しているんじゃないかな。


sun 05/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○夕食@オベイン/Aubaine(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26068693/
○ランチ@ガーニェ/ガルニエ/Garnier(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25707157/
○ランチ@ル・ポン・デ・ラ・トゥール/Le Pont de la Tour(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25630910/
○パリ祭にちなみ、イギリスのフランス料理店ベスト30をピックアップ → https://ricorice.exblog.jp/25917298/
○「ブリジット・ジョーンズの日記」 → https://ricorice.exblog.jp/9275136/




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by ricoricex | 2018-03-30 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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それまでも、パンや乳製品、食肉加工品は(野菜や果物、肉なども、だけど)、
日本よりもイギリスに軍配があがるなぁ〜、と思っていたのですが
(日本は、調理されたものはともかく、素材の力がとにかく弱い)、
スーパーマーケットで販売されている大量生産のものや、せいぜい街のパン屋さんでも
それはそれで満足していたのが
(私は日本のやわらかい、もちもちを主眼においたパンがさほど得意でないのです)、
この店ではっきりとイギリスのアルチザンブレッドに開眼した、といっても過言ではありません。

セント・ジョン/St. John
https://www.stjohngroup.uk.com/

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1994年、ロンドンはファーリンドン、店名の由来にもなったセント・ジョン・ストリートに開業し、
トレードマークにもなっている豚が証明するように、
頭から尻尾まで肉の部位を余すところなく料理にして提供するモダンブリティッシュ(モダンヨーロピアン)として人気を博し、
2003年には、ショーディッヂにカジュアル寄りの店、
セント・ジョン ブレッド・アンド・ワイン/St. John Bread and Wineをオープン。

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私が初訪問したのは、セント・ジョン ブレッド・アンド・ワインの方で、もう10年ほど前のこと。
パリッと糊がきいたような白を基調とした、ムダのないインテリア同様、よりシンプルな調理法で、素材を食べるアプローチで食べさせてくれます。

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料理も、ですが、はっとしたのが、パン。
滋味深く、しみじみおいしい。噛み締めるたびに穀物が育まれた大地とパンがパンとして形成されるための発酵が鼻腔をくすぐる。
厨房とホールを仕切るカウンターに、パンが数種類並んでいて、
もちろん、購入可能です。
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きけば、セント・ジョンのパンはすべてここで焼く、パン工房も兼ねている(いた?)、とのこと。
確かこのときと前後して、パン工房はバーモンジーに移転。
当初は工房&卸し専門だったのを週末のみ一般にも開放し、
ちょうどこの店舗のある場所は、モルトビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Marketと呼ばれる、線路の高架下沿いに続くフードマーケット。
このマーケット、買い食いならココへ!と私のイチオシでもあります。
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なんせ、週末、しかもセント・ジョンのような人気店とあらば、早い時間に、午前中には行かないと売り切れちゃうだろうなぁ、
って見当で、様子をうかがう日々が続き、
ようやく訪問できたのは、2015年秋のこと。

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モルトビー・ストリート・マーケットに到着したのは、朝10時前。体勢を万全に!ってわけで、
朝食を摂っていない状態で真っ先に向かったのは、セント・ジョン
パン、パン、パン、な気分でいっぱいだったものの、はっと冷静に。
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大きいパンを買ったところで、ここでパクつくのはなぁ〜(パクついてもいいのですが、ブレッドナイフもバターも何もない!)だし、持って帰っても果たして食べるのか?だし、
エクルズ・ケーキベイクウェル・タートトリークル・タートといったイギリスらしい焼き菓子もあったものの、
目に留まったのがドーナッツ。
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そうよ、そうよ!
セント・ジョンはドーナッツも看板商品だったんだわ、と思い出し、変更。

さすが売れ筋の目玉アイテムだけあって、通りに近いところに、それぞれの種類がばんじゅうごとでん!とおかれています。
種類はヴァニラ、(ラズベリー)ジャム、バタースコッチ、チョコレートの4種類で、各£2.50。
お店の方曰く、「ヴァニラが一番人気」だとか。

私が選んだのは、ヴァニラと(ラズベリー)ジャム。
お店の前には2〜3テーブルが設置され、「そこで食べてもいいですよ」とのことで、
イスに座ってゆっくりいただいたのでした。
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日本の一般的なドーナッツに比べるとやや大ぶり。
比較的歯切れがよく、大きさの割にすっきりと食べられます。
グラニュー糖がまぶしてあるものの、ドーナッツ自体はさっぱり目。
フィリングのヴァニラはやや酸味のある軽い口当たりのクリーム、
(ラズベリー)ジャムともフィリングはたっぷり入っていてますが、
揚げ立てだからか、油の切れもよく、するりと喉を通っていきます。

ドーナッツは、ジャンクなお菓子、といった印象があったりしますが(私だけ、かな?)、
きれなドーナッツってものが存在するんだなぁ〜、なんて感じたり。

食べながらお店を眺めていると、次々と人がやって来て、
大きなパンを包んだ紙袋を抱えて出て行く人や、一度にドーナッツを10個ぐらい買う人も。
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e0038047_18180800.jpgしっかし、ですね。いつからだろう、ロンドンのベーカリーで提供するドーナッツが脚光を浴び、かつ人気アイテムとなったのは?
5年ぐらい前?
チェーン店のものと一線を画しているから? 家庭で作るのは面倒だから(もっともイギリスの家庭でドーナッツを作るのが日常的な光景(だった)とは思えないけど)? クロナッツ(クロワッサンとドーナッツのハイブリッド)が話題になってドーナッツにもスポットライトが当たった? ドイツのベルリーナー・プファンクーヘン、はたまたハワイのマラサダの影響?
謎はいまだ、解明されないままです。
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sat 31/10/15


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○モルトビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26209327/
○ドーナッツ@ブレッド・アヘッド/Bread Ahead(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25828940/
○イギリスでのドーナッツ販売店の増加はドイツの影響? → https://ricorice.exblog.jp/25800162/
○お菓子のハイブリッドはつまるところマッシュアップ? → http://ricorice.exblog.jp/21185677/
○クロナッツ(のようなもの)in London → http://ricorice.exblog.jp/21474143/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2018-03-16 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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何の先入観もなく私を見たら、日本人とは思わないんじゃないなかぁ〜。
じゃあ、何人に見えるかっていうと、私自身はタイ人だろーなー、と思っていて、
実際にタイでタイ人と思われたこと、ままあり
(もっとも、シンガポールではシンガポール人と思われるわけだけど)。

ただ、ロンドンだと、フィリピン人に見える、らしい。
というのも、現地在住のフィリピン人に、たとえばバスを待っているとき、レジで並んでいるときに
「あなた、フィリピン人?」と何度話しかけられたことか。
フィリピンの言葉で話しかけられたこともあるなぁ。
(私がタイ人に見えるのは自分でも納得!だけど、フィリピン人はよくわからない。
 でも、毎度、話しかけられるんだよなぁ〜)

要は、アジアとひとくくりでいっても、私の場合は、
東アジアじゃなくって、東南アジア、なんですよね〜。
外国で和食が恋しくなったり、中国料理に走ったり、ってことはないんだけれど、
無性に食べたくなるのはタイ料理だったりヴェトナム料理だったりします。
見た目は体を表す? そっちの血が流れているのかな?


その日、13時ごろまで、プロとロンドンのチョコレート専門店をいくつか回り、
当然試食や試飲もし、
となると終わった頃には、すっかり別のものを食べたい気分に。

ソーホーにいた私の目に真っ先に留まったのは、タイ料理店。
まさにタイ料理こそ食べたい!だったし、「このお店、最近勢いがあるなぁ〜。うん、入ってみるか」と即決で入店。
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店の名前は、
ローザズ・タイ・カフェ/Rosa's Thai Café(以下、ローザズ)
https://www.rosasthaicafe.com/

13時を回ってもまだランチタイムまっただ中のロンドンにしてはお客が少なく、埋まっている席は半分程度。
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すぐに席に通され、迷うことなくメニューをチョイス。
・トム・ヤム・クン・ヌードル/Tom Yam Noodle Soup £9
飲み物は、
・チャーン(ビール)/Chang £4
サーヴィス料など込みで、トータル£15。
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私、辛いものが大好き!なわけじゃなく、
辛いものはまた他の料理の味がわからなくなったりするので、
タイ料理で単品となると、パッタイとかマイルドなものを選ぶのですが、
この日ばかりは、チョコレート三昧だったので、
辛くって酸っぱくって、なものが断然食べたかったわけです。

肝心の味はねぇ、まあ、こんなもんかな(笑)。
特別おいしいわけでもていねいに作っているわけでもなく、
食堂のメニューをカフェ用におきかえて出している、って感じ。
(日本でもカフェのメニューって、たいがい、激ウマ、ってことはないでしょ。
 なんとなくきれいで、そこそこかな〜、という、ね)

でも、だからこそ入店しやすいのは間違いなく、
しかもローザズの場合は、ランチタイムが夕方5時までというのも、いかにもカフェっぽくって、ありがたい!

むしろ注目すべきは、もうこれは完全に時代、なのですが、
ヴェジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーにしっかり対応していて、
私が訪問したソーホー店では、2018年1月15日(月)〜4月15日(日)は、
期間限定のヴェジタリアンメニューも多数登場。

時代に対応の別の面では、フードデリバリーやオンラインオーダーも相当多いようで、
私が通された席からはレジが見え、そこに紙袋が常時7〜8個おかれていて、
最初は気に留めていなかったのですが、
それはデリバルーやウーバーイーツといったフードデリバリー用だったり、
スマホを見せて商品を受け取っていく人のためだったり。
明らかにイートインより利用が多い模様。

それは、ローザズのウェブサイトを見たら一目瞭然! 上部のバーには(↓)、
https://www.rosasthaicafe.com/
“BOOK A TABLE(席予約)”と並んで“DELIVERY & COLLECTION(デリバリー&受取り)”がきっちりあるのでした。

そう、だから、ローザズ、お昼時なのにあまりお客がいないな、と思ったのは大きな間違いで、
イートイン以上のお客をがっちりつかまえていたのでした。
これも時代だなぁ〜、これまでの感覚を基準にして、見誤ってはいけないなぁ。
はい、大きな教訓をもらいました!


ところで、ローザズでおいていたビールは、
日本ではこっちを見る割合が高い(と思われる)シンハー/Singhaではなく、チャーン/Chang
チャーンシンハーよりうんと遅れて参入した後発組だけど、
タイではチャーンの方が売上げが上じゃなかったっけ?
そんな話をタイできいた、ような記憶。
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fri 03/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@ソム・サー/Som Saa(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25151358/
○ランチ@カイ・チェ/Cây Tre(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25951255/
○フードデリバリー、デリバルー/Deliverooの2017年人気メニューはハンバーガー(イギリスでも世界でも!) → https://ricorice.exblog.jp/26252227/
○ロンドンのフードデリバリー、急成長で発展中! → http://ricorice.exblog.jp/25233403/
○イギリスのタイ料理店・ベスト10 → https://ricorice.exblog.jp/23593976/




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by ricoricex | 2018-02-27 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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その店のオープンは訪問する1〜2年前に雑誌で知って、
ワインだけでも、料理だけでもなく、両方が楽しめ、
適度なスマートカジュアルさがあって、
いい感じ!
なので、しっかり頭に刻まれたのでした。


