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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


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カテゴリ:イギリス社会( 48 )



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日本でもようやくグルテンフリーが認識されてきたでしょうか。
(なんで米を、米粉(ライフフラワー)含め、大々的にプロモーションしないのか、と〜っても不思議!)

よくいわれるように、ヨーロッパ(イギリス含む)オーガニック先進国で、気負わず当たり前のようにスーパーマーケットでもオーガニック食品は陳列されていて、いとも簡単に入手できます。
ヴェジタリアンもヴィーガンも多く、実際に私の友人にもいて、ひとりは出会ったときにはすでにそうだったので、25年以上はヴェジタリアンだし、別の友人はヴェジタリアンではないけれど、自分が選択する場合は、ヴェジ・メニューを選んだりしています。
自宅で作る(食材を買う)にしろ、外食にしろ、それで困ったことは、まず、ない。
食品にはヴェジタリアン表示があるし、飲食店にもヴェジタリアン向けメニューはあったり、対応したりしてくれるから。

出所のわかる食品(というか食材)を自然に近い形で食べる“クリーン・イーティング/clean eating”の考え方も、自然な食材を丸ごと食べる“ホールフード/whole food”も、”環境に配慮した“サスティナブル”も、先に述べたオーガニックやヴェジタリアン/ヴィーガンと根底は一緒かな〜、と私は捉えています。
もちろん、健康や宗教上ゆえ、ということもありますが、それよりも現在においては、個人の嗜好が大きい。
意地悪なことをいうと、“正しい食”には文句のつけようがありませんから、それを実践していることで得られる自己肯定感というか満足感が、実んところ、真の目的かな〜と感じてみたり。
同時に、ファッションやトレンドの側面もありますし、マーケティング戦略ゆえ、でもあったりするのでしょう。
イギリスは世界有数の肥満国で、特に子供の肥満は大きな社会問題になっていて、それゆえ「政府/保健省主導じゃない?」とは友人の意見。


これらを踏まえて、といえばいいのか、以下も、これらと同じ現象として括っていいかと思います。
それは、ここ数年イギリスでは“free from”食品をたくさん見る、ということ。
すぐにそれとわかる商品も販売されていますし、大型スーパーマーケットなどでは、専門のコーナーが設けられているほどです。
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“free from”とは?

“グルテンフリーという言葉を思い出すとわかるように、“○○を使っていない/含んでいない”ということ。
“グルテンフリー/gluten freeが“グルテン不使用”を意味するように、“egg free”であれば卵不使用”、“dairy free”であれば“乳製品不使用”となります。
何を使っていない/含んでいないかは各食品で異なりますが、その種類をざっと取り上げると、こんなものがあります。

・gluten free(グルテン不使用)
・wheat free(小麦不使用)
・dairy free(乳製品不使用)
・egg free(卵不使用)
・nut free (ナッツ使用)
・soya free(大豆使用)

もちろん、これらだけでなく、ほかにも細かくあるわけで、ウォーカー/Walkersのショートブレッドやマクヴィティ/McVitie'sのビスケットなど、おなじみのお菓子も“free from”に対応した商品が販売されています。
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大型書店に行くと、食/料理本のスポットには、こういうクリーンでヘルシーなコーナーもありますし。
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“正しい食”に異論はありません。
でも、なんだろうな、人間は“正しさ”だけで生きているわけじゃない、割り切れない部分もあるし、邪悪なところもある。
それは食も同じじゃないかな、って思うのです。
ときどき無性に思いっきりジャンキーなものを食べたくなる、そして食べる。それを否定したくないし罪悪感も感じたくたいんですよね〜、私は。

“free from”などの現象は、思想というよりもライフスタイル、といった方がいいでしょうが、これって今の時代のフラワーチルドレンやヒッピー思想なのかな、とも思ってみたり。

歴史は繰り返す。

フラワーチルドレンやヒッピーの時代、アメリカではヴェトナム戦争、フランスでは5月革命、イギリスではスウィンギング・ロンドンで揺れる、1960年代後半から1970年代にかけて起こった、自然回帰の考え方に近いのかな、と感じたりもしています。
卵が先かニワトリが先かになりますが、政局不安は、人々の気持ちの不安の表れでもある。
一度立ち止まって、原点に帰ろう、正しいことを実践したい(少なくとも自分は正しいことをしている、そのことで気持ちが落ち着く)、そんな人々の心情が、“free from”などの現象につながっているのかな、とふんでいます。
(もっというと、海洋汚染防止のための、レジ袋、使い捨てのプラスティックストローや紙コップの廃止も、根底に流れるものは同じかもしれません。)


2年前のニュースで既に具体的な数字でもって、この“free from”現象を取り上げられたり(↓)、

ちょくちょくニュースで報道されていたりして、ブログに書こうと思いつつ、やっと今。。。
(ちなみに上記のニュースは、“2017年頭の3カ月で、イギリスでは半分以上の人がfree from食品を購入した”という内容です)

そう考えると、ジェイミー・オリヴァー/Jamie Oliverの“フード・レヴォリューション/Food Revolution”は数年早かった、のかもしれません。
ものごとにはタイミングがあるなぁ、と思うのと同時に、ジェイミー・オリヴァーの活動が、現在の“free from”などの現象の素地を作る役割を担っていたのかもしれないなぁ、と感じるのです。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○クリーン・イーティングの立役者、Deliciously Ellaが実店舗を1つに集約 → https://ricorice.exblog.jp/27064276/
○イギリス発、今年目を通しておきたい新刊料理本・ベスト11 → https://ricorice.exblog.jp/27706802/
○シュガー・タックス(砂糖税)導入は問題解決の糸口となるか? → https://ricorice.exblog.jp/24308455/
○英国のスーパーマーケットでビニール袋&プラスティック容器撤廃が進行中 → https://ricorice.exblog.jp/28060403/
○イギリス政府、2年以内にプラスティックストロー廃止の方針を打ち出す → https://ricorice.exblog.jp/27579683/
○イギリスおよびアイルランドのマクドナルドでプラスティックストロー廃止へ! → https://ricorice.exblog.jp/27287954/
○英国コーヒーチェーン最大手のコスタが、紙コップのリサイクルに本気で取り組む → https://ricorice.exblog.jp/27159168/
○イギリス全土でスーパーマーケットのレジ袋が有料に → https://ricorice.exblog.jp/23738821/
○Yellow: A Colour of Revolution/黄色は革命の色 → https://ricorice.exblog.jp/27681158/


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by ricoricex | 2019-04-24 00:00 | イギリス社会

いつだったかなぁ。
5〜6年前だったか、イギリスの新聞のコラムに、「The Guardian/ガーディアン」だったか、「The Times/タイムズ」だったかは忘れてしまったのだけれど、フードクリティックが“食の潮流”みたいなテーマで綴っていて、タクシーで交わされたエピソードを織り込んでいたのが、非常に印象的でした
(ブログに残しておけばよかったな〜。いつ、とか、誰、とかがわからない。。。)。

そこにあったのは、タクシーの運転手さんが食が趣味というから、一体どういうことか? 料理を作るのが好きなのか、休みとあらば食べ歩いているのか、と思いきや、食がテーマのテレビ番組を視聴するのが娯楽、だと。
示唆に富んでいて、考えさせられる意見だなぁ。
そう感じたのは、そのフードクリティックだけでなく、コラムを読んだ、私も、でありました。

明らかなのは、それだけ食がテーマのテレビ番組が増えた、ってこと。
いや〜、ほんとにね。
私なんか、住んでいない分、変化に気づきやすいから、イギリスを訪ねるたびに驚く。


イギリスの食を扱ったテレビ番組というと、当ブログでも取り上げて紹介することのある「The Great British Bake Off/グレイト・ブリティッシュ・ベイクオフ」(通称、GBBO)が筆頭に挙げられ、ほかにも連日花盛り。
そんなイギリスの食のテレビ番組に、「Great British Menu/グレイト・ブリティッシュ・メニュ」があります(↓)。

2006年から続く番組で、毎年春(もしくは夏から秋)にBBCで放送されます。「The Great British Bake Off/グレイト・ブリティッシュ・ベイクオフ」がアマチュアが腕を競い合う番組ならば、こちら、「Great British Menu/グレイト・ブリティッシュ・メニュ」はプロのシェフによる競争番組。
勝者は、その年ごとのスペシャルイベントで供される4コース料理(スターター/魚/メイン/デザート)のひとつを担当する権利が与えられます。


今年、2019年は14回目の年。
番組は、3月20日(水)にスタートし、現在、放送中。
この「Great British Menu/グレイト・ブリティッシュ・メニュ」シリーズ14で、勝者による4コース料理がふるまわれるのは、Abbey Road Studio/アビー・ロード・スタジオ
ご存知、The Beatles/ザ・ビートルズが最後のオリジナルアルバム(とされていた)『Abbey Road/アビイ・ロード』を録音したスタジオですね。
この最後のレコーディングから今年は50年。それを記念してのディナーってわけです。
ちなみに、アビー・ロード・スタジオは、ザ・ビートルズのアルバム『アビイ・ロード』によって、この名称に改められました。


Great British Menu/グレイト・ブリティッシュ・メニュ」シリーズ14が始まったその日、イギリスの飲食メディア“Big Hospitality”にあったのは過去5回のメニュを振り返りましょう、という記事(↓)。

Great British Menu - looking back at the last five years
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2019/03/20/Great-British-Menu-chefs-retrospective


過去を振り返ることは、現在、そして未来を知ることにもつながる、というわけで、当ブログでもご紹介したいと思います。


○シリーズ13(2018年)
Starter(スターター): "Cep-tional" by James Cochran
Fish(魚): "Bun in the Oven" by Ellis Barrie
Main(メイン): "Poor Man's Goose" by Tom Brown
Dessert(デザート): "Tea and Cake" by Chris Harrod

○シリーズ12(2017年)
Starter(スターター): "Whatever The Weather" by Pip Lacey
Fish(魚): "Turbot With Strawberries & Cream" by Tommy Banks
Main(メイン): "The Grass Is Greener" by Michael Bremner
Dessert(デザート): "Honouring Venus Rosewater Champions" by Selin Kiazim

○シリーズ11(2016年
Starter(スターター): "Ordinary To Extraordinary" by Mark Abbott
Fish(魚): "Preserving The Future" by Tommy Banks
Main(メイン): "A Celebration Of Rose Veal" by Mark Froydenlund
Dessert(デザート): "Golden Empire" by Adam Reid

○シリーズ10(2015年)
Starter(スターター): "We All Stand For Jerusa-lamb" by Rich Bainbridge
Fish(魚): "Emancipation" by Michael O'Hare
Main(メイン): "Teaching And Preaching" by Matt Gillan
Dessert(デザート): "Inspiring Women" by Rich Bainbridge

○シリーズ9(2014年)
Starter(スターター): "Your Share" by Adam Simmonds
Fish(魚): "We Shall Fight Them On The Beaches" by Emily Watkins
Main(メイン): "Blitz Spirit" by James Durrant
Dessert(デザート): "Homage To The Dickin Medal" by Colin McGurran


そうそう、この番組には各料理ごとにゲスト審査員が登場するのですが、今年、2019年の「Great British Menu/グレイト・ブリティッシュ・メニュ」シリーズ14のデザートの審査員に、な、な、なんと、フッキーが!
あっ、フッキーといっても。吹石一恵でもノブ&フッキーでもありません。
Peter Hook/ピーター・フックのことです。元New Order/ニュー・オーダーのベーシストです(ギターよりもギターらしい、メロディアスで存在感抜群のベースを弾く、という。。。)。
また、メインのゲスト審査員は元Wham!/ワム!のAndrew Ridgeley/アンドリュー・リッジリーです。

日本にいると、ミュージシャンの場合は、新譜の発売とかライブ情報とか音界隈の情報ばかりが入ってきますが、イギリスのテレビ番組を観ていると、この人、このバンド、こんな番組に出るんだ!ってことにしばしば出くわします。
感心することもあれば、お間抜けなこともあって、番組本体よりもそっちに気が向いてしまう私です。
まあ、それは日本でも一緒か。ミュージシャンは必ずしも音楽番組ばっかに出てるわけじゃないもんね。


にしても、「Great British Menu/グレイト・ブリティッシュ・メニュ」にしろ、「The Great British Bake Off/グレイト・ブリティッシュ・ベイクオフ」にしろ、何かにつけ、いちいちGreatをつけるあたり、いつまで大英帝国気分なんだ?って訊きたくなってしまうのは、私だけでしょうか。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○「The Great British Bake Off/グレイト・ブリティッシュ・ベイクオフ」まとめ → https://ricorice.exblog.jp/27975696/
○「The Great British Bake Off」シリーズ9はこんな感じで幕を閉じました → https://ricorice.exblog.jp/27598839/
○「The Great British Bake Off」のすごさを見たっ! → https://ricorice.exblog.jp/23951455/
○人気ベイカー、ポール・ハリウッドへの一問一答 → https://ricorice.exblog.jp/22037113/
○ケーキの女王、メアリー・ベリーへの一問一答 → https://ricorice.exblog.jp/21409015/


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by ricoricex | 2019-04-22 00:00 | イギリス社会

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ブログをご拝読いただいている方からリクエストをいただきまして、
「あっ、そうね! あると便利だわ!」ということで、イギリスの超人気テレビ番組「The Great British Bake Off/グレイト・ブリティッシュ・ベイクオフ」(通称、GBBO)のこれまでを要約しておこうと思います。

っと、「The Great British Bake Off/グレイト・ブリティッシュ・ベイクオフ」ってどんな番組かって?
イギリス全土から集まった、腕に覚えのあるアマチュアベイカー(プロはNG)たちが、焼き菓子やパン作り(これらを総称してbaking/ベイキング。そう、オーブンで焼くもの、ってことです)を競い合う番組で、その人気ぶりはもはや社会現象と呼べます。

本国イギリスでは、2010年からBBCで始まり、毎年1シリーズ放送されます(全10エピソード。番組開始当初は6エピソード)。
当初はBBC2で始まったものが、あまりの人気っぷりにBBC1に移動し、その後、制作プロダクションと制作費etcで折り合いがつかず、2017年のシリーズ8からは民放のChannel 4/チャンネル4に移行。
2人の司会者とジャッジの1人の交代劇も起こりました。(全部のシリーズに出演しているのは、もう1人のジャッジ、Paul Hollywood/ポール・ハリウッドのみ)
番組が放送される夏終盤〜秋には、毎回大きな話題を振りまき、メディアやSNSを賑わせています。

このあたり、当ブログでも随時ご案内しているので、ご興味のある方は、以下のカテゴリーから探してみてください(↓)。





e0038047_10082479.jpg出演者については、
○シリーズ1〜7(2010〜2016年)
<司会>Sue Perkins/スー・パーキンス、Mel Giedroyc/メル・ギェドロイツ
<ジャッジ>Mary Berry/メアリー・ベリーPaul Hollywood/ポール・ハリウッド
○シリーズ8&9(2017&&2018年)
<司会>Sandi Toksvig/サンディー・トクスヴィグNoel Fielding/ノエル・フィールディング
<ジャッジ>Prue Leith/プリュ・リースPaul Hollywood/ポール・ハリウッド

参加者たちは、エピソードごとにひとつのカテゴリー(そうでないときもあります)をテーマに、毎回、以下の3つの課題にチャレンジします。
・Signature Challenge/シグネイチャー・チャレンジ(オリジナル・チャレンジ)
・Technical Challenge/テクニカル・チャレンジ
・Showstopper Challenge/ショウストッパー・チャレンジ(マスターピース・チャレンジ)

ではでは、お待ちかね(?)のこれまでの「The Great British Bake Off/グレイト・ブリティッシュ・ベイクオフ」のサマリーをお届けします。
上記3つのチャレンジは、上から、
・SiC
・TC
・ShC
と略し、テーマに掲げられた品目を紹介します(テーマがない場合もあります。それについては割愛)

あっ、ちなみにイギリスでは、シーズンではなくシリーズと言います。


~~~~~~~~
【シリーズ1(2010年)
○全6エピソード/8月17日〜9月21日の毎週火曜20.00〜@BBC2
○優勝者:Edd Kimber/エド・キンバー
○ファイナリスト:Miranda Gore Browne/ミランダ・ゴア・ブラウンRuth Clemens/ルース・クレメンス(ベイカー10人)

第1週 [Cakes/ケーキ]
・TC:Victoria Sandwich/ヴィクトリア・サンドイッチ
・ShC:Chocolate Celebration Cake/チョコレートのお祝いケーキ

第2週 [Biscuits/ビスケット]
・TC:Scones/スコーン
・ShC:Petit fours; Meringues, Choux Pastry and Macarons/プティ・フール、メレンゲ、シュー、マカロン

第3週 [Bread/パン]
・TC:Cobs/丸形パン
・ShC:Sweet and Savoury Rolls/甘い&甘くないパン

第4週 [Puddings/プディング]
・TC:Hot Lemon Soufflé/ホット・レモン・スフレ
・ShC:Puddings; Crumble, Bread, and Suet/クランブルのプディング、パンのプディング、スエットのプディング

第5週 [Pastry/ペイストリー]
・TC:Cornish Pasties/コーニッシュ・パスティー
・ShC:Tarts and Canapés/タルト、カナッペ

第6週 [(特になし)]
・SiC:Cupcakes/カップケーキ
・ShC:Petit fours/プティ・フール

~~~~~~~~
【シリーズ2(2011年)
○全8エピソード/8月16日〜10月4日の毎週火曜20.00〜@BBC2
○優勝者:Joanne Wheatley/ジョアン・ウィートレイ

第1週 [Cakes/ケーキ]
・SiC:Cupcakes/カップケーキ
・TC:Coffee and Walnut Battenberg/コーヒーとクルミのバッテンバーグ・ケーキ
・ShC:Chocolate Tiered Cake/チョコレートの段々ケーキ

第2週 [Tarts/タルト]
・SiC:Quiche/キッシュ
・TC:Tarte au Citron/タルト・オ・シトロン
・ShC:Miniature Sweet Tarts/小さいタルト

第3週 [Bread/パン]
・SiC:Free Form Loaf/大型パン
・TC:Focaccia/フォカッチャ
・ShC:Sweet and Savoury Rolls/甘い&甘くないパン

第4週 [Biscuits/ビスケット]
・TC:Brandy Snaps/ブランデー・スナップ
・ShC:Macarons/マカロン

第5週 [Pies/パイ]
・SiC:Family Pie/ファミリー・パイ
・TC:Miniature Pork Pies/ポーク・パイ
・ShC:Meringue Pie/メレンゲ・パイ

第6週 [Desserts/デザート]
・SiC:Baked Cheesecake/ベイクド・チーズケーキ
・TC:Chocolate Roulade/チョコレート・ロールケーキ
・ShC:Croquembouche/クロカンブッシュ

第7週 [Pâtisserie/パティスリー]
・SiC:Layered Mousse Cake/ムース重ねケーキ
・TC:Iced Fingers/アイシングかけパン
・ShC:3 Different Types of Pastries or Croissants/3種類のペイストリーとクロワッサン

第8週 [(テーマなし)]
・SiC:Mille-Feuille/ミルフイユ
・TC:Sachertorte/ザッハトルテ
・ShC:Petits Fours/プティ・フール

~~~~~~~~
【シリーズ3(2012年)】
○全10エピソード/8月14日〜10月16日の毎週火曜20.00〜@BBC2
○優勝者:John Whaite/ジョン・ワイート

第1週 [Cakes/ケーキ]
・SiC:Upside Down Cake/アップサイドダウン・ケーキ
・TC:Rum Baba/ババ
・ShC:Hidden Design Cake/びっくりケーキ

第2週 [Bread/パン]
・SiC:Flatbreads/平パン
・TC:Plaited Loaf/編み込みパン
・ShC:Bagels/ベーグル

第3週 [Tarts/タルト]
・SiC:Tarte Tatin/タルト・タタン
・TC:Treacle Tart/トリークル・タルト
・ShC:Designer Fruit Tart/フルーツ・タルト

第4週 [Desserts/デザート]
・SiC:Torte Cake/トルテ・ケーキ
・TC:Crème Caramel/クレーム・キャラメル(カスタードプリン)
・ShC:Meringue Dessert/メレンゲを使ったデザート

第5週 [Pies/パイ]
・SiC:Wellington/ウェリントン(牛肉などのパイ包み)
・TC:Hand-Raised Pie/ハンドレイズド・パイ
・ShC:American Pie/アメリカのパイ

第6週 [Puddings/プディング]
・SiC:Sponge Puddings/スポンジ・プディング
・TC:Queen of Puddings/クイーン・オブ・プディングス
・ShC:Strudels/シュトゥルーデル

第7週 [Sweet dough/甘いこね生地)]
・SiC:Sweet Buns/甘パン
・TC:Jam Doughnut/ジャム・ドーナッツ
・ShC:Celebratory Loaf/祝いパン

第8週 [Biscuits/ビスケット]
・SiC:Crackers/クラッカー
・TC:Chocolate Teacakes/チョコレート・ティーケーキ
・ShC:Gingerbread Structure/立体ジンジャーブレッド

第9週 [Pâtisserie/パティスリー]
・SiC:Petits Fours/プティ・フール
・TC:Fraiser Cake/フレジエ(イチゴのケーキ)
・ShC:Choux Pastry Gateau/シュー生地を使ったケーキ

第10週 [(テーマなし)]
・SiC:Pithivier/ピティヴィエ
・TC:Fondant Fancies/フォンダン・ファンシー
・ShC:Chiffon Cake/シフォン・ケーキ

~~~~~~~~
【シリーズ4(2013年)】
○全10エピソード/8月20日〜10月22日の毎週火曜20.00〜@BBC2
○優勝者:Frances Quinn/フランシズ・クイン

第1週 [Cake/ケーキ]
・SiC:Sandwich Cake/サンドイッチ・ケーキ
・TC:Angel Food Cake/エンジェル・フード・ケーキ
・ShC:Chocolate Cake/チョコレート・ケーキ

第2週 [Bread/パン]
・SiC:Bread Sticks/スティックパン
・TC:English Muffin/イングリッシュ・マフィン
・ShC:Decorative Loaf/飾りパン

第3週 [Desserts/デザート]
・SiC:Trifle/トライフル
・TC:Floating Islands/フローティング・アイランド(イル・フロッタント)
・ShC:Petit Fours/プティ・フール

第4週 [Pies and Tarts/パイとタルト]
・SiC:Double-Crusted Fruit Pie/フルーツ・パイ
・TC:Egg Custard Tarts/エッグ・タルト
・ShC:Filo Pie/フィロ(イーストを含まない薄い生地)を使ったパイ

第5週 [Biscuits and Traybakes/ビスケットとトレイベイク]
・SiC:Traybake/トレイベイク
・TC:Tuiles/トゥイル(チュイル)
・ShC:Biscuit Tower/ビスケット・タワー

第6週 [Sweet Dough/甘いこね生地]
・SiC:Tea Loaf/ティー・ローフ
・TC:Apricot Couronne/アプリコット・クーロンヌ
・ShC:Sweet European Buns/ヨーロッパの甘いパン

第7週 [Pastry/ペイストリー]
・SiC:Suet Pudding/スエット・プディング(ケンネ脂を使ったプディング)
・TC:Religieuses/ルリジューズ
・ShC:Puff Pastry Canapés/パフ・ペイストリーのカナッペ

第8週 [Unconventional Ingredients/意外な素材を使って]
・SiC:Wheat-Free Loaf/小麦粉を使わないパン
・TC:Hazelnut Dacquoise/ヘーゼルナッツのダックワーズ
・ShC:Dairy-Free Vegetable Cake/乳製品を使わない野菜のケーキ

第9週 French Pastry/フランスの生地]
・SiC:Canapés/カナッペ
・TC:H Charlotte Royal/シャルロット・ロワイヤル
・ShC:Opera Cake/オペラ

第10週 [(テーマなし)]
・SiC:Picnic Pie/ピクニック・パイ
・TC:Pretzels/プレッツェル
・ShC:Three Tiered Wedding Cake/三段重ねのウェディングケーキ

~~~~~~~~
【シリーズ5(2014年)】
○全10エピソード/8月6日〜10月8日の毎週水曜20.00〜@BBC1
○優勝者:Nancy Birtwhistle/ナンシー・バートウィッスル
○ファイナリスト:Luis Troyano/ルイス・トロヤノRichard Burr/リチャード・バー(ベイカー12人)

第1週 [Cakes/ケーキ]
・SiC:Swiss Roll/ロールケーキ
・TC:Cherry Cake/チェリー・ケーキ
・ShC:Classic Miniature British Cakes/イギリスの伝統的なケーキ

第2週 [Biscuits/ビスケット]
・SiC:Savoury Biscuits/甘くないビスケット
・TC:Florentines/フロレンティーヌ(フロランタン)
・ShC:3D Biscuit Scene/立体ビスケット

第3週 [Bread/パン]
・SiC:Rye Bread Rolls/ライ麦のロールパン
・TC:Ciabattas/チャバタ
・ShC:Filled Centrepiece Loaf/具が入った大型パン

第4週 [Desserts/デザート]
・SiC:Self-Saucing Puddings/セルフソーシング・プディング(中からソースが流れ出るプディング)
・TC:Tiramisu Cake/ティラミス
・ShC:Baked Alaska/ベイクド・アラスカ(オムレット・ノルヴェジェンヌ)

第5週 [Pies and Tarts/パイとタルト]
・SiC:Custard Tart/カスタード・タルト
・TC:Mini Pear Pies/ミニ・洋ナシ・パイ
・ShC:Three-Tiered Pie/3段のパイ

第6週 [European Cakes/ヨーロッパのケーキ]
・SiC:Yeast-Leavened Cake/イーストで醗酵させるケーキ
・TC:Prinsesstårta/プリンセストルタ(プリンセス・ケーキ)
・ShC:Dobos Torte/ドボシュ・トルタ(ドボシュトルテ)

第7週 [Pastry/ペイストリー]
・SiC:Savoury Parcels/甘くないペイストリー
・TC:Kouign-Amann/クイニーアマン
・ShC:Éclairs/エクレア

第8週 [Advanced Dough/上級者向けパン生地]
・SiC:Fruit Loaf/フルーツ・ローフ
・TC:Provitica/ポティツァ(ナッツのフィリングを渦巻状に巻いたスロヴェニアのパン)
・ShC:Doughnuts/ドーナッツ

第9週 [Pâtisserie/パティスリー]
・SiC:Baklava/バクラヴァ
・TC:Schichttorte/シヒトトルテ(生地を薄く多層に重ねて焼いたドイツのケーキ)
・ShC:Entremets/アントルメ(デコレーション・ケーキ)

第10週 [(テーマなし)]
・SiC:Viennoiserie/ヴィエノワズリー
・TC:Victoria Sandwiches, Tart au Citron and Scones/ヴィクトリア・サンドイッチ、タルト・オ・シトロン、スコーン
・ShC:Pièce Montée/ピエスモンテ

~~~~~~~~
【シリーズ6(2015年)】
○全10エピソード/8月5日〜10月7日の毎週水曜20.00〜@BBC1
○優勝者:Nadiya Hussain/ナディア・フセイン
○ファイナリスト:Ian Cumming/イアン・カミングTamal Ray/タマル・レイ(ベイカー12人)

第1週 [Cakes/ケーキ]
・SiC:Madeira Cake/マデイラ・ケーキ
・TC:Frosted Walnut Layer Cake/クルミのケーキ
・ShC:Black Forest Gâteau/ブラック・フォレスト・ケーキ(シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ/(ガトー・ド・)フォレ・ノワール

第2週 [Biscuits/ビスケット]
・SiC:Biscotti/ビスコッティ
・TC:Ariettes/アルレット
・ShC:Biscuits and an Edible Biscuit Box/ビスケットとビスケットで作った箱

第3週 [Bread/パン]
・SiC:Quick Breads/クイック・ブレッド
・TC:Baguettes/バゲット
・ShC:3D Bread Sculpture/立体パン

第4週 [Desserts/デザート]
・SiC:Crème Brûlées/クレーム・ブリュレ
・TC:Spanische Windtorte/スパニッシュ・ウィンドトルテ(メレンゲを使った、オーストリアの豪華デザート)
・ShC:Three-Tiered Cheesecake/3段チーズケーキ

第5週 [Alternate Ingredients/○○不使用]
・SiC:Sugar-Free Cake/砂糖を使わないケーキ
・TC:Gluten-Free Pita Bread/グルテンフリー・ピタパン
・ShC:Dairy-Free Ice-Cream Roll/乳製品を使わないアイスクリーム・ロールケーキ

第6週 [Pastry/ペイストリー]
・SiC:Frangipane Tart/フランジパーヌ・タルト
・TC:Flaounes/フローナ(ピラヴナ)
・ShC:Vol-au-Vents/ヴォロヴァン

第7週 [Victorian/ヴィクトリア朝]
・SiC:Raised Game Pie/ゲーム・パイ(ジビエのパイ)
・TC:Tennis Cake/テニス・ケーキ
・ShC:Charlotte Russe/シャルロット・リュス(冷製シャルロット)

第8週 [Pâtisserie/パティスリー]
・SiC:Cream Horns/クリーム・ホーン(クリーム・コルネ)
・TC:Mokatines/モカティーン
・ShC:Religieuse à l'Ancienne/ルリジューズ

第9週 [Chcolate/チョコレート]
・SiC:Chocolate Tart/チョコレート・タルト
・TC:Chocolate Soufflé/チョコレート・スフレ
・ShC:Chocolate Centrepieces/大型チョコレート

第10週 [(テーマなし)]
・SiC:Iced Buns/アイシングかけパン
・TC:Mille-Feuille/ミルフイユ
・ShC:Classic British Cakes/イギリスの伝統的なケーキ

~~~~~~~~
【シリーズ7(2016年)】
○全10エピソード/8月24日〜10月26日の毎週水曜20.00〜@BBC1
○優勝者:Candice Brown/キャンディス・ブラウン

第1週 [Cake/ケーキ]
・SiC:Drizzle Cake/ドリズル・ケーキ
・TC:Jaffa Cakes/ジャファ・ケーキ
・ShC:Mirror Glaze Cake/ミラー・ケーキ(ミロワール)

第2週 [Biscuits/ビスケット]
・SiC:Iced Biscuits/アイシング・ビスケット
・TC:Viennese Whirls/ヴィエニーズ・ワール
・ShC:Gingerbread 3D Scene/立体ジンジャーブレッド

第3週 [Bread/パン]
・SiC:Chocolate Loaf/チョコレート・パン
・TC:Dampfnudel/ダンプフヌーデル(ドイツの蒸しパン)
・ShC:Savoury Plaited (Braided) Centrepiece/大型三つ編みパン

第4週 [Batter/ゆる生地]
・SiC:Filled Yorkshire Puddings/具入りヨークシャー・プディング
・TC:: Heart-Shaped Lace Pancakes/ハート形のパンケーキ
・ShC:Churros/チュロス

第5週 [Pastry/ペイストリー]
・SiC:Breakfast Pastries/朝食用ペイストリー
・TC:Bakewell Tart/ベイクウェル・タルト
・ShC:Filo Amuse-Bouche/フィロを使ったアミューズブーシュ

第6週 [Botanical/自然素材]
・SiC:Citrus Meringue Pie/シトラス・メレンゲ・パイ
・TC:Herb Fougasse/ハーブ入りフーガス
・ShC:Three Tier Flower Cake/3段のフラワー・ケーキ

第7週 [Dessert/デザート]
・SiC:Family-Sized Roulade/大型ロールケーキ
・TC:Marjolaine/Dacquoise/マルジョレーヌ/ダックワーズ
・ShC:Mini Mousse Cakes/ムース・ケーキ

第8週 [Tudor/チューダー朝]
・SiC:Shaped Savoury Pies/甘くないパイ
・TC:Jumbles/ジャンブル
・ShC:Marchpane Cake/マジパン・ケーキ

第9週 [Pâtisserie/パティスリー]
・SiC:Savoury Palmiers/甘くないパルミエ
・TC:Savarin/サヴァラン
・ShC:Fondant Fancies/フォンダン・ファンシー

第10週 [(テーマなし)]
・SiC:Meringue Crowns/メレンゲ・クラウン
・TC:Victoria Sandwich/ヴィクトリア・サンドイッチ

~~~~~~~~
【シリーズ8(2017年)】
○全10エピソード/8月29日〜10月31日の毎週火曜20.00〜@チャンネル4
○優勝者:Sophie Faldo/ソフィー・ファルド

第1週 [Cake/ケーキ]
・SiC:Fruity Cake/フルーツ・ケーキ
・TC:Chocolate Mini Rolls/チョコレートミニ・ロール
・ShC:Illusion Cake/イリュージョン・ケーキ

第2週 [Biscuits/ビスケット]
・SiC:Sandwich Biscuits/ビスケット・サンド
・TC:Fortune Cookies/フォーチュン・クッキー
・ShC:Biscuit Board Games/ビスケットのボードゲーム

第3週 [Bread/パン]
・SiC:Teacakes/ティーケーキ
・TC:Cottage Loaf/コテージ・ローフ
・ShC:Multicoloured Bread Sculpture/立体パン

第4週 [Caramel/カラメル]
・SiC:Millionaire Shortbreads/ミリオネア・ショートブレッド
・TC:Stroopwafels/ストロープワッフル
・ShC:Caramel Cake/カラメル・ケーキ

第5週 [Pudding/プディング]
・SiC:Steamed School Pudding/学校でおなじみのスティームド・プディング
・TC:Molten Chocolate Puddings/モルテン・チョコレート・プディング
・ShC:Ornamental Trifle Terrine/トライフル・テリーヌ

第6週 [Pastry/ペイストリー]
・SiC:Shortcrust Savoury Pies/甘くないパイ
・TC:Pastéis de Nata/パステル・デ・ナタ(エッグ・タルト)
・ShC:Family-Sized Hand-Raised Pie/ハンドレイズド・パイ

第7週 [Italian/イタリア]
・SiC:cannoli/カンノーロ
・TC:Pizza margherita/マルゲリータ・ピザ
・ShC:sfogliatelle/スフォリアテッラ

第8週 [Forgotten bakes/忘れられたベイキング]
・SiC:Bedfordshire Clangers/ベッドフォードシャー・クランガー
・TC:Cumberland Rum Nicky/カンバーランド・ラム・ニッキー
・ShC:Victorian Savoy Cake/ヴィクトリア・サヴォイ・ケーキ

第9週 [Pâtisserie/パティスリー]
・SiC:Choux Buns/シュー・バン
・TC:Les Misérables Slices/レ・ミゼラブル・スライス
・ShC:Meringue Centrepiece/大型メレンゲ

第10週 [(テーマなし)]
・SiC:Small Loaves/小型パン
・TC:Ginger Biscuits/ジンジャー・ビスケット
・ShC:Large Entremet/大型アントルメ(大型デコレーション・ケーキ)

~~~~~~~~
【シリーズ9(2018年)】
○全10エピソード/8月28日〜10月30日の毎週火曜20.00〜@チャンネル4
○優勝者:Rahul Mandal/ラーフル・マンダル 

第1週 [Biscuits/ビスケット]
・SiC:Regional Biscuits/地方のビスケット
・TC:Wagon Wheels/ワゴン・ホイール
・ShC:3D Biscuit Self-Portrait/立体・自画像ビスケット

第2週 [Cake/ケーキ]
・SiC:Traybakes/トレイベイク
・TC:Le Gâteau Vert/ガトー・ヴェール(緑のケーキ)
・ShC:Chocolate Collar Cake/チョコレート・カラー・ケーキ

第3週 [Bread/パン]
・SiC:Chelsea Buns/チェルシー・バンズ
・TC:Non-Yeasted Garlic Naan Breads/イーストを使わないガーリックナン
・ShC:Korovai/コロヴァイ

第4週 [Desserts/デザート]
・SiC:Meringue Roulade/メレンゲ・ロール
・TC:Raspberry Blancmange with Langues du Chat Biscuits/ラズベリー・ブラマンジェのラング・ド・シャ添え
・ShC:Melting Chocolate Ball Dessert/チョコレートボール・デザート

第5週 [Spice/スパイス]
・SiC:Ginger Cake/ジンジャー・ケーキ
・TC:Ma'amoul/マームール
・ShC:Spiced Biscuit Chandelier/スパイス・ビスケットのシャンデリア

第6週 [Pastry/ペイストリー]
・SiC:Samosas/サモサ
・TC:Puits d'amour/ピュイ・ダムール
・ShC:Shaped Banquet Pie/バンケット・パイ

第7週 [Vegan/ヴィーガン]
・SiC:Savoury Vegan Tartlets/甘くないタルトレット
・TC:Vegan Tropical Fruit Pavlova/ヴィーガン・トロピカルフルーツ・パヴロヴァ
・ShC:Vegan Celebratory Cake/ヴィーガン・お祝いケーキ

第8週 [Danish/デンマーク]
・SiC:Ssmørrebrød/スモーブロー(オープンサンドイッチ)
・TC:Æbleskiver/エイブルスキーバー(ポップオーヴァーのような見た目のパンケーキ)
・ShC:Kagemand/Kagekone/カイヤマン/ケーエマン/ケーエコーネ(人形のケーキ)

第9週 [Pâtisserie/パティスリー]
・SiC:Madeleines/マドレーヌ
・TC:Torta Setteveli/トルタ・セッテベーリ
・ShC:Parisian Pâtisserie Window/パリジャン・パティスリー・ウィンドウ

第10週 [(テーマなし)]
・SiC:Iced Doughnut/アイシング・ドーナッツ
・TC:Campfire Pita Breads/キャンプファイヤー・ピタパン
・ShC:Landscape Dessert/ランドスケープ・デザート


2019年2月10日(日)現在


~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ルビー・タンドー/Ruby Tandohが新聞「ガーディアン」の連載を降りる! → https://ricorice.exblog.jp/27269551/
○エリザベス女王の90歳のバースデー・ケーキを手がけるのはこの人! → https://ricorice.exblog.jp/24314237/
○「The Great British Bake Off」のすごさを見たっ! → https://ricorice.exblog.jp/23951455/
○人気ベイカー、ポール・ハリウッドへの一問一答 → https://ricorice.exblog.jp/22037113/
○ケーキの女王、メアリー・ベリーへの一問一答 → https://ricorice.exblog.jp/21409015/




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イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は、イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2019-02-10 12:00 | イギリス社会

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住みもしたし、今も行き来をし、しかもローカルにふれていると、
長いスパンで、イギリスの生活の変遷を見ることができます。

スーパーマーケットなどに行くと、ヨーロッパの商品がズラリと並び、
パッケージを眺めると、英語のほか、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、オランダ語などなど何カ国にもわたっての表示が。
イギリスをヨーロッパに入れるかどうかは、場合によるでしょうが、
こういう側面を見ると、ヨーロッパだよなぁ、と感じ入るのです。

EU(当時はEC加入)、サッチャー政権時の自国産業の売却(他国の呼び込み)ぐらいから顕著になったんだろうな、と思うのですが、
日常生活をこれはフランス製、これはドイツ製、これは韓国製、これは中国製と外国製品が取り囲むようになり、この国のもののシェアがすごいなぁ、ってことに気づくことがあります。
以下、データに基づくものではなく、私の見聞きする肌感覚ではありますが、へええ〜、っと感じてください。


たとえば、ドイツ。

1990年代はたま〜に日本車も見たけれど、現在、私が目撃する自家用車の主流は圧倒的にドイツ。
その次にフランス、スウェーデン、って感じかなぁ。

そして、浄水器。
いや、メーカー名で言う方が全然いいかも。それは、ブリタ/Brita
http://www.brita.co.uk/

水道の蛇口に設置するわけではなく(それもあるけれど)、ポット型。
ピッチャーに濾過機能がついたようなもの、と言えばいいでしょうか。
これ、非常に多くの家庭で使っている印象。

イギリスの水は硬水。
実は私の実家の水も硬水。やかんの内側が真っ白になる、お腹に石がたまる、なんてのは珍しくなく、飲食用には水道水を使わないから、
これ、便利!
と飛びついたわけです(実家に住んでいるわけでもないのに(笑))。
なので、20年近いブリタ・ユーザーな私です。

e0038047_18465677.jpgイギリスって本当にブリタが一般化&日常化してるよなぁ、と感心したのは、2017年秋。
オーガニック・スーパーマーケットのホールフーズ・マーケット/Whole Foods Market・ケンジントン店の入り口に、使用済みブリタ・カートリッジの回収箱が!
こんなメーカーご指名の回収箱があるってことは、それだけ利用されている、ってこと!

恐るべし、ブリタ
次の渡英の際は、私の使用済みカートリッジを持参しようかしらん。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスで、ドイツのスーパーマーケットの快進撃が止まらない! → https://ricorice.exblog.jp/26019699/
○イギリスでのドーナッツ販売店の増加はドイツの影響? → http://ricorice.exblog.jp/25800162/
○お茶@ジャーマン・ジムナジウム/German Gymnasium(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27302483/




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by ricoricex | 2018-07-06 00:00 | イギリス社会

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こういうニュースが流れるたびに、嘆く声ばかりが蔓延するのに辟易するのは私だけでしょうか?

“遅きに逸した”ってこういうことなのかなぁ。
それが私の第一印象。
可能性が高い、なんてぐずぐずしてないで、スパッとやめちゃえば。


日本でのローラ・アシュレイ/Laura Ashleyって、清楚で〜、クラシックな花模様で〜、みたいな印象な気がしますが、
私の見立てでは、
1960〜70年代のヒッピー文化、フラワーチルドレンが、自らのアイデンティティを示すかのように、
文字どおり花そのものだったり、フラワープリントの服を着たりした時代があり
(この時代、私は日本で小さな子どもだったので、その頃のイギリスなりアメリカ合衆国なりの状況をリアルに知っているわけじゃないけれど)、
彼らに受けたんじゃないか、と。

時代が移ると、古ぼけてやぼったく見えるのは仕方のないこと。

多少は今っぽいかわいいものもあったりしたけれど、
なんでもかんでも時代を真っ正直に反映すればいい、ってもんじゃないけれど、
変えてもいいところは変えない、と、なんですよねぇ。


ところで、私、ライセンス生産って積極的に嫌い!
どうしても本来のものより見劣りがしてチープに見えるし、
あからさまにロゴやブランドをありがたがるのに付け込む商売だよなぁ。
メーカー側にしても、その価値を大きく下げる行為であるわけで、
ハロッズ/Harrodsバーバリー/Burberryも撤退して大正解!だと思います。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ハロッズの日本撤退は遅かったんじゃないか、って思う → https://ricorice.exblog.jp/25922946/
○ロンドンのクリスマス 2016/Happy Christmas from London 2016 → https://ricorice.exblog.jp/25084190/




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by ricoricex | 2018-03-23 12:00 | イギリス社会

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1980年代後半から90年代にかけて、
東京・新宿は小滝橋通りのレコード店を回りながら(もっともレコード自体は渋谷や下北沢、吉祥寺で買うことが多かったのですが)、
よく買ったのが、イギリス発音楽情報紙『NME』。
(ちなみに“NME”は“New Musical Express”の頭文字をとったものです)

もちろん現地調達もしていました。
ほとんどは処分したけれど、大事にとっている号もあります。
ただねぇ、ここ何年、いや10年以上か、はウェブで充分なのも事実。

この『NME』、私が買い始めた頃は表紙だけがカラーで中面はモノクロ(あれっ? 表紙も、だったかなぁ。。。)。
その後1990年代終わり頃だったか、(おそらく)DTPの普及によりオールカラーになり、タブロイド版から雑誌スタイルになったのもこの頃だったか。
その後、2000年代に入って、ライバル紙『Melody Maker』を吸収合併。
2015年には有料の雑誌からフリーペーパーに
(タウンガイドの『Time Out』も同じ頃だったような記憶)。

しかし、当然ながらウェブの一般化には勝てず、
ついに2018年3月9日(金)の発行をもって、66年続いた紙媒体を廃刊。
今後の情報発信はウェブメディア中心に、ようやく、というべきか、本格的に舵を切ったわけです(↓)。


まあ、これも時代の流れ。
でももしかしたら一周して数年後に紙が逆に新鮮で、週刊とはいかないまでも何らかの紙媒体を発行する可能性もあるわけで。


ロンドンは、WiFi環境はいいんだけれど、地下鉄に乗っていたりすると遮断されやすく、それもあってか、また有料紙媒体はがんがん休刊しているものの、フリーペーパーの類はカラフル。
地下鉄やバスで読んでいる人が多いのはそれも理由のひとつではないか、と。

ざっと思いつくだけで駅に設置してあるものは、『Metro』(これは朝刊的な役割)、『London Evening Standard』(これは夕刊的な役割)、『City A.M.』(経済紙。早起きするか、電車で放置されているものをピックアップ)といった新聞に加え、
London Evening Standard』の雑誌版(これは週刊)や、たま〜に『City A.M.』の雑誌版、ショップやアートギャラリーなどには『Time Out』や『NME』のラックがある、といった具合。

しかもフリーペーパーと侮ることなかれ、そのほとんどが敏腕アートディレクターを据え、ライター陣も豪華で、
タダでいいのかしら?といった充実ぶり。

このあたりのカラクリのひとつに広告があって、
たとえば『Time Out』は表紙はでん!とタイアップ(広告)だったりするわけです。
でも、いわゆる有料広告ではないから、いかにも広告広告したものではなく、
ちゃんとアートディレクターが手がけ、『Time Out』のカラーを出しながら、といった具合。

どの道、フリーペーパーは広告収入で成立しているわけだから、
この判断はかえってすがすがしい。
ただ、『NME』の紙媒体廃刊により、『Time Out』もいよいよじゃないか、って思っています。


日本のタウンガイドって、20年前と比較しても作りがあんまり変わらない印象のものが多い。
そのくせ、売上げが落ちていると言う。
これって読者の嗜好なのか、制作側がしがみついているのか。
後者が大きいんだろうなぁ。
誰も責任を取りたくないから、時代はこんなに動いているのに、抜本的な変革はしたくない、っていうね。

あと、雑誌のウェブ版が、単に紙を転載ってどーなのよ。。。
(紙とウェブだと同じテーマでも見せ方が変わる、のになぁ)
内部の軋轢etcは容易に想像できるけれど、このままだと船は沈んじゃうよ〜。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○“ガールパワー”と“女子力”では、180°概念が違う! → https://ricorice.exblog.jp/27025640/
○時代がザ・スミスに追いついた! → https://ricorice.exblog.jp/26870821/
○キンクスのレイ・デイヴィスにナイト爵位授与、ということで → https://ricorice.exblog.jp/25633889/
○ジョージ・オーウェルによるイギリス料理考 → https://ricorice.exblog.jp/24088518/




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by ricoricex | 2018-03-09 12:00 | イギリス社会

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イギリスの大学といえば、オックスブリッジと称されるオックスフォード大学やケンブリッジ大学、ウィリアム王子とキャサリン妃が学んだセント・アンドルーズ大学あたりが、日本では知られているでしょうか。
これらの大学は歴史も長く、名門、としてあまりに有名です。

ただ、実際の大学進学者は何を基準に学校を選ぶか、っていうと、知名度や成績だけでなく、学びたい学科、適性、エリアなど複数の要素があるでしょう。


こんな基準があるの〜?って思ったのが、“クールさ”(↓)。
クールな環境が魅力!のイギリスの大学・トップ10
The 10 coolest places to go to university in the UK
http://uk.businessinsider.com/the-coolest-universities-in-the-uk-2017-11


これ、2017年11月30日(木)づけの、イギリスの経済メディア“Business Insider UK”に掲載されたもので、
はっ? 何じゃそりゃ? と目に留まって、思わず読み進め、
ほおおおお〜っとなった次第です。

肝心のクールの基準はなにかというと、
・クラフトビールのパブがあるか(48%)
・レコードショップがあるか(29%)
・アートシーンが盛んか(23%)
・古着屋(ヴィンテージ)があるか
だそう。
それぞれの項目のあとの数字は、3,000人以上の学生を対象に訊いた結果です。

では、これらの項目から割り出された、“イギリスのクールな大学・トップ10”を見てみましょう。
各項目のスコアも一緒にご紹介します。


01. マンチェスター・メトロポリタン大学/Manchester Metropolitan University(マンチェスター)
クラフトビール・パブ 40軒/レコードショップ 15軒/アートシーン度 93.7%/古着屋 34軒

02. リーズ大学/University of Leeds(リーズ)
クラフトビール・パブ 28軒/レコードショップ 7軒/アートシーン度 94.5%/古着屋 23軒

03. ニューカースル大学/Newcastle University(ニューカースル)
クラフトビール・パブ 27軒/レコードショップ 8軒/アートシーン度 100%/古着屋 17軒

04. ノッティンガム・トレント大学/Nottingham Trent University(ノッティンガム)
クラフトビール・パブ 31軒/レコードショップ 8軒/アートシーン度 93.2%/古着屋 17軒

05. リヴァプール・ジョン・ムーア大学/Liverpool John Moores University(リヴァプール)
クラフトビール・パブ 32軒/レコードショップ 7軒/アートシーン度 87.8%/古着屋 22軒

06. 西イングランド大学/University of the West of England(ブリストル)
クラフトビール・パブ 38軒/レコードショップ 4軒/アートシーン度 91.3%/古着屋 14軒

07. ブライトン大学/University of Brighton(ブライトン)
クラフトビール・パブ 14軒/レコードショップ 12軒/アートシーン度 88.7%/古着屋 32軒

08. リヴァプール・ホープ大学/Liverpool Hope University(リヴァプール)
クラフトビール・パブ 32軒/レコードショップ 7軒/アートシーン度 84.5%/古着屋 22軒

09. ノーザンブリア大学/Northumbria University(ニューカースル)
クラフトビール・パブ 27軒/レコードショップ 15軒/アートシーン度 92.5%/古着屋 17軒

10. ヘリオット・ワット大学/Heriot-Watt University(エディンバラ)
クラフトビール・パブ 17軒/レコードショップ 7軒/アートシーン度 93.8%/古着屋 15軒


ほとんどが北にある大学じゃん!

これ、わからなくはない。
というのも、私自身が本気でイギリスに住もう!と思ったのは、
やっぱり北はスコットランドのグラスゴウの
グラスゴウ大学/The University of Glasgowグラスゴー美術学校/The Glasgow School of Artをぶらぶらしたとき。
このグラスゴウの両学校は、周囲は活気にあふれ、
まさにパブやレコードショップ、カジュアルな飲食店があって、非常に心地よかったのです。

あ〜、私と同じだな〜、と思ったのは、
オリジナル記事のもととなっている調査結果では、
アンケートに答えた学生の半分以上の52%が、
静かな環境の名門大学よりは、活気あふれたエリアの大学に行きたい、との回答だった、と。

まさに!
私は静かでのんびりしたところにいるとすぐに飽きてしまい、
街自体がイキイキとしているところで刺激を受けたいタイプなので、おおいに納得!


そういえば、北にある大学、の私の思い出を。
1996年、初渡英したときに、それまで手紙(!)でやりとりのあった
イギリス人の友人宅に泊まり、とてもよくしてもらったのですが、
そもそものきっかけが、音楽つながり(私はインディー&オルタナ系の洋楽オタク、だったのです)。

友人はハル大学/University of Hull出身なので、
当然、ハルの街に詳しく、レコードショップに連れてってもらったり、大学内のパブでビールをのんだり。

当時、本当に何も現地の情報を知らなくってイギリスに行ったものだから、
大学でアルコールを売っているのにびっくり!
ビールはねぇ、水とかコーヒーみたいなもん、な感覚なんだなぁ。

今は細かいところで変わっていると思いますが、四半世紀前は、
イギリス国内、EU圏内、それ以外の国で授業料が大きく異なり
(特に日本から行こうとするとべらぼうに高い!)、
イギリス人の場合、国立大学の授業料はほぼ無料、しかも毎週補助金まで支払われていた、んですよねぇ。

友人に訊くと、当時のレートで毎週(イギリスは週払いが基本)5,000円ぐらいの支給があったらしく、
この(大学の)パブで消費しちゃったけどね、ははは、だそう。。。

オリジナル記事から思い出したことですが、こういうのって肌感覚っていうか、暮らしに入り込まないとなかなか見えてこなくって、
特に当時はネットはこれからって時代だったので、
カルチュラル・ショックがいちいちあって、記憶に深く刻まれています。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスの学生街のおすすめダイニングスポットはココ!(ロンドンを除く) → http://ricorice.exblog.jp/23754659/
○ロンドンのクラフトビール、これが飲むべき30本 → http://ricorice.exblog.jp/24287635/
○ロンドンでクラフトビールが楽しめるパブ&バー50選 → http://ricorice.exblog.jp/24248339/
○クラフトビール界の風雲児、ブリュードッグがロンドンにブルワリーパブを開業! → http://ricorice.exblog.jp/26100549/




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by ricoricex | 2018-02-23 00:00 | イギリス社会

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1990年代を席巻した、イギリスのガールズ・ポップグループ、
スパイス・ガールズの(何度目かの)再結成が報じられ、
聞くたびに新鮮味が減ってきたなぁ、と思うわけですが、
そのたびに“Stop”の動画をYouTubeで観て、ひとり盛り上がる、という(苦笑)。
(“Stop”はモータウンっぽい名曲! 振り付けも覚えてるぞ!)

もっとも歌唱力が評価され、ソロ歌唱パートも多かった
メルC(スポーティ・スパイス)は解散後もソロシンガーとして活躍。
ヒット曲もとばしたし。

イギリスのリメンバランス・デイ(Rememberance Day。詳細はぐぐってもらうとして、
簡単にいうと、戦没者を悼む日)の頃、ロイヤル・アルバート・ホールで開催される、戦勝国らしい威風堂々として華やかなセレモニーでも、
昨年、2017年はゲストシンガーとして登場したしなぁ。
ここに登場する、ってことは一部の層だけでなく国民に広く知られていることが前提、なわけで。

で、ふと思い出したこと。
メルC、今もあるかどうか不明ですが、
腕に“女力”ってタトゥーを入れていました。
これって、彼女がスパイス・ガールズとして登場した、1990年代の象徴でもあり、
ガールパワー/Girl Power、つまり、「女(の子)は独立した存在で、たくましいのよ」というメッセージの発信でもあるのです。

1990年代には、ビキニ・キル/Bikini Killやライオット・ガール/Riot Grrrlが登場し、そんな溌剌としたパワーがみなぎっていたんですよね〜。
それは脈々と受け継がれ、ロシアのプッシー・ライオット/Pussy Riotの一連の騒動とか(最近おとなしいけど)、その文脈上であるのかな〜、と思うのです。

現に、2001年には、オックスフォード英語辞典には「パワーを行使する女の子、その様。野心、自己主張、個人主義に現れた少女と若い女性の自立的態度。より広範に(特にスローガンとして)使用されるが、この言葉は特にポピュラー音楽に繰り返し関連付けられる。最も注目すべきは1990年代半ばに、アメリカ合衆国で短期間で著名な「ライオット・ガール」運動が行われたことである。1990年代後半にはイギリスの女性グループ、スパイス・ガールズと結びついた。」という定義で追加されたってことだし。

現在、ガールパワーは当たり前になり、女の子に限らず、もっと広く、社会的、性的マイノリティにその動きが移っているのが、現状かな〜と感じます。


翻って、日本。
私は“女子力”という言葉をこの世から抹殺したいのですが、
これって要は“性的役割を担え”ってことですよね。
“家事能力があり、かつ異性受けする言動、を身につけろ”“男受けする存在になれ”ってね。


で、この“女子力”をそのまま言葉を英語に置き換えると、先の“ガールパワー/Giirl Power”になるんだけど。
意味は180°違うんですよねぇ。
使っている人たちも、自虐的だったりするんだろうけど、フラットじゃない世の中にうまくのっかっている、うまくのっかるのが賢い、って空気も好きじゃない。

そんなこといちいち気にしない世の中がいいなぁ。


数年前、某男性スポーツ選手の「好きな女性のタイプは、三歩下がってついてくる人」という発言をきいて、のけぞりそうになりましたが、
(そして、それを嬉々として伝えるメディアにも二度びっくり)、
まだ、当時30歳前後の若い男性がこんなことを言うなんて!
(もっとも、今どきスポーツ選手に、本筋とはまったく関係のないこんな質問をすることにもびっくり!)

日頃、今の20〜30代の若い男性はフラットで、気配りもできていいなぁ(お茶を淹れる、飛行機で荷物をとってくれるetc)、なのに。
いろんな考えの人がいていいんだけど、そういう発言を、仮に思っていても、今日日堂々とするってことにがっかり!

日本のなにも変わっていない、むしろ後退すらしているような空気を象徴しているようで、この流れって一体どこから来るんだろう?


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○チェルシー・ペンションナーとVJデイ → http://ricorice.exblog.jp/23559220/




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by ricoricex | 2018-02-15 12:00 | イギリス社会

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探したんですけどね〜、ちゃんとしたアナウンスにたどり着けず。。。
お手本にしたことからのつながりでしょう、
三越にはイギリスの老舗デパート、ハロッズ/Harrodsが入っています。
紅茶や食品、グッズなどを扱い、ティーサロンを有していたところもあるこのハロッズが、
この夏、日本から撤退します(アパレルは昨年撤退)。

いい悪いはおいておいて、
名目上、階級がなく、お金さえ出せば、誰でもお客さまの日本と、
クラス社会が呼吸するように存在するイギリスとでは、
デパートのあり方も違ってきます。

今では随分ゆる〜くなっていますが、それでもハロッズはアッパーな方々や超お金持ちためのデパート。
ふた昔前は、リュックサックや破れたジーンズは入店禁止!でした
(実際に、私の友人はこれらにひっかかって入れなかった。。。)。

なので、ひと昔前、日本のいわゆるフツーのOLたちが、ハロッズの耐水布のサブバッグを
お弁当や書類入れなんかにしてぶら下げている姿を頻繁に見かけるのは、ちょっと不思議な感じがしました。

ハロッズ、そんな安売りしちゃっていいの? 大衆デパートだったっけ?



バーバリー/Burberryが本来の高級路線に舵を切って、
日本で展開していたライセンス契約を打ち切ったのは記憶に新しいところですが、
ハロッズはなんでこういう決断くださないのかな、っていぶかしんでいました。
身も蓋もないことを言えば、これまではブランドイメージよりも日本での売上げの方が魅力的だった、ってことなのでしょうが。

今のロンドンのハロッズは、持ち主からしてそうですが、アラブ系の人たちが非常に多い。
現にハロッズのあるエリア、ナイツブリッジはすっかりアラブ系お金持ちの人たちの場所、って印象ですし。

本当のところの事情は分からず、これらはあくまで私の憶測の域を出ませんので、悪しからず。
惜しむ声もありますが、むしろ日本撤退の判断は遅かった(2010年に経営が変わったときでもよかった)、ってのが私の所感です。


~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのクリスマス 2016/Happy Christmas from London 2016 → http://ricorice.exblog.jp/25084190/
○ワーキングクラスであること → http://ricorice.exblog.jp/24493961/




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イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は、イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2017-07-20 00:00 | イギリス社会

もともとは2020年に予定されていた総選挙を、2017年6月8日(木)に前倒しすると
議会で可決されたのは、2017年4月18日(火)のこと。
以来、連日、選挙に向けてやいのやいのとかしましい日々が続いています。

そんななか、先週後半、5月18日(木)ごろから大きく報じられているのが、
現政権政党である保守党のマニフェストのひとつである
「学校給食を廃止」。
それにより、90万人におよび子供たちが食生活の危機に瀕する可能性があるとか。

私の記憶が正しければ、ですが、
イギリスの義務教育における昼食は、完全学校給食ではありません。
エリアや学校にもよりますが、持参するか給食か選べたよーな。


このニュースを受けて私がすぐに思い出したのが、
1970年、バロネス・サッチャーが、学校における牛乳の無料配給を廃止を打ち出したこと。
「学校は教育を与えるところで、牛乳を与えるところではない」とかなんとか。
これを受けて、彼女は「Thatcher Milk Snatcher(牛乳泥棒(ミルクを奪う者)、サッチャー)」と呼ばれるにいたったんですよねぇ。

このとき、私は小さな小さな子供(というか赤ん坊)でしたし、
その後の首相になってからのおぼろげながらの記憶や
日本がこの20年不景気の波をさまよっているときに持ち出される
日本におけるマーガレット・サッチャーは、
大胆な改革を遂行した(よい)政治家という側面ばかりが持ち上げられているような。。。

イギリスでは、評価はまっぷたつ、かなぁ。
大なたの矛先がもろ回って来た地方やワーキングクラスでは、おそろしく人気がなく、彼女が亡くなった4年前の2013年、
このときはすでにSNS社会になっていましたから、
その死を讃える人たちも多く、彼女の政権下での圧迫がいかなるものだったのかを垣間見た気がしたのです。

映画の『リトル・ダンサー/Billy Elliot』や『フル・モンティ/The Full Monty』、『ブラス! /Brassed Off』もみ〜んなサッチャー政権のもと労働を奪われ(炭坑が多い)疲弊した地方を舞台にしているのです。
ちなみに、『ブラス! /Brassed Off』の終盤では、登場人物にこんなセリフを言わせています。
"This bloody government has systematically destroyed an entire industry. Our industry. And not just our industry - our communities, our homes, our lives. All in the name of 'progress'. And for a few lousy bob."


で、サッチャーが牛乳の無料配給を廃止したことに対して、日本では
彼女が言う「学校は教育を与えるところで、牛乳を与えるところではない」に賛同し、
その通り!それは親(もしくは保護者)の仕事、という声が大多数ですが、
実際のイギリス社会というのは、学校の牛乳が命綱という家庭も決して珍しくないんですよね〜。
これ、私がイギリスに行って住んで初めて肌感覚で実感したことです。

それは現在もあまり変わっていないと思われ、そうなると、
保守党が掲げる「学校給食の廃止」も大反発されるのは必至。


これからどうなるかわかりませんが、とりあえず、現時点での報道内容を以下にリンクをはっておきます。

Conservative manifesto: Children to lose free school meals under 'lunch snatcher' Theresa May's plans
http://www.independent.co.uk/news/uk/politics/nick-clegg-conservative-school-funding-cuts-children-lose-free-hot-lunches-election-2017-tory-a7742131.html?cmpid=facebook-post


Jamie Oliver: Axing free school meals a disgrace
http://www.bbc.com/news/education-39969155?ocid=socialflow_facebook&ns_mchannel=social&ns_campaign=bbcnews&ns_source=facebook


Jamie Oliver condemns Theresa May for scrapping free lunches
https://www.theguardian.com/education/2017/may/19/jamie-oliver-condemns-theresa-may-for-scrapping-free-lunches?CMP=fb_gu


May school lunch cut ‘would hit 900,000 children of struggling families’
https://www.theguardian.com/politics/2017/may/20/theresa-may-school-meals-plan-hits-900000-families?CMP=fb_gu



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○アメリカ人が見た、あるイギリスの学校給食 → http://ricorice.exblog.jp/23855387/
○ワーキングクラスであること → http://ricorice.exblog.jp/24493961/




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by ricoricex | 2017-05-23 00:00 | イギリス社会