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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


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カテゴリ:イギリスの飲食店レポート( 110 )



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5年前の2014年、ヴァージン アトアンティク航空/Virgin Atlanticで、イングリッシュワインをテーマに連載を担当しました。
(現在、ヴァージン アトアンティク航空の日本撤退に伴い、ウェブサイトも閉鎖)

それまでワインは近づかないようにしていたんですよね。なんというか、頭で飲む感じに感じられて、それに敬遠しちゃって。まずは楽しくって美味しければいいでしょ、じゃないの〜、って思っていて。
それが、2000年代に入り、イングリッシュワインの成長ぶりに興味を抱き、同時に仕事でもワイン関連が多くなり、私がワインに目覚めたのはオーストラリアのおおらかさだったんですよね。

おいしければいいじゃん! 楽しければいいじゃん!知識はその次、みたいなノリがフィットしたんです(それでもって実のところ、実力派)。
ニューワールドだからなのかな(今さらニューワールド、っていうのも、ですが)、既成概念にとらわれない開放感が気に入ったんです。
そうして、ワインに興味を抱き、いろいろなタイプのワインの仕事をし、点だらけになった知識を、体系的に整理した方が理解が早いな、とついにはWSETに通ったりもしました。

当然、イングリッシュワインやイギリスのワイン事情についてもっと知りたい!の思いが強くなり、2000年代後半からは、現地のワインエステイトを訪ねるようにもなりました。
ただ、ワインエステイト、遠いんだ〜。車がないとつらいんだ〜。

でも、飲んだり、買ったりはできるんです、ロンドンでも。
私はアルコールをさほど飲まないので、グラス1杯でそこまで驚きがなくてもきっちり満足できる食事ができる、肩肘はらないスマートカジュアルなお店が身の丈に合っている。
ロンドンのメリルボーンにある28°-50°もそんな一軒(↓)。


この店舗の姉妹店(というか、新ベンチャーというか)で2016年に、同じくメリルボーンにオープンしたのが、ブランドフォード・コントワール/Blandford Comptoir
https://blandford-comptoir.co.uk


ある日の日曜日、この界隈をうろうろしていて、気づけば13時を回っていて、お腹もすいてきて、さてどうしよう。
日曜日だしなぁ、開いていないところもあるだろうし。
ふと見ると、ブランドフォード・コントワールが。
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あっ、ここか!

ブランドフォード・コントワールのオープンはニュースとして頭の片隅にあったものの、詳細をチェックしたわけではなかったので、向こうからやってきた!って感じ(私はポジティブ解釈です(笑))。
中をのぞくと席もあるようだし。
ランランラ〜ンと入り口の扉を開く。

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笑顔で席を案内されて、見渡すと周囲の人たちがワイングラス片手におしゃべりに興じていて、ややわさわさしたような音が心地よいBGM。
料理の軸は地中海料理、とのことでしたが、外が寒く、暖かいところに入って体が安心したのか睡魔が襲ってきて、頭が回らないし、で、選ぶのが面倒になって、グランドメニューとは別に渡された限定メニューから、サンデースペシャル/Sunday Special £20をオーダー。

その内容は、というと、
ラムのロースト、バターナッツスクワッシュ(かぼちゃの一種)、芽キャベツ/Rump of Lamb, Butternut Squash, Brussels Sprouts
ワインは、
2011 Rioja Reserva, S. de la Familia, Bodega Luis Cañas(125ml) £12
スペイン・リオハの赤で、スパイシーで、どちらかというと重厚な味わい。
支払いは、サーヴィス料含めて、トータル£36。
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料理は、ラムのローストは素直に王道、って感じで、それはさておき、バターナッツスクワッシュと芽キャベツの使い方がかわいい。
バターナッツスクワッシュは、フライドポテトのように細く切ったものをロースト、そしてピュレ状にしたものをお皿にポンポンポン。
芽キャベツはゆでてあり、外の大き目の葉は、バターナッツスクワッシュのピュレの上にポン。
ラムのローストはほかの小さい葉の芽キャベツのベッドの上におかれている恰好です。
これらのつけ合わせのせいでしょう、軽やかでパクパクいけちゃいます。

もう一品食べようかな、デザートにしようかな、と思いつつ、いやいや腹八分、この後で何かドンと食べたくなるかもしれないし、で自分で自分を押しとどめました。

訪ねたのが日曜日ということもあるのでしょう、私が入店する前からいて、ずっと会話の花を咲かせている人たち、カウンター席ではスタッフと談笑している人たち、のんびりとした日曜日の気分はこういうところでも味わえるんだなぁ、なんて思いながら店を後にしたのでした。
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sun 12/11/17


~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@28°-50°(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26720152/
○ランチ@ヴィノテカ/Vinoteca(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27367160/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@10グリーク・ストリート/10 Greek Street(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26096376/
○ランチ@マジ/Mazi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26024025/



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by ricoricex | 2019-02-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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嗚呼! 来るべきときがきたのかもしれません(↓)。



イギリスでチェーン展開しているケーキ屋さん、パティスリー・ヴァレリー/Patisserie Valerie
これは、ついに閉業へのカウントダウンなのか。。。

2018年10月、パティスリー・ヴァレリー倒産危機がイギリスを駆け巡り(その時点ではいったん回避)(↓)、


いやぁ、まずい、これは、まずい!
と数週間後に渡英を控えていた私は、
パティスリー・ヴァレリーに行くことを“TO DOリスト”に追加。

イギリスのケーキというと、どっしり、ばさっとした食感で、比較的重いものが多く、
ケーキは焼きっぱなし、せいぜいアイシングやバタークリームであしらうぐらいで、
日本で一般的なふわふわ生地にクリームや果物をふんだんに使ったデコレーションケーキの類ってあまり見ないんですよね。
イギリスの伝統的なケーキでもないし。