そうして、その日のお昼ごろ、ロンドン・メリルボーンにいた私は、
はっきりとその記憶をもとに、ランチ訪問しました。

28°-50°
http://www.2850.co.uk/

店名の28°-50°とはワインに注力している店らしく、
上質なワイン用のブドウが栽培できるところが、緯度28°-50°の間にあることから。

28°-50°の1号店はシティにあり、ワインのラインナップもさることながら、
そして名だたるフランス料理店で働いてきたシェフが腕を振るうことも評判となり、
メリルボーンに姉妹店をオープンしたってわけです
(現在、メイフェアにも店舗があります)。


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お昼のオープン間もなく、28°-50°に到着。
お店が建っているのは、三角錐の鋭角とも呼べる場所で、それをうまく利用した造り、入り口は狭いものの、そこから店内を進むに従って、奥にも横にも広がりがあります。

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そして、店の中央にどんとあるのはU字型のカウンター。
水色の背もたれと座面のイスがお行儀よく並び、
視点の上、手をのばして届くところには、たくさんのワイングラスが逆さまにぶら下がっていて、
飲んで食べるワクワク感がインテリアからも伝わってきます。

そのU字型カウンターを取り囲む恰好で、テーブル席が据えられ、
両側とも大きなガラス窓になっているため、
三角錐の鋭角のロケーションにも関わらず圧迫感がないのも、計算ずくでしょう。
地下にもスペースがあり、プライヴェートで貸し切りができるようになっています。


お昼のメニューは、というと、アラカルトのほか
平日には、プリフィクススタイルのコース、2コースもしくは3コースがあり、私は、
前菜、メイン、デザートの3コースにしました。
選んだのはそれぞれ以下のとおりです。

・本日のスープ(この日はカリフラワー)/Soup of the day
・鱸のロブスターバター、ハーブサラダ添え/Sea bass, lobster butter, herb salad
・ブレッド・アンド・バター・プディング、クレーム・アングレーズ添え/Bread and butter pudding, crème anglaise
こちらの3コースで£18.95(2コースの場合は£15.95)
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これに、店員さんと相談し、ポルトガル産の白ワインをグラスで、
食後のコーヒーにはアメリカーノをオーダーし、
サーヴィス料など含めて、合計£30..00ほど。
(パンとお水(といってもタプウォーターだけど)はついています)。
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料理は、私がそういうチョイスをしたからもであるのですが、
前菜のスープ(クレソンの飾りがワイルド!)もメインの鱸もやさしい味わい
(つくづく私はイギリスで鱸を食べるのが好きなんだなぁ、無意識だけど選ぶことが多いなぁ)。
なので、やわらかいポルトガル産の白とも相性バッチリ。


ちなみに、この3コース、それぞれもう1種類ずつ備えていて、
もう一方の選択をした場合は、こんな感じ。

・豚のリエット、トースト、小キュウリのピクルス、粒マスタード添え/Pork rillettes, toast, cornichons And wholegrain mustard
・コック・オー・ヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)/Coq au vin
・コンテ(フランスのハードチーズ)のチャツネ添え、パン付き/Conté with chutney and bread
と、こちらの方が明らかにワインを飲むためには適しています(笑)。
ワインの店だなぁ、とつくづく。


実は私、この店で、ワイン&料理を楽しむのが最大の目的だったのですが、
もっとも印象に残ったのは、デザート。

私は選んだ“ブレッド・アンド・バター・プディング、クレーム・アングレーズ添え”のブレッド・アンド・バター・プディング
通常、ノスタルジーさが漂う家庭菓子(もしくはスクールディナー(給食)でおなじみ)で、
余った(かたくなった)食パンに卵液を流し、レーズンなどをのせて、オーブンで焼いたデザート。

食パンの再利用デザート、いわばフレンチトースト(のようなもの)をオーブンでどん!と作って取り分けて食べるものですが、
28°-50°で提供されたのは、
スキレットにクレーム・アングレーズ(カスタードクリームのゆるい、ようなもの)を敷き、
そこに棒状に切ったブレッド・アンド・バター・プディングをおいたもの。

あ〜、レストランが手がけると、家庭菓子もこんなに洗練されたスタイルになるのか〜!
とすっかり感心したのです。


4年以上も時間が経ってのアップデイトで、
昨秋、2017年秋にはお店の所在は確認できたのですが、
メニューは変わっている可能性があります。
ご承知の上、こんな店なんだ〜、の概要を知るための手がかりとしてどうぞ。
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tue 12/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスでイングリッシュワインを飲む → http://ricorice.exblog.jp/24112930/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@10グリーク・ストリート/10 Greek Street(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26096376/
○ランチ@マジ/Mazi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26024025/
○<イギリス菓子・レシピ> ブレッド・アンド・バター・プディング【Bread and Butter Pudding】 → http://ricorice.exblog.jp/24739234/




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by ricoricex | 2018-02-15 00:00 | イギリスのグルメ店レポート

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今も昔もイギリスを代表するカジュアルフードといえば、フィッシュ&チップスがその筆頭なのですが、
私自身は実際のところ、滅多に食べない、んですよねぇ。
今どきのイギリスの食事は適量、だと思うのですが、ひと昔前の、いわゆる定食的なものってのは、量がウリ、ってのもあり、
量が多いがゆえに、単純なメニューだと途中で飽きてきちゃうんですよねぇ。

この日、前日から、フィッシュ&チップス食べたい!モードに支配され、その日の午前中、アンティークマーケットが開催されているウロウロしているうちに、
辛抱たまらん!
と駆け込んだのがこの店。

ポピーズ/Poppie’s
http://poppiesfishandchips.co.uk/

1952年創業。
スピタルフィールズにあり、創業時の1950年代の雰囲気をお店の内装や制服、フィッシュ&チップスを包む紙で演出しています。
現在は、ソーホーやカムデンにも支店があり、
マーケットが開催される、オールドスピタルフィールズにも持ち帰り専用でお店を出しています。

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今回、私が利用したのは、オールドスピタルフィールズにあるテイクアウト専門店。
とはいえ、マーケット内にはコードコートよろしく誰でも利用できる共有テーブルがあるので、お昼の混雑時を外せば、座って食事を摂ることができます。
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で、私がオーダーしたのは、
・フィッシュ&チップス(タラ)/Traditional Fish & Chips –Cod- £9.20
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長辺20cmを超える箱にたっぷりのチップス(フライドポテト)とはみ出さんばかりにチップス。
カットレモンが添えられていますが、揚げ物にはモルトビネガーがよく合う!(私の持論)ということで、
レジのところにあるモルトビネガーを、これでもか、といわんばかりにばしゃばしゃ。
薄めの衣でパリッと揚がったフィッシュは、ほろりと身がやわかくて、うまい!

大きめにカットされたほくほくチップスも幸せ〜(もう少し揚げが強い方が好みではあるけれど、まあ、これは、このくらいが標準だからなぁ)。
昔、アイスクリームを買ったときについてきた木のスプーンの先が割れたタイプの、チップス用のさじも郷愁を誘います。
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ポピーズではほかの魚にハドック/haddockがあり、
サイズももうひと回り大きなLも用意。


久しぶりに食べると、食べた〜!って気になり、もうしばらくはいいや、と思うのですが、
たま〜に思い出したように食べたくなるのが、フィッシュ&チップスなんですよねぇ。


ところで、この後、話をしたときに、お昼、フィッシュ&チップス食べてさぁ、って言ったら、いくらだった?と訊かれ、£9.20と答えたら、安いね!と。
確かに、そーだわ。
いくらテイクアウェイとはいえ(イギリスではイートインとテイクアウェイの値段が違い、当然前者の方が高い)、£10切ってる、ってのはロンドンの街中で奇跡かもしれない。
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tue 02/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@コヤ・バー/KOYA Bar(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26238951/
○ランチ@ビストロ・ベニート/Bistro Benito(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26183476/
○モルトビー・ストリート・マーケット/Maltby Street Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26209327/
○フィッシュ&チップス・アウォーズ2017 → http://ricorice.exblog.jp/25406974/




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2018-01-25 00:00 | イギリスのグルメ店レポート