人気ブログランキング |

イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


by ricoricex
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

カテゴリ:イギリスの飲食店レポート( 119 )



e0038047_22472961.jpg

イギリスでもそうだし、フランスでもそうなのだけれど、墓地を散策するのは楽しい(楽しい、というと、語弊がある、か)。
有名人のお墓があるから、ってこともあるのかもしれないけれど、緑が多くって、
その緑、ってのが、西洋の公園にありがちな、すごく手入れが行き届いて云々ではなく、もっと自然でうっそうとした感じで、それがいい。

私はロンドンは西っ子で、アールズ・コートが心落ち着く場所で、拠点にもしています。
アールズ・コートは何があるってわけではないのだけれど、山の手の下町、東京でいうと三軒茶屋っぽい空気感がしっくりくるんだよなぁ。

e0038047_22474937.jpg
このアールズ・コートを、地下鉄の駅を出て南下したところにも墓地はあり、それがブロンプトン墓地/Brompton Cemetry
https://www.royalparks.org.uk/parks/brompton-cemeter

この北門に、カフェがオープンしていました。
いつできたんだろう、ここ3年ぐらいの間、かなぁ。
e0038047_22503492.jpg

e0038047_22480861.jpg

カフェの名前は、カフェ・ノース・ロッジ/Café North Lodge
https://www.royalparks.org.uk/parks/brompton-cemetery/visitor-information/cafe-north-lodge

Grade IIにリストされている歴史ある建造物をカフェ利用したもので、なんせ墓地という緑の多い中にあり、開放感があるんですよね〜
(注:日本の墓地とは感覚が違うのです)。
オープンエアのテラス席もあるけれど、立ち寄った11月は肌寒い。
なので店内で、コーヒーと、一緒に行った人とペイストリーをシェア。
e0038047_22483594.jpg

e0038047_22483549.jpg


ロンドンの今どきの飲食店にある、その場で手作り(冷凍品を使わない)とか、信用できるインディペントな生産者の食材を強いれる、とか、フェアトレードのコーヒーを使うとか、
メニューは環境や倫理的なことも考慮した上での内容となっています。
e0038047_22485760.jpg

e0038047_22485344.jpg


このカフェのいちばんのよさは環境ゆえののびやかさ。
子供や犬を連れて散歩途中の人の姿が比較的多いのも納得。
ただし、墓地の中のカフェなので、閉店時間は早い。
ブロンプトン墓地の閉園の1時間前、ということですが、
感覚的には日が落ちそうな時間は、もうアウト、って感じでしょうか。
e0038047_22500884.jpg



ちなみに、このカフェ・ノース・ロッジブロンプトン墓地の北側に位置しますが、南側はフットボール(サッカー)のチェルシーFC/Chelsea FCの本拠地であるスタンフォード・ブリッジ/Stamford Bridgeが至近。

e0038047_22502021.jpg
スタンフォード・ブリッジの最寄駅はフラム・ブロードウェイですが、北側のウェスト・ブロンプトン駅もしくはアールズ・コート駅からの場合は、近道としてブロンプトン墓地を突っ切るチェルシーFC・サポーターが少なくないんだよなぁ。
青いユニフォーム姿の人を見かけたら、ああ、今日はチェルシーFCのホームゲームなんだなぁ、と認識するわけです。
e0038047_22512725.jpg



ところで私は、墓地の門、と聞くと、Cemetry Gatesというスミス/The Smithsの歌にして、インターネット黎明期にあった同名のファンによるウェブサイトを思い出します。


このサイトは、レコード盤にエッチングしていたメッセージまで、実にすさまじい情報がデータされたもので、もうお腹いっぱいです!許してください、ってなほど。
ファンの愛と、これが個人でできる、ってことに衝撃を受けてしまったんですよね〜。

e0038047_22490578.jpg


sat 03/11/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのフットボール(サッカー)スタジアム近くで、利用しやすい飲食スポットはここ! → https://ricorice.exblog.jp/28095395/
○お茶@トルバドゥール/Troubadour(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25369640/
○お茶@ジャーマン・ジムナジウム/German Gymnasium(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27302483/
○コーヒー@スターバックス、マンチェスター・ヴィクトリア駅/Starbucks, Manchester Victoria Station(マンチェスター) → https://ricorice.exblog.jp/28041594/


** 絶賛、発売中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-06-25 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_22205722.jpg

ロンドンはもろイーストもだけれど、クラーケンウェルやファーリンドンあたりも不案内。

この日は午前中、ロンドン郊外で用事があって、利用したターミナル駅はファーリンドン。
ロンドンに戻ってきたときは、遅いランチタイムといった時間帯で、さて、どこへ、ということで、はっ!と思い出して向かったのが、モダン・パントリー/The Modern Pantry
https://www.themodernpantry.co.uk
e0038047_22211272.jpg


“カナダ生まれ、ニュージーランド育ち、北欧にルーツを持つアナ・ハンセン/Anna Hansenシェフが作るのは、素材を生かしたシンプルモダンな料理。
味噌や柚子といった日本の素材や中近東のハーブやスパイスなどを自在に扱い、今の時代のボーダーレスをお皿の上で表現。”
ってことで、気になっていたんですよね〜。

前菜は12種、メインは6種がスタンバイ。
オーダーしたのは、
・サーモンの刺身/H. Forman & Sons’ salmon sashimi, truffled yuzu soy & black mustard seed dressing, amchur roasted seeds £6.80
・菊芋などのキャベツ包み/Roast Jerusalem artichoke pearl barley, mascarpone & miso filled January king cabbage, pickled squash dukkah £15.50
これにスペインのロゼをグラス、そしてサーヴィス料をプラスして、トータル£33.24。
e0038047_22213264.jpg

e0038047_22213691.jpg

e0038047_22214548.jpg


前菜は、見た目美しく、柚子の香りがほのかに香り、ローストした種が食感のアクセントになって心地よい。
一方のメインは、う〜ん、キャベツが切りづらかったのと、味がぼんやりしていて、というか、ほとんど味がしなくって、下に敷かれたかぼちゃ(としておく)のピュレの甘さが、それはごく自然な甘さなんだけれど、そっちが立って、メインのキャベツ包みとは味も食感も合わなくって、残念!

ただね〜、こういうクリーン・イーティング的なアプローチは、日本ではあまり見ないので、なかなかおもしろい。
それと、味がしない、って書いたけれど、特にナチュラル系のメニューって、イギリスの場合、本当に味が淡白。
まあ、岩塩ななんかもらって、少し振りかければ一気に味が締まる予感大なので、それで解決するといえばそれまでではあるのだけれど。

そう考えると、日本の外食(中食も)って味が強いなぁ。
余韻もべたっと残って、ものすご〜く喉が乾くことが多いんですよね。
外食は嫌いじゃないけれど、自宅で食べる方が舌が落ち着くのはそのせいです。


ところで、私がお店に入ったときは13.30頃で、ほぼ満席。
あ〜、無理かな〜、と思ったのだけれど、大丈夫よ!と言ってくれて、席に通してくれたのでした。
このフレンドリーで笑顔な接客、程よいざわざわ感、決めすぎない白を基調とした店内も心地よい。
私は厨房に近い席だったのだけれど、サービススタッフと厨房の人たちが和気あいあいと楽しそうなのもよかった。
e0038047_22221336.jpg

e0038047_22221680.jpg


私が食事を終える頃、ちょうどお茶の時間に切り替わるタイミングで、スレートにブラウニーなどのお菓子をのせてテーブルにおく、ってのも目を引いて、注文OKだったけれど、そのあとの予定を考慮して、見送り。
e0038047_22223132.jpg


料理はうううう〜ん、な部分があったけれど、見た目はセンスがあって、それは内装なども同様。
気持ちがほぐれる空気感もあって、外食って単にお腹を満たすためのものじゃないのよね、と思った次第です。
e0038047_22224691.jpg


mon 11/11/13




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@ブランドフォード・コントワール/Blandford Comptoir(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27925839/
○ランチ@28°-50°(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26720152/
○ランチ@ヴィノテカ/Vinoteca(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27367160/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@10グリーク・ストリート/10 Greek Street(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26096376/


** 絶賛、発売中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-06-14 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_16120394.jpg

こういうイギリス(というよりもロンドン、か)に残る庶民の料理のことは見たり聞いたりして、知ってはいたのだけれど、だからといって食指が動くわけじゃない。私も現代っ子ですから。
とはいえ、味うんぬんではなく、好奇心と体験しておかないと、という思いはずっとあって、とはいえ、今では数少なくなった店舗が残るイーストに、なかなか足が向かなかったわけです(私はロンドンは完全に西っ子、なんですよねぇ(東京も、か))。

21世紀に入って、ロンドンはイーストといわれるようになり、その筆頭にあがるのはショーディッチで、人と人に相性があるよに、街(エリア)と人にも相性があって、悪くはないけれど、そこまでピンとこなかった私が、ここ、いい! 次にロンドンに住むことがあれば候補地のひとつだわ!とすっかり気に入ったのがハックニー。

e0038047_16325009.jpgこのハックニーのエリアにある週末マーケットのブロードウェイ・マーケット/Broadway Marketは、カジュアルで雑多な地元感があり、それでいてスクラッフィーじゃないあたりが心地よい。
ほんと、楽しいなぁ。

このブロードウェイ・マーケットを訪ねたときに、あっ!と思わず声をあげそうになったのは、庶民の味を提供する店として必ず登場するエフ・クック/F. Cookeがあったから。
エフ・クック/F. Cooke
https://twitter.com/pieandmashcooke

ここにあったんだ〜!
e0038047_16123278.jpg


とはいえ、その日はすでにお腹は満たされていたし、ローカル感が強ければ強いほど、ストレンジャーは足を踏み入れるのに躊躇するというか(ぱっとしない私鉄沿線のせんべろに行くようなもの。ん? ちょっと違うか)。
とにかく、場所だけは、ブロードウェイ・マーケット沿いにあるので、忘れようも間違えようもない。

それから数年、頭の片隅にはあって、ブロードウェイ・マーケットにも尋ねることがあったのだけれど、入店するにはいたらず。

こりゃ、エフ・クックに行く、という明確な目的がないとお店に入ることはないな、と確信。
さらにこの手の、長く続く店が閉店したニュースも入ってきて、思っている以上に“絶滅危惧種”路線をまっしぐら。
危機感を感じ、行けるときに行っておかないと、の思いも沸き上がってきます。



あるとき、このお店のことを他愛ない会話の中でポロっと言ったら、「行ってみたい! 行こう!」となり、予定をすり合わせて友人と向かったのは、2018年11月7日(水)のこと。

エフ・クックは庶民の、有り体に言うと、労働者の味である、パイ&マッシュを提供する店。
今でこそ、スマートカジュアルのお店なんかでも、ぐっとしゃれたパイ&マッシュを提供していますが、エフ・クックでは、まったく飾り気がなく、べっとりとした、でも、お腹はしっかり満たしてくれる、そこにあるのは、いかにも昔から続く食堂らしい料理(だからこそ、気後れするわけですが(笑))。

e0038047_16255040.jpg
メニューはきっぱりと、パイ&マッシュとウナギのゼリー寄せのみ。
パイ&マッシュはミートパイ。ウナギのダシに新鮮なパセリを加えて作ったリカーがたっぷり注がれます。
この緑色がねぇ、お世辞にも、どう見てもおいしそうに見えない(笑)。
なんともおどろおどろしくって、魔女の食べ物かしらん、って連想してしまう私です。

ウナギのゼリー寄せは、ウナギの煮こごり、というか、ウナギをぶつ切りにして煮込んだもので、冷ます工程で、コラーゲンなどのタンパク質が煮汁にとけ出し、これがかたまるとゼリー状になるという代物。
これがまた、グロテスクというか、なかなかパンチのある見た目なのです。

ともあれ、物は試し、とぐっと勇気をふりしぼって、注文。
・パイ&マッシュ/Pie & mash £4
・ウナギのゼリー寄せ/Jellied eels(10個) £7
しめて、£11(サーヴィス料、なんてものは存在しない。チップを少しおいていったけど)
これで、2人前。
e0038047_16125495.jpg

e0038047_16125506.jpg


ウナギのゼリー寄せは5個だと£3.50(5個でも10個でも1個あたりの金額は変わらず。明朗会計だ!)
お店の、いかにもたくましそうなおばちゃんが、2人なら10個ね、と言われ、素直に従ったのでした。

味はですね、シンプルというか、見た目ほど悪くないんですよ、ホントに。
ただね、おいしいか、と問われると、別段おいしいわけではない。でもって飽きちゃう。体験としてはいいんだけれど、ね。
正直、同じ値段払うなら、スーパーマーケットのレディミールの方を選ぶなぁ、でした、私には。

同じことを友人も感じたようで、普段は残さず食べるタイプの人なのに、しかもパイ&マッシュはシェアしているのに、完食にいたらず。
珍しいな、と後で理由を訊くと、「なんか単調で、食べ続けるのはつらくなった」と。
深く同意。


内装のタイルやベンチスタイルのテーブル席、厨房にどんと構えるソースの釜、ボクシングの古いポスター、ビネガーや塩・コショウの卓上調味料がいちいちレトロ。
床にはおがくず(かな?)は巻かれ、これは滑らないように、ってことのよう。
ざらっと薄い紙ナプキンやペラッペラのカトラリーも、いやぁ、チープなこと、この上ない。
こういうのは、なかなか感動的です。
e0038047_16131457.jpg

e0038047_16131432.jpg

e0038047_16132029.jpg

e0038047_16224609.jpg

e0038047_16132895.jpg

e0038047_16132391.jpg


特におもしろいな、と思ったのが、ナイフはなく、スプーンとフォークで食べる、ということ。右手にスプーン、左手にフォークを持ち、スプーンはナイフの役割も担っていて、パイ皮など、切る必要があるときは、スプーンの縁を使うってこと。
口に運ぶカトラリーはスプーンってわけではないようだけれど(スプーンで食べてもフォークで食べてもいいみたい)、タイ料理みたいだなぁ。
e0038047_16140332.jpg



お店に入ったのはランチタイムにはやや早い、12時を回ったばかりでほかにお客さんがおらず(しばらくして、常連のおっちゃんたちがやってきた)、
お店のおばちゃんと話していたら、開業したのは1862年(最初の店舗のオープンは、やはりロンドン・イーストのクラーケンウェルで。このお店もこの場所で100年以上営業を続けています)、このそのときからレシピを変えていない、と。
材料の品質や味は変わるし、本当に同じレシピかどうかは???だけれど、「レシピを変えていない」の言葉に危機感を覚えたんですね、私。
というのもいつも同じ味を提供している(ように思える)人気店は、同じレシピではなく、時代に合わせて微調整していて、その結果として、いつ食べても同じように思える味を作っているから。
e0038047_16201592.jpg

e0038047_16201990.jpg

ふうむ。

この予感が的中、というよりも、そういう流れなんだろうな、とばかりに、2019年5月に入って、エフ・クック閉店のニュースが飛び込んできました(↓)。


大きな理由は、味、ではなく、賃貸契約。ほかにも賃料の高騰、後継者、お客の高齢化、嗜好の変化、などが考えられます。
次にブロードウェイ・マーケットに行くときは、エフ・クックはもうないかもしれない。
以上、ぶっちゃけの正直なところを綴りましたが、駆け込みで体験できたことは、大きな経験です。
記録に残しておく意味で、動画も掲載されている以下の記事のリンクを張っておきます(↓)。

e0038047_16133236.jpg


wed 07/11/18





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ブロードウェイ・マーケット/Broadway Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25919385/
○朝食@イー・ペリッチ/E. Pellicci(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25893204/
○朝食@リージェンシー・カフェ/Regency Cafe(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25484104/
○ランチ@ポーターズ/Porters(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/21628841/
○お茶@トルバドゥール/Troubadour(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25369640/
○君は“揚げマーズバー”を食べたことがあるか?(スコットランド) → https://ricorice.exblog.jp/27961084/


** 絶賛、発売中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-05-30 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_15112502.jpg

ロンドンの水辺というとテムズ川を思いがちですが、こればかりではなく、運河沿いもなかなかのもの。
その運河とは、リージェンツ・カナル/Regent's Canal
ロンドンの中心部を北側に走り、カムデンやキングス・クロスで見覚えのある方もいるか、と。
運河沿いの道は、走ったり散歩したりするのによく、私自身は、ナローボートの水上生活者のボートがある風景が印象的です。
e0038047_15100057.jpg


ホクストンの北に位置するデ・ボーヴォワー・タウンもリージェンツ・カナルが横断するエリア。
運河沿いにカフェやショップがチラホラあり、お茶がてら立ち寄ったこのバージ・ハウス/The Barge Houseもそんなカフェ。
https://www.bargehouse.co.uk
e0038047_15102084.jpg


e0038047_15105898.jpg
運河に面して咳が設けられた店舗は2フロア吹き抜けで開放感あり。
さらに店の前はテラス席が設けられていて、この日はちょっと肌寒かったけれど、外がいいな、とテラス席に。

オーダーしたのは、
・ポレンタ・ケーキ/Plenta Cake £4
・カフェ・ラテ/Café Latte £2.60
これにサーヴィス料をプラスして、トータル£7.43。
e0038047_15104024.jpg


ポレンタのケーキはしっかりとした食感とくっきりとした甘さで、食べ応えあり。
お昼どきだったので、ほかのお客さんが食べているカジュアルさが楽しそうなランチメニューも、なかなかいい感じ。
何より、運河を眺めながら、ってのがね。気持ちよくって、これがいちばんのごちそう、かな〜。

店内に入ると、どん!とバーカウンターがあり、壁にはジンやラム、リキュールなどの瓶が並びます。
オリジナルカクテルもあり、シック、というよりもカジュアルに、カクテルもモクテルも楽しめそうな雰囲気があり、じっくりお酒をたしなむ、というよりも、友人たちと楽しい時間を過ごす、のに向いていそうです。
e0038047_15094358.jpg


thu 12/11/15




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○コーヒー@ブロンプトン・フード・マーケット/Brompton Food Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27713789/
○お茶@ナチュラル・キッチン/Natural Kitchen(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27413326/
○スコーン@フリート・リヴァー・ベーカリー/Fleet River Bakery(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25964233/
○ブランチ@ゲイルズ/Gail’s(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27595586/
○ランチ@ノルディック・ベーカリー/Nordic Bakery(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26231155/


** 絶賛、発売中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-05-17 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_15081722.jpg

甘かった! 完全に甘かった!
「次の日は朝早いから早めに、さくっと夕食としましょう」と友人と早い時間、18時ごろからウロウロするも、ことどこくすでに満席。

あ〜、金曜日かぁ〜。
ロンドンはこんなに飲食店が増えて、それでも席が空いてないって、ほんと、フーディーになったもんだ!と妙に納得しつつ、窓越しに、あっ、ここなら大丈夫そう!と飛び込んだのは、フランコ・マンカ/Franco Manca

サワードウの生地を使ったナポリピザのお店で、2008年ロンドン・ブリクストンにオープン。
2010年代に入ってからかな、どんどんとお店を増やし、今やロンドンの街のあちこちに見られます。
白地に手書き文字のような赤く“FRANCO MANCA”って看板が目印。

ブライトンやバースなどイングランド南部にも店舗は広がり、その数、約50店舗。
イタリアにも店を構え、マンチェスターやエディンバラなど北の街でもオープンが予定されています。

フランコ・マンカとは“Franco is missing(フランコがどっか行っちゃった)”という意味で、実は現在の形態のピザ屋さんになる前、1986年にフランコがオープンさせたピザ屋さんが元祖。
2008年に、お店をやりたければ、いいよ、ってことで現オーナーに譲った、と。
なんでも、フランコはあまりの忙しさに、もういいや、となったそう。
それで、フランコ・マンカという店名なのです。


e0038047_00042924.jpg
この日、私が入ったのはアールズ・コート店。
とにかく席があいててよかったわ!
その後から続々と人がやって来て、ほどなくして満席に。
e0038047_15082478.jpg


オーダーしたのは、
・マルゲリータ/ Tomato, mozzarella & basil £5.55
(友人は本日のメニューより、ヴェジタリアン・スペシャル、だったような。。。)
・ローストしたバターナッツスクワッシュ(カボチャの一種)、ヤギのチーズ、クルミなどのサラダ/Roasted butternut squash, artichokes, dry San Marzano tomatoes, goat’s curd, walnuts, alfalfa sprouts, mixed salad leaves & house dressing £7.55
・グリーンオリーヴ/Green olives £3.55
・モンテプルチアーノ – フランチェスコ・チレッリ/Montepulciano – Francesco Cirelli £4.70(175ml)/£6.65(250ml)
締めて、サーヴィス料込みで£37.25
(2018年10月現在)。
e0038047_15090758.jpg

e0038047_15090789.jpg

e0038047_15090644.jpg

e0038047_15090664.jpg


ピザ1枚が、イートインで£10以下とは破格値!といっていいでしょう。
トマトとニンニクとオレガノのピザにいたっては£5ですからね。
サイドメニューを頼まず、ピザとドリンクだけなら、£10ちょいで抑えられます。
(粉ものって、やっぱ粗利率が高いんだなぁ、と思ってしまった)

ものすごいおいしい!ってわけではないけれど、でも存在感のある小麦粉の香りと風味が立つピザ生地を、その場で作ってその場で焼いた、その勢いに軍配があがるな〜。
この値段でこの味なら文句はないでしょう。

私はカウンター席が好きなのですが、フランコ・マンカは客席と厨房の仕切りがガラスになっていて、職人さんたちが生地をのばしたり、焼いたりしている様子がよく見えて、楽しい。
e0038047_15093301.jpg

e0038047_15094477.jpg


さすがだな〜、と思ったのは、グルテンフリーの生地やトッピング、ヴィーガン用のチーズに対応してくれる、ってこと。
これって、もはやイギリスでは当たり前で、もちろん健康や宗教上の問題ってこともあるけれど、今のそれは個人の嗜好によるところが大きく、それを当たり前としていることが、ね。

日本だと、こういうの、“わがまま”って、いまだに思われているような気がする。
こういうのを見ると、2007年イギリスのクッカリースクールで在籍したとき、クラスメイトにヴェジタリアンがいたのだけれど、チューターも、ああ、そうなの、と言って、彼用にレシピをアレンジしていたし、言う方も受ける方も、“当たり前”としていることを思い出すんだよなぁ。
おもてなしとかいう前に、こういう個人の嗜好に寄り沿って、誰でも楽しく食事ができるようにすることの方がもっと大事じゃないんかな。
e0038047_15104239.jpg


fri 26/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○夕食@バンプキン/Bumpkin(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27479410/
○夕食@ザ・カースル/The Castle(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27278748/
○夕食@オベイン/Aubaine(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26068693/
○食のプロが選ぶロンドンの安くて旨い店・マイベスト10 〜シェフ&レストラン経営者編〜 → https://ricorice.exblog.jp/25993919/
○食のプロが選ぶロンドンの安くて旨い店・マイベスト10 〜ライター&ブロガー編〜 → https://ricorice.exblog.jp/25993921/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-04-25 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_23332693.jpg

加齢とともに食べなくなったもの。
私の場合、それはアイスクリームです。
夏場なんかは毎日、昼、夜と毎食後食べていたのが、めっきり食べなくなってしまった。。。
食欲自体さほどは落ちていないけれど、寄る年波にはかないませんなぁ。

この日は、夜、ちょうど夕食の時間に予定があり、そこでは軽い食事が出るものの十分には食べられないだろうと、早めに夕食を摂り、参加。
予定のところでは、やはりほとんど何も食べることができず、帰路につく途中、なんだか物足りない。21時30分だと、これから食事ってわけにいかないしなぁ。
そもそも、そこまでしっかり食べたいわけではなし。

はっと、思い出し、「そうだ、アイスクリームを食べよう!」となりました。
冒頭で記したように、アイスクリームを食べなくなり、それと反比例するようにロンドンにはアイスクリーム専門店が増加しているにも関わらず、行く機会がほとんどなかったから。

開いててよかった!
で、飛び込んだのは、サウス・ケン(ジントン)駅近くにあるスクープ/Scoop
サウス・ケン駅界隈を見るだけでもアイスクリーム専門店は増え、その走りは、スクープだったか、オドノズ/Oddono'sだったか。
どちらもナチュラル感を打ち出した、イタリアのジェラートのお店です。

そのスクープで私が注文したのは、
・2フレイヴァー(小/カップ)/Small 2 Flavours (Cup) £4
※フレイヴァーはレモンとイチゴをチョイス。
e0038047_23332637.jpg


ベタベタしたところがなく、すっきり食べられてよろしい。程よい甘さで疲れがとれちゃうね。
が、下にレモン、上にイチゴは順番がよろしくなかった。。。
イチゴの方が甘みが強く、レモンの方がさっぱりなので、レモンにたどり着いてすぐは、今ひとつ味がピンとこなかった。。。
味の淡いものから食べる、当然といえば当然の教訓です。

っと、この記事を書きながら、なぜゆえスクープのウェブサイトにヒットしない?と思ったら。閉店していたのでした。。。(↓)
https://www.facebook.com/ScoopGelatoLondon

嗚呼、時代は変わる。スクープよ、お前もか!
こういうこともあるから記録に残すのは大事かもしれない。。。
e0038047_23332703.jpg

thu 12/11/15




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○アイスクリームデザート目当てで行きたいロンドンの飲食店12選 → https://ricorice.exblog.jp/27382120/
○ここで食べたい! ロンドンでアイスクリームを提供している店・ベスト11 → https://ricorice.exblog.jp/27363839/
○ロンドンでアイスクリームを食べるならこの28軒! → https://ricorice.exblog.jp/27309634/
○ロンドンで夜遅くアイスクリームを食べたくなったらここへGO! → https://ricorice.exblog.jp/27329379/
○ロンドンで「雪見だいふく」が食べたくなったら、ここへGO! → https://ricorice.exblog.jp/25599847/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-04-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_21430165.jpg

記憶というものは忘れてしまうわけではなくって、使用頻度の高いものの順に頭の中で整理されるんだなぁ、とつくづく思う。
20年近くぶりに訪ねたマンチェスターで、以前の記憶が鮮やかにはっきりと浮き上がってきたもの。

2018年秋のイギリス訪問は、私にとっては北紀行も含んでいて、マンチェスター、リヴァプール、国を超えてグラスゴウ、列車で住んでいたことのあるウィガンを通り過ぎ(よくよく思い出せばそのルートなんだけれど、すっかり忘れていた!)、記憶と時間が伸びて縮んで行ったり来たり。

マンチェスターとリヴァプールは近く、列車で1時間もかからない(30分ちょい、かな)。
ロンドンからマンチェスター/リヴァプール、グラスゴウに行くルートにしていたので、マンチェスター/リヴァプールでの宿泊はマンチェスターにして(その方が列車の都合がいい)、リヴァプールへはマンチェスターから日帰りで行くことに。

マンチェスターは他のイギリス(ヨーロッパ、もか)の都市の例に漏れず、街のど真ん中にターミナル駅があるわけではありません。
中心からは少し離れたところにあり、ロンドンだと、ヴィクトリアとかパディントンとかキングス・クロスとかリヴァプール・ストリートとかウォータールーとか、パリもそうですね、モンパルナスとか北とか。
マンチェスターの場合は、2つ(3つ、か?)。
ピカデリーとヴィクトリア。

マンチェスターからリヴァプールに行くには、ピカデリーとヴィクトリア、どちらの駅からも利用できます。
規模でいうと、ピカデリーの方が大きく、こちらがマンチェスターの鉄道の玄関口、になるかな。
ただ、街最大の繁華街には、ヴィクトリア駅の方が近い。
朝だと賑わっている様子は見られないにしても、記憶との照合をしたくなって、リヴァプールへはヴィクトリア駅から向かうことにしました。

ああ、そうだったな、とあれこれ思い出しながら、マンチェスター・アリーナ/Manchester Arenaまで来たら駅はすぐそこ。

マンチェスター・ヴィクトリア駅を利用するのは初めて。
今までバスかマンチェスター・ピカデリー駅の利用だったんだな〜。

e0038047_21305679.jpg
マンチェスターの街中を走るトラム(メトロリンク)の駅もあるけれど、ヴィクトリアは小さい駅でびっくり!
でもって、歴史的建造物じゃない!(知らなかった!)


e0038047_21314825.jpg

e0038047_21320451.jpg
駅に着いたのは8時30分ごろ(っと、時計はまだサマータイムだなぁ。この日の早朝2時にサマータイムが終了したのです)。
まずは古い木造の、味のある窓口でリヴァウールまでも日帰りの切符を購入。
ヴェンダーで買ってもよかったのだけれど、窓口を見たかったので有人で。

この切符の窓口と出口への通路をはさんで向こうに何やら、これまた古い設備があります。
インフォメーションセンターでしょ(この日は日曜だったからか朝早かったからか、お休み)、その並びで向こうに飲食施設が。
e0038047_21324107.jpg

e0038047_21324809.jpg


へぇ〜、と思って眺めると、スターバックス/Starbucksが!
朝ごはん食べてないし、列車の出発まで時間があるし、コーヒー飲んで軽くつまむか。

・パイクロースト(・コーヒー)/Pike Roast £1.85
・シナモンロール/Cinnamon Swirl £2.85
紙コップをお願いしたので(飲み切れなかったら列車で飲もう、ってことで)、プラス5p
e0038047_21332471.jpg


イギリスではプラスティック、紙コップなどの使い捨てを見直す動きが大きくなっており、もともとはテイクアウェイ(持ち帰り)の方が安かったのに、テイクアウェイは使い捨て容器を使うので、その分支払いをする逆転現象が起こっています。

コーヒーやシナモンロールについて今さら言及する必要はないでしょうが
(やっぱり私は、コーヒーの味もメニュも、スターバックスって好みじゃないなぁ(笑))、
このマンチェスター・ヴィクトリア駅のスターバックスは、この建物、佇まいを体験するだけで十分に訪問する価値あり!

マンチェスター・ヴィクトリア駅のスターバックスは、もとはファーストクラス乗客用の休憩室だった模様
(ファーストクラス、ねぇ。。。昔も今もこの国には、何にでもクラス(階級)があるのよねぇ)。

e0038047_21334463.jpg

e0038047_21334859.jpg
店内の天井や壁の意匠、床のタイルも、おそらく当時のまま、でしょう。
お店のスタッフで注文を受けてくれた方は、まだ10代かな、若い男性で、こういう歴史的建造物の中の、今の店舗で働くってどんな気分なんだろう、って思ってしまいました。
いや、イギリスだってヨーロッパだって、日本にもそういうところはあるわけだから、日常の場所であるときって、別段、そんなもん、古いから却って不便も多い、ぐらいなのかもしれない。
e0038047_21341722.jpg



シナモンロールを食べ切ると、紙コップのコーヒー片手に駅のなかをうろうろ。
タイルでできた、ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道の壁画地図を眺めながら、
そういえば鉄道の発祥は、イギリス北部だったな、
客貨両用鉄道の始まりはリバプール・アンド・マンチェスター鉄道だったな、
産業革命、かぁ、
なんて思いを馳せながら。
e0038047_21345651.jpg


っと、ということは、マンチェスター・ヴィクトリア駅の、スターバックスや窓口の古い設備は、駅の開業と同じ1844年に造られたもの、なのかなぁ。
e0038047_21350100.jpg


sun 28/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ケーキ@パティスリー・ヴァレリー/Patisserie Valerie(マンチェスター) → https://ricorice.exblog.jp/27847050/
○コーヒー@ブロンプトン・フード・マーケット/Brompton Food Market(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27713789/
○コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27456021/
○コーヒー@モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Company(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26008693/
○お茶@ブルーバード・フードストア/The Food Store at Bluebird(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25903912/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-28 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_22200927.jpg

あれ〜、名前が変わっている。。。

ロンドンに数あるミュージアムのひとつで、私のお気に入りはサイエンス・ミュージアム/Science Museumです。
誘われるまで、ここでお茶をしたことはあっても、食事をしたことはなかった、のでした。

現地集合で、サイエンス・ミュージアムの1階、Wellcome Wingの中にあるディープ・ブルー/Deep Blue(現・ザ・ダイナー/The Dinerに向かうと、土曜日だからか人が多い。
でも、席数がありますからね、難なく案内されました。
e0038047_22201354.jpg


ここ、青いケミカルなライティングが目立つんですよね。
ディープ・ブルーって店名どおり、席に着くと、深海にいるようでもあります。

オーダーしたのは、私とひとりの友人は、
・ブラックビーンズとバターナッツスクワッシュ(かぼちゃの一種)のスパイシーテイスト、バルガーウィート添え/Black bean & butternut squash chilli £10
もうひとりの友人は、
・フィッシュ・アンド・チップス/Fish &chips £13.50
e0038047_22203709.jpg

e0038047_22204180.jpg


・ミーンタイム・ロンドン・ペールエール(ビール)/Meantime London pale ale(330ml、4.3%) £4.50
をそれぞれ頼んだので(珍しく意見の一致!)、ちょっとつまむものも頼もうと、
・ホワイトベイトの唐揚げ、アイオリ添え/WestCoast crispy whitebait, aioli £6.50
・バッファロー・ウィング/Buffalo wings £5.50
e0038047_22205671.jpg

e0038047_22210163.jpg

e0038047_22210197.jpg


肝心のブラックビーンズとバターナッツスクワッシュ(かぼちゃの一種)のスパイシーテイスト、バルガーウィート添えがぐにゃぐにゃしたテキスチャーと平板な味で、すぐに飽きてしまった!
あ〜、無難と思える、上品な見た目のフィッシュ・アンド・チップスにすればよかったな。。。

なんて、がっかりな反面、おっ、パブの定番、ホワイトベイトの唐揚げがメニュにあるなんてうれしいじゃないの!と、これをパクパク食べながら、ビールをぐいっと。


まあ、なにごとも経験です。特に、店名が変わった今となっては。
(インテリアやメニュも変わったのだろうか?)
e0038047_22212178.jpg


サイエンス・ミュージアムのいいところは、館内にカフェスポットがいくつもあり、かつ、ピニクックエリアもあること。
ピクニックエリアとは、持参した持参した食べ物や飲み物を摂ってOKのスペース。
スクールトリップ(遠足)でやってくる子供たちのお決まりの場所ですが、彼らのためだけじゃない。
誰でも自由に利用でます。
食事を持ち込んでいい、でも、決められたところでね!といったところで、いつもいつも、こういう場所があるっていいなぁ、と思って眺めています。
e0038047_12373981.jpg


sat 14/11/15




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○お茶@ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム・カフェ/V&A Café(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26090115/
○ランチ@ウェルカム・カフェ/Wellcome Café(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27662978/
○7日目<2010年11月04日(木)> → https://ricorice.exblog.jp/16294945/
○ロンドンの美術館&博物館レストラン・ベスト10 → https://ricorice.exblog.jp/27367158/
○ロンドンのミュージアムカフェ・ベスト7 → https://ricorice.exblog.jp/27126367/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-03-16 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_18295377.jpg

スコットランドを代表する、B級フードといえば、まずはこれでしょう!
アイアン・ブルー/Irn Bruと揚げマーズバー/Deep Fried Mars Bar。

アイアン・ブルーはスコットランドの国民飲料と呼ばれる、甘〜い炭酸飲料。
これは後日、きちんとご紹介するとして、今回ご紹介するのは、揚げマーズバーです。

揚げマーズバーは、カロリーなんてなんのその! 悪名高きスコットランド名物として、記事などでは目にするし、動画でも見たことはありました。
文字どおり、マーズバースニッカーズみたいなヌガー入りチョコレートバー)にフィッシュ・アンド・チップスの衣をつけて揚げたもので、これがどうにもこうにも、お世辞にもおいしそうに見えない。
もっとも、黒い物体に衣をつけて揚げるわけなので、アトラクティブな見た目になるわけはないのですが。。。

ともかく、知識としてはあったわけです。
ただ、スコットランド名物なわけで、ロンドン、イングランドではお目にかかれない。

それが、来た、来た、来た〜! チャンスはやって来た〜!


2018年秋、スコットランドはグラスゴーで旧友たちと日々をともにした私。
夜、ギグに行き、ヴェニュを出たら、23時ごろ。

夕飯を食べてギグに向かったものの、当然お腹はすく。
なんか食べようか、と向かったのは、テイクアウェイでスナック(フィッシュ・アンド・チップスとかピザとか)を販売しているお店。日本でいうと、提供しているメニュは違うけど、吉野家とか、って感じかな〜。安くてボリュームがあって、夜遅くまであいている、という。

街の中心部にあるその店は、23時回っても20人ぐらいの行列。
老いも若きも、男性も女性も。

何食べようかな〜、とメニュを眺めていたら、
「ノリコ、揚げマーズバーは食べたことある?」
「知ってるけど、食べたことない。って、どっかの店の名物じゃないの? この店にあるの?」
「あるよ。昔ほどじゃないけれど、スコットランドのこの手の店にはおいてる。食べてみてよ! イギリスの食のことやってるなら、試さなきゃ!」
「まじ? 私は好きじゃない」(別の友人)
「何ごとも挑戦! 試してみる!」と私。

e0038047_18295401.jpg
出てきた代物は、やっぱりお世辞にもおいしそうに見えない。。。
少しの後悔と、大きな好奇心で、おそるおそる口にしたところ、、、

う、う、うまいじゃないか〜!!!

“濃厚なチョコレートフォンダン”
“チープでリッチなチョコレートフォンダン”
ですよ、これは!
マーズバーを1本揚げた、という量も多からず少なからずで、ちょうどよい。

「やばい、激ウマ!」
「ほらね!」
「ノリコの味覚はスコットランド人だったのねぇ」。ケラケラと大笑い(別の友人)。

値段は£2.95。supperとしてチップス(フライドポテト)をつけたら£5.50。
さすがに、カロリー度外視した揚げマーズバー、頻繁に食べるには危険な食べ物ですが(もっとも、パンチがあるので、しょっちゅう食べたい代物では、ない)、ほんと、うまい。
e0038047_18295569.jpg


なんでも揚げマーズバーは、アバディーン近くの町で1990年代半ば、冗談に端を発して誕生。その奇抜な発想とあまりのB級っぷりにイギリス全土で知られるようになったそうです。


あ〜、思い出すと、よだれが出ちゃうよ!
e0038047_18295485.jpg

mon 29/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○抹茶のキットカットがイギリスはじめヨーロッパに逆輸入! → https://ricorice.exblog.jp/27933608/
○ピンク色のキットカットが、ヨーロッパ一早くイギリスで発売! → https://ricorice.exblog.jp/27134073/
○イギリスのチョコレートバー・ランキング → https://ricorice.exblog.jp/24541480/
○イギリスのチョコレートバー・トップ24 → https://ricorice.exblog.jp/23852247/


** ご予約受付中です **

Amazon


楽天ブックス


by ricoricex | 2019-02-26 00:00 | イギリスの飲食店レポート

e0038047_18390617.jpg

5年前の2014年、ヴァージン アトアンティク航空/Virgin Atlanticで、イングリッシュワインをテーマに連載を担当しました。
(現在、ヴァージン アトアンティク航空の日本撤退に伴い、ウェブサイトも閉鎖)

それまでワインは近づかないようにしていたんですよね。なんというか、頭で飲む感じに感じられて、それに敬遠しちゃって。まずは楽しくって美味しければいいでしょ、じゃないの〜、って思っていて。
それが、2000年代に入り、イングリッシュワインの成長ぶりに興味を抱き、同時に仕事でもワイン関連が多くなり、私がワインに目覚めたのはオーストラリアのおおらかさだったんですよね。

おいしければいいじゃん! 楽しければいいじゃん!知識はその次、みたいなノリがフィットしたんです(それでもって実のところ、実力派)。
ニューワールドだからなのかな(今さらニューワールド、っていうのも、ですが)、既成概念にとらわれない開放感が気に入ったんです。
そうして、ワインに興味を抱き、いろいろなタイプのワインの仕事をし、点だらけになった知識を、体系的に整理した方が理解が早いな、とついにはWSETに通ったりもしました。

当然、イングリッシュワインやイギリスのワイン事情についてもっと知りたい!の思いが強くなり、2000年代後半からは、現地のワインエステイトを訪ねるようにもなりました。
ただ、ワインエステイト、遠いんだ〜。車がないとつらいんだ〜。

でも、飲んだり、買ったりはできるんです、ロンドンでも。
私はアルコールをさほど飲まないので、グラス1杯でそこまで驚きがなくてもきっちり満足できる食事ができる、肩肘はらないスマートカジュアルなお店が身の丈に合っている。
ロンドンのメリルボーンにある28°-50°もそんな一軒(↓)。


この店舗の姉妹店(というか、新ベンチャーというか)で2016年に、同じくメリルボーンにオープンしたのが、ブランドフォード・コントワール/Blandford Comptoir
https://blandford-comptoir.co.uk


ある日の日曜日、この界隈をうろうろしていて、気づけば13時を回っていて、お腹もすいてきて、さてどうしよう。
日曜日だしなぁ、開いていないところもあるだろうし。
ふと見ると、ブランドフォード・コントワールが。
e0038047_18392108.jpg


あっ、ここか!

ブランドフォード・コントワールのオープンはニュースとして頭の片隅にあったものの、詳細をチェックしたわけではなかったので、向こうからやってきた!って感じ(私はポジティブ解釈です(笑))。
中をのぞくと席もあるようだし。
ランランラ〜ンと入り口の扉を開く。

e0038047_18425607.jpg
笑顔で席を案内されて、見渡すと周囲の人たちがワイングラス片手におしゃべりに興じていて、ややわさわさしたような音が心地よいBGM。
料理の軸は地中海料理、とのことでしたが、外が寒く、暖かいところに入って体が安心したのか睡魔が襲ってきて、頭が回らないし、で、選ぶのが面倒になって、グランドメニューとは別に渡された限定メニューから、サンデースペシャル/Sunday Special £20をオーダー。

その内容は、というと、
・ラムのロースト、バターナッツスクワッシュ(かぼちゃの一種)、芽キャベツ/Rump of Lamb, Butternut Squash, Brussels Sprouts
ワインは、
・2011 Rioja Reserva, S. de la Familia, Bodega Luis Cañas(125ml) £12
スペイン・リオハの赤で、スパイシーで、どちらかというと重厚な味わい。
支払いは、サーヴィス料含めて、トータル£36。
e0038047_18403870.jpg

e0038047_18402581.jpg


料理は、ラムのローストは素直に王道、って感じで、それはさておき、バターナッツスクワッシュと芽キャベツの使い方がかわいい。
バターナッツスクワッシュは、フライドポテトのように細く切ったものをロースト、そしてピュレ状にしたものをお皿にポンポンポン。
芽キャベツはゆでてあり、外の大き目の葉は、バターナッツスクワッシュのピュレの上にポン。
ラムのローストはほかの小さい葉の芽キャベツのベッドの上におかれている恰好です。
これらのつけ合わせのせいでしょう、軽やかでパクパクいけちゃいます。

もう一品食べようかな、デザートにしようかな、と思いつつ、いやいや腹八分、この後で何かドンと食べたくなるかもしれないし、で自分で自分を押しとどめました。

訪ねたのが日曜日ということもあるのでしょう、私が入店する前からいて、ずっと会話の花を咲かせている人たち、カウンター席ではスタッフと談笑している人たち、のんびりとした日曜日の気分はこういうところでも味わえるんだなぁ、なんて思いながら店を後にしたのでした。
e0038047_18472988.jpg

e0038047_18410658.jpg

e0038047_18424247.jpg


sun 12/11/17


~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@28°-50°(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26720152/
○ランチ@ヴィノテカ/Vinoteca(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27367160/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@10グリーク・ストリート/10 Greek Street(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26096376/
○ランチ@マジ/Mazi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26024025/



************
イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は、イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子のブログです。

イギリスの食に関するお仕事、食関連の書籍や雑誌、冊子の企画、構成、編集、執筆を行なっております。 1冊丸ごとから、情報提供だけ、取材と執筆だけなど、状況に合わせて対応できます。

お問い合わせ、ご依頼は下記URLからご連絡くださいませ。

http://hanenoriko.daa.jp/contact/


by ricoricex | 2019-02-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート