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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


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カテゴリ:英語でレシピを読む!( 126 )



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今までうっかりしてたなぁ。
おそらく読む分にはするするいくのだけれど、問題は音として表現されるとき。

パスタや大ぶりのお肉をつかむのにトングを使うことがありますよね。
英語で書くと、
tongs

ハサミやパンツなど対でていを成しているものの例に漏れず、複数形なので
tong + s → tongs
になるってわけです。

でもって、日常生活でハサミやパンツをいちいち
a pair of scissors、a pair of trousers(英国ではズボンのパンツはtrouser(単)です)と言わずに、
scissors、trousersと呼ぶように、
トングも
tongsでOKです
(きちんとした文章の場合は、a pair of tongsになりますが)。

ここまでは、たいして意識しなくても、ふんふん、ぐらいなものかと思います。
レシピではこんな感じで出てきます。
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問題は声に出すとき。

tongsなのでトングにはならず、トングズになりそうと思いきや、
トングはカタカナ語なので、実際に耳にする音はまったく違う。

tongsのtoはややのばし気味だし、gはほとんど聞き取れないほどだし、
あえてカタカナで書くとしたら
トォ(ー)ン(グ)ズ (※(グ)は小さい音)
になるでしょうか。

トングという意識でいると、不意打ちを喰らうんじゃないかな、と思います。


というわけで、
tongs → トング
音は、トォ(ー)ン(グ)ズ
と覚えてくださいね。

ではでは〜!




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by ricoricex | 2019-07-04 00:00 | 英語でレシピを読む!

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レシピ自体にはほとんど登場しない言葉だけれど、レシピを扱う上では大事な言葉。
会話では出てくることが少なくない。

それは、計量カップ。

なんでレシピに出てこないか、というと、〇〇カップ、とか、計量カップを使う、という表現はほとんどなく
(アメリカ合衆国などでは、分量を表すのに“〇〇カップ”を使用。
 もっともこの場合は、“〇〇カップ”であって。“〇〇軽量カップ”ではありませんが)、
“〇〇ml”(ひと昔前はpt(パイント)が主流)で表記されるから。

では計量カップはなんと呼ぶか、っていうと、イギリスでは、
measuring jug
となります。
計量する(measuring)ためのjugってことですね。
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ここでわざわざ、“イギリスでは”と書いたのは、アメリカ合衆国では、確か、
measuring cup
じゃなかったかな〜、って記憶。

日本語は計量カップなので、measuring cupの方が、言葉としてはすんなり入るかもしれないけれど、
実際のモノ、注ぎ口がありとって口が付いた形状を見ると、jug(水差し)という表現の方が、確かにしっくりくる。

ただ、イギリスでもmeasuring cupは存在します。その場合は明らかにカップの形状をしているモノに対して、そう呼ばれます(↓)。
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一般的な計量カップを呼ぶときに、measuring cupでも通じるかと思いますが、現地の言い方に倣う方がスムーズなので、measuring jugという言葉を覚えておいてもいいかな〜、と思います。


ちなみにイギリスの1カップは約250ml。
でも、使わないなぁ。むしろ、液体の場合は、パイントだったら使うなぁ、という印象です。


というわけで、
measuring jug → 計量カップ
と覚えてくださいね。

ではでは〜!




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by ricoricex | 2019-06-12 00:00 | 英語でレシピを読む!

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当ブログの連載、“英語でレシピを読む!”で、これまで野菜の数え方をいくつかご紹介してきました。

○株/○玉 → https://ricorice.exblog.jp/27985952/
○本 → https://ricorice.exblog.jp/25111600/
○片~ → https://ricorice.exblog.jp/26320387/
小房 → https://ricorice.exblog.jp/28070095/
房/束 → https://ricorice.exblog.jp/24636494/
(小)枝 → https://ricorice.exblog.jp/24613688/
などなど。

うへ〜、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
日本語で、たとえばジャガイモが1つなら“ジャガイモ1個”となり、英語でも単純に、“1 potato”でOKなのですが、そればかりではなく、1株とか1本とか、単位を伴って表現する必要があるのは英語でも同様。
数えられない名詞(不可算名詞)や、きちんと使い分けをしないと誤解を招く場合には、単位を伴って表現するんですよね。

これもそうかもしれません。

1 clove of garlic

以前、ご紹介したこの言葉、日本語にすると
ニンニク1片
となります(↓)。


これ、あくまで1片なんですよね。
ニンニクを丸ごと使う場合や作る分量が多い場合は、1片、2片では対応できず、
1株/玉、2株/玉となります。

その場合、どう言うか。

1 bulb of garlic/1 garlic bulb(ニンニク1株/玉)

となります。

ニンニク1片と1株/玉では大きく違いますもんね。
なのできちんと表記して、使い分ける必要があります。


ん? ええと、株/玉はheadじゃなかったっけ?

はい、そうです。
カリフラワーやキャベツなどの場合は、headです。
でもニンニクはbulbなんです(headを使う人もいるけれど、bulbの方が一般的)。

ニンニクと同様にbulbを伴うものに、タマネギがあります。
日本ではあまり使いませんが、フェンネルも同様。
ニンニク、タマネギ、フェンネルの共通項は球状、球根であること。
なので、チューリップなど、花の球根もbulbで表現されるんですよね。

もっとも、タマネギの場合は、1 onion、2 onionsで表現されることがほとんど。
日本語でも、タマネギ1株/玉と呼ばす、タマネギ1個とするのが多いのと一緒ですね。


bulbはレシピではこのように登場します。

1 bulb of garlic(ニンニク1株/玉)
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4 garlic bulbs(ニンニク4株/玉)
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6 plump bulbs of garlic(ニンニク(大)6株/玉)
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※plumpは“大きい”の意

2 large fennel bulbs(フェンネル(大)2株/玉)
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お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
bulb(s) of ○○ → ○○(数)株/玉
△△ bulb(s) → △△株/玉を(数)個
という2つの言い方が存在し、

1 bulb of garlicであれば、ニンニク(の球根)1株/玉1 garlic bulbであれば、ニンニク株/玉1個といったニュアンスになります。

というわけで、
bulb → 株/玉
と覚えてくださいね。

ではでは〜!




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by ricoricex | 2019-05-06 00:00 | 英語でレシピを読む!

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カリフラワーやブロッコリー、キャベツを丸々数えるときの“○株”“○玉”の英語表現について、前回の“英語でレシピを読む!”でご紹介しました(↓)。


実際に調理するとき、カリフラワーやブロッコリーの場合は、小房に分けて使うことが多いかと思います。
この“小房”を何と呼ぶか。

これ、英語で
floret
といいます。

floretは、その綴りから、花を意味するflowerが思い出されますが、まさにそう。
floretは“小さな花”という意味も持つのです。
“小房”にしろ“小花”にしろ、“小さい”というのがポイントです。

きちんと文献にあたれば、ちゃんと出てくると思うのですが、
このet(ette)を語尾に伴う言葉は、“小さい”を表し、フランス語を語源としているのではないか、と。

簡易キッチン/ミニキッチンは、kitchenet/kitchenette(キチネット)だし、
小ブリなタルトは、tartelette(タルトレット)だし
(女性の名前のPauletteやCharlotteも、男性のPaul、Charlesに対して、小さい(&かわいい)だった、はず、だし)。

floret、レシピではこのように使われます。

broken into florets(小房に分けた)
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cut the head into small florets(株を小さな房に分ける)
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headは“株”“玉”の意

ちなみに、ですが、小さく切り分けるときはintoを伴うことも、これでよくわかります。

“切り分ける”というよりも、“切り外す”というニュアンスを持たせることも、こんな感じで。

cut little broccoli florets off the head(ブロッコリーの株を小房に切り外す)
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というわけで、
floret → 小房
と覚えてくださいね。

ではでは〜!




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by ricoricex | 2019-04-05 00:00 | 英語でレシピを読む!

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3月に入りましたが、まだまだ冬野菜のおいしい季節です。

八百屋さんで野菜を眺めているときに、ふと、あっ、これまだお伝えしていなかった!ってことに思いいたり、今回は、その英語表現をご紹介します。

カリフラワーとか、ブロッコリーとか、白菜とか、キャベツとか。
大ぶりの結球している野菜を数えるときに、日本語だと“1株”“2玉”っていいますよね。
もっとも日常会話の中では、“1個”“2個”ですませているかもしれませんが、レシピでは“1株”“2玉”と表現されます。

日常会話では前後の文脈から、たとえばキャベツの場合であれば、その“1個”が“1玉”なのか“葉1枚”なのかわかりますが、レシピにおいては、そのあたり、特に文字だけの場合はきちんと伝えないと、とんでもない料理ができあがってしまう可能性があります。

これ、英語でも同じ。
買い物をしたり、会話を交わしたりしている中では、“○株”“○玉”といった助数詞を意識せず、カリフラワーであれば“1 cauliflower(カリフラワー1個)”や“2 cabagges(キャベツ2個)”ですませられるでしょう。
しかし、レシピとなれば、日本語同様、事情が変わってきます。

では、“○株”“○玉”は英語でどう表現するか。
こう、表現します。

head (of)

そう、“頭”と同じ“head”を使うのです。
例を見てみましょう。

1 head cauliflower(カリフラワー1株)
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1 head savoy cabbage(サヴォイキャベツ1玉)
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1 cauliflower medium head(カリフラワー(中)1株)
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※順番が前者と異なるのは、この場合、中くらいのカリフラワーを株で1個、といったニュアンス

2 heads of broccoli(ブロッコリー2株)
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1/2 a head of cauliflower(カリフラワー1/2株)
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厳密には、最後の2つの“2 heads of broccoli”“1/2 a head of cauliflower”のように、headと野菜の間にofが入るのですが、レシピの材料においては、省略されることの方が多いように思います。
助数詞という使い方ではないのですが、レシピの工程では、headはこんな風に登場することもあります。

trim the outer leaves from the cauliflower head(カリフラワーの外葉を取り除く)
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※trimは“調節する”“切り取る”の意


というわけで、
head (of) → ○株/○玉
と覚えてくださいね。

ではでは〜!




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by ricoricex | 2019-03-05 00:00 | 英語でレシピを読む!

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台所に欠かせない消耗品といえば、
サランラップやクレラップなどに代表されるラップフィルム。
これ、イギリスでは、“cling film/クリング・フィルム”と言います(↓)。


この、ラップフィルム同様、台所に不可欠な消耗品といえば、アルミフォイル。
辞書を引くと、“aluminium foil/アルミニウムフォイル(英)”、“aluminum foil/アルミナムフォイル”(米)と出ています。

が、これ、正式名すぎて、日常生活では使わないなぁ、少なくともイギリスでは。
では、日常的な言い方としてはどう呼ぶか。
こう言います。

tin foil/ティンフォイル
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tinはブリキ、スズで、それはそれなのですが、
イギリスでは缶詰め/缶をtinと呼び(canではなく)(↓)、

“tin foil”も同じような流れから来たのかなぁ、とふんでいます。
(厳密には、“aluminium foil/アルミニウムフォイル”と“tin foil/ティンフォイル”とは違うのですが、一般的にはほとんど区別しないで使われます)

レシピでは以下のように登場します。

in fresh tin foil(きれいなアルミフォイルで)
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remove the tin foil(アルミフォイルを外す)
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tin foil folding(アルミフォイルで包んだもの)
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※foldi+ingで“包んだもの”


確かに、実際の会話の中ではtin foilは頻繁に使うのですが、
レシピでは単に、foilと表記されることの方が多いように見受けられます。

wrapped in foil(アルミフォイルで包んで)
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※wrappedはwrapの受け身形

また、tinとfoilを2つの単語とせず、くっつけてひとつの言葉、tinfoilとして表記されることもあります。
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というわけで、
tin foil → アルミフォイル
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


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○英語でレシピを読む! ~道具 13:ラップフィルム~ → https://ricorice.exblog.jp/27418428/
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○アルミフォイルの正しい使い方ってあるの? → https://ricorice.exblog.jp/27910866/




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by ricoricex | 2019-02-05 00:00 | 英語でレシピを読む!

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イギリスの場合は日本より使用する頻度が低いし、
そもそも日本でもレシピ自体にはあまり出てこないし、
で、後手に回ってしまっていました。。。

e0038047_11564882.jpgフライ返し

フライパンで作った目玉焼きをお皿に移したり、
ハンバーグをひっくり返したりするときに使う、アレです。

イギリスだとフライパンを日本ほど頻繁に使わないし、
レシピでも、日本語の場合を想像すると分かりやすいのですが、
わざわざ“フライ返しでハンバーグをひっくり返す”とは言わず、
単に“ハンバーグをひっくり返す”ですよね。

なので、レシピ本ではあまり出てこない、のですが、
でも、実際に台所に立つと、
「ええと、フライ返し、どこだっけ?」
なんてことはおおいにあるわけでして。

では、フライ返しを英語でなんというか、っていうと、

turner

“(ひっくり)返す”の“turn”にerがついた言葉で“(ひっくり)返すためのもの”、
つまり台所の道具としては“フライ返し”ってわけです。

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単にturnerとして目にすることもあるし、
レシピ、というよりも台所道具の紹介などで見ることが多いので、
よりどんなフライ返しかを示すために、
素材や用途を伴うことも少なくありません、こんな風に。

ステンレス製のくっつかない穴あきフライ返し(stainless steel non-stick slotted turner)
e0038047_11470445.jpg
※“slotted”は“穴のあいた”の意

ハンバーグ用フライ返し(hamburger turner)
e0038047_11470545.jpg
※hamberger/ハンバーガーは日本語だと、ハンバーグをバンズではさんだものになりますが、イギリスではハンバーグも指します


というわけで、
turner → フライ返し
と覚えてくださいね。

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by ricoricex | 2019-01-05 00:00 | 英語でレシピを読む!

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語感が体を表す、ということはあるもので、
これも、そんな言葉のひとつ。
私は最初、耳で知り、前後の文脈から、こーゆーことかな、と思ったら、ズバリだったというね。

その言葉は、
fluffy

“フラッフィ”
と読みます。

意味は“ふわふわの”。
声に出して見るとわかる(と思いたい)のですが、
“ふわふわ”した感じがするんですよね〜。

たとえばパンケーキ
イギリスの典型的なパンケーキは、フランスのクレープを思わせる薄いものですが、
アメリカのパンケーキはふわふわで厚みがあり、
この違いを表現するのに、“fluffy”は使われます、こんな風に。

ふわふわのアメリカン・パンケーキ(fluffy American pancakes)
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“ふわふわ”は軽さでもあり、それを強調するために、lightを伴うことも少なくありません。
軽くてふわふわ(light and fluffy)
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以下の写真のように、軽やかなスポンジ・ケーキなどに適した粉にも、
謳い文句としてlight and fluffyがしっかりと使われています。
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この“ふわふわ”はごはんにも求められ、
というのも、イギリスで主流のごはんはインド料理などで供されるタイプで、
日本の粘りがあるものとは別物だからです。

ふわっとしたごはん(fluffy rice)
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この“ふわふわ”は食感だけでなく、雲や布団、動物にも使われます、
ふわふわの雲(fluffy clouds)といった具合に。
日本語の“ふわふわ”と一緒ですね。


というわけで、
fluffy → ふわふわの
と覚えてくださいね。

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○英語でレシピを読む! ~工程 65:とろとろの/液状の~ → https://ricorice.exblog.jp/27259967/
○英語でレシピを読む! ~食材 01:セルフレイジング・フラワー~ → https://ricorice.exblog.jp/23273881/
○<イギリス菓子・レシピ> スポンジ・ケーキ【Sponge Cake】 → https://ricorice.exblog.jp/15032971/
○イギリス菓子・レシピ> スポンジ・ケーキ(とかしバター入り)【Sponge Cake(with Melted Butter)】 → https://ricorice.exblog.jp/15635570/




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by ricoricex | 2018-12-22 00:00 | 英語でレシピを読む!

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当連載「英語でレシピを読む!」で、
道具 16:はかり”をご紹介したときに痛感したのですが(↓)、

自分の情報は随時刷新していかないとなぁ。

これもそんな言葉のひとつ。

mixing spoon/ミキシング・スプーン

“かき混ぜるためのスプーン”という意味で、
まさにそのとおりの使い方をするのですが、
ここで言われる“スプーン”は注意が必要です。

道具 17:穴じゃくし”でもお伝えしたように、
イギリスでいう“スプーン”は“スプーンの形状をしたもの”を意味することが少なくなく、
必ずしも卓上で使うカトラリーだけを指すわけではないんですよね。

そして、“ミキシング・スプーン”の場合は、
これと同じものを日本では一般的ではなく、
同じような使い方をするものとしては“木べら”となります。


ボウルに入れた材料を混ぜたり、フライパンで炒め物をするときなどに使い、
これ、“wooden spoon/ウドゥン・スプーン”と呼ばれる、
のですが。。。

そう、まな板でも見られるように、
かつては木製だったものがプラスティックになったり、と素材が多様化しています。
wooden spoon/ウドゥン・スプーン”も然り。
直訳すれば“木製スプーン”になっちゃいますからねぇ。。。
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そこで、“wooden spoon/ウドゥン・スプーン”は健在といえど、
その用途から、目にするようになったのが、
mixing spoon/ミキシング・スプーン
というわけです。
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なので、レシピでは、
mixing spoonで登場することが多いものの、
素材を明確にするために、
木製ミキシング・スプーン(wooden mixing spoon)
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シリコン製ミキシング・スプーン(silicone mixing spoon)
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などと、mixing spoonの前に素材をつけて、表現されることもあります。


というわけで、
mixing spoon → 混ぜるための道具
と覚えてくださいね。

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by ricoricex | 2018-12-07 00:00 | 英語でレシピを読む!

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穴じゃくし、って使いますか?
私は使わないんですよね。
せいぜい鍋を食べるときに小さいタイプのものを使うぐらいで、
台所では、網じゃくしかコランダーを利用しています。

穴じゃくしが必要な場合、というのは、
素材の大きなもの、たとえば、ゆで卵やポーチドエッグ、魚や肉などを引き上げるとき。
イギリスのレシピ本でも、そんなときに使われ、
穴じゃくしはslotted spoonと呼ばれます。

slotは“小さい穴”という意味ですから、slotted spoonは“小さな穴のあいたスプーン”、ってこと。
日本の道具におきかえると“穴じゃくし”になる、ってわけです。

こんな感じで、イギリスのレシピ本に出てきます。

穴じゃくしを使う(use a slotted spoon)
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穴じゃくしで取り除く(remove with a slotted spoon)
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ところで、玉じゃくしは、英語で“ladle/レードル”(↓)。


これに穴があいたものですが、slotted ladleとは呼ばないのがおもしろいところ。
spoonなんですよね。

そして英語でいう“spoon”の定義は、日本のそれと違うように思えます。
というのも、“穴じゃくし”が“slotted spoon”なら、“木べら”は“wooden spoon”と、
どちらもspoonで表現されているんですよね。(厳密には“木べら”=(イコール)“wooden spoon”ではありませんが、ここでは便宜上)。


これ、“穴じゃくし”も“木べら”もイギリスのものは、
(ディナー)スプーンの形状をしているからなんです。
なので、厳密にはslotted spoonを“穴じゃくし”とするのは違うのですが、用途としてはそれなので。
もちろん中には、“木べら”にはまっすぐなへらタイプもありますが、
(ディナー)スプーンが大きくなったようなものが一般的なんですね。

ということは、日本でスプーンというと、“さじ、すくって口に運ぶもの、カトラリーのひとつ”になるかと思いますが、
英語の場合は、 “くぼみのあるすくうもの(大きさは二の次)”というのが定義となり、
その中にカトラリーとしてのスプーンがあり、スプーンの形状をした道具があるんじゃないかな。

このslotted spoonも言葉は意味でとらえると、理解が早い一例ですね。


というわけで、
slotted spoon → 穴じゃくしで代用
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → https://ricorice.exblog.jp/26024011/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → https://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~工程 15:水を切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24302469/
○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → https://ricorice.exblog.jp/23604607/
○英語でレシピを読む! ~道具 07:麺棒~ → https://ricorice.exblog.jp/26038867/




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by ricoricex | 2018-11-23 00:00 | 英語でレシピを読む!