では、デコレーションケーキやフレッシュフルーツのタルトを扱っている店がないのか、というと、そんなことはなく、
その代表格が、パティスリー・ヴァレリーです。

とはいえ、ケーキの生地もクリームの質も日本の一般的なものとは違い、
ドイツとかフランスとか大陸的な感じ。
ふわふわ、というよりもしっとり、クリームも軽いけれどコクはしっかりある。
(スポンジ・ケーキとはよく言ったもので、日本で受けるスポンジ・ケーキや食パンのふわふわさ至上主義は、
イギリスでは、まさしくスポンジをフンガフンガしているみたい、と思われ、受けないと思う。
 知り合いのイギリス人が日本に来てパン難民になったりするもんなぁ。
 まあ、時代が変われば味覚も変わるだろうから、先はわからないけれど)
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1日中、外を歩き回る日だと、お昼と夕食の間にしっかりおやつタイムが体が欲します
(普段、私は間食をしないんです。
 甘いものはデザートとして食べるか、1食分としてしっかり食べるか、のどちらか)。
そんな動き回る日がやって来たのはマンチェスターで。

“TO DOリスト”に入れていたものの、
パティスリー・ヴァレリー訪問はロンドンで、タイミングをみて、ぐらいにぼんやり思っていて、
マンチェスターで行くことは想定していなかったのですが、
この日の午後、「あ〜、甘いもの食べたい! クリームたっぷりの甘いもの!」となり、
はっ!とパティスリー・ヴァレリーの存在を思い出し、
スマホでチェックすると、そのときいた場所からすぐのところにあるじゃない!
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行きましたとも! はい、行きましたとも!
イートインで注文したのは、
・イチゴのケーキ/Strawberry Gateau £4.10
・カフェ・ラテ/Caffè Latte £2.80
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スポンジ生地(そこまでふわふわではない)にシロップを打ち、
カットしたイチゴを混ぜたウィップクリームをはさみ、
上部にもウィップクリームを絞り出すなど、たっぷり。
半分にカットしたイチゴが4〜5粒のっていて、思わず目を引きます。
そこに甘酸っぱいグレイズがかけられ、
つやっとした色みもですが、とろっとした甘酸っぱさが全体のまとめ役。
そして、ケーキの側面にまぶしたアーモンドダイズが食感のいいアクセントの役割を果たします。

ヘヴィーってわけではないのですが、食べた〜!という充足感がしっかり得られます。

すっかり放心状態になって、残ったカフェ・オレをすすりながらぼーっとしていたら、
隣の席に人が座り、どうやた誕生日ケーキの相談のよう。
そうだよね、パティスリー・ヴァレリーのホールケーキは見た目も豪華だし、うれしいよね。
なんて、他人事ながら。

っと、まだ閉業の危機は脱したわけではない、ことが頭をかすめ、
コースターと紙ナプキンと紙袋をちょうだいしました。
もう二度とお目にかかれないかもしれないな、って思いながら。
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嗚呼! パティスリー・ヴァレリー、一体どうなっちゃうの?
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sat 27/10/18


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○嗚呼、パティスリー・ヴァレリー! ついに倒産か? → https://ricorice.exblog.jp/27756899/
○パティスリー・ヴァレリー、とりあえず倒産の危機はまぬがれた模様 → https://ricorice.exblog.jp/27555606/
○ケーキ@ヴァイオレット/Violet(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25579516/
○ケーキ@ベアズ・オブ・ブルームズベリー/Bea's of Bloomsbury(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27547890/
○お茶@ジャーマン・ジムナジウム/German Gymnasium(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27302483/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2019-01-29 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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ロンドンでの私は完全に西っ子で、
山の手の下町、アールズ・コートが肌感覚でしっくりくる
(東京でいうと三軒茶屋のような感じでしょうか)。

とはいえ、2010年代はアールズ・コートから2駅東、中心部寄りのサウス・ケン(ジントン)を拠点に動くことが多く。
このサウス・ケン、駅を北に出て、クロムウェル・ロードと呼ばれる大きな通りを過ぎると、ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム(V&A)ナチュラル・ヒストリー・ミュージアムサイエンス・ミュージアム、もう少し(1kmぐらい、か?)北上すると、ロイヤル・アルバート・ホールがあり、
夏休みや春休み、ハーフターム(学期の中間にある1週間ほどの休日期間)、週末は、子供連れを筆頭に、人、人、人。
各施設のエントランスは長蛇の列、サウス・ケン駅は入場制限が設けられることも少なくありません
(この界隈に行かれるご予定の方は、これらの日を避けることをおすすめします)。

これらの施設は中に入るとカフェなど飲食スペースがあるけれど、至近な場所にひと息できるスポットがないんですね。
ということは、飲食店が集中しているサウス・ケン駅界隈のカフェが混んでいることを意味します。
ほんと、混んでいるんだよなぁ。


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2014年にオープンしたブロンプトン・フード・マーケット/Brompton Food Marketは、
サウス・ケン駅を北に出て、目の前にあるFive Guys(ex Boujis。若かりし頃のハリー(ヘンリー)王子(ウィリアム王子も、か)のお気に入りのナイトクラブ)を左折し、
隣接するベーカリーのGail’s(反対側はPaul)の角を道なりに進んですぐのところにある食のセレクトショップ。
グロッサリーだけでなく、果物や野菜、チーズや食肉加工品(ハム・ソーセージ類)、デリがあり、がっちり、は今だにないけれど、ちょこちょこ買い物をする程度に立ち寄ることがあります。
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このブロンプトン・フード・マーケット、穏やかな店構えのせいか、
放ってくと通り過ぎてしまいそうな店舗で、
そのせいか、看板を利用して、来店を呼びかけています。
そこには「サウス・ケン(ジントン)でいちばんおいしいコーヒーを提供しています」と。
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拠点とする場所って、拠点であって、そこで飲み食いすることは意外と少ない。
なので、“ブロンプトン・フード・マーケットでコーヒーを扱っている”と知っても、
へぇ〜、ぐらいなものでした。

この日、日中出かけて夕方、サウス・ケンに戻ると、どうにもコーヒーが飲みたい気分に。
どこ行っても混んでるんだよなぁ、なんて半ば諦め気分でしたが、
はっと“ブロンプトン・フード・マーケットでコーヒーを扱っている”ことを思い出し、
いそいそと店内に。

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レジカウンターでカフェラテ£2.75をオーダーすると、
「地階はイートインコーナー専用です。ゆっくりできますよ」と。
「えっ、地下もあるんですか?」
「ありますよ。食事もできるますし、ワインやビールも飲めますよ。ラテができたらお持ちしますね」

いやぁ、知らなかったなぁ。地階があったとは!
階段を降りると、20席ほどありそうなイートインコーナー。
廃材かな、古いテーブルや椅子を利用し、自然体が心地いいリラックス空間となっています。
隠れ家ならぬ、隠れスポット、隠れガーデン。
自転車を利用した看板に“Our Secret Garden”とあるのも納得です。
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いやぁ、知らなかったよ、こんなだらっとできる(褒めています!)スペースがあったとは。
夕方17時ごろと、お茶には遅く食事は早い時間だったせいか、先客はなく、スタッフもおらず、私のみ。


すっかり開放感に満たされ、気持ちだけはごろっと横になって、ぼおーっとしてるとカフェラテが運ばれてきて、
ほどなく、軽い食事を摂る人たちもやって来て。
それでも、界隈の飲食店のどこへ行ってもわさわさしているのとは真逆で、実に静か。
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落ち着くなぁ〜。

コーヒーがサウス・ケンで一番おいしいかどうかはおいておいて(これは好き好きだから。格別とがった感じではなく、丸みがある味でした)、
駅至近にして、レイドバックしたようなゆる〜い空間があったとは!
こういう落ち着ける場所って、大事、大事。

下世話な私は、商品(かな?)が陳列されていて、
お水を飲む(最近、無料提供してくれるところ、増えたね)ためのカップもグラスだし、
盗られないのだろうか? CCTVはあるのかな?
なんてことが頭をかすめたのだけれど、
いやいやこのぐらいであれば、たとえ盗られたしても、人件費の方が断然かかるでしょ!と自分にツッコミ。
まぁ、ポッシュなエリアだから成立する、のかもしれないけれど。。。
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mon 13/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27456021/
○コーヒー@モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Company(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26008693/
○お茶@カフェW/Cafe W(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26032608/
○お茶@ブルーバード・フードストア/The Food Store at Bluebird(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25903912/




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by ricoricex | 2019-01-15 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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格段においしいとか、そういうことではないのだけれど、
私がイギリスでダントツに行くことが多い飲食店は、
イギリスのコーヒーチェーン最大手のコスタ・コーヒー/Costa Coffee(以下、コスタ)。
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ぐっとおしゃれなわけじゃなく、かといってニオイとゴミが目につくほどの雑多な日常感でもない。
ほどよいゆる〜い感じと、電源とWiFiがあって長居しても放っておいてくれる空気感が心地よく、
滞在中は毎日のように出向いてしまうわけです。

コーヒーを単体で飲むことがほとんどで、
食べ物はたま〜にパン・オ・レザンやチョコバーをオーダーする程度。

っと、今秋、2018年のイギリス滞在では、
フードメニューが減ったなぁ、という印象が大きく、
ショーケースに焼き菓子類が種類も数もあまり見られなかったな。

私の滞在時は、クリスマスメニューに切り替えるときで、
値札やイートインテーブルで、大きくプロモーションしていた食べ物があり、
それはミンス・パイ
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というのも、ライフスタイル誌「Good Housekeeping」イギリス版で、
コスタミンス・パイが高評価を得たから。
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へぇ〜。

ただ、ですね、これが大きいのですよ。
直径7cmぐらいかなぁ。
確かにスーパーマーケットなどの6個箱入りは二口三口で食べられるバイトサイズだけれど、
お菓子屋さんで売っているのと同じく、お茶菓子としてしっかり腰を据えて食べるタイプ。

直径7cm程度ならそんな大きくないじゃん、って思うかもしれませんが、
このミンス・パイ、フィリングはドライフルーツぎっしりで、
見た目より食べ応えがあるんですよ。
なので、ちょっとつまむには大き過ぎる、ってわけで、手を出せずにいたら、帰国の日を迎えました。

あんまりね、こういうの、無理やり自分の側に引っ張らないんです、私。
こういうこともあるよな、ぐらいで。

ところが、最後の最後に巡り合わせがあったんですよね〜。

ヒースロー空港ターミナル4で出国審査も終わり、
見るともなく並んでいるショップを眺め、
コーヒーでも飲むか、と思って歩き始めて目にとまったのが、コスタ

空港のターミナル店の例に漏れず、賑わっていて、10人ほどの行列。
見るともなくショーケースやカウンターを眺めていて目にとまったのが、
例のミンス・パイ £2.20。
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最後にこれを食べてイギリス滞在納めだな、とオーダー。
ごていねいにカロリー表示もあり、1390KJ/キロジュール(330カロリー)。
コルタード(牛乳を加えたエスプレッソ。量が多くないので、ちょっとだけ飲みたいときに重宝しています)£2.40と一緒に。
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コスタミンス・パイはあっさり目。
通常のミンス・パイはフィリングのドライフルーツとスパイスが立っているのですが、
ほろほろしたビスケットを思わせる、生地のサクサク具合の方が印象に残る。
フィリングのぎっしり感が薄いので、一般的なミンス・パイに慣れていると物足りないかも。
ですが、コーヒーと一緒にちょっとつまむのであれば、このくらいがちょうどいい。
ヘビーでない、軽やかなミンス・パイで、
これはこれでありだし、より軽やかさが求められるのは時代だな〜、と感じるわけです。

それでは、みなさま、Happy Christmas! x
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thu 08/11/18


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○<イギリス菓子・レシピ> ミンス・パイ【Mini Mince Pies】 → https://ricorice.exblog.jp/21420933/
○シーズン到来! ミンス・パイをロンドンの飲食店で食べるなら → https://ricorice.exblog.jp/27675199/
○イギリスのクリスマス食品を3人の人気女性シェフが評価する! → https://ricorice.exblog.jp/27670713/
○イギリスのスーパーマーケットのミンス・パイを評価する! → https://ricorice.exblog.jp/27661293/
○イギリスのクリスマスのお菓子 → https://ricorice.exblog.jp/21446958/
○英コーヒーチェーン最大手のコスタを、コカ・コーラが買収! → https://ricorice.exblog.jp/27464188/



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by ricoricex | 2018-12-24 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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ロンドンは東(イースト)と言われて久しい、のですが、
昔も今も、私は西っ子です。

ひと言で“西”と言っても広く、私の場合は、アールズ・コート。
別段特筆すべきスポットはない、山の手の下町。
東京でいうと三軒茶屋みたいな感じでしょうか(空気感が、ね)。

e0038047_22433000.jpgここ10年は、アールズ・コートからちょい東のサウス・ケン(ジントン)をうろうろすることも多く、
駅を北に出て、ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム(V&A)ナチュラル・ヒストリー・ミュージアムサイエンス・ミュージアムへ向かう道(トンネルじゃなくってね)、
エキシビション・ロードに差し掛かったら、否が応でも目に入るのが、
通りにテーブルと椅子がずらっと並んだ風景。

通り沿いに飲食店を構えている店舗が出しているもので、
そのうちの1軒がコントワール・リバネ/Comptoir Libanais

現在のイギリスで一般化したモダン中近東料理の立役者のうち、
フレッシュでヘルシー、おしゃれなお店がオトレンギ/Ottolenghiだとすれば、
キッチュでカンティーン風、より気軽なのがコントワール・リバネです。

e0038047_22432187.jpgこのオープンエアの席を横目に見ること数え切れず。
ですが、ロンドンを歩いているとコントワール・リバネの店舗に出くわすことが多いし、
今やヒースロー空港ターミナル4にも入っていますから、
いつでも行ける!気持ちになっていて、気になりつつ後回しの状態がずっと続いていました。


ある日、キングス・ロードをスローン・スクウェアに向かっていたとき。
お昼時に差し掛かり、お腹もすいたし、でものんびり食べる時間はないし、
さて、どうしよう。

はた、とデューク・オブ・ヨーク・スクウェアにコントワール・リバネがあることを思い出し、
ちょうどいい機会!と一目散に向かいました。

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12時を回った時間は、イギリスのランチタイムとしてはやや早いのだけれど、
それでも中はそこそこの人。
エキシビション・ロードに面したサウス・ケンジントン店同様、外に席はあるけれど、
太陽が出ていない、どんよりとした曇り日の11月は寒いのだ!
中の席でランチを。

注文したのは、・メゼ・プレート(1人前)/Mezze Platter (for one) £8.75
・ホームメイド・レモネード・ローズ風味(レギュラーサイズ)/Homemade Lemonade Roza (Regular) £2.65
サーヴィス料を入れて、しめて£12.83。
(上記値段は2015年11月のもので、2018年12月現在は少し値上がりしています)
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メゼ・プレートは、ババ・ガヌーシュ(焼きナスのディップ)フムス(ヒヨコ豆のディップ)タブーレ(サラダの一種)、ファラフェル(豆のコロッケ)、レンズ豆のサラダ、チーズ・サンブーサク(揚げ餃子のようなもの)、ピクルス、ピタパンが少量ずつお皿に盛られたもの。
メゼ・プレートの名のとおり、、前菜/スナックを少しずつ多種類食べられる、いわば前菜盛り合わせ。
2人分£14.95もあり、ごていねいにメニューには“シェア”のカテゴリーに入っていて、
夜、お酒も飲むときに、まずはの一皿にぴったりです。

で、これ、盛り合わせ、ということで、
注文を受けてから作る、という類のものではなく、
すでに作ったものを盛って、ってことで、
エキスプレス・ランチ(クイック・ランチ)もびっくり!の
注文してから出てくるまでの速さときたら!

隣のテーブルのサラリーマン風の男性が、私より後から来て、同じものを注文したのだけれど、
ささっと食べて、あっという間に出て行ったのが象徴的。
着席だと、のんびり(と思える)料理が出てきて、会計もゆっくりのイギリスにあって、
このスピード感がいちばんの驚き!でした。

で、味は、というと、可もなく不可もなく。
これだけでは判断できないのは重々承知でいうと、
同じサクッと食べるなら、自然派ヘルシー・ファストフードのレオン/Leonに軍配が上がるなぁ、正直なところ。

というのも、コントワール・リバネのメゼ・プレートはなんというか、
盛り合わせではあるものの、一本調子感が否めないんですよね〜。
レオンの盛り合わせボックスみたいなのは、
食感と味のメリハリがもっとあって、飽きないんです。

まっ、何ごとも経験です!
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あっ、いいな、と思ったのは、コントワール・リバネのメニューに
“glossary(用語集)”があったこと。
メゼ・プレートひとつとっても、各料理はもちろん、そもそもメゼ/Mezzeとはなんぞや?という人もいるだろうから、
スタッフに訊いてもいいんだけれど、
こういうのあると、お客側のお店側もお互いに役立つんじゃないかな。
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tue 10/11/15


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
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by ricoricex | 2018-12-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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ミススペルではありません。
wellcomeとは、“歓迎”を意味するwelcomeではなく、人の名前です。

ヘンリー・ウェルカム/Henry Wellcomeは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、
製薬、医療の分野で活躍した人物。
莫大な財産を作り、これを将来へ生かすべくウェルカム財が設立され、
ウェルカム・コレクション/Wellcome Collectionは、
ウェルカム氏が集めた医学関連のコレクション、
また医療や製薬に親しむ足がかりとして幅広いテーマでアートを展示しているギャラリーです。
マニアックといえばマニアックですが、へええ〜!な内容満載で、なかなか楽しい。
https://wellcomecollection.org

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このウェルカム・コレクション、最寄駅はユーストン。
この日、ユーストンで用事があったので、ウェルカム・コレクションに寄り、
興味があった展示を見終わった後はちょうどお昼時。
どこかで腰を据えて食べる、よりも、サクッと済ませたかったこともあり、
エントラスを入って右手にある「ウェルカム・カフェ/Wellcome Café」へ。
https://wellcomecollection.org/pages/Wvl1wiAAADMJ3zNe
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広々としたカフェですが、入館時はまばらだった人の姿も、お昼時となるとほぼ満席。
オーダーを済ませ、席を見つけて、ひと心地。

私が注文したのは、本日のスープ/Soup of the Day。この日のスープは、
ローストしたパプリカとニンニク/Roasted Red Pepper + Garlic。パンとバター付きで、£4.65。
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たっぷりを注がれたスープはコクがあり、
ニンニクはバッチリ、ではなく、そういえば入っているな、ぐらいのマイルドさ。
そうそう、パプリカってローストすると、ぐっと甘みが出るんだよね〜。

これ、11年前の秋に学んだイギリスのクッカリースクールで知ったんだったな、なんて思い出しながら。

その学校に行っているとき、テレビでゴードン・ラムジィ/Gordon Ramsayの「Ramsay’s Kitchen Nightmares」をやっていて
ゴードン・ラムジィが潰れかかった飲食店を訪問し、立て直すためのアドバイスをする、って番組です)、
ええとブライトンだったかパリのお店だったかの回で、
「スタッフがいないのであれば、凝ったメニューを作る必要はない、
ランチに季節のスープを出す、旬の野菜を凝縮させたスープに、
パンを添えれば、それだけで十分なんだ」
って言って、サンプルメニューを作っていたな〜。

確かにそう。
ここでいうスープは、ミネストローネのような具材が見えるタイプでなく、
ピューレ状にしたポタージュタイプ。
オーダーする側としては安心して注文できるし、
作る方も手間がかからない、という両者にとってありがたいメニューなのです。

ちなみに、ウェルカム・コレクションには2階に、落ち着いたスタイルの「ウェルカム・キッチン/Wellcome Kitchen」もあります。
https://wellcomecollection.org/pages/Wuw19yIAAK1Z3Snk
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この日は、前日にイギリスに到着したばかりで、まったく想像していなかったのですが、
その後、美術館や博物館でランチを摂る率が非常に高かった、という。。。
ゆっくり時間がとりづらいときに、使い勝手のいい飲食店が、ギャラリーカフェ、なのを、
身をもって証明した格好になっちゃいました。
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fri 26/10/18


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○<イギリス料理・レシピ> パプリカとオリーブのサラダ【Charred Pepper and Olive Salad】 → https://ricorice.exblog.jp/10302935/
○お茶@ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム・カフェ/V&A Café(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26090115/
○お茶@カフェW/Cafe W(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26032608/
○ランチ@フリント・アウル・ベーカリー/Flint Owl Bakery(ルイス) → https://ricorice.exblog.jp/26079388/



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by ricoricex | 2018-11-28 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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イギリスのパンがぐっとレベルアップした背景には、
アルチザンベーカリーの存在があって、
今でこそ多くの優良パン屋さんが点在していますが、
牽引役となったベーカリーのひとつがベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice
ここ出身で活躍している人/店舗は多く、
その最右翼は、ゲイルズ/Gail’sではないかな〜。
https://gailsbread.co.uk

ゲイルズはもはやチェーン店といっても過言ではなく、
ロンドンでは、白と赤をベースにした看板はよく目にします。
身近で重宝、なわけでパンを買うことはちょこちょこあるものの、このときまで私、イートインしたことがなく。

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しかぁし、チャンスは巡ってきました。
この日、午前中ノッティング・ヒルにいて、急激に空腹感を感じたときに目の前に現れたのが、
このゲイルズでした。

店内は大勢の人。
イートインの場合は先に席を確保してから、ということが、イートインの人気ぶりを物語っているようです。
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この日私が注文したのは、サンドイッチとカフェラテ。しめて£8.20。
まだ午前中だったのでイートインならではの朝食メニューもあったのですが、
パン! パン! な気分だったので、
チャバタにトマト、モッツァレラ、ルーコラをはさんだベーシックなサンドイッチをオーダー。
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パンが素直においしい、小麦が香り、ザクっとした食感があるというのかな。
かといって突出して穀物感があるわけではないけれど、
サンドイッチにするなら、パンがフィリングに勝たないこのくらいがいいわけで。

ゲイルズのパンはすごおく個性的でとんがっているわけではないけれど、
ニュートラルで食べ疲れしないから、毎日食べられるパンだなぁ〜、と感じるわけです。
だからチェーン店といて店舗が増えているんだろ〜な。
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っと、思い出したのですが、このときのゲイルズは、
ゲイルズ・キッチン/Gail’s Kitchenという名前でカフェレストランもオープンさせて間もなかった頃。

イートインのテーブルにあったメニューの下にも、ゲイルズ・キッチンについて言及してあったなぁ。
(ゲイルズ・キッチンは現在は閉店)
いやはや歳月が流れるのは早いものです。
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mon 04/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25675717/
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by ricoricex | 2018-11-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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名前は知っていて場所も認識していたのだけれど、
なんせピカデリー駅至近とあって、いつでも行けるからそのうちね、と、
それ以上でもそれ以下でもなかったのですが、
がこの店の本『Zedel: Traditions and recipes from a grand brasserie』を執筆したのが、AAギルと知り、


あっ、行っとかないとな、と、私の中の行きたい店リストの上位に急浮上した次第。
AAギルがどんな人物だったかについてはこちらを(↓))
https://ricorice.exblog.jp/26073000/

とはいえ、近いようで遠い、なかなかタイミングが合わないわけです。
とはいえ、ちゃんと機会は巡ってきました。


ブラッセリー・ぜデル/Brasserie Zédel
https://www.brasseriezedel.com/brasserie-zedel


迂闊でした。
あれほど紹介記事を目にしたのに、AAギル執筆の本『Zedel: Traditions and recipes from a grand brasserie』の存在を知るまで、
どうして後手に回してしまっていたのでしょう。

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ピカデリー駅からすぐ。
赤を基調としたエントランスのキャノピーや看板、店の前に設けられたテラス席は、
どんなに地図オンチの人でもすぐにわかる目立つ店構えです。
この外観は、“いかにも”なパリのビストロ。

ですが、店内に入って階段を降りて、驚きました。
外から想像できないほど広いのです。
地下は3ブースに分かれていて、バーとキャバレー(ジャズクラブ)とそしてブラッセリー
床にはどん!と“ZÉDEL”の文字。チケットカウンターもあり、ぐっとクラシック浪漫な趣。
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ブラッセリー・ぜデルはその地階の奥にあり、店内に入ってまた驚き!
アール・デコのスタイルが見事に残されているのです。
やけに広いな〜、と思ったら、200人収容できるそうで、
かつてはホテルのボールルームだったとのこと。道理で。
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いや、もうね、外の世界から切り離されタイムトリップいたような、
このゴージャスな空間だけで訪問の価値あり。
私が来店したときは、ちょうどお昼時の13時前だったのですが、
席数が多いので、すぐに案内してもらえました。

平日、ということもあってか、平均年齢は高め。
英語だけでなくいろんな国の言葉が飛び交い、
イギリスはヨーロッパ(大陸)じゃないけれど、やっぱりヨーロッパなんだなぁ、って感じたりして。
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この豪華なインテリアと、スマートカジュアルなお店で見れらるフレンドリーさとは違ったキビキビとしたサーヴィスと、にも関わらず、
お値段は、(別の意味で)驚くほどお値打ち。

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今日のひと皿(plat du jour)に始まり、オードブル、肉、魚、野菜(付け合わせ)、チーズ、デザート、とアラカルトメニューもあるけれど、
きわめつけはセットメニュー。
2コースで£10.50、3コースで£13.75。
前菜、メイン、デザートにグラスワイン(&お水)がついた「Formule」は£19.75。
これにサーヴィス料がプラスされても、£20ちょいです。

私がオーダしたのは、「Formule」。

メインのみ2種類から選ぶことができ、その内容は以下のとおりです。・セルリアックのサラダ(レムラードソース)/Céleri Rémoulade
・鴨のコンフィ/Confit de Canard
(もうひとつのメニューは、ヘダイ(のポワレ、だと思う。おそらく)/Filet de Daurade)
・タルト・オ・シトロン(レモンタルト)/Tarte au Citron
・ハウスワイン(グラスで)(&お水)/Verre de Vin Maison, Eau
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私は条件反射的に選ぶメニューがあって、鴨のコンフィもそのひとつ。
鴨のコンフィらしいで鴨のコンフィ、まずまず。
そもそも、この値段で、ブラッセリーで、レストランの料理を求めちゃいけないのだ!

鴨のコンフィはまあまあ、なことが多く、なかなか当たり!に遭遇しないにも関わらず、好きなんですよねぇ。
私にとってのベストの鴨のコンフィ(鴨料理全般)は東京・恵比寿にあった「ル・レストラン・ドゥ・レトワール」の、オープンして最初の数年のもの
(途中からランチにパスタを出すようになってからは、迷走しているように見受けられて足が遠のき、気づけば閉店していた。。。)。
この食体験が大き過ぎたのか、ほかのお店でも過度に期待するようになってしまい、果たしてよかったのか悪かったのか。。。
とにかく、「ル・レストラン・ドゥ・レトワール」は鴨がガツン!とした味わいで、圧倒的においしかったんですよ、もう、おいしい、という言葉以外見当たらない。
この衝撃と同レベルか超えるものに出合えることを、もうあれほどのものには出合えないかもと思いつつ、どこかで期待しているのかもしれませんね。

はい、なので、ブラッセリー・ぜデルでも、迷わず、うん、鴨のコンフィ!だったのでした。

前菜のセルリアックのサラダも、いかにもフランスっぽいメニュー。
クネルにした盛りつけもクラシカルで、モダンな料理では見ないので逆に新鮮。
セルリアックの食感、私、好きなんですよねぇ。
トレビスやチコリとか、シャキシャキとかパリパリとは違ったクランチーな野菜の食感が非常に好みなのです。
食べているときの食感が心地いいんですよね〜。

デザートのタルト・オ・シトロンも王道、って感じ。
表面にチョコレートで書かれた“Z”がかわいい。

グラスワインは赤で、フランス・ローヌのワイン。
重過ぎず、渋過ぎず、柔らかいの飲み口で、ひと言でいうとバランスのとれたワイン。
普段飲みによさそーだなー。
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お店を出るとき、入り口のところにハガキサイズのショップカードがあるのに気づき、
これまたアール・デコなデザインに見入っていると、
「どうぞ。お持ちになっていただいていいですよ」と。
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顔を上げると、声をかけてくださったサーヴィスの方の上部の棚には、
デザイン性のある大型パンがあれこれ飾られていて、これも素敵!
「写真を撮ってもいいですか?」と訊くと、
「もちろんです。どうぞ!」
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こういう場所に来ると、レストランで食事をする、というのは、
単に料理がどうのではなく、場を体験することでもあるんだなぁ、と改めて思ったりして。


この立地で、この外観で、このインテリアで、この料理と値段で!
いちいち驚きがあるブラッセリー・ぜデル
使い勝手のよさはピカイチだし、いつまでも大事にしたい飲食店ですねぇ。
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tue 14/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○「サンデー・タイムズ」のレストラン批評家にマリーナ・オローリンが! → https://ricorice.exblog.jp/26073000/
○『ミシュラン2019』が選んだロンドンの“ビブグルマン”はココ! → https://ricorice.exblog.jp/27540085/
○ロンドンのフランス料理店・ベスト15 → https://ricorice.exblog.jp/27355145/
○ランチ@ガーニェ/ガルニエ/Garnier(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25707157//




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by ricoricex | 2018-10-25 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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2012年の夏に訪問したときは、手頃な値段につられたこともあり、アフタヌーンティーをオーダー(↓)。


肝心のケーキがパサパサした印象で、
それはもともとそういうタイプ、ということではなく、時間の経過で、といった感じで、
あれぇ〜、で、がっかりとまではいかないものの、やや期待外れ、だったのです。
それに対して、そんなことないよ、むしろしっとりしてるよ、との声をいただき、
そうかぁ〜、じゃあ、たまたまだったのかな、そういうこともあるよね〜、ぐらいの受け止め方で、
だからといって、再訪を誓う、とかそういうことはなく、ただただ素直にそっか、だったのです。

それがこの日、午前中郊外に出かけていてお昼過ぎにロンドンはファーリンドン駅に戻ったときのこと。
かわいらしいパステルブルーの建物が目に入り、何だろうとのぞいたら、
そこはベアズ・オブ・ブルームズベリー/bea's of bloomsburyのファーリンドン店だったんですね。
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そこで、思い出されたのが、前述のやりとり。
まずはお昼を食べて、その後、お腹に余裕ができれば、ベアズ・オブ・ブルームズベリーに行こう、
ファーリンドン店ではなく、前回訪問して、ふうむ、の印象を私に残したセント・ポール店に行こうと。

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そうして夕方、私が立ち寄ったのは、ベアズ・オブ・ブルームズベリーセント・ポール店
外は雨、なので急いで店内へ。

今日はケーキとコーヒーを頼もう、とディスプレイをぐるっと見渡して、私が選んだのは、
・チョコレートとギネスのケーキ/Chocolate Guiness Loaf Slice
・カフェ・ラテ(小)/Caffè Latte
イートインで、しめて£6.50(テイクアウェイ/持ち帰りの場合は少し安い)。

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「ラテができたら一緒にお席まで運びますね」と渡させれたのは番号は、
木べらに数字を記したもの。かわいい。
砂糖が入っているのはボンヌ・ママンのジャムの空き瓶だし、
花瓶もピタッとしまるタイプのジャーを利用したものだし、
それ用のものをわざわざ、ではなく、あるもの(と思わせる)を利用したようなスタイルも好感が持てます。

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さて、肝心のチョコレートとギネスのケーキは、というと、
今回はしっとり、そして濃い。
ものすごく甘い、とまでではないものの、とにかくコクと深みがある。
一口ごとに、こっくりとした味わいがどん!と広がります。
ケーキに負けず、チーズフロスティングも負けじとパンチがあり、
風味とコクがあるなあ、と思ったら、メイプルシロップを加えているとのこと。
納得!

そんなわけで、「パサパサではなく、むしろしっとりしてるよ」はまさにそうだった、と。
お店の評価は複数訪問しないとむずかしいのは、こういうことがあるからなんですよね。
安定したものを出すのがプロだけれど、そこは人間の手が入っているので、
ブレるのは仕方ないし、そういうもんだ、とも思ってはいんですけどね。


ところで、ベアズ・オブ・ブルームズベリー、現在はここで綴っているものとは別のベイクショップと捉えてください。
というのも、店名にもなっている、創設者でありベイカーのベア・ヴォー/Bea Voは2013年にやめていて、別のシェフや経営者が運営しているから(↓)。


私が訪問したこのときは、彼女がまだとどまっていたのかすでにいなくなっていたのかはわかりませんが、
提供しているケーキなどのメニューはベア・ヴォーがいた頃のものだったのは間違いないでしょう。
それは彼女が在籍していた2012年とケーキのラインナップや見た目、店の雰囲気が変わっていなかっただけでなく(2018年現在は異なります)、
ベアズ・オブ・ブルームズベリーの看板アイテムとして世間を賑わせた、お菓子のハイブリット、
duffin(doughnut + muffin/ドーナッツとマフィンのいいとこどり)をしっかりおいていたから。
(duffinはこんなお菓子です(↓))。


なくなったものはつい忘却の彼方に追いやられてしまい、
いざ思い出そうとすると実に曖昧な記憶だけ。
もう存在しない/変わってしまったお店がブログに載っていても、な方がいらっしゃるのは百も承知ですが、
記録として残しておきたい、その意義は時間の経過とともに、ますます大きくなるので、ね。
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mon 11/11/13


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ベアズ・オブ・ブルームズベリー/Bea's of Bloomsburyの創設者が新しいケーキショップをオープン! → https://ricorice.exblog.jp/26106966/
○アフタヌーンティー@ベアズ・オブ・ブルームズベリー/Bea's of Bloomsbury(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/19438004/
○ケーキ@ヴァイオレット/Violet(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25579516/
○カップケーキ 2@ハミングバード・ベーカリー/The Hummingbird Bakery(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25759968/
○カップケーキ@ハミングバード・ベーカリー/The Hummingbird Bakery(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/18343368/
○カップケーキ@ペギー・ポーシェン/Peggy Porschen(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/18710427/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2018-10-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート | Trackback

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ずっと気になっていたものの、イーストは地の利もなければ(西っ子だから)、アクセスに難あり(私にとっては)、で後手に回っていたけれど、
数年前にようやく足を踏み入れ、だいたいの地理と距離感がわかればしめたもの。
アクセスに難あり!とはいえ、時間に余裕があれば、
オイスターカード(ロンドンの公共交通機関で使えるICカード。Suicaのようなものですが、割引率や上限額に達すると追加料金が自動的に発生しないシステムなど、本当に使い勝手がよい!)で公共交通機関を駆使しちゃえばいいわけだし。

なわけで、ようやく行きました。
ロンドンはハックニーにあるパン屋さん、E5 ベイクハウス/E5 Bakehouse
http://e5bakehouse.com

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店名になっているE5はおそらく郵便番号で(EはEastを表す)、
現在の店舗の住所はE8ではあるものの、
創始者が2011年に近所のピザ屋さんのオーブンを借りてデリバリーから
パンビジネス(というとなんだかかたい感じですが)をスタートし、そのときの住所と屋号を、
オーヴァーグラウンドのロンドン・フィールズ駅高架下に実店舗を構えてからも、
そのまま引き継いでいるんじゃないかな〜、と察するのです。

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11時ごろに到着すると、たくさんの人。
買い求める人、イートイン(カフェ)のオーダーをする人で賑わっています。
それよりも、ドアを開けて鼻を抜けて脳まで直撃するのが、パンの香り。

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ふわっとやわらかくやさしい、ではなく、パンは大地の味であることを確認させる力強い香りで、
ハード系のパンが焼き上がったときに、パンの表面であるクラストが、湯気を立てながらパリパリ音を立てる、そんな音さえも聞こえてきそうなほどです。

朝ごはん(時間的にはブランチ、か)を、とオーダーしたのは、
田舎パン(名前失念! 要はカンパーニュ、といえばいいのか、ハード系のパンを小さく焼いたものを)、クロワッサン、そしてフラット・ホワイト(オーストラリアやニュージーランドで定番のエスプレッソ版カフェオレ、のようなもの)。
しめて£6.20。
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クロワッサンは、質実剛健、ごっつくあっさり、といった趣で、穀物の主張が強く、バターが弱いなぁ、
王道から外れた、こういうクロワッサンもあるなぁ、でしたが、
田舎パンは秀逸。ここはハード系が断然いい!ということを確信。
立ち込めるような穀物の香り、ごくおだやかな酸味と、もっちりとは違う、適度に水分を含み、噛みごたえのある中味のクラム。
噛みしめるたびに、大地の味わいがしっかりと広がります。

しみじみ、うまい。

骨太で芯がある、といえばいいのかな。
パンがどっしり主張するので、パンとして食べたい(食事に合わせるのではなく)。
おいしいお米で炊いたごはんは、おかずは要らない、おかかだけでいい、そんな感じです。

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ジャム類はテーブルに置かれているものを、隣り合わせたほかののお客さんとシェア。
ジャムはラズベリーとブラックベリーの2種類を選びました。
ブラックベリーはスパイスを効かせていて、これがうまい!
果物はブラックベリーだけでなく、ブラックカラントなどもプラス。
クローヴやカルダモンなどのスパイスはさほど強調したものではないけれど、
ジャムに甘いだけでない、辛さと風味が加わって、食べ飽きない。
口の中に心地よい余韻が残ります。


私自身は、オーガニックだからよい、ではなく、いいな、と思ったらオーガニックだった、
選択肢があって、オーガニックが手頃な値段だったら選ぶ、
というのがオーガニックとの付き合い方で、
E5 ベイクハウスもまずはおいしい!(私にとっては、ね)ありきで、
そして、こんな品種の小麦あるんだ〜、と聞けば、
イギリスで忘れかけられていた品種の小麦を仕入れて、自分のところで挽いて使っているそう。
サスティナブルにも積極的に取り組んでいる、というわけです。

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隣接するカフェMillhouse(中はベーカリーとつながっている)のメニューで提供する、
野菜や果物、肉、乳製品なども近隣の信頼できる生産者から仕入れています。

食べ物だけでなく、再生可能エネルギーや生分解性パッケージの使用、ごみのリサイクル、生ゴミのコンポスト、(自動車ではなく)大きなカゴのついた自転車で近隣のカフェやレストランにパンをデリバリーする、という実戦ぶり。
それを体現するかのように、店構えはそっけなく(店名もそっけないといえばそっけない)、
デザイン狙いのインダストリアル系とは違った、シンプルで大らかな作りなのも納得!です。
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にしても。。。
いかん! 思い出すだけで食べたくなってきた!
そのときもうまい!だったのですが、後からじわじわくる、じわじわ蘇ってくる、
体の細胞の隅々まで行きわたり、舌や頭だけでなく、細胞が記憶する、
私にとってそんなパンを作っているのがE5 ベイクハウス、ってわけで、余波が大きい。
(嗜好は人それぞれなので、あくまで私の場合、ね)
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E5 ベイクハウスのウェブサイトには
“A day in the life of the bakehouse...(パン屋の1日)”というタイトルのショートフィルムもあり、
こちらを見ればどんなパン屋さんか理解しやすいかな〜と思います(↓)。

e0038047_19060810.jpg実際のところ、オーヴァーグラウンドのロンドン・フィールズ駅に行くのは、
近所でないとなかなか腰が上がらないかな〜と思いますが(実際、私がそうだった)、
駅の逆側に抜け、ロンドン・フィールズ(公園)を突っ切るように南下すると、
そこはブロードウェイ・マーケット/Broadway Market

ここは私のお気に入りのマーケットのひとつ。
土曜日には文字どおりマーケットが立つので、併せて行くのがいいかもしれません。
事実、E5 ベイクハウスを私が訪問したのは土曜日。
ブロードウェイ・マーケットに行くことも想定して、予定を立てたのでした。
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sat 04/11/17


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○ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25919385/
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○パン@ベイカー・アンド・スパイス/Baker & Spice(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25675717/
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