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カテゴリ:英語でレシピを読む!( 121 )



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台所に欠かせない消耗品といえば、
サランラップやクレラップなどに代表されるラップフィルム。
これ、イギリスでは、“cling film/クリング・フィルム”と言います(↓)。


この、ラップフィルム同様、台所に不可欠な消耗品といえば、アルミフォイル。
辞書を引くと、“aluminium foil/アルミニウムフォイル(英)”、“aluminum foil/アルミナムフォイル”(米)と出ています。

が、これ、正式名すぎて、日常生活では使わないなぁ、少なくともイギリスでは。
では、日常的な言い方としてはどう呼ぶか。
こう言います。

tin foil/ティンフォイル
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tinはブリキ、スズで、それはそれなのですが、
イギリスでは缶詰め/缶をtinと呼び(canではなく)(↓)、

“tin foil”も同じような流れから来たのかなぁ、とふんでいます。
(厳密には、“aluminium foil/アルミニウムフォイル”と“tin foil/ティンフォイル”とは違うのですが、一般的にはほとんど区別しないで使われます)

レシピでは以下のように登場します。

in fresh tin foil(きれいなアルミフォイルで)
e0038047_18254134.jpg


remove the tin foil(アルミフォイルを外す)
e0038047_18254170.jpg


tin foil folding(アルミフォイルで包んだもの)
e0038047_18254106.jpg
※foldi+ingで“包んだもの”


確かに、実際の会話の中ではtin foilは頻繁に使うのですが、
レシピでは単に、foilと表記されることの方が多いように見受けられます。

wrapped in foil(アルミフォイルで包んで)
e0038047_18254270.jpg
※wrappedはwrapの受け身形

また、tinとfoilを2つの単語とせず、くっつけてひとつの言葉、tinfoilとして表記されることもあります。
e0038047_18254217.jpg



というわけで、
tin foil → アルミフォイル
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 13:ラップフィルム~ → https://ricorice.exblog.jp/27418428/
○英語でレシピを読む! ~食材 08:缶~ → https://ricorice.exblog.jp/24221126/
○英語でレシピを読む! ~道具 11:容器~ → https://ricorice.exblog.jp/27147544/
○英語でレシピを読む! ~食材 10:余りもの~ → https://ricorice.exblog.jp/26248313/
○アルミフォイルの正しい使い方ってあるの? → https://ricorice.exblog.jp/27910866/




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by ricoricex | 2019-02-05 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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イギリスの場合は日本より使用する頻度が低いし、
そもそも日本でもレシピ自体にはあまり出てこないし、
で、後手に回ってしまっていました。。。

e0038047_11564882.jpgフライ返し

フライパンで作った目玉焼きをお皿に移したり、
ハンバーグをひっくり返したりするときに使う、アレです。

イギリスだとフライパンを日本ほど頻繁に使わないし、
レシピでも、日本語の場合を想像すると分かりやすいのですが、
わざわざ“フライ返しでハンバーグをひっくり返す”とは言わず、
単に“ハンバーグをひっくり返す”ですよね。

なので、レシピ本ではあまり出てこない、のですが、
でも、実際に台所に立つと、
「ええと、フライ返し、どこだっけ?」
なんてことはおおいにあるわけでして。

では、フライ返しを英語でなんというか、っていうと、

turner

“(ひっくり)返す”の“turn”にerがついた言葉で“(ひっくり)返すためのもの”、
つまり台所の道具としては“フライ返し”ってわけです。

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単にturnerとして目にすることもあるし、
レシピ、というよりも台所道具の紹介などで見ることが多いので、
よりどんなフライ返しかを示すために、
素材や用途を伴うことも少なくありません、こんな風に。

ステンレス製のくっつかない穴あきフライ返し(stainless steel non-stick slotted turner)
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※“slotted”は“穴のあいた”の意

ハンバーグ用フライ返し(hamburger turner)
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※hamberger/ハンバーガーは日本語だと、ハンバーグをバンズではさんだものになりますが、イギリスではハンバーグも指します


というわけで、
turner → フライ返し
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 17:穴じゃくし~ → https://ricorice.exblog.jp/27611822/
○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → https://ricorice.exblog.jp/26024011/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → https://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~道具 18:ミキシング・スプーン~ → https://ricorice.exblog.jp/27672143/
○英語でレシピを読む! ~道具 02:ウィスク~ → https://ricorice.exblog.jp/23604607/
○英語でレシピを読む! ~道具 07:麺棒~ → https://ricorice.exblog.jp/26038867/




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by ricoricex | 2019-01-05 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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語感が体を表す、ということはあるもので、
これも、そんな言葉のひとつ。
私は最初、耳で知り、前後の文脈から、こーゆーことかな、と思ったら、ズバリだったというね。

その言葉は、
fluffy

“フラッフィ”
と読みます。

意味は“ふわふわの”。
声に出して見るとわかる(と思いたい)のですが、
“ふわふわ”した感じがするんですよね〜。

たとえばパンケーキ
イギリスの典型的なパンケーキは、フランスのクレープを思わせる薄いものですが、
アメリカのパンケーキはふわふわで厚みがあり、
この違いを表現するのに、“fluffy”は使われます、こんな風に。

ふわふわのアメリカン・パンケーキ(fluffy American pancakes)
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“ふわふわ”は軽さでもあり、それを強調するために、lightを伴うことも少なくありません。
軽くてふわふわ(light and fluffy)
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以下の写真のように、軽やかなスポンジ・ケーキなどに適した粉にも、
謳い文句としてlight and fluffyがしっかりと使われています。
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この“ふわふわ”はごはんにも求められ、
というのも、イギリスで主流のごはんはインド料理などで供されるタイプで、
日本の粘りがあるものとは別物だからです。

ふわっとしたごはん(fluffy rice)
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この“ふわふわ”は食感だけでなく、雲や布団、動物にも使われます、
ふわふわの雲(fluffy clouds)といった具合に。
日本語の“ふわふわ”と一緒ですね。


というわけで、
fluffy → ふわふわの
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 66:かたい/ピンと張った~ → https://ricorice.exblog.jp/27284094/
○英語でレシピを読む! ~工程 65:とろとろの/液状の~ → https://ricorice.exblog.jp/27259967/
○英語でレシピを読む! ~食材 01:セルフレイジング・フラワー~ → https://ricorice.exblog.jp/23273881/
○<イギリス菓子・レシピ> スポンジ・ケーキ【Sponge Cake】 → https://ricorice.exblog.jp/15032971/
○イギリス菓子・レシピ> スポンジ・ケーキ(とかしバター入り)【Sponge Cake(with Melted Butter)】 → https://ricorice.exblog.jp/15635570/




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by ricoricex | 2018-12-22 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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当連載「英語でレシピを読む!」で、
道具 16:はかり”をご紹介したときに痛感したのですが(↓)、

自分の情報は随時刷新していかないとなぁ。

これもそんな言葉のひとつ。

mixing spoon/ミキシング・スプーン

“かき混ぜるためのスプーン”という意味で、
まさにそのとおりの使い方をするのですが、
ここで言われる“スプーン”は注意が必要です。

道具 17:穴じゃくし”でもお伝えしたように、
イギリスでいう“スプーン”は“スプーンの形状をしたもの”を意味することが少なくなく、
必ずしも卓上で使うカトラリーだけを指すわけではないんですよね。

そして、“ミキシング・スプーン”の場合は、
これと同じものを日本では一般的ではなく、
同じような使い方をするものとしては“木べら”となります。


ボウルに入れた材料を混ぜたり、フライパンで炒め物をするときなどに使い、
これ、“wooden spoon/ウドゥン・スプーン”と呼ばれる、
のですが。。。

そう、まな板でも見られるように、
かつては木製だったものがプラスティックになったり、と素材が多様化しています。
wooden spoon/ウドゥン・スプーン”も然り。
直訳すれば“木製スプーン”になっちゃいますからねぇ。。。
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そこで、“wooden spoon/ウドゥン・スプーン”は健在といえど、
その用途から、目にするようになったのが、
mixing spoon/ミキシング・スプーン
というわけです。
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なので、レシピでは、
mixing spoonで登場することが多いものの、
素材を明確にするために、
木製ミキシング・スプーン(wooden mixing spoon)
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シリコン製ミキシング・スプーン(silicone mixing spoon)
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などと、mixing spoonの前に素材をつけて、表現されることもあります。


というわけで、
mixing spoon → 混ぜるための道具
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~道具 16:はかり~ → https://ricorice.exblog.jp/27586152/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → https://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~道具 17:穴じゃくし~ → https://ricorice.exblog.jp/27611822/
○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → https://ricorice.exblog.jp/26024011/
○英語でレシピを読む! ~道具 15:まな板~ → https://ricorice.exblog.jp/27511762/




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by ricoricex | 2018-12-07 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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穴じゃくし、って使いますか?
私は使わないんですよね。
せいぜい鍋を食べるときに小さいタイプのものを使うぐらいで、
台所では、網じゃくしかコランダーを利用しています。

穴じゃくしが必要な場合、というのは、
素材の大きなもの、たとえば、ゆで卵やポーチドエッグ、魚や肉などを引き上げるとき。
イギリスのレシピ本でも、そんなときに使われ、
穴じゃくしはslotted spoonと呼ばれます。

slotは“小さい穴”という意味ですから、slotted spoonは“小さな穴のあいたスプーン”、ってこと。
日本の道具におきかえると“穴じゃくし”になる、ってわけです。

こんな感じで、イギリスのレシピ本に出てきます。

穴じゃくしを使う(use a slotted spoon)
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穴じゃくしで取り除く(remove with a slotted spoon)
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ところで、玉じゃくしは、英語で“ladle/レードル”(↓)。


これに穴があいたものですが、slotted ladleとは呼ばないのがおもしろいところ。
spoonなんですよね。

そして英語でいう“spoon”の定義は、日本のそれと違うように思えます。
というのも、“穴じゃくし”が“slotted spoon”なら、“木べら”は“wooden spoon”と、
どちらもspoonで表現されているんですよね。(厳密には“木べら”=(イコール)“wooden spoon”ではありませんが、ここでは便宜上)。


これ、“穴じゃくし”も“木べら”もイギリスのものは、
(ディナー)スプーンの形状をしているからなんです。
なので、厳密にはslotted spoonを“穴じゃくし”とするのは違うのですが、用途としてはそれなので。
もちろん中には、“木べら”にはまっすぐなへらタイプもありますが、
(ディナー)スプーンが大きくなったようなものが一般的なんですね。

ということは、日本でスプーンというと、“さじ、すくって口に運ぶもの、カトラリーのひとつ”になるかと思いますが、
英語の場合は、 “くぼみのあるすくうもの(大きさは二の次)”というのが定義となり、
その中にカトラリーとしてのスプーンがあり、スプーンの形状をした道具があるんじゃないかな。

このslotted spoonも言葉は意味でとらえると、理解が早い一例ですね。


というわけで、
slotted spoon → 穴じゃくしで代用
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


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○英語でレシピを読む! ~道具 06:おたま/レードル~ → https://ricorice.exblog.jp/26024011/
○英語でレシピを読む! ~道具 01:木べら~ → https://ricorice.exblog.jp/23524210/
○英語でレシピを読む! ~工程 15:水を切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24302469/
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by ricoricex | 2018-11-23 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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当連載「英語でレシピを読む!」で前回お届けした“~工程 70:浸ける~”(↓)、

こちらと似たようなシーン、お茶やコーヒーなどを作るときにみられる言葉に
brew/ブルー
があります。

“brew”だけだとピンとこないかもしれませんが、
“brewery”だとどうでしょう。
カタカナにすると、ブルワリー
(日本語ではブリュワリーと表記されることが多いですね)。
そう、ビールなどの醸造場のことです。

なので、“brew”とは“醸造する”ということ。
これがドリンクにはなると、日本語では“淹れる”に置き換えられます。

では、“steep”と“brew”はどう違うのか。
以下、私の感覚ですが、
steep → 浸出する、浸して水にエキスなどを出す
brew → 煎じる/煮出す(に近い)
感じかなぁ。

状況によりますが、ざっくと、
ティーバッグは“steep”で、
茶葉からしっかり淹れる場合は“brew”といったように受け止めています。

steep”と同じく、台所の調理の際に頻繁に使う言葉ではないけれど、
お茶まわりだと頻出する言葉で、レシピではこんな感じで登場します。

12〜24時間抽出する(brew 12-24 hours)
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冷たい(状態から)コーヒーを淹れる(brew cold coffee)
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ダージリンを抽出させて作ったドリンク(drink of darjeeling tea brewed)
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“brew”は名詞としても使われ、“水出し○○”として使われる“brew”がまさにそう。
淹れて、飲める状態になったもの、ということですね。○○

水出し茶(cold-brew tea)
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水出しコーヒー(cold-brew coffee)
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例を見てわかるように、
steep”と“brew”の間にしっかりと線引きをするのは、なかなかむずかしいものもありますが、
それでも“水出し○○”では“brew”が使われるように、
“brew”には“(時間をかけて)しっかり淹れる”という意味合いがあることが理解できるかな、と思います。


というわけで、
brew → (じっくりていねいに)淹れる
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 70:浸ける~ → https://ricorice.exblog.jp/27563134/
○英語でレシピを読む! ~工程 58:浸す~ → https://ricorice.exblog.jp/26183479/
○英語でレシピを読む! ~工程 56:注ぐ/かける~ → http://ricorice.exblog.jp/26109011/
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → https://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~工程 55:ドリズル~ → https://ricorice.exblog.jp/26094437/




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by ricoricex | 2018-11-06 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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こういう言葉に出くわすと、
言語は単に置き換えての言葉ではなく意味で捉えないと、理解がむずかしいことを痛感します。

steep/スティープ

この言葉、“(勾配が)急な”などの形容詞として記憶することが先かな〜、と思いますが、
“浸ける” “浸す”といった動詞としてもの意味もあり、台所でも使われます。

ただし、台所といってもストライクの調理ではなく、お茶やコーヒー、ハーブやスパイスなどを使うドリンクを作るときに見られます。

例を出しましょう、こんな感じです。

ティーバッグを浸す(steep the tea bags)
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約10分浸ける(steep for about 10 minutes)
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浸けて(浸して)おく(let it steep)
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※letは“そのままの状態にしておく”といったニュアンス。ザ・ビートルズの「Let It Be」と一緒ですね

浸けて(浸して)おく(allow to steep)
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※letの方が一般的だけれど、allowは“許す”という意味で、“させておく”としても使われる、英語らしい表現

ここで疑問が生じた方もいらっしゃるかと思います。

“浸す”を意味する言葉には、“soak”もあるじゃないか(↓)、どう違うの?


soak”の場合は、“浸して水分を吸わせる”です。たとえば乾燥豆だったり、ドライフルーツだったり。
一方、“steep”は水分を吸わせることが目的ではなく、浸すことによって、浸されるもの、茶葉だったりのエキス(便宜上、エキスとします)を水分に移すことを指します。
何のために“浸す”のか、その目的がまったく逆なんですよね。

また、紅茶やコーヒーをお湯や水に浸して飲み物を作るのであれば、“淹れる”と日本語をあてることもでき、
さらには“extract(抽出する)”ではないか、という声も聞こえてきそうです。
確かに、“抽出する”という行為を取り出して、辞書で引くと真っ先に登場するのは“extract”だと思います。
そして、間違いではない。

でもね、“extract”という言葉、専門用語っぽいというか化学用語というかに聞こえてしまうんですよ。
このあたり、“抽出する”が与える、日本語と英語のニュアンスも違いも大きいかと思います。
英語の場合は、学問ではなく、台所で実践として使うような言葉では、“steep”の方がぐっと広く使われています。


“浸ける” “浸す”を意味する“steep”、動詞だけでなく、
“浸けること” “浸したもの”といった名刺でも使われます、こんな風に。

短時間で浸けること/浸したもの(quick steep)
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時間をかけて浸けること/浸したもの(long steep)
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この“steep”という言葉、製菓や料理よりも、
紅茶などお茶をやっている、興味がある人により重要な言葉かもしれませんね。


というわけで、
steep → 浸ける/浸す/淹れる
と覚えてくださいね。

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by ricoricex | 2018-10-23 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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これはカタカナで使われることもあるから、おなじみといえばおなじみの言葉。
重さを量るための“はかり”は“スケール”と呼ばれることもありますね。

“スケール”は英語から。
scaleと綴り、“はかり”のほか、“縮尺”“比率”もあります。

“はかり”の意味の場合、sを伴うscalesを使うこともあり、イギリスではこちらが主流で、
アメリカ合衆国ではscaleが一般的だとされています。

これ、20年近く前、私がイギリスで学生をしていたときに、
授業で何気なく発せられた言葉で、
へええええ〜っ!と思って即座に英英辞書を引いたら、
確かにはっきりと、台所のはかりの場合、
scalesはイギリス英語、scaleはアメリカ英語と明記してあったんですよね
(当時は授業に持参していたんだよなぁ、あんな重いものを。今では信じられない!)

確かに、イギリスのレシピでは“はかり”はscalesで登場するんですよね、こんな風に。
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しかし、言葉は変わる。“はかり”も然り。
上記の例は2008年にイギリスで出版されたレシピ本からですが、
2018年現在では、むしろイギリスでもscaleが優勢なように見受けられます。
下記のリンクをチェックすると、scalesとscaleが混在しており、かつscaleが主流であることがよくわかります。

Best digital kitchen scales
https://www.bbcgoodfood.com/content/top-five-digital-kitchen-scales


11 best kitchen scales
https://www.independent.co.uk/extras/indybest/house-garden/best-kitchen-scales-2016-digital-salter-john-lewis-traditional-vintage-retro-8437576.html



これ、2010年代に入ってからなのかなぁ。
自然な流れとしてこうなったのかなぁ。何かきっかけがあったのかなぁ。
変遷を調べたいなぁ。


というわけで、
scales/scale → はかり
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


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by ricoricex | 2018-10-11 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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確かに、そうだわ!
台所で不可欠な道具で、でもそれだけにすっかりそういうもんだと認識していましたが、
先日、お仕事でご一緒したシェフの方の発言で改めて気づきました。

その方は海外で修業され、厨房では英語が共通語というところもあり、
「まな板は英語で“chopping borad/チョッピング・ボード”って言うんですよね。知らなかったので、厨房でとまどいました」と。

確かに、そう。
当連載“英語でレシピを読む”の「工程 19:刻む」の中でも軽くお伝えしたように、
まな板、というと日本では“cutting board/カッティング・ボード”がまかり通っている気がしますし、実際のところ、通じなくはないのでしょうが、
イギリスでは(英語圏全体かどうかは不明です)、
“chopping borad/チョッピング・ボード”
と言う方がずっと一般的です。

というのも台所でまな板が必要なときって、cutではなくchopするときなんですよね。

cut → (ストンと)切る
chop → 刻む/みじん切りにする

cutが必要なものは、ストン、ストンと切るもので、
パンであればbread boardをチーズであればcheese boardを用い、
肉などであれば何度か包丁を入れておしまい。
包丁が入りやすいものであれば皿の上でcutすることも少なくないし、
調理用バサミを使うこともよくあります。
(ついでも言うと、cutting boardはDIYっぽいイメージもあるかもしれません、私の印象ですが)。

一方、刻んだりみじん切りにしたりはまな板なしではできない、かつ作業する時間がある程度必要。
すると、また板を使うメインの作業はchopなんですよね。

なので、まな板をchoppong boardと表することが多いのは、
実際の生活にふれてみると大いに納得!なわけです。

レシピでもこんな風に登場します。
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“よいまな板の選び方”や“古くなったまた板をぴかぴかにする”という記事でも、chopping boardが用いられています。
What chopping board to buy
https://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/board-choice


How to refresh an old chopping board
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2009/aug/23/how-to-refresh-chopping-board



というわけで、
chopping board → まな板
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → https://ricorice.exblog.jp/24409518/
○英語でレシピを読む! ~工程 18:切る~ → https://ricorice.exblog.jp/24381739/
○英語でレシピを読む! ~工程 17:切る(まとめ)~ → https://ricorice.exblog.jp/24357522/
○英語でレシピを読む! ~道具 14:乳鉢&乳棒~ → https://ricorice.exblog.jp/27467161/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2018-09-20 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback

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すり鉢、というと、ゴマをするボウルみたいなものね、になり、
つい日本の道具と思いがちですが、
乳鉢、だとどうでしょう。

なんだか理科の実験のようですが、確かにそう。
記憶が正しければ、私がイギリスで購入した乳鉢と乳棒も薬の調剤器具を作るメーカー、ってきいたような。。。(すごおく曖昧)。

乳鉢と乳棒、確かにイギリスで人の家を訪ねると台所に大きいものがどんと鎮座していることが少なくなく、
それだけ(意外と?)使用頻度が高いんだなぁ、と感じたりするわけです。

では、この乳鉢と乳棒はいつ使うか、というと、
ナッツを砕いたり、コショウの実とかコリアンダーシードなど、包丁でみじん切りするには丸過ぎるスパイス類を潰したり、ニンニクとオイルをすり合わせたりするときに使います。
フードプロセッサーのグライダー機能を使えばいいのですが、
量が少ないと、乳鉢と乳棒の方がラクというか速かったり、
あと風味がより際立つ、ってこともあるんですよね。

この乳鉢と乳棒、英語ではそれぞれ、
mortar/モォター、pestle/ペスル
と呼びます。
そう、pestleのtは発音しないのです。
スコットランドの国家であるアザミ、thistleをスィスルと言うのと一緒ですね。

で、これがおもしろいところなんですが、セットで呼ぶ時は、
pestle and mortar
で、pestleが先なんですよね。
乳鉢であるmortarが先に来そうな感じですが、pestle、そしてmortarというのが定形化しています。
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pestle and mortarについて、おもしろい記事を見つけたので、貼り付けますね。
最初は、“よいpestle and mortarの選び方”で、その歴史から記事は始まります。
次は“pestle and mortarの目的別ベストバイ”で、たとえばメイソン・キャッシュ/Mason Cashル・クルーゼ/Le Creusetといったメーカーもpestle and mortarを作っているのが興味深い。
それだけ、ヨーロッパのキッチンでは(というより世界で、ですが)普遍的な台所器具、ということの表れのように思えます。

How to Choose and Use the Best Mortar and Pestle Set
https://foodal.com/kitchen/general-kitchenware/spice-grinders/best-mortar-and-pestle-set-reviews/


Best pestle & mortars – on test
https://www.bbcgoodfood.com/content/top-five-mortar-and-pestles



乳鉢でなくてもすり鉢でもいいと思うかもしれませんが、
ゴマ以外で、コショウやナッツで使おうとすると目が荒いというか詰まるというか、で
欲しいなぁ、とイギリスでぐるぐるしたことのある私。

私が求めていたのは、手の平に収まるぐらいの小さなサイズ。
一般的なサイズよりもずっと小さいのですが、
なんせ素材が大理石だったり陶器だったり(木、のこともありますが)で大きいと重いのと、
ちょっとだけ、のときに欲しかったから
(量が多いと、時間に余裕があるとき以外は時間重視でグラインダー機能を使うので)。

なかなか好みのものに見つからず、ふうむ、と思っていたときに、
はっと、あの店に行けばあるんじゃない?とひらめき、
それはもう確信のようなもので、行けば果たしてあったのでした。
こういうのも買い物(?)経験を積むとピンと来るようになるのねぇ(笑)。


というわけで、
pestle and mortar → 乳鉢と乳棒
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~単位 05:グラウンド~ → https://ricorice.exblog.jp/23738822/
○英語でレシピを読む! ~工程 19:刻む~ → https://ricorice.exblog.jp/24409518/
○英語でレシピを読む! ~工程 54:ゼスト~ → https://ricorice.exblog.jp/26085868/
○英語でレシピを読む! ~道具 12:耐熱皿~ → https://ricorice.exblog.jp/27191271/
○英語でレシピを読む! ~道具 11:容器~ → https://ricorice.exblog.jp/27147544/




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by ricoricex | 2018-09-05 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback