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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:英語でレシピを読む!( 118 )



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当連載「英語でレシピを読む!」で、
道具 16:はかり”をご紹介したときに痛感したのですが(↓)、

自分の情報は随時刷新していかないとなぁ。

これもそんな言葉のひとつ。

mixing spoon/ミキシング・スプーン

“かき混ぜるためのスプーン”という意味で、
まさにそのとおりの使い方をするのですが、
ここで言われる“スプーン”は注意が必要です。

道具 17:穴じゃくし”でもお伝えしたように、
イギリスでいう“スプーン”は“スプーンの形状をしたもの”を意味することが少なくなく、
必ずしも卓上で使うカトラリーだけを指すわけではないんですよね。

そして、“ミキシング・スプーン”の場合は、
これと同じものを日本では一般的ではなく、
同じような使い方をするものとしては“木べら”となります。


ボウルに入れた材料を混ぜたり、フライパンで炒め物をするときなどに使い、
これ、“wooden spoon/ウドゥン・スプーン”と呼ばれる、
のですが。。。

そう、まな板でも見られるように、
かつては木製だったものがプラスティックになったり、と素材が多様化しています。
wooden spoon/ウドゥン・スプーン”も然り。
直訳すれば“木製スプーン”になっちゃいますからねぇ。。。
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そこで、“wooden spoon/ウドゥン・スプーン”は健在といえど、
その用途から、目にするようになったのが、
mixing spoon/ミキシング・スプーン
というわけです。
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なので、レシピでは、
mixing spoonで登場することが多いものの、
素材を明確にするために、
木製ミキシング・スプーン(wooden mixing spoon)
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シリコン製ミキシング・スプーン(silicone mixing spoon)
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などと、mixing spoonの前に素材をつけて、表現されることもあります。


というわけで、
mixing spoon → 混ぜるための道具
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 16:はかり~ → https://ricorice.exblog.jp/27586152/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → https://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~道具 17:穴じゃくし~ → https://ricorice.exblog.jp/27611822/
○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → https://ricorice.exblog.jp/26024011/
○英語でレシピを読む! ~道具 15:まな板~ → https://ricorice.exblog.jp/27511762/




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by ricoricex | 2018-12-07 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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穴じゃくし、って使いますか?
私は使わないんですよね。
せいぜい鍋を食べるときに小さいタイプのものを使うぐらいで、
台所では、網じゃくしかコランダーを利用しています。

穴じゃくしが必要な場合、というのは、
素材の大きなもの、たとえば、ゆで卵やポーチドエッグ、魚や肉などを引き上げるとき。
イギリスのレシピ本でも、そんなときに使われ、
穴じゃくしはslotted spoonと呼ばれます。

slotは“小さい穴”という意味ですから、slotted spoonは“小さな穴のあいたスプーン”、ってこと。
日本の道具におきかえると“穴じゃくし”になる、ってわけです。

こんな感じで、イギリスのレシピ本に出てきます。

穴じゃくしを使う(use a slotted spoon)
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穴じゃくしで取り除く(remove with a slotted spoon)
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ところで、玉じゃくしは、英語で“ladle/レードル”(↓)。


これに穴があいたものですが、slotted ladleとは呼ばないのがおもしろいところ。
spoonなんですよね。

そして英語でいう“spoon”の定義は、日本のそれと違うように思えます。
というのも、“穴じゃくし”が“slotted spoon”なら、“木べら”は“wooden spoon”と、
どちらもspoonで表現されているんですよね。(厳密には“木べら”=(イコール)“wooden spoon”ではありませんが、ここでは便宜上)。


これ、“穴じゃくし”も“木べら”もイギリスのものは、
(ディナー)スプーンの形状をしているからなんです。
なので、厳密にはslotted spoonを“穴じゃくし”とするのは違うのですが、用途としてはそれなので。
もちろん中には、“木べら”にはまっすぐなへらタイプもありますが、
(ディナー)スプーンが大きくなったようなものが一般的なんですね。

ということは、日本でスプーンというと、“さじ、すくって口に運ぶもの、カトラリーのひとつ”になるかと思いますが、
英語の場合は、 “くぼみのあるすくうもの(大きさは二の次)”というのが定義となり、
その中にカトラリーとしてのスプーンがあり、スプーンの形状をした道具があるんじゃないかな。

このslotted spoonも言葉は意味でとらえると、理解が早い一例ですね。


というわけで、
slotted spoon → 穴じゃくしで代用
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → https://ricorice.exblog.jp/26024011/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → https://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~工程 15:水を切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24302469/
○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → https://ricorice.exblog.jp/23604607/
○英語でレシピを読む! ~道具 07:麺棒~ → https://ricorice.exblog.jp/26038867/




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by ricoricex | 2018-11-23 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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当連載「英語でレシピを読む!」で前回お届けした“~工程 70:浸ける~”(↓)、

こちらと似たようなシーン、お茶やコーヒーなどを作るときにみられる言葉に
brew/ブルー
があります。

“brew”だけだとピンとこないかもしれませんが、
“brewery”だとどうでしょう。
カタカナにすると、ブルワリー
(日本語ではブリュワリーと表記されることが多いですね)。
そう、ビールなどの醸造場のことです。

なので、“brew”とは“醸造する”ということ。
これがドリンクにはなると、日本語では“淹れる”に置き換えられます。

では、“steep”と“brew”はどう違うのか。
以下、私の感覚ですが、
steep → 浸出する、浸して水にエキスなどを出す
brew → 煎じる/煮出す(に近い)
感じかなぁ。

状況によりますが、ざっくと、
ティーバッグは“steep”で、
茶葉からしっかり淹れる場合は“brew”といったように受け止めています。

steep”と同じく、台所の調理の際に頻繁に使う言葉ではないけれど、
お茶まわりだと頻出する言葉で、レシピではこんな感じで登場します。

12〜24時間抽出する(brew 12-24 hours)
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冷たい(状態から)コーヒーを淹れる(brew cold coffee)
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ダージリンを抽出させて作ったドリンク(drink of darjeeling tea brewed)
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“brew”は名詞としても使われ、“水出し○○”として使われる“brew”がまさにそう。
淹れて、飲める状態になったもの、ということですね。○○

水出し茶(cold-brew tea)
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水出しコーヒー(cold-brew coffee)
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例を見てわかるように、
steep”と“brew”の間にしっかりと線引きをするのは、なかなかむずかしいものもありますが、
それでも“水出し○○”では“brew”が使われるように、
“brew”には“(時間をかけて)しっかり淹れる”という意味合いがあることが理解できるかな、と思います。


というわけで、
brew → (じっくりていねいに)淹れる
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 70:浸ける~ → https://ricorice.exblog.jp/27563134/
○英語でレシピを読む! ~工程 58:浸す~ → https://ricorice.exblog.jp/26183479/
○英語でレシピを読む! ~工程 56:注ぐ/かける~ → http://ricorice.exblog.jp/26109011/
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → https://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~工程 55:ドリズル~ → https://ricorice.exblog.jp/26094437/




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by ricoricex | 2018-11-06 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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こういう言葉に出くわすと、
言語は単に置き換えての言葉ではなく意味で捉えないと、理解がむずかしいことを痛感します。

steep/スティープ

この言葉、“(勾配が)急な”などの形容詞として記憶することが先かな〜、と思いますが、
“浸ける” “浸す”といった動詞としてもの意味もあり、台所でも使われます。

ただし、台所といってもストライクの調理ではなく、お茶やコーヒー、ハーブやスパイスなどを使うドリンクを作るときに見られます。

例を出しましょう、こんな感じです。

ティーバッグを浸す(steep the tea bags)
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約10分浸ける(steep for about 10 minutes)
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浸けて(浸して)おく(let it steep)
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※letは“そのままの状態にしておく”といったニュアンス。ザ・ビートルズの「Let It Be」と一緒ですね

浸けて(浸して)おく(allow to steep)
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※letの方が一般的だけれど、allowは“許す”という意味で、“させておく”としても使われる、英語らしい表現

ここで疑問が生じた方もいらっしゃるかと思います。

“浸す”を意味する言葉には、“soak”もあるじゃないか(↓)、どう違うの?


soak”の場合は、“浸して水分を吸わせる”です。たとえば乾燥豆だったり、ドライフルーツだったり。
一方、“steep”は水分を吸わせることが目的ではなく、浸すことによって、浸されるもの、茶葉だったりのエキス(便宜上、エキスとします)を水分に移すことを指します。
何のために“浸す”のか、その目的がまったく逆なんですよね。

また、紅茶やコーヒーをお湯や水に浸して飲み物を作るのであれば、“淹れる”と日本語をあてることもでき、
さらには“extract(抽出する)”ではないか、という声も聞こえてきそうです。
確かに、“抽出する”という行為を取り出して、辞書で引くと真っ先に登場するのは“extract”だと思います。
そして、間違いではない。

でもね、“extract”という言葉、専門用語っぽいというか化学用語というかに聞こえてしまうんですよ。
このあたり、“抽出する”が与える、日本語と英語のニュアンスも違いも大きいかと思います。
英語の場合は、学問ではなく、台所で実践として使うような言葉では、“steep”の方がぐっと広く使われています。


“浸ける” “浸す”を意味する“steep”、動詞だけでなく、
“浸けること” “浸したもの”といった名刺でも使われます、こんな風に。

短時間で浸けること/浸したもの(quick steep)
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時間をかけて浸けること/浸したもの(long steep)
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この“steep”という言葉、製菓や料理よりも、
紅茶などお茶をやっている、興味がある人により重要な言葉かもしれませんね。


というわけで、
steep → 浸ける/浸す/淹れる
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 58:浸す~ → https://ricorice.exblog.jp/26183479/
○英語でレシピを読む! ~工程 56:注ぐ/かける~ → http://ricorice.exblog.jp/26109011/
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → https://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~工程 55:ドリズル~ → https://ricorice.exblog.jp/26094437/
○英語でレシピを読む! ~工程 15:水を切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24302469/




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by ricoricex | 2018-10-23 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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これはカタカナで使われることもあるから、おなじみといえばおなじみの言葉。
重さを量るための“はかり”は“スケール”と呼ばれることもありますね。

“スケール”は英語から。
scaleと綴り、“はかり”のほか、“縮尺”“比率”もあります。

“はかり”の意味の場合、sを伴うscalesを使うこともあり、イギリスではこちらが主流で、
アメリカ合衆国ではscaleが一般的だとされています。

これ、20年近く前、私がイギリスで学生をしていたときに、
授業で何気なく発せられた言葉で、
へええええ〜っ!と思って即座に英英辞書を引いたら、
確かにはっきりと、台所のはかりの場合、
scalesはイギリス英語、scaleはアメリカ英語と明記してあったんですよね
(当時は授業に持参していたんだよなぁ、あんな重いものを。今では信じられない!)

確かに、イギリスのレシピでは“はかり”はscalesで登場するんですよね、こんな風に。
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しかし、言葉は変わる。“はかり”も然り。
上記の例は2008年にイギリスで出版されたレシピ本からですが、
2018年現在では、むしろイギリスでもscaleが優勢なように見受けられます。
下記のリンクをチェックすると、scalesとscaleが混在しており、かつscaleが主流であることがよくわかります。

Best digital kitchen scales
https://www.bbcgoodfood.com/content/top-five-digital-kitchen-scales


11 best kitchen scales
https://www.independent.co.uk/extras/indybest/house-garden/best-kitchen-scales-2016-digital-salter-john-lewis-traditional-vintage-retro-8437576.html



これ、2010年代に入ってからなのかなぁ。
自然な流れとしてこうなったのかなぁ。何かきっかけがあったのかなぁ。
変遷を調べたいなぁ。


というわけで、
scales/scale → はかり
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 01:大さじ小さじ~ → https://ricorice.exblog.jp/23158480/
○英語でレシピを読む! ~道具 15:まな板~ → https://ricorice.exblog.jp/27511762/
○英語でレシピを読む! ~道具 14:乳鉢&乳棒~ → https://ricorice.exblog.jp/27467161/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → https://ricorice.exblog.jp/23524210/




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by ricoricex | 2018-10-11 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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確かに、そうだわ!
台所で不可欠な道具で、でもそれだけにすっかりそういうもんだと認識していましたが、
先日、お仕事でご一緒したシェフの方の発言で改めて気づきました。

その方は海外で修業され、厨房では英語が共通語というところもあり、
「まな板は英語で“chopping borad/チョッピング・ボード”って言うんですよね。知らなかったので、厨房でとまどいました」と。

確かに、そう。
当連載“英語でレシピを読む”の「工程 19:刻む」の中でも軽くお伝えしたように、
まな板、というと日本では“cutting board/カッティング・ボード”がまかり通っている気がしますし、実際のところ、通じなくはないのでしょうが、
イギリスでは(英語圏全体かどうかは不明です)、
“chopping borad/チョッピング・ボード”
と言う方がずっと一般的です。

というのも台所でまな板が必要なときって、cutではなくchopするときなんですよね。

cut → (ストンと)切る
chop → 刻む/みじん切りにする

cutが必要なものは、ストン、ストンと切るもので、
パンであればbread boardをチーズであればcheese boardを用い、
肉などであれば何度か包丁を入れておしまい。
包丁が入りやすいものであれば皿の上でcutすることも少なくないし、
調理用バサミを使うこともよくあります。
(ついでも言うと、cutting boardはDIYっぽいイメージもあるかもしれません、私の印象ですが)。

一方、刻んだりみじん切りにしたりはまな板なしではできない、かつ作業する時間がある程度必要。
すると、また板を使うメインの作業はchopなんですよね。

なので、まな板をchoppong boardと表することが多いのは、
実際の生活にふれてみると大いに納得!なわけです。

レシピでもこんな風に登場します。
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“よいまな板の選び方”や“古くなったまた板をぴかぴかにする”という記事でも、chopping boardが用いられています。
What chopping board to buy
https://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/board-choice


How to refresh an old chopping board
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2009/aug/23/how-to-refresh-chopping-board



というわけで、
chopping board → まな板
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → https://ricorice.exblog.jp/24409518/
○英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24381739/
○英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~ → https://ricorice.exblog.jp/24357522/
○英語でレシピを読む! ~道具 14:乳鉢&乳棒~ → https://ricorice.exblog.jp/27467161/




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by ricoricex | 2018-09-20 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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すり鉢、というと、ゴマをするボウルみたいなものね、になり、
つい日本の道具と思いがちですが、
乳鉢、だとどうでしょう。

なんだか理科の実験のようですが、確かにそう。
記憶が正しければ、私がイギリスで購入した乳鉢と乳棒も薬の調剤器具を作るメーカー、ってきいたような。。。(すごおく曖昧)。

乳鉢と乳棒、確かにイギリスで人の家を訪ねると台所に大きいものがどんと鎮座していることが少なくなく、
それだけ(意外と?)使用頻度が高いんだなぁ、と感じたりするわけです。

では、この乳鉢と乳棒はいつ使うか、というと、
ナッツを砕いたり、コショウの実とかコリアンダーシードなど、包丁でみじん切りするには丸過ぎるスパイス類を潰したり、ニンニクとオイルをすり合わせたりするときに使います。
フードプロセッサーのグライダー機能を使えばいいのですが、
量が少ないと、乳鉢と乳棒の方がラクというか速かったり、
あと風味がより際立つ、ってこともあるんですよね。

この乳鉢と乳棒、英語ではそれぞれ、
mortar/モォター、pestle/ペスル
と呼びます。
そう、pestleのtは発音しないのです。
スコットランドの国家であるアザミ、thistleをスィスルと言うのと一緒ですね。

で、これがおもしろいところなんですが、セットで呼ぶ時は、
pestle and mortar
で、pestleが先なんですよね。
乳鉢であるmortarが先に来そうな感じですが、pestle、そしてmortarというのが定形化しています。
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pestle and mortarについて、おもしろい記事を見つけたので、貼り付けますね。
最初は、“よいpestle and mortarの選び方”で、その歴史から記事は始まります。
次は“pestle and mortarの目的別ベストバイ”で、たとえばメイソン・キャッシュ/Mason Cashル・クルーゼ/Le Creusetといったメーカーもpestle and mortarを作っているのが興味深い。
それだけ、ヨーロッパのキッチンでは(というより世界で、ですが)普遍的な台所器具、ということの表れのように思えます。

How to Choose and Use the Best Mortar and Pestle Set
https://foodal.com/kitchen/general-kitchenware/spice-grinders/best-mortar-and-pestle-set-reviews/


Best pestle & mortars – on test
https://www.bbcgoodfood.com/content/top-five-mortar-and-pestles



乳鉢でなくてもすり鉢でもいいと思うかもしれませんが、
ゴマ以外で、コショウやナッツで使おうとすると目が荒いというか詰まるというか、で
欲しいなぁ、とイギリスでぐるぐるしたことのある私。

私が求めていたのは、手の平に収まるぐらいの小さなサイズ。
一般的なサイズよりもずっと小さいのですが、
なんせ素材が大理石だったり陶器だったり(木、のこともありますが)で大きいと重いのと、
ちょっとだけ、のときに欲しかったから
(量が多いと、時間に余裕があるとき以外は時間重視でグラインダー機能を使うので)。

なかなか好みのものに見つからず、ふうむ、と思っていたときに、
はっと、あの店に行けばあるんじゃない?とひらめき、
それはもう確信のようなもので、行けば果たしてあったのでした。
こういうのも買い物(?)経験を積むとピンと来るようになるのねぇ(笑)。


というわけで、
pestle and mortar → 乳鉢と乳棒
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 05:グラウンド~ → https://ricorice.exblog.jp/23738822/
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → https://ricorice.exblog.jp/24409518/
○英語でレシピを読む! ~工程 54:ゼスト~ → https://ricorice.exblog.jp/26085868/
○英語でレシピを読む! ~道具 12:耐熱皿~ → https://ricorice.exblog.jp/27191271/
○英語でレシピを読む! ~道具 11:容器~ → https://ricorice.exblog.jp/27147544/




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by ricoricex | 2018-09-05 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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唐突にラップフィルム、ラップと言われても???だと思いますが、
レシピや台所にいるときに出てくれば、それは食品用ラップフィルム、
サランラップやクレラップに代表されるアレで、すんなり理解できるんじゃないかな
(サランラップもクレラップも登録商標で、一般名称としてはラップ、ラップフィルム、食品ラップフィルムとなります)。

このラップフィルム、イギリスではこのように呼びます。

cling film/クリング・フィルム

同じ英語圏でも、こういう呼び方をするのは、おそらくイギリス(連邦の国々も?)だけかと。
広い英語としては、“plastic wrap/プラスティック・ラップ”が使われると思います。

で、“cling film/クリング・フィルム”。
このcling、“ぴったりつく”“くっつく”という意味の動詞で、
cling filmはこれから派生した言葉です。

レシピでは以下のように登場します。

wrap in cling film(ラップで包む)
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wrap the pastry in cling film(生地をラップで包む)
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wrapped in cling film(ラップで包んで)
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※wrapped はwrapの受け身形

cover with cling film(ラップで覆う)
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cover the bowl with cling film(ボウルをラップで覆う)
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cover loosely with cling film(ラップでふわっと覆う)
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※looselyは“ゆるく”“だらりと”の意

remove the top layer of cling film(いちばん上のラップを外す)
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このcling filmのように2つの単語が合わさってひとつの言葉となる言葉の場合、
2つの単語のまま、くっつけて1つの単語として表現することがあり、
cling filmもclingfilmと表されることが少なくありません。
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これ、2つの単語か1つの単語にするかは、明確なルールがないようなんです、よねぇ。
1つの単語が短いもの同士がくっついたときや広く一般化したものは1つの単語とすることが多いようですが、
必ずしもそうとも言い切れず。

ただ、迷った場合は、2つの単語で表記する方が無難です。
間に-(ハイフン)をはさむというやり方もありますが、必ずしもそこまでしなくてもいい、という考え方のようです。

dining room/dining-room


というわけで、
cling film → (食品用)ラップフィルム
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 12:耐熱皿~ → https://ricorice.exblog.jp/27191271/
○英語でレシピを読む! ~道具 04:ふた~ → https://ricorice.exblog.jp/25169646/
○英語でレシピを読む! ~道具 09:絞り袋~ → https://ricorice.exblog.jp/27099407/
○英語でレシピを読む! ~道具 11:容器~ → https://ricorice.exblog.jp/27147544/




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by ricoricex | 2018-08-17 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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前回の“英語でレシピを読む!”では、
“(所定の位置に)おく”を意味するsetをご案内しました。


その中で、setという言葉はレシピではあまり出ないけれど、と言いましたが、
setはある単語を伴うと、俄然登場頻度が増します。

それがこれ。

set aside

asideは、 “脇へ”“かたわらへ”“離れて”という意味なので、
set asideは“とっておく”、調理の場合は“脇においておく”という方が通じやすいかもしれません。
たとえば、ハーブのみじん切りを材料としてスープなどに入れるとき、飾り用にちょっとよけておく場合とか、
泡立てたりオーブンで焼いたりしたものをいったんおいておいて、別の作業をするときとか、
そういったときの“とっておく”“脇においておく”がset asideで表現される、というわけです。

例を見てみましょう。

set aside for 10 minutes(10分間そのままでおいておく)
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drain well and set aside(水気をよく切り、脇においておく)
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drainは“水気を切る”の意

set aside until the icing hardens(アイシングが固まるまでおいておく)
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wrap in cling film and set aside(ラップをして脇においておく)
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※cling filmはplastic wrap/ラップのこと

何となくでも、ニュアンスとしてお分かりいただけたかと思います。

このset asideという言葉、英語から意味を推測するのは、
setもasideもそれぞれの持つ言葉の意味をそのまま表現したもので、さほどむずかしくはないのですが、
日本語から英語に置き換えるときにさっと出て来ないように感じます。


というわけで、
set aside → とっておく、脇においておく
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 68:(所定の位置に)おく~ → https://ricorice.exblog.jp/27356816/
○英語でレシピを読む! ~工程 67:(ていねいに)おく~ → https://ricorice.exblog.jp/27329382/
○英語でレシピを読む! ~工程 57:ガーニッシュ~ → https://ricorice.exblog.jp/26119316/
○英語でレシピを読む! ~工程 15:水を切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24302469/




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by ricoricex | 2018-08-06 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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前回の“英語でレシピを読む!”で取り上げたのは、
“(ていねいに)おく”を意味するplace


今回は、placeとはまた違ったニュアンスで使われる、
“おく”を表す言葉をご紹介したいと思います。

set

これも、より限定された“おく”を意味する言葉で、こんな風に使われます。

set a table(食卓の準備をする)
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※直訳すると“食卓をセットする” → “カトラリーや食器を並べる”

日本で暮らしていると、こっち(↓)の方が分かりやすいですか、ね。

table setting(テーブルセッティング)
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このテーブルセッティング、こうも言います。

Setting the table(食卓を準備すること)
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このときのsetは、“決まった場所におく”ってこと。
お皿が真ん中で、左側にフォーク、右側にナイフ、もしくは、茶碗が左で、汁椀が右、手前にお箸、といった具合に、br>食卓の上での食器やカトラリーの配置、どこにおくかってのは決まってますよね。
だからsetを使うわけです。

実際にこの言葉、実際に日々の生活の中で現れます。
「Set the table, please!(テーブルの準備して〜)」といった具合に。


こういう“おく”を意味するsetは台所に立っているとき、レシピの工程ではほとんど出てきませんが、
食のシーン全体で見ると、登場する機会の多い言葉。
テーブルセッティングという言葉だけに慣れていると、
このsetが動詞として前面に出てくると、一瞬戸惑うかもしれませんが、
テーブルセッティング経由して考えると、あっ、そういうことね!っとなるかと。


というわけで、
set → (所定の位置に)おく
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 67:(ていねいに)おく~ → https://ricorice.exblog.jp/27329382/
○英語でレシピを読む! ~工程 57:ガーニッシュ~ → https://ricorice.exblog.jp/26119316/
○英語でレシピを読む! → https://ricorice.exblog.jp/i33/




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by ricoricex | 2018-07-21 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback