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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


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カテゴリ:イギリスの飲食店レポート( 123 )



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そもそもイギリスに住もう!と私が決心したのは、1996年6月グラスゴーを訪問したから。
訪ねたグラスゴーがあまりにもよくって、というと語弊を招きそうですが、一言でいうと街との相性がよかったんですね。
それが証拠に(?)、グラスゴーからデイトリップで訪ねたエディンバラはダメで、サイズの合わない服をまとっているような感覚に襲われ、駅回りをぐるっと回って、すぐにグラスゴーに戻った、というね。

その時、2週間滞在の予定で格安航空券をとってイギリス入りして、当時はリコンファームなんてものがあって、その時にダメもとで延長を相談し交渉したら、条件付きでOKになって、イギリスに1カ月いたんだったな。
路線バスを利用して旅行中で、フォート・ウィリアムの公衆電話からコインを入れて、リコンファームの電話をしたんだった。
英語をほとんど解さなかった当時の私、でも願いがあまりに強いと、なんとでもなるものです(笑)。

グラスゴーはガラの悪い街の部類に入れられ、観光アトラクションが、しかも“おほほ〜”なものがあるわけでもなく、でも、本当にしっくりきて、住みたい!と思い、
その住みたい!の大きな要素となったのは、グラスゴー大学/The University of Glasgowグラスゴー美術学校/The Glasgow School of Artが、学校や周辺の雰囲気含め、学校の建物などもあまりに素晴らしかったから。
(帰国後、東京・飯田橋のブリティッシュ・カウンシルなどに行ったりして情報を集め、結果、グラスゴーではなかったけれど、イギリスに住むことを敢行したのは4年後の2000年でした。)

グラスゴー大学グラスゴー美術学校に行ったってことは、この街が生んだ建築家、チャールズ・レニー・マッキントッシュ/Charles Rennie Mackintoshにも触れた、ってことで、確かに自分の目で見たいな〜、ってのは、当時もありました。

私は、音楽オタクでもあり、建築(モダニズムの、主に住居)オタクでもあり、マッキントッシュのデザインはもろストライクゾーンではないのだけれど、それでも惹かれる部分や大きな興味はあって、なぜグラスゴーでこういうデザインが出てきたのか、100年以上も前に彼も含む4人、ザ・フォーは男女2人ずつの構成だったのか(まだ女性が働くのは珍しかった、はず)、さまざまな疑問がぐるぐるし、すでに論文などはあるのでしょうが、自分で実際に見て確かめて納得したいんですよね。
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1996年当時、貧乏旅行をしていたので、この店の前までには来たのだけれど、中には入れなかったな。
そこまで敷居も値段も高いわけではないのだけれど、いつか必ず戻って来る!という思いを抱きながら、入り口から中を眺めたのでした。


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2018年秋。
本当に戻って来ちゃったよ!
ウィロー・ティールーム/The Willow Tea Roomsに。

しかも、初めてグラスゴーを訪ねたときと一緒、グラスゴー出身の友人と!
人間、長く生きているといろんなことがあるよなぁ。
一緒にウィロー・ティールームに行くとはなぁ(それどころか、5日寝食を共にしたんだよなぁ)、感慨深い!

ウィロー・ティールームについては、あまりに有名なので、ちょっと検索すればた〜くさんの情報が出てくるでしょうから、ここでは割愛。
詳細が記載されたウェブ記事のリンクを貼っておきます(↓)。

ウィロー・ティールームで何を食べたか、は以下のとおりです。

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注文したのは2人とも“アフタヌーンティー/Afternoon Tea”。
3段トレイで登場し、内容は以下のとおりです。

<上段/お菓子>
・本日のケーキから1つ/Choice of cake from today’s selection
(友人はレモン・メレンゲ・パイ、私はイチゴのタルトをチョイス)
・バター・ショートブレッド/Buttered shortbread
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<中段/スコーン>
スコーン1個 コーニッシュ・クローテッドクリームとイチゴジャム/Scone with clotted cream & jam
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<下段/サンドイッチ>
・サンドイッチ4種/Selection of sandwiches
(ホワイトブレッドはトマト、ハム、ライ麦はスモークサーモン、卵)
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お茶は、定番のブレックファスト・ブレンド・ティーをチョイス。
以上、サービス料込みで£12.95。

地方のアフタヌーンティーはラフで大ぶりなのは、ウィロー・ティールームでも同じ。
特にサンドイッチにその傾向がみてとれるんですよね〜、しかもラフなんだよなぁ。
しかも、この値段!(安い!ってことです)
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が、が、が、どーやら改訂があったようで、2019年9月現在、
値段は£21、終日、いつでも注文可能だったのも、12:.00〜16.30になっているし、
おまけに、Elegant fnger sandwichesとして3種類、
Bite-siezed plainand fruit sconesと、スコーンがミニサイズで、プレーンとフルーツの2個になっていて、ポッシュ化しちゃったみたい。。。

いや、ウィロー・ティールームのウェブサイトを見ると、私が訪問したブキャナン・ストリートの方はなくって、ソーキーホール・ストリートのみが掲載されている。
改修はソーキーホール・ストリートの方で、移行期間を経て、1軒に統一したってことかしら(私が訪ねたブキャナン・ストリートは、ソーキーホール・ストリートの改修中で仮店舗だった、ってことなのかなぁ)。
よく、わからない。


それはそれとして、友人曰く、人気だから予約は必至!とのことで、実際に2〜3週間前に予約を入れてくれたのでした。
確かに、ほぼ満席で入れ替わり立ち替わりお客さんが入ってたもんなぁ。
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ところで、遂に私がウィロー・ティールームを訪問した2018年は、マッキントッシュ生誕150周年という記念年であったからか、ウィロー・ティールームは改修を終えた後でした(↓)。


ヒル・ハウス/The Hill Houseはちょうど補修工事中で、訪ねるだけでも訪ねたかったけれど、建物全体をカバーしているような状態だから、行っても何も見られない、ってことで断念!
その補修工事も終わったようなので(↓)、次にグラスゴーに行く言い訳としますかね。


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tue 30/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○君は“揚げマーズバー”を食べたことがあるか?(スコットランド) → https://ricorice.exblog.jp/27961084/
○バロウランドこそが夢の国/Barrowland is a Wonderland(グラスゴー) → https://ricorice.exblog.jp/28165843/
○セットティー@フレッチャーズ・ハウス/Fletcher’s House(ライ) → https://ricorice.exblog.jp/25989838/
○エキスパートが選ぶ、イギリスのアフタヌーンティー・スポット30選 → https://ricorice.exblog.jp/25875125/

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by ricoricex | 2019-09-14 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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最寄駅で降りたことはある程度で、たとえば次の約束までちょっと時間がある、早く着いた、なんて理由でなじみのないエリアをあてどもなくぶらぶらするのは楽しい。
一度でも来たことがあれば、距離感や東西南北が把握できているので、自分が今どこにいるか、なんとなく地図が頭の中で描けるので、さして不安にならずとも、思うがままに歩けます。

ここも、ウォーレン・ストリート駅界隈をぶらぶら歩いている最中に、前を通って気になって立ち止まって、入ったお店。
コーヒー、ケーキ&キス/Coffee, Cake & Kisses
https://coffeecakekisses.com
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それまで名前を聞いたこともないし、そもそもウォーレン・ストリート駅界隈のフィッツロヴィアはそんなに詳しくないし、前知識も予備知識もまったくのなく、よさそうだなぁ、の印象だけで吸い込まれるように入ったのだけれど、果たして、やっぱりよかったのです。

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お店のよしあし、って個人差もあるし、相対的にこれ!というのはなかなかつらいところで、このコーヒー、ケーキ&キスはその代表。
ここよりおいしいコーヒーを淹れる店はあるでしょう、ここよりおいしいケーキを出す店もあるでしょう。

でも、なんだろうな、人と人、人と街に相性があるように、人とお店にも相性があるんだなぁ、と思わされた次第です
というのも、コーヒー、ケーキ&キスは、私にとって圧倒的に居心地がよかったから。
cosyっていうのはこういうことをいうのね。

著名なお菓子屋さんであれば、お菓子が作品のような佇まいがあるせいもあって、大なり小なりかしこまったところがあるし、研ぎ澄まされたコーヒー店であれば、どこか修行(〇〇道)みたいな空気感をまとう。
それはそれでいいのだけれど、どこか緊張感があるのも事実。
されどコーヒータイム、なんだよね。
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でもね、たかがコーヒータイム、でもいいんじゃない。
毎度毎度“されど”は疲れちゃうよ。かといって、従来の“たかが”は安かろう悪かろうになっちゃうしね。
このあたりのバランスが絶妙で、実はされどコーヒータイム、なんだけど、アプローチはあくまでたかがコーヒータイムなのが、コーヒー、ケーキ&キスだったのです。

オーダーしたのは、
アメリカーノとアップル・パイ。合わせて、£6.35。
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普段、私は好んでアップル・パイを食べません。
嫌いなわけじゃないんだけれど、食べ進めるうちに瞼がキュッと引き締まって汗をかくというか、なんだか途中で放棄したくなっちゃうんですよね〜。
でも、コーヒー、ケーキ&キスアップル・パイは、ほわっとした表情で、あ〜、いけるかも!と感じたのです。

結果は大正解!
折り目正しい、かっちりとした、いかにもプロが作った、って見た目のパイじゃない。
でも、ラフで家庭感満載でもない。
小さなスライスに、温かみがぎゅっと詰まった、妙に背伸びも崩しもせず、取り繕ったところがなく等身大、って感じで、これに心落ち着く。
とにかく、押しつけがましくないんですよ、そこが気に入った!のです。

一口二口食べたときに、店員さんがやって来て、
「言うの忘れてたけど、温めてもおいしいんですよ。温めたの食べてみますか?」とニコニコしながら訊いてきて、「ああ、そうなの、じゃあ」とお願いすると、温めたほうがじわ〜感倍増でよかった!
しみじみしちゃうなぁ。

ちなみにコーヒーは、泣く子も黙るモンマス・コーヒーのものでした。
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店内を見渡すと、ひとりで来て勉強したりラップトップで作業をしている人の姿が多い。2人連れや親子もいたな。
観光客がわざわざ来るところでもないだろうから、格好を見ても、学校やオフィスの近くで来ているんだろうな、って感じ。

店内には自由に読める本がおいてあり、ハガキサイズのショップカードも。
名前と、店名にちなんだ、favourite coffee(好きなコーヒー)、favourite cake(好きなケーキ)、perfect kiss(理想のキス)を書き込めるようになっていて、壁にペタペタ貼ってあるのはこれかぁ。
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favourite coffee(好きなコーヒー)、favourite cake(好きなケーキ)はスラスラかけるにしても、perfect kiss(理想のキス)かぁ、そんなの考えたことなかったな。
それどころか、perfect kissときくと、ニュー・オーダーを思い出してしまうワタクシ。。。
(PV/MVの監督はジョナサン・デミでしたね)


で、お店を出る前にトイレを尋ねると(イギリスでは、というか、日本以外の国では、行ける時に行きたくなくてもトイレに行っておかないと大変な目(行きたい時にトイレはない!)に遭う可能性がおおいにあり)、「下の階ですよ。工事中だけど使えるのは使えますから」。
確かに。
でもね、使う方からいうと、工事途中でも解放してくれているのはありがたい!

上の階に戻って、会計を済ませがてら、
「トイレ、ありがとうございました」とか、「アップル・パイは最高においしかった! 温めてもらって正解で、これがperfect apple pieでした」みたいな他愛ない会話を交わし、
「気に入ったからまた来ます。でも、次はいつ来れるかわからないけど」と。
「あら、ご自宅は遠いの? ロンドン郊外?」
「郊外も郊外。日本からです。片道12時間はかかります」
「12時間なんてあっという間。近いものですよ。じゃあ、また明日お目にかかりましょう!」
と送り出してくれました。

「12時間なんて近いものですよ」が妙に心に響いて、
これってコップに半分水が残っているときに、もう半分しかない、と捉えるか、まだ半分ある、と捉えるか、に通じる物事の受け取り方の違いよねぇ。
もちろんリップサービスというか、会話の流れというか、なんだけれど、居心地のいいお店はこういうほがらかなキャラクターの人がいるから成立するんだよなぁ。

ロンドンの秋はもう日も短く、店に入るときは明るかった屋外も、日が暮れ風は冷たくなっていたけれど、納得と温かさとで、ぽかぽかした気持ちで帰路についたのでした。
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wed 11/11/15




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○ケーキ@ヴァイオレット/Violet(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25579516/
○ケーキ@ベアズ・オブ・ブルームズベリー/Bea's of Bloomsbury(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27547890/
○お茶@ジャーマン・ジムナジウム/German Gymnasium(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27302483/
○ケーキ@パティスリー・ヴァレリー/Patisserie Valerie(マンチェスター) → https://ricorice.exblog.jp/27847050/
○コーヒー@モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Company(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26008693/
○<イギリス菓子・レシピ> アップル・パイ【Apple Pie】 → https://ricorice.exblog.jp/24896535/


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by ricoricex | 2019-08-31 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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はっきり言って、何を食べたか覚えていません(笑)。
ひとりで行くか、食べる目的で行くか、でないと、こんなにも記憶が残らないのか。。。

友人と話していたときのこと。
「ハイストリート・ケンジントンにいい店ができたんだ〜。いつも混んでいるけど、今日は月曜だから狙い目だと思う。一緒に行こう!」となり、店名を聞くと、
「忘れた。。。でも、場所わかってるから、大丈夫!」と。

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で、お店に到着したら。なんと、ディシューム/Dishoomじゃなの!
http://www.dishoom.com/

しかも、何軒かある中で、次はここへ行こう!って思ってたとこだ〜(↓)。


20時過ぎ、お店に着いてドアを開けたら、熱気がすごい!
すでにたくさんの人が入っているのは、火を見るよりも明らか。
月曜日を狙ってきたのに、月曜日なのに、すごいねぇ。。。人気店の底力を見た!
肝心の席があるか。。。

しばらくして、ホールスタッフの人が戻ってきて、なんとか席があり、ほっ。
う〜ん! 広い店内ながら、満席じゃん!
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で、何を食べたか覚えていないのか、っていうと、すっかりおしゃべりに夢中になっていた、のが理由としては大きいのだけれど、
居酒屋状態というか、周囲のがやがやがすごくって、話に集中しないと会話が続かない。それもあって意識はおしゃべりに向かっていて、食事にはいかなかったのだ。

とはいえ、とりあえず写真は掲載しておきます。
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このケンジントン店が行きたい!と思っていた理由は、インテリア。
なるほど! 1930年代のアールデコ風で、でも敷居の高さはなくって、いい感じ。
このさじ加減がうまいね!
カジュアルデートで使いたい!ってなるだろなぁ〜。
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それにしても、月曜日の夜から、飲食店がこんなにもワイワイガヤガヤ賑わっているとはね。
しかも、おそらく、(観光客ではなく)地元の人がほとんどっぽいし。
本当にロンドンはフーディーになったんだなぁ、としみじみした夜でした。
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mon 05/11/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○朝食@ディシューム/Dishoom(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27226476/
○カレーブッフェ@ライジング・サン/Rising Sun(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25854367/
○カレー・ランチ@インディアン YMCA/Indian YMCA(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25683596/
○夕食@オベイン/Aubaine(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26068693/
○夕食@フランコ・マンカ/Franco Manca(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/28114686/


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by ricoricex | 2019-07-30 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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この店には別段、おいしさを求めていない。
でも、スローン・スクウェアでひと息つくのにちょうどいいんですよね〜。
駅から近いし、ピーター・ジョーンズ/Peter Jones(デパート)の中にあるから行きやすいし、セルフサーヴィスのカフェテリアスタイルだし、席数は多いし、時間帯も問わない。
それと最上階にあるので、窓の外の風景が眺められるのがいい!
トップフロア・レストラン/The Top Floor Reataurantがそこです。
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トレイを持って好きなお菓子を選んだり飲み物をオーダーしたりして、好きな席に着くスタイルで、200人収容可能。
デパートの中のカフェでひとり客が多いせいか、4人がけだけなく2人がけテーブルが多いのもありがたい。
お客さんは多いのだけれど、スペースが広く、席数があるので、わさわさしていなくっていいんですよね〜。
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ちなみに、同じ店内には、ほぼ対角線上に「エスプレッソ・バー/Espresso Bar」があり、小さくて種類も少ない分、コーヒーと甘いものだけなら、ここでオーダーする方が早いかも。
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トップフロア・レストランがある最上階は6階。
日本でいう7階で、日本の感覚だと低いな〜、で、実際にロンドンもシティは高層ビルがどんどん建っているのだけれど、スローン・スクウェアにはそこまで高い建物はなく、この低さがいいんですよ〜。
遠くまで見渡す、というよりも、周囲の景色をちょっと高いところから見る、って感じで。
住んでいる人の姿もひょいっと視覚に入ってきそうな感じで。
個人的な連想なんだけれど、煉瓦色の建物にチムニーがニョキニョキあり、メアリー・ポピンズだなぁ〜ってタイムスリップしたような気分になるんですよね〜。
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この日も午前中スローン・スクウェアにいて、サクッとお昼を食べたら、待ち合わせの時間までちょっとあったので、トップフロア・レストランへ。


注文したのは、
・カラメル・ミリオネア・ショートブレッド/Caramel Millionaire Shortcake £1.95
・カフェ・ラテ/Café Latte £2.50
トータル£4.45。
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サウス・ケンジントン駅の北側で、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム(博物館)/Victoria & Albert Museum内のカフェ、アルバート・ミュージアム・カフェ/V&A Café(↓)を私が利用する機会が多いのも同じ理由です。


“味”よりも、“使い勝手や居心地のよさ”を重視する、ってこと、実は多くないですか?
そしてそういう情報って思っている以上に大事だったりする。
まさに私にとってのそんな店です。
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sat 11/11/17




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○お茶@ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム・カフェ/V&A Café(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26090115/
○コーヒー@ブロンプトン・フード・マーケット/Brompton Food Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27713789/
○お茶@カフェW/Cafe W(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26032608/
○お茶@カフェ・ノース・ロッジ/Café North Lodge(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/28347749/
○ランチ@ウェルカム・カフェ/Wellcome Café(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27662978/


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by ricoricex | 2019-07-16 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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イギリスでもそうだし、フランスでもそうなのだけれど、墓地を散策するのは楽しい(楽しい、というと、語弊がある、か)。
有名人のお墓があるから、ってこともあるのかもしれないけれど、緑が多くって、
その緑、ってのが、西洋の公園にありがちな、すごく手入れが行き届いて云々ではなく、もっと自然でうっそうとした感じで、それがいい。

私はロンドンは西っ子で、アールズ・コートが心落ち着く場所で、拠点にもしています。
アールズ・コートは何があるってわけではないのだけれど、山の手の下町、東京でいうと三軒茶屋っぽい空気感がしっくりくるんだよなぁ。

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このアールズ・コートを、地下鉄の駅を出て南下したところにも墓地はあり、それがブロンプトン墓地/Brompton Cemetry
https://www.royalparks.org.uk/parks/brompton-cemeter

この北門に、カフェがオープンしていました。
いつできたんだろう、ここ3年ぐらいの間、かなぁ。
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カフェの名前は、カフェ・ノース・ロッジ/Café North Lodge
https://www.royalparks.org.uk/parks/brompton-cemetery/visitor-information/cafe-north-lodge

Grade IIにリストされている歴史ある建造物をカフェ利用したもので、なんせ墓地という緑の多い中にあり、開放感があるんですよね〜
(注:日本の墓地とは感覚が違うのです)。
オープンエアのテラス席もあるけれど、立ち寄った11月は肌寒い。
なので店内で、コーヒーと、一緒に行った人とペイストリーをシェア。
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ロンドンの今どきの飲食店にある、その場で手作り(冷凍品を使わない)とか、信用できるインディペントな生産者の食材を強いれる、とか、フェアトレードのコーヒーを使うとか、
メニューは環境や倫理的なことも考慮した上での内容となっています。
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このカフェのいちばんのよさは環境ゆえののびやかさ。
子供や犬を連れて散歩途中の人の姿が比較的多いのも納得。
ただし、墓地の中のカフェなので、閉店時間は早い。
ブロンプトン墓地の閉園の1時間前、ということですが、
感覚的には日が落ちそうな時間は、もうアウト、って感じでしょうか。
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ちなみに、このカフェ・ノース・ロッジブロンプトン墓地の北側に位置しますが、南側はフットボール(サッカー)のチェルシーFC/Chelsea FCの本拠地であるスタンフォード・ブリッジ/Stamford Bridgeが至近。

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スタンフォード・ブリッジの最寄駅はフラム・ブロードウェイですが、北側のウェスト・ブロンプトン駅もしくはアールズ・コート駅からの場合は、近道としてブロンプトン墓地を突っ切るチェルシーFC・サポーターが少なくないんだよなぁ。
青いユニフォーム姿の人を見かけたら、ああ、今日はチェルシーFCのホームゲームなんだなぁ、と認識するわけです。
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ところで私は、墓地の門、と聞くと、Cemetry Gatesというスミス/The Smithsの歌にして、インターネット黎明期にあった同名のファンによるウェブサイトを思い出します。


このサイトは、レコード盤にエッチングしていたメッセージまで、実にすさまじい情報がデータされたもので、もうお腹いっぱいです!許してください、ってなほど。
ファンの愛と、これが個人でできる、ってことに衝撃を受けてしまったんですよね〜。

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sat 03/11/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのフットボール(サッカー)スタジアム近くで、利用しやすい飲食スポットはここ! → https://ricorice.exblog.jp/28095395/
○お茶@トルバドゥール/Troubadour(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25369640/
○お茶@ジャーマン・ジムナジウム/German Gymnasium(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27302483/
○コーヒー@スターバックス、マンチェスター・ヴィクトリア駅/Starbucks, Manchester Victoria Station(マンチェスター) → https://ricorice.exblog.jp/28041594/


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by ricoricex | 2019-06-25 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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ロンドンはもろイーストもだけれど、クラーケンウェルやファーリンドンあたりも不案内。

この日は午前中、ロンドン郊外で用事があって、利用したターミナル駅はファーリンドン。
ロンドンに戻ってきたときは、遅いランチタイムといった時間帯で、さて、どこへ、ということで、はっ!と思い出して向かったのが、モダン・パントリー/The Modern Pantry
https://www.themodernpantry.co.uk
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“カナダ生まれ、ニュージーランド育ち、北欧にルーツを持つアナ・ハンセン/Anna Hansenシェフが作るのは、素材を生かしたシンプルモダンな料理。
味噌や柚子といった日本の素材や中近東のハーブやスパイスなどを自在に扱い、今の時代のボーダーレスをお皿の上で表現。”
ってことで、気になっていたんですよね〜。

前菜は12種、メインは6種がスタンバイ。
オーダーしたのは、
・サーモンの刺身/H. Forman & Sons’ salmon sashimi, truffled yuzu soy & black mustard seed dressing, amchur roasted seeds £6.80
・菊芋などのキャベツ包み/Roast Jerusalem artichoke pearl barley, mascarpone & miso filled January king cabbage, pickled squash dukkah £15.50
これにスペインのロゼをグラス、そしてサーヴィス料をプラスして、トータル£33.24。
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前菜は、見た目美しく、柚子の香りがほのかに香り、ローストした種が食感のアクセントになって心地よい。
一方のメインは、う〜ん、キャベツが切りづらかったのと、味がぼんやりしていて、というか、ほとんど味がしなくって、下に敷かれたかぼちゃ(としておく)のピュレの甘さが、それはごく自然な甘さなんだけれど、そっちが立って、メインのキャベツ包みとは味も食感も合わなくって、残念!

ただね〜、こういうクリーン・イーティング的なアプローチは、日本ではあまり見ないので、なかなかおもしろい。
それと、味がしない、って書いたけれど、特にナチュラル系のメニューって、イギリスの場合、本当に味が淡白。
まあ、岩塩ななんかもらって、少し振りかければ一気に味が締まる予感大なので、それで解決するといえばそれまでではあるのだけれど。

そう考えると、日本の外食(中食も)って味が強いなぁ。
余韻もべたっと残って、ものすご〜く喉が乾くことが多いんですよね。
外食は嫌いじゃないけれど、自宅で食べる方が舌が落ち着くのはそのせいです。


ところで、私がお店に入ったときは13.30頃で、ほぼ満席。
あ〜、無理かな〜、と思ったのだけれど、大丈夫よ!と言ってくれて、席に通してくれたのでした。
このフレンドリーで笑顔な接客、程よいざわざわ感、決めすぎない白を基調とした店内も心地よい。
私は厨房に近い席だったのだけれど、サービススタッフと厨房の人たちが和気あいあいと楽しそうなのもよかった。
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私が食事を終える頃、ちょうどお茶の時間に切り替わるタイミングで、スレートにブラウニーなどのお菓子をのせてテーブルにおく、ってのも目を引いて、注文OKだったけれど、そのあとの予定を考慮して、見送り。
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料理はうううう〜ん、な部分があったけれど、見た目はセンスがあって、それは内装なども同様。
気持ちがほぐれる空気感もあって、外食って単にお腹を満たすためのものじゃないのよね、と思った次第です。
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mon 11/11/13




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@ブランドフォード・コントワール/Blandford Comptoir(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27925839/
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by ricoricex | 2019-06-14 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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こういうイギリス(というよりもロンドン、か)に残る庶民の料理のことは見たり聞いたりして、知ってはいたのだけれど、だからといって食指が動くわけじゃない。私も現代っ子ですから。
とはいえ、味うんぬんではなく、好奇心と体験しておかないと、という思いはずっとあって、とはいえ、今では数少なくなった店舗が残るイーストに、なかなか足が向かなかったわけです(私はロンドンは完全に西っ子、なんですよねぇ(東京も、か))。

21世紀に入って、ロンドンはイーストといわれるようになり、その筆頭にあがるのはショーディッチで、人と人に相性があるよに、街(エリア)と人にも相性があって、悪くはないけれど、そこまでピンとこなかった私が、ここ、いい! 次にロンドンに住むことがあれば候補地のひとつだわ!とすっかり気に入ったのがハックニー。

e0038047_16325009.jpgこのハックニーのエリアにある週末マーケットのブロードウェイ・マーケット/Broadway Marketは、カジュアルで雑多な地元感があり、それでいてスクラッフィーじゃないあたりが心地よい。
ほんと、楽しいなぁ。

このブロードウェイ・マーケットを訪ねたときに、あっ!と思わず声をあげそうになったのは、庶民の味を提供する店として必ず登場するエフ・クック/F. Cookeがあったから。
エフ・クック/F. Cooke
https://twitter.com/pieandmashcooke

ここにあったんだ〜!
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とはいえ、その日はすでにお腹は満たされていたし、ローカル感が強ければ強いほど、ストレンジャーは足を踏み入れるのに躊躇するというか(ぱっとしない私鉄沿線のせんべろに行くようなもの。ん? ちょっと違うか)。
とにかく、場所だけは、ブロードウェイ・マーケット沿いにあるので、忘れようも間違えようもない。

それから数年、頭の片隅にはあって、ブロードウェイ・マーケットにも尋ねることがあったのだけれど、入店するにはいたらず。

こりゃ、エフ・クックに行く、という明確な目的がないとお店に入ることはないな、と確信。
さらにこの手の、長く続く店が閉店したニュースも入ってきて、思っている以上に“絶滅危惧種”路線をまっしぐら。
危機感を感じ、行けるときに行っておかないと、の思いも沸き上がってきます。



あるとき、このお店のことを他愛ない会話の中でポロっと言ったら、「行ってみたい! 行こう!」となり、予定をすり合わせて友人と向かったのは、2018年11月7日(水)のこと。

エフ・クックは庶民の、有り体に言うと、労働者の味である、パイ&マッシュを提供する店。
今でこそ、スマートカジュアルのお店なんかでも、ぐっとしゃれたパイ&マッシュを提供していますが、エフ・クックでは、まったく飾り気がなく、べっとりとした、でも、お腹はしっかり満たしてくれる、そこにあるのは、いかにも昔から続く食堂らしい料理(だからこそ、気後れするわけですが(笑))。

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メニューはきっぱりと、パイ&マッシュとウナギのゼリー寄せのみ。
パイ&マッシュはミートパイ。ウナギのダシに新鮮なパセリを加えて作ったリカーがたっぷり注がれます。
この緑色がねぇ、お世辞にも、どう見てもおいしそうに見えない(笑)。
なんともおどろおどろしくって、魔女の食べ物かしらん、って連想してしまう私です。

ウナギのゼリー寄せは、ウナギの煮こごり、というか、ウナギをぶつ切りにして煮込んだもので、冷ます工程で、コラーゲンなどのタンパク質が煮汁にとけ出し、これがかたまるとゼリー状になるという代物。
これがまた、グロテスクというか、なかなかパンチのある見た目なのです。

ともあれ、物は試し、とぐっと勇気をふりしぼって、注文。
・パイ&マッシュ/Pie & mash £4
・ウナギのゼリー寄せ/Jellied eels(10個) £7
しめて、£11(サーヴィス料、なんてものは存在しない。チップを少しおいていったけど)
これで、2人前。
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ウナギのゼリー寄せは5個だと£3.50(5個でも10個でも1個あたりの金額は変わらず。明朗会計だ!)
お店の、いかにもたくましそうなおばちゃんが、2人なら10個ね、と言われ、素直に従ったのでした。

味はですね、シンプルというか、見た目ほど悪くないんですよ、ホントに。
ただね、おいしいか、と問われると、別段おいしいわけではない。でもって飽きちゃう。体験としてはいいんだけれど、ね。
正直、同じ値段払うなら、スーパーマーケットのレディミールの方を選ぶなぁ、でした、私には。

同じことを友人も感じたようで、普段は残さず食べるタイプの人なのに、しかもパイ&マッシュはシェアしているのに、完食にいたらず。
珍しいな、と後で理由を訊くと、「なんか単調で、食べ続けるのはつらくなった」と。
深く同意。


内装のタイルやベンチスタイルのテーブル席、厨房にどんと構えるソースの釜、ボクシングの古いポスター、ビネガーや塩・コショウの卓上調味料がいちいちレトロ。
床にはおがくず(かな?)は巻かれ、これは滑らないように、ってことのよう。
ざらっと薄い紙ナプキンやペラッペラのカトラリーも、いやぁ、チープなこと、この上ない。
こういうのは、なかなか感動的です。
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特におもしろいな、と思ったのが、ナイフはなく、スプーンとフォークで食べる、ということ。右手にスプーン、左手にフォークを持ち、スプーンはナイフの役割も担っていて、パイ皮など、切る必要があるときは、スプーンの縁を使うってこと。
口に運ぶカトラリーはスプーンってわけではないようだけれど(スプーンで食べてもフォークで食べてもいいみたい)、タイ料理みたいだなぁ。
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お店に入ったのはランチタイムにはやや早い、12時を回ったばかりでほかにお客さんがおらず(しばらくして、常連のおっちゃんたちがやってきた)、
お店のおばちゃんと話していたら、開業したのは1862年(最初の店舗のオープンは、やはりロンドン・イーストのクラーケンウェルで。このお店もこの場所で100年以上営業を続けています)、このそのときからレシピを変えていない、と。
材料の品質や味は変わるし、本当に同じレシピかどうかは???だけれど、「レシピを変えていない」の言葉に危機感を覚えたんですね、私。
というのもいつも同じ味を提供している(ように思える)人気店は、同じレシピではなく、時代に合わせて微調整していて、その結果として、いつ食べても同じように思える味を作っているから。
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ふうむ。

この予感が的中、というよりも、そういう流れなんだろうな、とばかりに、2019年5月に入って、エフ・クック閉店のニュースが飛び込んできました(↓)。


大きな理由は、味、ではなく、賃貸契約。ほかにも賃料の高騰、後継者、お客の高齢化、嗜好の変化、などが考えられます。
次にブロードウェイ・マーケットに行くときは、エフ・クックはもうないかもしれない。
以上、ぶっちゃけの正直なところを綴りましたが、駆け込みで体験できたことは、大きな経験です。
記録に残しておく意味で、動画も掲載されている以下の記事のリンクを張っておきます(↓)。

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wed 07/11/18





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○ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25919385/
○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25893204/
○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
○ランチ@ポーターズ/Porters(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/21628841/
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by ricoricex | 2019-05-30 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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ロンドンの水辺というとテムズ川を思いがちですが、こればかりではなく、運河沿いもなかなかのもの。
その運河とは、リージェンツ・カナル/Regent's Canal
ロンドンの中心部を北側に走り、カムデンやキングス・クロスで見覚えのある方もいるか、と。
運河沿いの道は、走ったり散歩したりするのによく、私自身は、ナローボートの水上生活者のボートがある風景が印象的です。
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ホクストンの北に位置するデ・ボーヴォワー・タウンもリージェンツ・カナルが横断するエリア。
運河沿いにカフェやショップがチラホラあり、お茶がてら立ち寄ったこのバージ・ハウス/The Barge Houseもそんなカフェ。
https://www.bargehouse.co.uk
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運河に面して咳が設けられた店舗は2フロア吹き抜けで開放感あり。
さらに店の前はテラス席が設けられていて、この日はちょっと肌寒かったけれど、外がいいな、とテラス席に。

オーダーしたのは、
・ポレンタ・ケーキ/Plenta Cake £4
・カフェ・ラテ/Café Latte £2.60
これにサーヴィス料をプラスして、トータル£7.43。
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ポレンタのケーキはしっかりとした食感とくっきりとした甘さで、食べ応えあり。
お昼どきだったので、ほかのお客さんが食べているカジュアルさが楽しそうなランチメニューも、なかなかいい感じ。
何より、運河を眺めながら、ってのがね。気持ちよくって、これがいちばんのごちそう、かな〜。

店内に入ると、どん!とバーカウンターがあり、壁にはジンやラム、リキュールなどの瓶が並びます。
オリジナルカクテルもあり、シック、というよりもカジュアルに、カクテルもモクテルも楽しめそうな雰囲気があり、じっくりお酒をたしなむ、というよりも、友人たちと楽しい時間を過ごす、のに向いていそうです。
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thu 12/11/15




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○コーヒー@ブロンプトン・フード・マーケット/Brompton Food Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27713789/
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by ricoricex | 2019-05-17 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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甘かった! 完全に甘かった!
「次の日は朝早いから早めに、さくっと夕食としましょう」と友人と早い時間、18時ごろからウロウロするも、ことごとく、すでに満席。

あ〜、金曜日かぁ〜。
ロンドンはこんなに飲食店が増えて、それでも席が空いてないって、ほんと、フーディーになったもんだ!と妙に納得しつつ、窓越しに、あっ、ここなら大丈夫そう!と飛び込んだのは、フランコ・マンカ/Franco Manca

サワードウの生地を使ったナポリピザのお店で、2008年ロンドン・ブリクストンにオープン。
2010年代に入ってからかな、どんどんとお店を増やし、今やロンドンの街のあちこちに見られます。
白地に手書き文字のような赤く“FRANCO MANCA”って看板が目印。

ブライトンやバースなどイングランド南部にも店舗は広がり、その数、約50店舗。
イタリアにも店を構え、マンチェスターやエディンバラなど北の街でもオープンが予定されています。

フランコ・マンカとは“Franco is missing(フランコがどっか行っちゃった)”という意味で、実は現在の形態のピザ屋さんになる前、1986年にフランコがオープンさせたピザ屋さんが元祖。
2008年に、お店をやりたければ、いいよ、ってことで現オーナーに譲った、と。
なんでも、フランコはあまりの忙しさに、もういいや、となったそう。
それで、フランコ・マンカという店名なのです。


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この日、私が入ったのはアールズ・コート店。
とにかく席があいててよかったわ!
その後から続々と人がやって来て、ほどなくして満席に。
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オーダーしたのは、
・マルゲリータ/ Tomato, mozzarella & basil £5.55
(友人は本日のメニューより、ヴェジタリアン・スペシャル、だったような。。。)
・ローストしたバターナッツスクワッシュ(カボチャの一種)、ヤギのチーズ、クルミなどのサラダ/Roasted butternut squash, artichokes, dry San Marzano tomatoes, goat’s curd, walnuts, alfalfa sprouts, mixed salad leaves & house dressing £7.55
・グリーンオリーヴ/Green olives £3.55
・モンテプルチアーノ – フランチェスコ・チレッリ/Montepulciano – Francesco Cirelli £4.70(175ml)/£6.65(250ml)
締めて、サーヴィス料込みで£37.25
(2018年10月現在)。
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ピザ1枚が、イートインで£10以下とは破格値!といっていいでしょう。
トマトとニンニクとオレガノのピザにいたっては£5ですからね。
サイドメニューを頼まず、ピザとドリンクだけなら、£10ちょいで抑えられます。
(粉ものって、やっぱ粗利率が高いんだなぁ、と思ってしまった)

ものすごいおいしい!ってわけではないけれど、でも存在感のある小麦粉の香りと風味が立つピザ生地を、その場で作ってその場で焼いた、その勢いに軍配があがるな〜。
この値段でこの味なら文句はないでしょう。

私はカウンター席が好きなのですが、フランコ・マンカは客席と厨房の仕切りがガラスになっていて、職人さんたちが生地をのばしたり、焼いたりしている様子がよく見えて、楽しい。
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さすがだな〜、と思ったのは、グルテンフリーの生地やトッピング、ヴィーガン用のチーズに対応してくれる、ってこと。
これって、もはやイギリスでは当たり前で、もちろん健康や宗教上の問題ってこともあるけれど、今のそれは個人の嗜好によるところが大きく、それを当たり前としていることが、ね。

日本だと、こういうの、“わがまま”って、いまだに思われているような気がする。
こういうのを見ると、2007年イギリスのクッカリースクールで在籍したとき、クラスメイトにヴェジタリアンがいたのだけれど、チューターも、ああ、そうなの、と言って、彼用にレシピをアレンジしていたし、言う方も受ける方も、“当たり前”としていることを思い出すんだよなぁ。
おもてなしとかいう前に、こういう個人の嗜好に寄り沿って、誰でも楽しく食事ができるようにすることの方がもっと大事じゃないんかな。
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fri 26/10/18




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○夕食@バンプキン/Bumpkin(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27479410/
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○食のプロが選ぶロンドンの安くて旨い店・マイベスト10 〜ライター&ブロガー編〜 → https://ricorice.exblog.jp/25993921/


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by ricoricex | 2019-04-25 00:00 | イギリスの飲食店レポート

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加齢とともに食べなくなったもの。
私の場合、それはアイスクリームです。
夏場なんかは毎日、昼、夜と毎食後食べていたのが、めっきり食べなくなってしまった。。。
食欲自体さほどは落ちていないけれど、寄る年波にはかないませんなぁ。

この日は、夜、ちょうど夕食の時間に予定があり、そこでは軽い食事が出るものの十分には食べられないだろうと、早めに夕食を摂り、参加。
予定のところでは、やはりほとんど何も食べることができず、帰路につく途中、なんだか物足りない。21時30分だと、これから食事ってわけにいかないしなぁ。
そもそも、そこまでしっかり食べたいわけではなし。

はっと、思い出し、「そうだ、アイスクリームを食べよう!」となりました。
冒頭で記したように、アイスクリームを食べなくなり、それと反比例するようにロンドンにはアイスクリーム専門店が増加しているにも関わらず、行く機会がほとんどなかったから。

開いててよかった!
で、飛び込んだのは、サウス・ケン(ジントン)駅近くにあるスクープ/Scoop
サウス・ケン駅界隈を見るだけでもアイスクリーム専門店は増え、その走りは、スクープだったか、オドノズ/Oddono'sだったか。
どちらもナチュラル感を打ち出した、イタリアのジェラートのお店です。

そのスクープで私が注文したのは、
・2フレイヴァー(小/カップ)/Small 2 Flavours (Cup) £4
※フレイヴァーはレモンとイチゴをチョイス。
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ベタベタしたところがなく、すっきり食べられてよろしい。程よい甘さで疲れがとれちゃうね。
が、下にレモン、上にイチゴは順番がよろしくなかった。。。
イチゴの方が甘みが強く、レモンの方がさっぱりなので、レモンにたどり着いてすぐは、今ひとつ味がピンとこなかった。。。
味の淡いものから食べる、当然といえば当然の教訓です。

っと、この記事を書きながら、なぜゆえスクープのウェブサイトにヒットしない?と思ったら。閉店していたのでした。。。(↓)
https://www.facebook.com/ScoopGelatoLondon

嗚呼、時代は変わる。スクープよ、お前もか!
こういうこともあるから記録に残すのは大事かもしれない。。。
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thu 12/11/15




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by ricoricex | 2019-04-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート