
2019年1月10日(木)、正確には前日の1月9日(水)の夜からでしょうか。
イギリスでじわっと話題になっていたのが、これ。
“アルミフォイルの正しい使い方ってあるの?“
噛み砕いて言うと、
“アルミフォイルの裏表、どっちを使うの?”
ってこと。
アルミフォイルは、光沢のある面とつやのない面とがあり、
光沢のある面を外側に巻かれています。
で、今年2019年、BBCで始まった料理番組に、
トム・ケリッジ/Tom Kerridgeがナビゲーターを務める
「Fresh Start」があります。
この番組、毎週水曜日午後8時から放送されており、1月9日(水)の放送の中で、トム・ケリッジのアルミフォイルについての発言に反響がありまして。
トム・ケリッジが何を言ったか、っていうと、
「たくさんの人がアルミフォイルの使い方を勘違いしています。
光沢のある面を下に、つやのない方を上にしてかぶせるのが正しい使い方。
なぜなら、光沢のある方が熱伝導率が高いから。
つまり、食材に火が通りやすくなるんです」
これに対して、「初めて知った!」「何十年も違った使い方をしていた」と言う声がツイッターで続々。
中には、「飲食業界じゃ当たり前」「大した違いはないよ」という意見も少なからずあり、
「じゃあ、あなたはどうなの?」と聞かれた場合の私の答は、
「大した違いはない。使いやすい面を使えばいい」。
これ、日本アルミニウム協会も同じ認識です。
http://www.aluminum.or.jp/haku/faq/index.html
とはいえ、私自身は、アルミフォイル、ラップを使うときのクセがありまして。
それは食品に当たる面を、巻いている時に内側の面、つまりつやのない側にすること。
別段、アルミフォイルやラップの箱を開けるわけではないし、日々の生活の中でそれなりに使うし、台所がケオスなわけではないのですが、
外側、つまり外の世界に開かれた光沢のある面でない方が、衛生度が高い気がして。。。
あっ、ちなみにイギリスではアルミフォイルを“tin foil./ティンフォイル”と呼びます。
この話題、ネットメディア“Huffpost”イギリス版の2019年1月11日(金)づけで以下のように伝えています。
Shiny Side Up Or Down? Chef Tom Kerridge Says We've All Been Using Tin Foil Wrong
https://www.huffingtonpost.co.uk/entry/chef-tom-kerridge-says-weve-been-using-tin-foil-wrong_uk_5c3867d5e4b05cb31c415669
それにしても、トム・ケリッジは数年前までは、
“パブで初めてミシュランの二つ星を獲得”という言葉が枕詞のようについてまわったのに、
“健康的な食事に切り替えて、ダイエットにも大成功したシェフ”の側面が強くなり、
2017〜2018年はダイエット本を出版し(↓)、
今年、2019年はヘルシーな食生活に焦点を当てたテレビ番組「Fresh Start」がスタートしたわけですし。
確かにトム・ケリッジの健康的にスリムになった様は、えらく説得力があるってもんです!
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○トム・ケリッジが伝授する、健康的な食生活のための7カ条 → https://ricorice.exblog.jp/26986468/
○ガストロパブのスターシェフ、トム・ケリッジへの一問一答 → https://ricorice.exblog.jp/21360524/
○トム・ケリッジが伝授。揃えておきたいキッチン道具はこれ! → https://ricorice.exblog.jp/23849102/
○プロが腕を競う「The Great British Baker Off」、来年放送! → https://ricorice.exblog.jp/23928677/
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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
・プロフィール ・活動内容 ・著書
(↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)
・お仕事・講演などのご依頼は、
chattexあっとまーくyahoo.co.jp までメールでご連絡を!

この人が言うと、説得力があるなぁ。
イギリスのフードマガジン「Great British Food」にあったのはこんな記事。
トム・ケリッジが伝授する、健康的な食生活のための7カ条
Tom Kerridge’s Healthy Eating Tips
http://www.greatbritishfoodmagazine.com/blog/tom-kerridges-healthy-eating-tips
彼が提唱する7カ条はこんな内容です。

ハーブ&スパイスは料理に風味を加えるものの、カロリーはほとんどない。
カロリーが高いものを使う場合、たとえばスモークサーモンやチーズを食べるとき、
ハーブ&スパイスを加えれば、少量でも満足感はぐっとアップする。
2. クランチーな食感を加える
脂肪はおいしい。
でもダイエットの大敵。
なので、それに代わるもの、たとえばカリッとした食感、酸味の刺激など、食感や味わいにバリエーションをもたせ、かつバランスがとれると、美味しさの幅が広がる。
3. 外食は計画的に
家の中だけでなく外での食事の摂り方も大事。つい考えなしで店を選び、考えなしで食べがちで、これがNG。
外に出る前に、何を食べるかあらかじめ予定を立てること。

それがブロッコリーだったら、やっぱり食べたいと思うかどうか、一度立ち止まって自分に尋ねてみよう。
もし本当に食べたいと思えば、果物を食べるようにするとよい。
5. 量はコントロールできる
同じ量でも皿が小さいと、たくさん食べた気になる。
現代の食器は、祖父母の世代に比べるとサイズが大きくなっているってことは、
本来は少量で事足りるってこと。
器を小さくすると、同じ量でもたくさんあるように錯覚し、実際に満腹感が得られる。
6. 食べるのは1日3回に集約する
間食は大敵。
のべつくまなく食べる習慣を打ち切り、食べる機会を限定すること。
7. ストックをしない
手に届くところにあるから、目につくから、食べたくなる。
ポテトチップスやビスケットなどの買いおきはやめよう。
確かにそうなんだよね〜、ではあるのですが、
言うは易し、行うは難し、といったところでしょうか。
トム・ケリッジ/Tom Kerridgeは、イングランド・マーロウにあるガストロパブ“The Hand and Flowers”のシェフで、
パブで初めてミシュラン二つ星を獲得したことで広くその名前を知られるようになりました。
テレビ出演や書籍出版、ポップアップレストラン/ショップ、ガストロパブ2号店となる“The Coach”、
そして、紆余曲折の末、ようやくロンドンにもレストランを構えることが、2018年2月22日(木)に報道され(↓)、
Tom Kerridge to open restaurant at The Corinthia Hotel London
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/02/22/Tom-Kerridge-restaurant-The-Corinthia-Hotel-London-opening
Chef Tom Kerridge Will Open His First London Restaurant in the Corinthia Hotel
https://london.eater.com/2018/2/22/17039642/tom-kerridge-open-restaurant-corinthia-hotel
話題に事欠きません。
そんなトム・ケリッジ、シェフとは別にダイエット実践者としての顔もありまして、
昨年2017年末から今年2018年頭にかけては、立て続けにダイエット本も刊行され(↓)、
だからこそ、こんなTipが紹介されるにいたったわけです。
確かに、トム・ケリッジ、
「シェフでなければプロレスラーになっていたかも」
と冗談めかして言うほど、かつては立派な体型をしていて、
それがここ3年ほどでしょうか、みるみるうちにスリムになってしまって。
その理由(実践する意志、といった方がいいかもしれない)はこんなところにあったんですね!
2016年秋、トム・ケリッジをフードイベントで見かけて、
一瞬のことだったので声をかけそびれてしまったのですが、
確かに上背もあり、なかなかの迫力。
これが以前は横にも大きかったわけですから、そりゃプロレスラーって言ったわけだ、と妙に納得しちゃったりして!
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ガストロパブのスターシェフ、トム・ケリッジへの一問一答 → https://ricorice.exblog.jp/21360524/
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○プロが腕を競う「The Great British Baker Off」、来年放送! → https://ricorice.exblog.jp/23928677/
○今年、2017年の開業が待たれるロンドンのレストラン30選 → https://ricorice.exblog.jp/25221311/
○2017年イギリスでよく売れた料理本・トップ10 → https://ricorice.exblog.jp/26218882/
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外ではコーヒーでも、家では紅茶派が多い(昨今はハーブティー(インフュージョン、ハーバルティー)という選択の人も増えましたが)。
そんな背景もあって、古くより「おいしい紅茶の淹れ方」はさんざん語られてきました。
2016年3月21日(月)づけのロンドンの情報メディア、Time Outでも取り上げていて、題して、
いつもの紅茶をよりおいしく飲むための5カ条
How do you make the perfect cup of tea?
http://www.timeout.com/london/blog/how-do-you-make-the-perfect-cup-of-tea-032116
こむずかしくない内容ってこともあって、今一度、おさらいするとしましょう
01. 水の扱いに注意すべし
水道水でOK。硬水でなく軟水であればなおよし。重要なのは、沸騰したお湯を再沸騰させないこと。再沸騰したお湯で紅茶を淹れると、平板な味わいになってしまうのだ。
02. お湯の温度の注意すべし
沸点まで沸かしたお湯がよろしい。これ自体はむずかしくないのだが、問題はマグやティーポット。冷たいままで使うと、お湯を注いだ途端、温度が一気に下がってしまい、抽出がベストにできない。なので、マグやティーポットにもお湯を入れて温めるのを忘れずに。
03. 抽出時間に注意すべし
茶葉を開かせしっかり抽出させるのが大事で、4〜5分はみておきたい。そんな待てない!という向きは、せめてマグなら1分、ティーポットから3分を遵守して欲しい。
04. ミルクは後
賛否両論あるところだが、紅茶の香りを引き出すためには、先に紅茶を入れるのがベター。先に牛乳を入れると、紅茶がきちんと抽出できたかどうか確認できない。ましてや牛乳が多かった、なんてことも起こりうる。牛乳はミルクティーにおける調整役なので、あとだと融通がきく。
05. 誰かと一緒に
ひとりでのんびり飲むのもいいけれど、マグを片手におしゃべりをするのは楽しい。紅茶の抽出を待ちながら、他愛ないおしゃべりをしていると、ひとりだとじりじりと時間が経つのを待つところが、誰かと話しているとあっという間!
01〜04はいかにも、ですが(ひつこいようですが、04は賛否両論あるでしょう!)、
感心したのは05。
そーなのよね、紅茶って、イギリスでは人間関係の潤滑油なんだよねぇ。
まさしく、キンクスの「Have a Cuppa Tea
私が敬愛するイギリスの作家、ジョージ・オーウェルも「一杯のおいしい紅茶
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○最新・紅茶のゴールデンルール → http://ricorice.exblog.jp/22935570/
○おいしい紅茶を淹れるには(ティーバッグを使わずに) → http://ricorice.exblog.jp/20788687/
○ザ・キンクス「Have a Cuppa Tea」 → http://ricorice.exblog.jp/5512495/
○Have a Cuppa Tea → http://ricorice.exblog.jp/20975204/
○ジョージ・オーウェルによるイギリス料理考 → http://ricorice.exblog.jp/24088518/
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お菓子作りが得意なアマチュアたちがその腕を競う番組で、この番組で活躍した人物たちのなかには、その後、プロのベイカーとして活躍する者もいます。
昨年、2014年の「The Great British Bake Off」シリーズ5で優勝の最有力候補だった(と私は思っていた)Richard Burrもそんなひとり。
彼は、イギリスのフードマガジン「BBC Good Food」のウェブサイトで、以前、当ブログでもご紹介した、同じく「The Great British Bake Off」出身者であるJo Wheatleによる“上手にビスケット(クッキー)を焼くには?”同様、焼き菓子の悩みに答えるコンテンツに登場しています。
そのひとつがこれ。
上手にパイを作るには?
Baking SOS: How to rescue 10 common pastry problems by Richard Burr
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/baking-sos-how-rescue-10-common-pastry-problems-richard-burr
ではでは、その内容をのぞいてみましょう。

A. 考えられる原因は3つ。フィリングの水気が多いか、焼きが弱いか、パイ生地が薄いかのいずれか。
フィリングの水気が多い場合。フルーツを使うパイによく起こります。それは新鮮な果物は水分をたくさん含んでいるから。一度火を通し、水気をとばしてからフィリングにするか、フルーツのジューシーさを生かす仕上がりにしたいなら、コーンスターチを加えるといいでしょう。
これは食事パイの場合も同様。これでいいかな、と思うより水気をとばす時間を若干長くすること。肉汁やホワイトソースには、小麦粉を加えてねっとりとしたフィリングに。真ん中にパイバードなどで穴をあけ、空気を逃すことも忘れずに。
サイズの小さなパイを作る場合はパイ生地は薄くていいのだけれど、大きなパイの場合は、それなりの厚みが必要。作るパイの大きさによって、パイ生地の厚さも変えること。

A. パイ生地を作る材料のひとつが水。オーヴンに入れて、火を通すと、パイ生地に含んでいる水分が蒸発します。それがパイ生地が縮む原因です。パイ生地を作る場合、天候などに左右されるので、レシピをみると水分量は幅をもたせていることが多いのですが、なるべく少ない量に収めるようにするといいでしょう。そのためには、パイ生地を作るときに、水は少しずつ加えてください。
また、作ったパイ生地は使うまで冷蔵庫でしっかり冷やすこと。そして焼くときはオーヴンの温度は180〜200℃で。要は、基本に忠実に。そうすることで形をしっかり残すことができます。

A. まずは計量は正確に。Q2のパイ生地が縮む場合と逆に、水分が少ないことが原因です。加える水は冷水を。そして少しずつ加えてパイ生地の水加減を調整すること。
力を平均的にかけながらパイ生地をのばすことも重要で、最初はうまくいかないものの、慣れれば上手にできるようになります。

A. パイ生地を作るときに力をかけすぎたり、まとめる時間が長くなって、こねてしまっているのが原因。肩の力を抜いて、軽くまとめるのがポイントです。
Q5. パイ生地がしぼんでしまいます。
A. 慌てないこと。パイ生地がオーヴンのなかで膨らみ層ができ始めたのを見ると、できた!と思いがちですが、この時点ではまだ焼き上がる途中です。決してオーヴンを開けないこと。あくまでレシピの時間に従うこと。
Q6. クロワッサンがサクサクではなくパンのように仕上がります。
A. 生地は常に冷やした状態で。そして7回以上折り畳まないように。バターの粒が小さくなり過ぎ、層がうまく作れなくなります。しっかりと膨らむまで発酵させることも重要です。

A. 原因はバターです。パイ生地はバターの比率が高いので、気をつけないとこういったことは起こります。材料は常に冷やして使うこと。手も冷たいにこしたことはありません。作業台に小麦粉を軽くふってから、のばす作業にとりかかりましょう。
Q8. 私が作るカスタード・タルトはフィリングがかたいんです。
A. フィリングであるカスタードの水分が多いんじゃないでしょうか。オーヴンの温度が高いのも、フィリングがかたくなる原因となります。特に、カスタードの材料にコーンスターチを使わず、凝固させるものが卵だけの場合は、180℃より高い温度で焼かないようにしましょう。

A. 乾燥豆を使ってみては。小さいパイの場合はお米でもいいでしょう。
Q10. パイ生地の焼き上がりにムラがあります。
A. パイ生地をのばすときに、最初から終わりまで力を同じようにかけること。そうすると厚さも生地の性質も平均化されます。時間が許せば、パイ生地を焼く前に、一度冷蔵庫で冷ますといいでしょう。表面にもパイ生地を覆うものの場合は、ときどきオーヴンをチェックして、焦げそうになったら、アルミフォイルをふわっと軽くかぶせてください。

Q8の重石の代替品、日本だと小豆と使うとすることが多いように思います。乾燥した豆を使う、というのは、イギリスも日本も発想が同じなんですね〜。

そうそう、肝心なことを。
イギリスでは練り込みパイ生地はショートクラスト・ペイストリー、折り込みパイ生地はパフ・ペイストリーと呼ばれます。
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○上手にビスケット(クッキー)を焼くには? → http://ricorice.exblog.jp/23573716/
○ビスケット(クッキー)を上手に作るコツ → http://ricorice.exblog.jp/23245345/
○パン作りのコツ → http://ricorice.exblog.jp/22382214/
○料理を手際よく作るためのヒント → http://ricorice.exblog.jp/21711557/
○<レシピ>ショートクラスト・ペイストリー【Short Crust Pastry】 → http://ricorice.exblog.jp/21363785/
○<レシピ>パフ・ペイストリー【Rough Puff Pastry】 → http://ricorice.exblog.jp/23181771/
○<レシピ>レモン・メレンゲ・パイ【Lemon Meringue Pie】 → http://ricorice.exblog.jp/23664573/
○<レシピ>エクルズ・ケーキ【Eccles Cakes】 → http://ricorice.exblog.jp/23227799/
○<レシピ>ベイクウェル・タート【Bakewell Tart】 → http://ricorice.exblog.jp/22911131/
○<レシピ>ミンス・パイ【Mini Mince Pies】 → http://ricorice.exblog.jp/21420933/
○「The Great British Bake Off」シリーズ6終了! → http://ricorice.exblog.jp/23753687/
・当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます。
トム・ケリッジが伝授、揃えておきたいキッチン道具はこれ!
Tom Kerridge’s nine key pieces of kitchen kit
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/tom-kerridges-nine-key-pieces-kitchen-kit
トム・ケリッジ/Tom Kerridgeは、イギリスはバッキンガムシャーにあるThe Hand and Flowersのオーナーシェフで、ガストロパブで初めてミシュラン2つ星を獲得しました。
それでは、彼が選んだ道具を見てみましょう。

02. よく切れるナイフ/Good knives
03. 熱伝導のよい鍋/Highly conductive pans
04. 上質なふるい/A fine sieve
05. しっかりした作りのベーキングトレイ/Good sturdy baking trays
06. 容量の大きな冷蔵庫/A good fridge
07. よいまな板/A good chopping board
08. フードプロセッサー/A food processor
09. フレイヴァー・エンヘンシング・オイル/Flavour-enhancing oils
へぇ〜と思ったのが、とにかく大きな冷蔵庫を!というアドヴァイス。
というのは、同じものを保存するのに、小さいものだとみちみちして、冷気の通りがよくないから。
大きいと冷気がよく回り、結果、食品が長持ちする、というのがその理由です。
理にかなってるんだけれど、日本の風潮としては、あまりものを入れない代わりに小さい冷蔵庫をよしとする傾向があるので、正面切って言われると、不思議な感じがします。
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ガストロパブのスターシェフ、トム・ケリッジへの一問一答 → http://ricorice.exblog.jp/21360524/
○パブの食事は本当によくなったのか? → http://ricorice.exblog.jp/21221996/
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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。
・プロフィール ・活動内容 ・著書
(↑お手数ですが、それぞれクリックしてくださいね)
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風邪を引いたなら。。。
10 Kitchen Cures To Beat A Cold
http://www.womanandhome.com/galleries/diet-and-health/35216/1/0/natural-ways-to-treat-a-cold
風邪の回復に役立つとされる身近な食材(いわば民間療法ですね)を紹介しています。
ピックアップされた食材は以下のとおりです。

免疫力アップに
02. チキンスープ/chicken broth
血行促進
03. シナモン/cinnamon
のどの痛みの緩和に

風邪予防に
05. ハチミツ/honey
風邪の早期回復に
06. 塩/salt
病原菌の撃退に
07. サイダー酢/apple cider vinegar
風邪の早期回復と予防に
08. グレープフルーツ/Grapefruit
健康をキープ
09. 生姜/fresh ginger
下熱と咳の緩和に

ストレス解消
ほおお〜、キノコ類が。知らなかった。
ここには取り上げられていませんが、レモンはよく使われているように思えます。
実際、私が風邪をひいたときに、レモンをお湯で割ったもの(生姜やハチミツをプラスすることも)をすすめられたことが幾度となくありました。
水分をたくさん撮りなさいと言われたことも印象に残っています。
私自身は、風邪の引き始め、治りかけにはステーキが食べたくなります(ピーク時はさすがにつらい)。
普段は滅多にステーキを食べないのですが、少し体がへたっているときに食べると、なんだかものすごく元気になる気がするんですよ。
問題はどうやって食べるか。
ステーキは家で焼かないのでいつも外で食べるのですが、風邪を引いているときは食べに出かけられるほど 体力に余裕がないことが、いつもジレンマです。
〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのヘルシーレストラン&バー・ベスト20 → http://ricorice.exblog.jp/22789643/
○マラソンランナーにおすすめの食べ物・トップ10 → http://ricorice.exblog.jp/21961048/
○紅茶&コーヒーは心臓病に効果的? → http://ricorice.exblog.jp/12838055/
・当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます。

イギリスでお菓子の雑誌を出しているメディア、Food Heavenのウェブサイトでこんなものを見つけました。
エリック・ランラードが教えるカップケーキを上手に作るコツ
Eric Lanlard's golden rules for cupcake success
http://www.foodheavenmag.com/eric-lanlards-essential-cupcake-making-tips/

(2012年夏にお店に行ったときに、ちょうどご本人がいらしてたんですよね。ただし、打ち合わせ中で声を掛けられなかったのですが。。。)
フランス生まれ(最初、見たときに、フランス人? デンマーク人?と思いました)、イギリスに移り、イギリスを代表するフレンチシェフのひとり、アルバート&ミシェル・ルーのもとで働いたのち、独立したパティシエです。
その彼がどんなアドバイスをしているのか、6つのコツは以下の通りです。
01. 生地を混ぜるときはハンドミキサーかフリースタンディングミキサーを使うこと
生地全体をしっかりむらなく混ぜるために必須。空気をたっぷり含ませることができるので、軽くふわっとした食感に仕上がる。何より、手でひとつひとつやるのと違って失敗がほとんどない。

簡単にスプーンでのせてもいいけれど、絞り袋を使うと、口金だけでもいろんな種類があって、同じクリームを使っても実にヴァリエーション豊富に仕上げられるんだ。
03. いい材料を使うこと
無精製のカスターシュガー、上質なバターを使うことはもちろん、ヴァニラはエッセンスではなくエクストラを。香りの自然さ、豊かさがまったく違う!
04. バタークリームはシンプル・イズ・ベスト
バター、粉糖、そしてヴァニラエクストラ。この3つがあれば、バタークリームは完璧。クラシックでもあり、今も基本中の基本。
05. ときには新しい素材にもチャレンジ
香りや生地に混ぜる素材は、カップケーキに使えるものがたくさん! いろいろ試して新しい発見をするのも楽しいもの。ただし、ここでも良質な素材を使うのは鉄則。加えて、カップケーキのケースを変えるだけでも表情はぐんと変わる。アルミフォイルのケースは、カップケーキの新鮮さが長持ちしておすすめ。

アラザンやシュガーフラワー、子ども向けならマーブルチョコレートを最後にトッピングすると、カップケーキの表情がより豊かに楽しくなる。もちろん、果物をカットしてのせるのもいいアイディア。ゴージャスに仕上げたいなら、グリッターを散らすと◎。
あ〜、お店出身の人だなぁ、と感じ入りました。
言っていることは確かにそうなんですけど、ね。
いい素材を使えばいいものはできるのは当然で、家庭でもたまにやるにはいいでしょうが、普段の家庭のベイキングは普段の材料で気軽に作りたいなぁ、いいものはお店に買いに行くからさ〜、って思っちゃうんですよね、私の場合。
先日、2015年10月3日(土)には、イギリスからローラズ・カップケーキ/Lola’s Cupcakesが上陸し、日本でもカラフルなカップケーキが市民権を得る、かな?
ところで、イギリスで活躍しているフランス人の名前の日本語表記、いつも悩みます。。。
Eric Lanlardの場合、英語読みだと、エリック・ランラード、フランス語読みだとエリック・ランラール。う〜む。
アルファベット表記の場合、イギリス人はなんでも英語の読み方にしちゃうんですよね(これ、イギリス人だけじゃないけれど)。
イギリスの学校に行っていたとき、フランス人のクラスメイトでCharlesという男性がいて、フランス語読みだとシャルル、英語読みだとチャールズ、これは同じ綴りでも響きがまったく変わってくる名前。
最初の授業のときに、担当の先生があなたのことをチャールズと呼んでもいいか、と訊いていたのを思い出しました。
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○カップケーキ&マフィン@ケーキボーイ→ http://ricorice.exblog.jp/18378627/
○ローラズ・カップケーキ → http://ricorice.exblog.jp/23728917/
○製菓アクセサリー 13 → http://ricorice.exblog.jp/22053627/
○上手にビスケット(クッキー)を焼くには? → http://ricorice.exblog.jp/23573716/
○ビスケット(クッキー)を上手に作るコツ → http://ricorice.exblog.jp/23245345/
○パン作りのコツ → http://ricorice.exblog.jp/22382214/
・当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます。

番組が終わったあとの関連ニュースの出方がすさまじく、人気の高さをまざまざと感じさせてくれます。
先週、8月12日(水)のテーマはビスケットで、放送直後には、ビスケットがらみの記事が多数あがりました。
そのうちのひとつがこれ。
上手にビスケット(クッキー)を焼くには?
Baking SOS: How to fix 10 common biscuit problems by Jo Wheatley
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/baking-sos-how-fix-10-common-biscuit-problems-jo-wheatley
イギリスのフードマガジン「BBC Good Food」のウェブサイトに掲載されていたもので、実際のアップデイトは全然前だったのかもしれませんが、「The Great British Bake Off」シリーズ6第2回のテーマがビスケットだったことから、すかさずFBページにシェアされていました。
抜かりはありません(笑)。
ここで指南役を務めるJo Wheatleyは「The Great British Bake Off」シリーズ2で優勝した人物です。
この記事ではQ&A方式で、上手にビスケットを焼くコツについて紹介しています。
Q1. ビスケットが天板にくっつきます。
A. シリコンマットを使うといいですよ。たいていのスーパーマーケットで売っているし、全然高いもではないので買ってみてください。

A. 焼き過ぎの可能性大。しっかりかたまる手前でオーヴンから取り出すこと。やわらか過ぎるんじゃあって思うかもしれないけれど、冷めたらかたくなるから大丈夫。でも中はしっとりよ。
Q3. 焼き具合にムラがあります。
A. 焼く前に冷凍庫で冷やしてみて。
Q4. でき上がったビスケットがベタベタします。
A. 油脂の扱い方に工夫を。バターは常に冷たい状態で使うこと。
Q5. ビスケット生地が横にだれてしまうのですが。。。
A. O3の回答同様、焼く前に冷凍庫で冷やしてみましょう。

A. 心配無用。身近なもので代用できます、グラスとかティーカップとかね。ちなみにワイン瓶はのべ棒代わりになります。
Q7. 底面がなんだかべっちゃりした感じになります。
A. オーヴンの温度の問題ね。低めにしてやや長い時間焼いてみて。パリッと仕上がりますよ。
Q8. 焼きが甘かったらもう一度オーヴンに戻してもいい?
A. もちろん! 作ったビスケットが湿気てきたときも、オーヴンで軽く焼くと◎。
Q9. ビスケットの底が焦げちゃいます。
A. オーヴンの温度が高過ぎるようですね。オーヴンの温度計がおかしくなっていないかチェックしてみて。
Q10. 焼き上がったビスケットを取ろうとすると割れるのですが。。。
A. 冷めてから取るようにするといいでしょう。
ふむふむ。パイ生地もそうですが、ビスケット生地も冷たい状態で扱うのは鉄則ですね〜。
あとはオーヴンとどう向き合うか。
上記に記してあるほかに、自分が持っているオーヴンの性格を知ることも大事ですよね。
上火が強いとか下火が強いとか、調理時間が短めで済むとか時間がかかる、とかね。
ちなみにうちのオーヴンは火力が強く、特に上火が強い。
なので、焼き色がついたらタイミングを見計らってアルミホイルを軽くかぶせたりしています。
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ビスケット(クッキー)を上手に作るコツ → http://ricorice.exblog.jp/23245345/
○料理を手際よく作るためのヒント → http://ricorice.exblog.jp/21711557/
○<レシピ>プレーン・ビスケット【Plain Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/21583560/
○<レシピ>ジャミー・ビスケット【Jammy Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/22000219/
○<レシピ>ダンディー・ビスケット【Dundee Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/16253333/
○<レシピ>シュルーズベリー・ビスケット【Shrewsbury Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/17839980/
○<レシピ>アーモンド・フォーク・ビスケット【Almond Fork Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/14837382/
○<レシピ>チョコレート・ビスケット【Chocolate Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/14677081/
○<レシピ>ショートブレッド・ビスケット【Shortbread Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/13492489/
○<レシピ>アンザック・ビスケット【Anzac Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/11632083/
○<レシピ>絞り出しビスケット【Piped Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/10163580/
○<レシピ>イースター・ビスケット【Easter Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/12395748/
・当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます。

そんなお悩みを解消すべ、かのジェイミー・オリヴァー/Jamie Oliver のウェブサイトに以下の記事がありました。
題して、
ビスケット(クッキー)を上手に作るコツ
7 TIPS FOR BRILLIANT HOMEMADE BISCUITS
http://www.jamieoliver.com/news-and-features/features/7-tips-for-brilliant-homemade-biscuits/#x4Rtp4qecaIup57o.97

生地をまとめるのにミキサーを使う? No, no, no。ここは手を使うのが一番。感触が直につかめるし、いい運動にもなる(!)。
02. こね過ぎない/Know when to stop
生地をまとめたりのばしたりするのに時間をかけ過ぎない。かたい生地になり、ビスケットが割れる原因のひとつがこれ。型抜きの場合は、広げた生地でなるべくたくさん抜くようにすると、余った生地が少なく、必要以上に手を加えないで済む。
03. 生地をのばすときは回転させながら/Roll evenly
人の手でやることなので、均等にのばすのはなかなかむずかしいもの。回転させながら生地をのばすと、可能な限りの均一の厚さに仕上がりやすい。

作業台やのべ棒にその都度、少し粉をふるうことで、生地がくっつかず作業がぐんとやりやすくなる。
05. 冷たい状態で/Stay chilled
生地を冷たい状態で形作るときれいな形のビスケットになる。そのためには冷たい状態で作ること。具体的には冷蔵庫で冷やす。だれてきたなと思ったら冷蔵庫でいったん冷やしてから。
06. ビスケットの大きさによって天板を分ける/ Use different trays
すべて同じ大きさのビスケットなら問題ないが、一度に大きさの違うビスケットを作る場合は、天板を分ける。小さいものと大きいもので焼き上がり時間が違うので、一緒に焼くと、小さいビスケットは焦げることに。
07. 見た目もみれいに/ Neaten ‘em up
焼き上がったビスケットは、焦げた部分があれば取り除き、端をきれいに整える。こうすることで見た目もきれいなビスケットに。
いずれも大事なことではありますが、02の“こね過ぎない”と05の “冷たい状態で”が肝かな、と思います。とりわけ、暑い時期には、05の “冷たい状態で”が。
どうぞお試しください。

ではどうしているかというと、生地をラップではさんでのばしています。
粉をふるうとどうしても、作業台も服も汚れるのと、最後の方に作ったビスケットは粉が多くかたくなりがちなので、ラップを使うやり方の方が快適に思えるから、なんですよね。
~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○料理を手際よく作るためのヒント → http://ricorice.exblog.jp/21711557/
○<レシピ>プレーン・ビスケット【Plain Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/21583560/
○<レシピ>ジャミー・ビスケット【Jammy Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/22000219/
○<レシピ>ダンディー・ビスケット【Dundee Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/16253333/
○<レシピ>シュルーズベリー・ビスケット【Shrewsbury Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/17839980/
○<レシピ>アーモンド・フォーク・ビスケット【Almond Fork Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/14837382/
○<レシピ>チョコレート・ビスケット【Chocolate Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/14677081/
○<レシピ>ショートブレッド・ビスケット【Shortbread Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/13492489/
○<レシピ>アンザック・ビスケット【Anzac Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/11632083/
○<レシピ>絞り出しビスケット【Piped Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/10163580/
○<レシピ>イースター・ビスケット【Easter Biscuits】 → http://ricorice.exblog.jp/12395748/
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いえ、そんなことはないんです。
私は、イギリスのクッカリークラスをとっているときにそれを知り、2015年4月半ば、イギリスのフードマガジン「BBC Good Food」でも記事として取り上げていました。題して、
ゆで卵名人になる!
How to boil an egg perfectly
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/how-boil-egg-perfectly
基本は、沸騰したお湯に卵を入れること。
そこから時間を計測すれば、好みのかたさに仕上げるのはいとも簡単。
では、具体的な時間の経過に伴う卵の仕上がりを見るとしましょう。
これを知れば、ゆで卵ひとつで料理の幅もグンと広がりますよん。
5分…白身が固まるが、黄身はまだ流れる状態
ディップに最適。細切りのトースト(イギリスではトースト・ソルジャー/toast soldiersと呼びます)につけるのがこれ。
6分…黄身が固まり始める状態
ラーメンのトッピング向き。
7分…まだどろっとしたところはあるが、黄身があらかた固まった状態
サラダ・ニソワーズ(ニース風サラダ)にぴったり。
8分…黄身がほぼ固まった状態
スコッチ・エッグなど、この後、さらに火を通すものは、固まりきる一歩手前で引き上げるのがポイント。
9分…黄身が固まった状態
いわゆる典型的なハードボイルドエッグがこれ。
イギリスのクッカリークラスで、湯からゆで卵を作ると初めて知ったときはたいそう驚きました。
え〜っ、水からじゃないの?と言うと、この方が時間がかからないし(お湯は電気ケトルで沸かしたものを使う)、別に何の不都合もないわよ。でも、水からでないとヒビが入って割れやすいって教わったわよ。あはは、水からだろうがお湯で作ろうが、変わんないわよ、と一笑に付される始末。
でも、確かに、そのクラスでお湯から作ったゆで卵はどれも殻にヒビが入ってなかった。私が水から作っていたゆで卵にヒビが入ることが時折あったにも関わらず。
な〜んだ、お湯でいいんじゃん!
それ以降、ゆで卵は沸騰したお湯で作るようになりました。
そして、プラスαのポイントを。
こうして時間を計ってゆで上がった卵は、すぐに食べないのであれば冷水に入れること。
こうすると、余熱で火が余計に入ることなく、しかも殻もむきやすくなります。
ご存知なかった方、お試しあれ!
〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○最新・紅茶のゴールデンルール → http://ricorice.exblog.jp/22935570/
○ジェイミー・オリヴァー流 トーストの作り方 → http://ricorice.exblog.jp/22741676/
○パン作りのコツ → http://ricorice.exblog.jp/22382214/
○スコーンの食べ方 → http://ricorice.exblog.jp/22178272/
○ワインを寝かせるのは何年ぐらいが適当? → http://ricorice.exblog.jp/22126794/
○おいしい紅茶を淹れるには(ティーバッグを使わずに) → http://ricorice.exblog.jp/20788687/
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