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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


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カテゴリ:音楽( 59 )



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もう1年近く前なのかぁ。。。

行きました、行きましたよ、スコットランドはグラスゴー。
22年ぶりにグラスゴー。
メインの目的は、ティーンエイジ・ファンクラブ(略してTFC、Fannies)のクリエイション(レコードレーベル)時代の曲を前期、中期、後期と3夜にわたってショウケースを、その名も“Creation Years”に行くため。

“Creation Years”は以下の日程で行われ、
Barrowland(グラスゴー) 2018年10月29日(月)〜31日(水)
Academy 3(マンチェスター) 2018年11月5日(月)〜7日(水)
Institute(バーミンガム) 2018年11月9日(金)〜11日(日)
Electric Ballroom(ロンドン) 2018年11月13日(火)〜15日(木)
(※当初は、グラスゴーの会場はO2 ABCで2018年10月28日(日)〜30日(火)の予定でしたが、火事だったかで、ヴェニュがBarrowland/バロウランドに変更になり(私には却って、ラッキー!だったけど)、日程も1日後ろにずれた!)
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この辺りの詳しい経緯はこちらで(↓)。


いずれも3夜のショウケース(3夜まとめてのみのチケット発売だったわけではなく、1夜のみでもOK)で、その内容は、というと、こう(↓)。
Night 1: Songs from 91-93
Night 2: Songs from 94-97
Night 3: Songs from 98-00

クリエイション時代のアルバムは、
Bandwagonesque
Thirteen
Grand Prix
Songs From Northern Britain
Howdy!
の5枚。
1夜2枚ずつで、最後の3夜目のみ、シングルのカップリング曲やボーナストラックなどからの構成(クリエイション時代ということでしょう、「Everything Flows」や「God Knows It's True」は演んなかった)。

行くなら、地元グラスゴーでしょ!ってなわけで、
私が参戦したバロウランド(グラスゴー)での各夜のセットリストは以下のとおりです。
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◎Night 1: Songs from 91-93
2018年10月29日(月)@Barrowland(グラスゴー)

Bandwagonesque
The Concept
Satan
December
What You Do To Me
I Don’t Know
Star Sign
Metal Baby
Pet Rock
Sidewinder
Alcoholiday
Guiding Star
Is This Music?

Thirteen
Hang On
The Cabbage
Radio
Norman 3
Song To the Cynic
120 Mins
Escher
Commercial Alternative
Fear Of Flying
Tears Are Cool
Ret Liv Dead
Get Funky
Gene Clark
※ブレンダンがドラムを担当
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◎Night 2: Songs from 94-97
2018年10月30日(火)@Barrowland(グラスゴー)
Grand Prix
About You
Sparky’s Dream
Mellow Doubt
Don’t Look Back
Verisimilitude
Neil Jung
Tears
Discolite
Say No
Going Places
I’ll Make It Clear
I Gotta Know
Hardcore/Ballad

Songs From Northern Britain
Start Again
Ain’t That Enough
Can’t Feel My Soul
I Don’t Want Control Of You
Planets
It’s A Bad World
Take The Long Way Round
Winter
I Don’t Care
Mount Everest
Your Love Is The Place Where I Come From
Speed Of Light
※ポールがドラムを担当
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◎Night 3: Songs from 98-00
2018年10月31日(水)@Barrowland(グラスゴー)
Howdy!
I Need Direction
I Can’t Find My Way Home
Accidental Life
Near You
Happiness
Dumb Dumb Dumb
The Town And The City
The Sunshines From You
Straight & Narrow
Cul De Sac
My Uptight Life
If I Never See You Again

Did I Say
Thaw Me
One Thousand Lights
My Life
The Shadows
Every Step Is A Way Through
The Count
Some People Try To Fuck With You
Getting Real
He'd Be A Diamond
Broken
Older Guys
※ときどきブレンダン登場
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このときの模様はこちらの、新聞「The Guardian」の記事をご参考に(↓)。

(ファンブログ(↓)。ありがたや〜)




ちなみに、ツアーが発表になったときの報道(↓)。


ツアーの前には、この“Creation Years”5枚(『Bandwagonesque』『Thirteen』『Grand Prix』『Songs From Northern Britain』『Howdy!』)のレコードがリイシューされ(↓)、

そして2カ月前にはジェリーの脱退も発表され(↓)、


ともあれ、私が彼らを知ったのは“Creation Years”の前だったし、一緒に行ったイギリス人の友人たちともファンが高じて知り合ったし、初来日は『Thirteen』のあとの1994年だったし(チケット争奪戦で、東京は追加が2日も出たんだったな。『Bandwagonesque』リリースの後に来るか(来なかったよぉ)と思いきや!で期待してた人たちが押し寄せた、って感じ)、
こんな日が来るとは、ほんと、思わなかったな。
長生きはするもんだ!
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mon, thu & wed 29, 30 & 31/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○バロウランドこそが夢の国/Barrowland is a Wonderland(グラスゴー) → https://ricorice.exblog.jp/28165843/
○極私的記録:ティーンエイジ・ファンクラブの曲・ベスト10→ https://ricorice.exblog.jp/24283521/
○『トレインスポッティング/Trainspotting』なくしては誕生しなかった(であろう)映画10本 → https://ricorice.exblog.jp/25233401/
○『T2: Trainspotting 2(トレインスポッティング 2)』に登場する曲はコレ!(かも) → https://ricorice.exblog.jp/25151309/
○消えない光があるのなら: There is a Light That Never Goes Out → https://ricorice.exblog.jp/28140864/


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by ricoricex | 2019-09-14 12:00 | 音楽

今年、2019年8月はウッドストック/Woodstockから50年でした。


私は10代の頃から、1960年代後半のスウィンギング・ロンドンの時代の音楽とかファッションとかにものすごく興味がありまして(ベトナム戦争に対する姿勢をはじめ社会的なムーブメントは一緒くたに語られがちだけれど、その内容は英米ではけっこう違う、というのが私の見解)、なので、2016年秋のイギリス滞在では、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム/Victoria and Albert Museumで開催されていた「You Say You Want a Revolution? Records and Rebels 1966-1970」(2016年9月10日(土)~2017年2月26日(日))にうっひょ〜い、と出かけたわけです。



でですね、この展示では、ドーム状になったブースがあり、そこでは映画『ウッドストック』をダイジェストで流していたんですね。床に座って寝転んでみるようになっていて、あたかもフェス会場にいるような演出。
上から降ってくるような音と視界いっぱいに広がるスクリーンがよかったのですが、圧巻だったのが、トリを務めたジミヘンのアメリカ国家ね。もうね、次元が違う!

私はウッドストックは、ヒッピー幻想や概念がついに巨大フェスにまで肥大したものと捉えていて(だから『イージー・ライダー』は現実に殺されてしまうのだ)、ジミヘンのアメリカ国家がそれをぶっ壊して、そうして夢は弾け、現実に戻らざるを得なかった(ジョン・レノン風にいうと、“Dream is over(夢は終わった)”ってことかな)。

まあ、それはリアルタイムで体験していなくって、その後の情勢を知っているから言えること。
その社会ムーブメントの大きさになぜ?と疑問を持ち、かつ音楽のテイストも好きだったので(世の中に流れていたのは、もっと商業ベースっぽい音だった)、ティーンエイジャーだった私は、この当時の音楽に大きく惹かれたのです。

CS&N(バッファロー・スプリングフィールもCSN&Yも)とかバーズとか好きでねぇ。
ジャニス・ジョプリンはちょっと辛かった、音楽はいいんだけれど、私自身が対象に対して、あそこまでのめり込めないから、うなだれてしまう。

私が20代の頃、私より少し下、2019年の時点で40代後半のカルチャー系(というのか文化学院っぽいというのか、「Cutie」とか「Zipper」とか読んでるっぽいというか)女の子たちにジャニス・ジョプリンいい!みたいなちょっとした流れがあって、へ〜、そうなんだな、と。

イギリスの音でいうと、クリームとかブラインド・フェイスとかキンクスとかスペンサー・デイヴィス・グループとかロッド・スチュワート時代のフェイセズとか好きでね〜(色々時代が前後していますが)。
10代の頃はビートルズは下手だな、って思ってた。アルバムを聞いてなかったからかもしれないし、私が子供すぎてわからなかったのかもしれない。
ビートルズってすごい!となったのは、18歳を過ぎてから(大学生になってから)。
クリーム、クラプトンの流れで、後期から聞くようになって、アルバムを聞いてぶったまげたというね。
ラバー・ソウル』とか『リボルバー』あたりの、完成一歩手前みたいな微妙な緊張感と弛緩のバランスが好きだな。

ビートルズついでに。
1991年12月、エリック・クラプトンがバックアップしたジョージ・ハリスンのコンサートにも行ったな。東京ドームだったと思う。
でも、その頃のジョージ・ハリスンは音楽活動は再開(?)していたもののライブは長い間やってなかったから、正直、う〜ん、ではあったのですよ。
そこに来て、ライブでも現役バリバリのクラプトンがギターを鳴らした日には。
おいおい、あなたは今回はバックアップじゃなかったの!と突っ込みそうになりましたよ。。。


話を1969年に戻すと、その名も『1969』という映画があって、これ、日本では上映されなかったんだけど、私、試写会に行ったんですよね。映画の封切りから数年後の1990年とかだったかなぁ、ビデオ発売記念だったかで試写会があったんです。


映画そのものは陳腐というか単純というか、うううううう〜ん、だったんだけど、役者は悪くなかったんだよなぁ。
キーファー・サザーランドのナイーブな感じ(スコットランドとかスウェーデンの田舎の男の子っぽい)がものすごくよかった!(かねがね私は、(今ではなくって)若い頃のキーファーはこういうナイーヴな役が抜群に合う、と思っていた。実際にはナイーブな役はさほど演じてないけど)
(Wikipediaによると、役に恵まれない時期が、ってあって、これが知名度なのか当たり役について言っているのかわからないけれど、知名度に関して言えば『ヤングガン』とか『三銃士』とかで、そこそこあったんじゃないの?)

あとは、ロバート・ダウニーJr(当時は、今みたいになるとは思わなかったあぁ)、キーファーのお母さん役の人とか(マリエット・ハートレイだったかな?)、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったウィノナ・ライダーも出ています。

で、この映画の音楽がウッドストックと似通ったニオイで(まあ、当然ですが)、その当時の音をパッケージしたサントラはよかったんだよね。
映画の冒頭だったか、少なくともサウンドトラックの最初にあったのはジミヘンの「All Along the Watchtower」。
私は1969年と聞くと、反射的にこの曲が頭の中をぐるぐる。



ところで、ウッドストックは今年2019年は50周年を記念して、ウッドストック50が8月16日(金)~18日(日)に開催される予定だったものの、2週間前になって正式に中止に。


イギリスではグラストンベリー・フェスティバル/Glastonbury Festivalが夏の訪れとともに開催され、途中で休むことはあるものの、1970年から今まで続いているんですよね〜。
英米、欧米って一緒くたに語られがちだけど、まったく違っていて、同じように比較してはいけないのだけれど、それでもグラスト(当初はピルトン・ポップ・アンド・ブルース・フォーク・フェスティバル)が続き、強大化しているのはなぜか、検証してみたい今日この頃です。


〜〜〜〜〜〜〜〜
ええとですね、ウッドストックのことは全然別の記事で枕として書き始めたら、どんどん長くなったので切り離した次第。
まったくもってとりとめがありませんが、これもまあ、ひとりの音楽好きのつれづれとして。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○断言する! 村上春樹はノーベル賞を獲れない → https://ricorice.exblog.jp/25393074/
○夢の途中 〜ダブル・ファンタジー/Double Fantasy〜(リヴァプール) → https://ricorice.exblog.jp/28240848/
○50年、かぁ 〜ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ/The Kinks are the Village Green Preservation Society〜(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/28376460/
○ミュージシャンが選ぶビートルズの曲・ベスト100 → https://ricorice.exblog.jp/22918918/
○グラストンベリーでもイングリッシュワインがふるまわれる → https://ricorice.exblog.jp/24484454/

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by ricoricex | 2019-09-02 12:00 | 音楽

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ええと、私は1969年生まれです。
だから何なんだ、ではありますが、私は1960年代後半のスウィンギング・ロンドンの時代にとても惹きつけられるんですよね〜。

この時代のファッションの象徴、マリー・クワント/Mary Quantが似合うのは、私のようなはっきりした顔立ちとがっちりした体躯を持つ小動物だと思うよ(色がぱきっとした原色のような色だったら、もっと私に似合うと思う。
(今、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム/Victoria and Albert Museum(通称:V&A)でマリー・クワント展やってんだよね(↓)。行きたいよおおおおお〜!)

ええと、数年後に旋風となる新しい価値観が芽生え始めたのは1962年とか63年で、ザ・ビートルズ/The Beatlesの解散、ジミヘンの死、70年代に入ると、このユースカルチャーは終焉に迎えた、と私は捉えています。


で、私が生まれるちょうど3カ月前の1968年11月22日にリリースされたアルバムに、ザ・ビートルズの『ザ・ビートルズ/The Beatles』(通称:ホワイト・アルバム)があり、あまりに有名ですが、忘れちゃいかん! 同日にはザ・キンクス/The Kinksの『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ/The Kinks are the Village Green Preservation Society』も発売されたんですよね〜。

これまでのヒットチューンへの姿勢とはきっぱり異なり、また世の中のヒッピームーヴメント、フラワームーヴメントとは真逆ともいえる、古き佳きイギリスへのオマージュを捧げたコンセプトでもって作られたこのアルバム。
どういう心境から、ザ・キンクスが(というより、レイ・デイヴィス/Ray Daviesが)この方向性を打ち出そうとしたのか、非常に興味深い!ところです。



と、まあ、この辺りは語り始めたらキリがないので、ここらへんにしておいて、っと(笑)。

このザ・キンクスの『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』発売50周年を記念して、昨年2018年秋にはアニヴァーサリー・エディションをリイシュー。
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そして、ロンドンの写真ギャラリー“Proud Central”では、2018年10月4日(木)から11月18日(日)まで写真展も開催されました(↓)。
https://thekinks.info/news/proud-exhibition/

ちょうど、イギリス滞在中だったので、馳せ参じた私ですっ!
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今展覧会のメインにも選ばれた、かのハムステッド・ヒースはケンウッド・ハウス/Kenwood Houseを背景にした写真をはじめ、ほかのミュージシャンやロンドンの街の風景などの写真、音楽雑誌(というより新聞)のNME、シングル盤をモチーフにしたアートワークが展示され、関連書籍なども販売。
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ギャラリー内は撮影自由で、美術館や博物館ともども、イギリスはそんなところ多いね。
あっ、ギャラリーは展示とともに販売の場でもあるので、写真やアートワークも購入可能です。
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私のための備忘録として、この展示に関してのメディア掲載も以下に残しておきます。

The Guardian(イギリスの新聞)
First a flop, now a classic: gallery marks 50 years of Kinks’ Village Green LP
https://www.theguardian.com/music/2018/sep/30/kinks-village-green-exhibition-photographs-50th-anniversary--proud-gallery


London Evening Standard(ロンドンの夕刊)
A new exhibition will celebrate 50 years of The Kinks’ classic album
https://www.standard.co.uk/go/london/arts/the-kinks-exhibition-village-green-a3947271.html



っと、時を同じくして、というか、この直後というか、
ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』がイギリスで10万枚以上の売上げとなり、ゴールド・ディスクに認定されました。
カルト的、というか、タイムレスでじわじわ売れているんだろうなぁ。
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mon 05/11/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○キンクスのレイ・デイヴィスにナイト爵位授与、ということで → https://ricorice.exblog.jp/25633889/
○〜イギリスの紅茶のある風景〜 キンクス「Have a Cuppa Tea」→ http://ricorice.exblog.jp/20975204/
○ザ・キンクス「Have a Cuppa Tea」 → http://ricorice.exblog.jp/5512495/
○夢の途中 〜ダブル・ファンタジー/Double Fantasy〜(リヴァプール) → https://ricorice.exblog.jp/28240848/
○消えない光があるのなら: There is a Light That Never Goes Out(マンチェスター) → https://ricorice.exblog.jp/28140864/
○バロウランドこそが夢の国/Barrowland is a Wonderland(グラスゴー) → https://ricorice.exblog.jp/28165843/
○断言する! 村上春樹はノーベル賞を獲れない → https://ricorice.exblog.jp/25393074/


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by ricoricex | 2019-08-01 12:00 | 音楽

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2018年秋のイギリス滞在は北紀行を含み、リヴァプールにも18年ぶりに訪ねました。

2000年に訪問した時は、さびれたところだなぁ、という印象が強く、湾岸地区のアルバート・ドックから向こう岸を眺めながら、下関から眺める対岸の門司・九州の光景を思い出したりしたのです(私は山口県出身なので)。
街自体はこぢんまりとしていて、特に観光客が行くところは徒歩で回れた記憶。
今回も、まずはアルバート・ドックを目指していけばいいでしょ。

特に何か目的があって、ではなく、街をぶらぶらいて、今の空気を体験しておこう。
そのつもりでいて、とはいえ、何かおもしろいことやってるかな〜、と思ってチェックしたら、リヴァプール博物館/Museum of Liverpoolの展示が“Double Fantasy”じゃない!
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タイトルからわかるように、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの2人が出会って以降の、彼らの言葉、歌詞のノートや楽器やなど私物などが展示されている、と。

会期は2018年5月18日(金)〜2019年4月22日(月)
ちょうど行こうとしていた時期にバッチリやってるじゃない!
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行きます、行きます、行きま〜す!

私が訪ねたのは、10月28日(日)。
撮影自由、だったので、あれこれこ言葉で説明するよりは以下、写真でどうぞ!

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Double Fantasy” 展の会場は2階(日本でいう3階)

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エントランスにはwish tree。
私、2012年夏のロンドンはサーペンタイン・ギャラリー/Serpentine Galleryでのオノ・ヨーコ展、2014年の大分県・国東半島芸術祭に続いて3度目のご対面
(っと、2015年に開催された東京都現代美術館の「オノ・ヨーコ 私の窓から」にもあったかな?)

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“Yes” on the ceiling is the answer

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リンゴ、りんご、林檎

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The Ballad of John and Yoko

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Give peace a chance

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Love is...

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Happy Christmas

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Sardonyxギター

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映像ルームでは映画『Imagine/イマジン』を上映

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カラオケルームもありました


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いやぁ〜、これだけの展示が、ガイドツアー(自由参加)も、無料だなんて!
物販コーナーはちょっと離れたところにあったせいか、閑古鳥。
ちょっと割高じゃない?と思ったけれど、お布施、これからの展示と維持のため!とコットンバッグを購入。
(この話をイギリス人の友人にしたら、無料は当たり前! わざわざ買わなくてよかったのに、と言われてしまった。。。)
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リヴァプール博物館は湾岸地区のアルバート・ドックにあり、ここがキレイに再開発されていて、観光客も多く、びっくり!

え〜〜〜っ、こんなだったっけ?

違ったよな。
リヴァプール博物館は2011年開館だし、同じくアルバート・ドックにあるテート・リヴァプール(現代美術館)/Tate Liverpoolも2000年当時はすっかりくたびれていた。
本当にきれいになっていて、福岡県の北、門司港に30年近くぶりに行ったときに、あまりに綺麗になっていて驚いたのと同じ印象(以前はさびれ、すすけたところ、だったのに)。
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その一方で、対岸に見える船が2000年に眺めたときと同じ、ような。。。
ず〜っと停泊しているんだろうか。
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ジョン・レノンは私が非常に影響を受けた人物で、みうらじゅんの『アイデン&ティティ』はものすごおく、よくわかる。


アルバムを一枚選ぶとしたら、迷わず『Plastic Ono Band/ジョンの魂』。
音はミニマムで、自分自身のことを歌っているのに、それがものすごい大きな広がりと普遍性を帯びるってのもすごいし、この世界観に救われた、ってのもあるし。
ただ、このアルバムこれって覚悟を決めて聞かなければならない。
対峙する、っていうのかな。ちょっとやそっとの軽い気持ちでは挑めない。


ここ20年ぐらいは、『Walls & Bridges/心の壁、愛の橋』が好きで、諦念すら漂う、ちょっとひと休み、みたいな感じが、特に秋の夜長にいいんだよな。


それが、“Double Fantasy”展観賞後はそんなことなかったのに、今年に入って3月ごろからは『Double Fantasy/ダブル・ファンタジー』を繰り返し聞いている。

現状を打破して、飛び立ちたいのだよ!
“今こそ翼を広げる時”という言葉が沁みます。


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sun 28/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○もしジョン・レノンが70歳まで生きていたら → https://ricorice.exblog.jp/13380459/
○パブでシャンディ(・ガフ)/shandy (gaff) in London → https://ricorice.exblog.jp/18399916/
○ミュージシャンが選ぶビートルズの曲・ベスト100 → https://ricorice.exblog.jp/22918918/
○消えない光があるのなら: There is a Light That Never Goes Out → https://ricorice.exblog.jp/28140864/
○バロウランドこそが夢の国/Barrowland is a Wonderland(グラスゴー) → https://ricorice.exblog.jp/28165843/
○時代がザ・スミスに追いついた! → https://ricorice.exblog.jp/26870821/
○Yellow: A Colour of Revolution/黄色は革命の色 → https://ricorice.exblog.jp/27681158/


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by ricoricex | 2019-05-05 12:00 | 音楽

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2018年秋のイギリス滞在は北紀行を含み、22年ぶりにグラスゴーに行きました。

っと、2019年4月16日(火)には、こんなニュースが!(↓)。


1893年設立、1990年代に大躍進した(そして1999年に倒産)のレコード・レーベル、クリエイションの創設者、アラン・マッギーの自伝の映画化にあたり、ダニー・ボイルをエグゼクティヴ・プロデューサーとして迎えた、と。
この自伝はアーヴィン・ウェルシュと手がけており、映画では、アラン・マッギーをユエン・ブレムナーが演じるとあって、「こりゃ、『トレインスポッティング』クリエイション版じゃん!」と思いきや、当の本人もそう言っている、というね(笑)。
はい、アーヴィン・ウェルシュは『トレインスポッティング』の原作者で(映画にもちょっとだけ出てます)、ユエン・ブレムナーは『トレインスポッティング』でスポッド役を演じた俳優(もっとも映画より先に舞台で、マーク・レントンを演じたのは彼で、映画でも当初はマーク・レントン役の予定だった)。

あっ、クリエイションは兄弟ゲンカが風物詩のようになっているギャラガー兄弟がいたオエイシスを輩出したレコード・レーベルです。この方が通りがいいか。。。

で、オエイシス大ブレイク以前のクリエイション、1980年代終盤から1990年代前半は、リアルタイムで私、もろ、影響を受けまくっていまして。
ハウス・オブ・ラブと一緒に武道館公演が決まっていたのに集客不足から(?)かキャンセルになったマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(この頃は、日本での配給会社は、(エピック)ソニーではなく日本コロムビアだった)やプライマル・スクリーム、ライド、そして私が一生ついていきます!になったティーンエイジ・ファンクラブ(略してTFC、Fannies)などキラ星のごとく、そうそうたるバンドがクリエイションを通じて世に送られたわけです。


枕が長くなりましたが、2018年秋、私がグラスゴーを目指したのは、TFCがクリエイション時代の曲を前期、中期、後期と3夜にわたってショウケースを、その名も“Creation Years”を称して行う、と知ったから(その前にレコードも再発売されたんだよねぇ)。
だったら本拠地グラスゴーに行くでしょ!とあいなったったってわけです(彼らはグラスゴー出身(厳密には近郊のベルシルですが))。

現地の友人たちもおいでおいで!一緒に行こう!と言ってくれて、チケットや宿の手配もしてくれて、感謝、感謝!
おまけにひとりは、生まれと育ちはグラスゴーだし。

そんなに大きなヴェニュじゃなさそうだし、何といってもチケットがとれるまでドキドキ。
グラスゴーがダメだったらマンチェスターにしよう、って相談したんだよな(ほかの場所は、バーミンガムとロンドンでした)。

グラスゴーで3日ともチケットがとれた、って連絡が入ったのは、打ち合わせ中。
先方が資料を取りに一瞬席を外したスキにメッセンジャーでチケット確保の連絡を受け(いい時代になった!)、そのあとはず〜〜〜〜〜〜〜〜っとニマニマ。


TFCの“Creation Years”のショウケース(ギグ)の模様はいずれ綴ろうと思いますが、本日は、ヴェニュ(ライブハウス)をご紹介。
当初は、O2 ABCという、グラスゴー・スクール・オブ・アート/The Glasgow School of Art(この学校で勉強したかった!)近くの比較的新し目のところで開催予定だったのが、火事だったっけ?トラブル発生で、場所が変更に(ついでに日程も1日ずれた)。

新たに決まったのはバロウランド(・ボールルーム)Barrowland Ballroom(略してBarrasとも)。
http://barrowland-ballroom.co.uk

ラッキー! こっちの方がいい! こっちがいい! だって、バロウランドって、レジェンドなヴェニュなんだもん!

バロウランド(・ボールルーム)は1934年につくられ、その名が示すように、かつてはダンスフロアだったようです。
1958年になくなるも、1960年のクリスマスイヴに再建。
1900人収容で、1980年代ごろからは、ロックやポップスのコンサート会場として広く知られていて、だからこそ、私も知っていたわけで。

イーストエリアにあり、この界隈からさらに東は、治安がいいとは言いがたいよう。
確かに、殺伐とした感じは免れない。
ひとりで夜来てたら、ひるんでしまったかもなぁ。
グラスゴー出身の友人曰く、治安もだし、エリア自体がくたびれているから当局としては再開発を望んでいる、らしい。。。


むずかしいところだなぁ。
最初はガラす悪そうなところだなぁ、だったんだけれど、3日通って思ったんだけれど、この薄汚れた感じがいいといえばいいわけでもあって。

なんだろう、街ってきれいきれいなところだけでなく、猥雑な部分もあって、それで初めてバランスがとれるような気がするんですよね。
きれいきれいばっかりだと、少なくとも、私は落ち着かない。息苦しくなる。
汚い部分もあって、自分にも汚い部分があるわけだし、街も人間もそういう部分もひっくるめて形成されている、って思うから。


なわけで、またもや長くなりましたが、グラスゴーの音楽の聖地、バロウランドの様子は以下、写真でどうぞ!

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外はこんな感じ。“Balloland”の文字は数文字ずつライトアップあれ、すべてついたらいったん切れ、また少しずつライトを灯す、と。
まわりのチカチカしたチープなクリスマスっぽいライトが歳月の経過を感じさせますねぇ。

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バロウランド周辺はこんな感じ。

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ぶれていますが、“グラスゴーのランドマーク”というプラーク。

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赤、黄、緑の3色のひさしのエントランスをくぐって、いざ中へ!

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階段を上がって、上へ、

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階段には格言めいたものが。

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階段の踊り場。壁にはフライヤーがずらずらずら。

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ソファもあったりします。

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2階は物販など。

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スコットランドのアルバム・オブ・ザ・イヤーのポスターがどん!
こういうことも含めて音楽シーンが盛り上がるんだなぁ。

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ライブ会場は3階。

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扉を開けて中に入りますよ〜。

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人、人、人。そして、ミラーボール。
天井もなかなか年季が入ったキラキラさです。

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セキュリティの人が水をくれるとは、ありがたい!
イギリスのヴェニュがそうなのか、バロウランドがそうなのか、TFCのこのショウケースがそうなのか、端っことはいえ最前列でイギリスでギグに参加したことがないので、不明。

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ライブ会場を後に。壁に大きな鏡が。これはいい!とパチリ。近くにいたお兄さん(おじさん、か。かくいう私もおばさんだし)たちにも、こういう写真の撮り方はいいね!とほめられる。
にしても、TFCは野郎バンドなんだよねぇ。この写真を見ながら、つくづく。

mon, thu & wed 29, 30 & 31/10/18




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○極私的記録:ティーンエイジ・ファンクラブの曲・ベスト10→ https://ricorice.exblog.jp/24283521/
○『トレインスポッティング/Trainspotting』なくしては誕生しなかった(であろう)映画10本 → https://ricorice.exblog.jp/25233401/
○『T2: Trainspotting 2(トレインスポッティング 2)』に登場する曲はコレ!(かも) → https://ricorice.exblog.jp/25151309/
○消えない光があるのなら: There is a Light That Never Goes Out → https://ricorice.exblog.jp/28140864/


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by ricoricex | 2019-04-19 12:00 | 音楽

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あらかじめ言っておくと、私はザ・スミス/The Smiths・ファンではありません。
モリッシーの粘着質なボーカルは得意じゃないし、それより何よりザ・スミス・ファンがと〜っても苦手。
盲信的ともいえる、熱狂ぶりに引いてしまうんですよね。

でも、歌詞の世界観とジョニー・マーのリリカルな、哀しいほどの繊細で美しいギターにやられてしまったのです。
もっとも、リアルな活動期には、日本にはその情報も音源もほとんど入ってこなくって、ちゃんと整理してCDとして流通したのは1990年代に入ってからの記憶(これは流通の問題もあり、ザ・スミスはインディーズのラフ・トレード/Rough Tradeからレコードを出していたので、リアルタイムでは輸入盤を買うしか手がなかった。そして、ラジオで現地情報として流れたことがたま〜にあったぐらい、か)。

ザ・スミスの活動期間は1982〜1987年。
近年のジョニー・マーは、タイトな音でいいなぁ、なのですが、解散以降のモリッシーは、苦言を呈すしかなくって、そしてそれはますます強まっていて、ザ・スミスの歌の世界で見られた、どうしようもないほどまでのシンパシーは感じない。
それは、モリッシーがあちら側に行ってしまったので、いくら世間のマイノリティーを歌っても、そこにはもうどうしようもないズレがある。

日本でザ・スミス再評価が高まっていても(って、ホントかな? 若者が聞いている、らしい)、モリッシー評価にはならないのは、そりゃそうだろうなぁ、と妙に腑に落ちるのです(↓)。



ともかく、1980年代は世間的にはMTV全盛期だったけれど、それはそれでエンターテイメントといていいな、ってものもあったけれど、私はそこからこぼれてしまうDIY(&反骨)な音にどうしようもなく心を奪われてしまい、それがラフ・トレードだったりファクトリー・レコーズだったり、チェリー・レッド(エル)だったり、クレピュスキュールだったり。
そうして、ポストカード、53rd & 3rd、クリエイション、サラ、K、サブポップへと広がり、ともあれ、ギターポップというかパワーポップというか、の洗礼を受けまくったのが、ティーンエイジャーから20代の私です。

となると、聖地はマンチェスターでありグラスゴウであり、はっきり言ってガラの悪い、ワーキングクラスの街です。
音楽って、どんなに最先端の音を奏でていても、結局は民俗音楽なんじゃないか、って私は思っていて、それと呼応する部分で、人はバックグラウンドの似通った部分に惹かれるのじゃないか、とも思っていて、私がこういう音にどっぷり浸かってしまったのは、私自身が紛れもないワーキングクラスの出身だから、ってことはおおいに関係あるでしょう。


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イギリスに身をおいていると、音楽は娯楽とかではなく、ごくごく身近なものであることがよくわかる。
メディアを中心に、はるか過去のことだけでなく、近年の音楽も事象と照らし合わせて積極的に検証しようとしているのもおもしろい。

音楽に関する、音楽を通じてのエキシビションもイギリスでは多く、そこでは、単に音楽というジャンルの中だけで切り取るのではなく、時代背景とともに社会のなかの事象として、系統立てて示されるから、とても興味深い。
そして、写真展では、カメラマンの作品を展示販売する場でもあり、購入することで、価値あるものとして見なす評価を与え、彼らを直接的にサポートできる場でもあります。
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There is a Light That Never Goes Out: A photographic celebration of Manchester’s rock-music history


これ、マンチェスターの中央図書館/Central Libraryで2018年10月11日(木)〜2019年2月22日(金)に開催されていた、写真展のタイトル。
冒頭で記した、ザ・スミスの曲名(同時に2年前に起こったマンチェスター・アタックの後、テーマソングのようにもなりました)を冠したこの展示、マッドチェスターの時代を中心に最近までの音楽シーンの写真を展示したもの。
ファクトリー・レコーズ、ジョイ・ディビジョン、ニュー・オーダー、ザ・スミス、ザ・ストーン・ローゼズ、ザ・シャーラタンズ、ハッピー・マンデーズ、オアシスetc。
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見覚えのある写真も数々あり(日本の雑誌が買い取って掲載したりしてたもの)、リアルタイムで聞いていた当時は、自分がマンチェスターという地で、過去の音楽の記録を眺める、なんてまったく想像していなかったな。
時空や感覚が歪むような不思議な感じ。
背後から耳に入る、このときこうだったああだったという会話を聞くともなく聞いていると、レコード屋をはしごしたり、ラジオや雑誌に身を預けていた、若い頃の自分が目の前に現れて、時代を引き戻されるようで、不思議な感じ。



その翌々日、マンチェスターからグラスゴウに向かう列車の車窓に飛び込んできた建物は、ハシエンダ/The Haçienda。
そう! ここだったんだよね。

マンチェスター・ピカデリー駅を出発し、次の駅、オックスフォード・ロードを過ぎて、ディーンズゲイトに向かう途中の北側、進行方向の右手に現れます。
ハシエンダかつてのファクトリー・レコーズの伝説的ヴェニュ(クラブ)は今は、名前は継承しているものの、しゃれた高級(?)アパートメントに。

この変わりように、ようやくバタッと現実に引き戻された感じ。
そりゃそうよ、マンチェスターの街だって、人たちの格好だって、うんと小ぎれいになったもん。

ノスタルジックに浸りはしないけれど、現在は過去の上に成立していて、その延長で未来もある。大転換を図るときもあれば、ゆるやかに変化することもある。

そんなことをつらつらと考えながら、頭に中に鳴り響いたのは、ライトニング・シーズ/Lightning SeedsのChange。
前日にリヴァプールに行ったから?(ライトニング・シーズはリヴァプールで結成されたバンド)。
(歌詞を無視して)曲調だけだと、There is a Light That Never Goes OutよりもThere’s a Light That Never Goes Outって感じかも。

ついでに言うと、There is a Light That Never Goes Outを「絶対に消えない明かりがある」と訳したのは、マンチェスター・アタックに対してならおおいに納得できるけれど、本来のザ・スミスの歌の歌詞の世界は「消えない光があるのなら」ぐらいが妥当じゃない?


sat 27/10/18




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○時代がザ・スミスに追いついた! → https://ricorice.exblog.jp/26870821/
○Yellow: A Colour of Revolution/黄色は革命の色 → https://ricorice.exblog.jp/27681158/
○『ビリー・エリオット』と筑豊と → https://ricorice.exblog.jp/21617105/
○ワーキングクラスであること → https://ricorice.exblog.jp/24493961/
○断言する! 村上春樹はノーベル賞を獲れない → https://ricorice.exblog.jp/25393074/


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by ricoricex | 2019-03-30 12:00 | 音楽

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Mouvement des Gilets jaunes
Yellow vest movement
黄色いベスト運動




私はイギリスのメディアのニュースに、日常的に目を通していて、
そこで大きく報じられたのが、これを知ったきっかけ。
日本でも報道されています
(その報道のされ方は、デモの破壊行為などに焦点が当たり、大きく違和感がありますが)。

違うと思えば意思表明をして、異議申し立てをする、
そうやって、長期休暇や短い労働時間なども勝ち取ってきたんだよなぁ。
それは権利を行使した結果であり、あらかじめ与えられたものじゃなくってね。

ニュースそのものについて、ここでは割愛しますが、
この“黄色いベスト運動”に対して、
フランス警察が催涙スプレーを使用(↓)。


そこで思い出したこと。
1989年にリリースされたザ・ストーン・ローゼズ/The Stone Rosesのファーストアルバム、その名も『ザ・ストーン・ローゼズ/The Stone Roses』。


ギタリストのジョン・スクワイアが手がけた、このジャクソン・ボロック風のアルバムカバー。
カットしたレモンと、左に赤、白、青の3色があしらわれてい流のが印象的です。

これ、50年前の1968年パリで起こった5月革命(学生運動)の際、
「レモンを搾れば催涙ガスの効果を打ち消すことができる」と聞き、
その後もレモンを持ち歩いている男性の話にインスパイアされたもの。
左にある、赤、白、青の3色はフランス国旗、ってわけです。

ザ・ストーン・ローゼズ』に収録されている「Bye Bye Badman」は、この5月革命をうたったものです。


e0038047_13141587.jpgフランスは、フランス革命から続く革命の国。
ザ・ストーン・ローゼズの出身地、イングランド・マンチェスターは産業革命が起こった地。

こういう革命は過去の通過点ではなく、脈々と続いて現在にいたっているんだなぁ。
今回の黄色いベスト運動もそうだし、
2年前の2016年秋、ロンドンのヴィクトリア&アルバート・ミュージアム/Victoria and Albert Museumで開催されていた
You Say You Want a Revolution? Records and Rebels 1966-1970」を訪問したとき(↓)もそう。

強く感じたのは、現在そして未来は過去から続いているし、
音楽もファッションも食も、すべては密接に深くつながっている、ってことです。


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by ricoricex | 2018-12-18 00:00 | 音楽

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今、私はイギリスの“食”情報を専門で扱っているわけだけれど、
そもそものイギリスへの入り口のひとつは音楽で、しかもインディーもので、1980年代からリアルタイムで体験しているので、21世紀に入るまでの情報は、こっちの方が断然詳しい。

打ち合わせでたまにお目にかかる方も同世代で、でも、普段はそんなこと出さないし、出す必要もなかったんだけれど、あるとき何がきっかけだったか、洋楽インディー話で大いに盛り上がり、本題よりも長い時間、アノラック丸出しで話し込んでしまった、という。
まあ、今でこそ情報はむしろ遮断しなきゃならないほどあふれているけれど、80年代なんて、とりわけインディー、つまりメインストリームから外れたもの、しかも海外の情報なんてキャッチしている人間がまず周囲にいなくって、情報もそうだけれど、共有できない、ってことに餓えていたわけで。

その方と会うと、当時、周囲にそういう人たちがいなくって情報や思いをシェアできなかったからか、何十年経ってここに仲間がいたか!みたいな心情になるのか、ついついそんな話になってしまって、先日もこんな会話が。
「大変ですっ! 今の20代はザ・スミスを聴いてすよ〜」
「えええええ〜っ! まぢっすか! なんでぇ? モリッシー(ザ・スミスのヴォーカルにしてフロントマンだった)じゃなくって?」
「いやいや、ザ・スミスですっ!」
「90年代頭だったっけ? アメリカでザ・スミス評価(再評価ではなく。そして当時すでにザ・スミスは解散していた)ってのがあったな」
「今、日本でザ・スミスですっ!」
「時代がザ・スミスに追いついた、か!」
「10年ほど前に小林多喜二の『蟹工船』が読まれたのと同じ構造ですかね?」
「いやぁ〜、その可能性は高そうですねぇ」


幸か不幸か、時代がザ・スミスに追いついた、って以外の表現が見当たらない。
彼らが活動したのは1982〜87年の約5年。
レコード会社はインディー・レーベルのラフ・トレードだったので、リアルタイムでは日本に入ってこなかった。
(イギリスからの情報として、ラジオでたま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っにあった、かなぁ。音源まで流れたっけ?)
日本では90年代に入るか入らないかの頃に後追いの形でまとめてCDが出た記憶。


ええとですね、ザ・スミスはですね、モリッシーが綴った社会のマイノリティの心情を綴った詩を、ギターってこんなにリリカルだったの!ってなジョニー・マーの音にのせて、モリッシーのふにゃふにゃしたヴォーカルで歌われる、という。
そこには当時のサッチャー政権や王室に代表される体制を批判(というより糾弾)、性的マイノリティであるゲイや当時はまだまだだったヴェジタリアン(ヴィーガン)の気持ちを代弁。
当時、英国病とまで言われた、長年の不景気によるイギリスの陰鬱とした空気感がべっとりまとわりついていて、そんななか、どこにもやり場のない心情を、社会的マイノリティの気持ちにのせて歌ったザ・スミスの曲は、リアルさをもって、当時のイギリスの若者に熱狂的に受け入れられたわけで。

ひとこと補足すれば、私がいまひとつザ・スミスに入り込めないのは、彼らのファンが、“好き”をとうに通り越して“狂信的”と思えるから。
まあ、それだけ当事者の肌感覚に訴えた、ってことだからではあるんだけど。

今の日本の状況って、ザ・スミスが描いたこの社会(的マイノリティ)の閉塞感なんだろうな、って思うのです。
だから、物心ついた時から、日本はダメだ、ダメだ、みたいな中で育った若者たちの心に刺さるんだろうなぁ。


ちなみに、ネット老人会の私がネットを始めたのは1995年。
当時、誰しもがウェブサイトが作れる時代じゃなく、企業だってまだウェブサイトを持つって意識はなかった。
そんななかでも、個人ウェブサイト(ブログはまだない)はちょこちょこあって、でも絶対的な数が少ないからとがったサイトはすぐに世界に知れ渡る。

そのひとつが“Cemetry Gates”というザ・スミス・ファンによるサイト(“Cemetry Gates”というタイトルは、同名のザ・スミスの曲名からとられたことは明らか)。
レコード盤に刻まれている文字(音ではなく、文字どおり刻まれている)を紹介したりするって内容で、そのマニアっぷりに、すごいなぁ、と感心するやら呆れるやら。
まあ、それだけ、ザ・スミスには信者が多い、ってことです。



ソロになったモリッシーは相変わらず、そういう曲を作ったり発言をしたりしているけれど、リアルに社会的弱者を切り取った、という様子はさほど感じない。
単なるあまのじゃく、というか、高みの見物というか、ああ、また何かを見つけて噛みついてるなぁ(そしてまたツアーをキャンセルかよ!)、といった印象になってしまった。

それは90年以降イギリス社会が変わった(景気がよくなった? 拝金主義になった? ともあれ、英国病という長年の不景気は脱したわけで)、ってのもあり、情報や思考が集約しにくくなり、彼自身の生活や意識も変わったんだろうし。もはやワーキングクラスの代表的な北の街、マンチェスターではなく、リッチな南のロンドンに住んでいる(と思う。10数年前は、高級住宅街Sに住んでいるって話だったけど)わけだし。

といったわけで、今の日本の若者が聴くのはモリッシーじゃなくって、やっぱりザ・スミスなんだろうなぁ。納得!


ええとですね、Brexitの国民選挙のときに感じた、報道への違和感。
それは学者や識者と呼ばれる人は安全地帯にいて、そこから理想、のようなものを述べているんですね。

それが悪い、とはいわないし、引いた眼で見るってのは大事なんだけれど、
でも、ワーキングクラスのような一般市民の感覚と必ずしも一致しない、ってこと。
なんだか、報道で見聞するのは結果であり表面をすくっているだけで、
生活している人の息づかいは聞こえてこない。

ポピュラーミュージックってのは、日常の感覚を音楽で表現しているわけだから、
ザ・スミスとザ・キンクス(ザ・スミスより時代は前。ワーキングクラスだったり、ノスタルジックな時代のイギリスの市民だったりの心情を歌う)のイギリス社会を反映させた歌の世界は、
社会というものを、政治とか経済とかの高いところからではなく、地に足のついた生活者の視点としての社会を研究するに充分過ぎるもので、同時に研究に値するものでもある、と思っていて、あ〜っ、やりたいなっ!


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○Brexit/EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → http://ricorice.exblog.jp/24481123/
○〜イギリスの紅茶のある風景〜 キンクス「Have a Cuppa Tea」 → http://ricorice.exblog.jp/20975204/
○ザ・キンクス「Have a Cuppa Tea」 → http://ricorice.exblog.jp/5512495/
○『ビリー・エリオット』と筑豊と → http://ricorice.exblog.jp/21617105/
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by ricoricex | 2018-02-03 12:00 | 音楽

キンクス/The Kinksって日本では過小評価されている、というよりも評価の対象として俎上にあがることが少ないんじゃないか、っていうのが私の見解。

山椒は小粒でぴりりと辛い。
長唄や端唄に通じるような、大仰なことはせずに、短い曲の中にユーモアだっりシニカルな視点だったり皮肉だったりをさらりと織り込む。
これって、江戸っ子っぽいのかなぁ、って思ってみたり。
だって、キンクスはロンドンの庶民の出身なんだもん。

キンクスの中心人物はレイ・レイヴィス。
レイ・レイヴィスは、2004年にエリザベス女王から大英帝国勲章第三位のCBE(コマンダー)を授与。
2016年に英王室よりナイトの爵位が授与され、
つい先日、2017年3月16日(木)、バッキンガム宮殿で式典が行われ、チャールズ皇太子より贈られました。
Kinks Frontman Ray Davies Has Been Knighted
http://ultimateclassicrock.com/ray-davies-knighted/?trackback=fbshare_top_flat_3

この手のニュース、見聞するたびにびっくりしてしまう私です。

というのもですね、レイ・レイヴィスは反体制、王室を揶揄した歌も作っているので。
でも、まあ、それも込みで受け止めるのが、いかにもイギリスだなぁ、という気もしますが(笑)。


レイ・デイヴィスのおもしろいところは、
反体制、政治批判をするのと同時に、えらく保守的な、ここでいう保守的というのは政治的なことではなく、ノスタルジックなイギリスの生活の中にテーマを見出す、というのかな、この相反する面を持ち合わせているところで、
しかも、どちらをとってもイギリス社会を鮮やかに切り取ってて、キンクスは私にとって一番イギリスを感じる音楽なのです。
(「ダウントン・アビー/Downton Abbey」なんかのアッパーなメロドラマの世界じゃなくってね)
市井の人々の生活をたぐるなら、非常に貴重な学術的資料になりうるんじゃないかな。
キンクスの歌の世界にきちんと向き合うのが、私の目標です。


で、そののどかな側面、イギリスの田舎の人々の暮らしを正面からテーマに据えたアルバムがちゃんとあるんです。
タイトルは『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ/The Kinks are the Village Green Preservation Society』。


このアルバム、2年にわたってレコーディングされ、1968年11月に発売されました。
当時はサイケデリックムーブメントのまっただ中( → http://ricorice.exblog.jp/25393074/)、そんなシーンとは一線を画したこのアルバム、出た当初は、まったく売れなかったみたいです。
まあ、もっとも私は、発売当時は生まれてなく、20年後とかに後追いで聴いたわけで、なんだ、これっ!ってこともなく、デビューした頃から順番に聴いていったなかの一枚。
アルバムの世界を素直に聴いたのは、変に時代が邪魔をしなかったからでしょう。

で、その当時は気づかなかったけれど、これってよく考えたらものすごいパンクですよね。
世の中は革命だのの嵐が吹き荒れ、当時のロンドンは“スウィンギング・ロンドン”なんて言われて、ユースカルチャー花盛りだったときでしょ。
そんな中、イギリスの田舎ののどかな生活にスポットを当てるって、やっぱりレイ・デイヴィスというひとはひとくせもふたくせもあるなぁ、と思わざるをえません。


アルバム『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』は、興味のある方は聴いていただくとして、ここではタイトルチューンの「ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ」が歌の中で保護しようと掲げているものをピックアップします。
ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティとは、直訳すれば“村の共有緑地保存会”。
歌詞で一貫しているのは、“古き佳きものを守るべし!”という本気なのか皮肉なのかわからないものになっています。
で、この曲で“保存しよう”とうたわれているのはこんなものです(固有名詞で???なものもあるかもしれませんが、とりあえず当記事では説明は割愛)。

・ドナルドダック/Donald Duck
・ヴォードヴィル/Vaudeville
・ヴァラエティ/Variety
・イチゴジャム/strawberry jam
・あらゆる種類のジャム/all the different varieties
・お掃除おばさん/Mrs. Mopp
・善良な年老いたライリーかあちゃん/good Old Mother Riley
・フー・マンチュー/Fu Manchu
・モリアティー/Moriarty
・ドラキュラ/Dracula
・ジョージ十字勲章/the George Cross
・ジョージ十字勲章受勲者たち/all those who were awarded them
・個人商店/little shops
・陶器のカップ/china cups
・処女性/virginity
・チューダー様式の屋敷/Tudor houses
・アンティークのテーブル/antique tables
・ビリヤード台/billiards
・村の共有緑地/the Village Green

また、歌のなかに登場する、これらを保護しようとしているのは、こんな団体
・村の共有緑地保存会/the Village Green Preservation Society
・デスペレート・ダンの愛読者会/the Desperate Dan Appreciation Society
・ドラフトビール保存会/the Draught Beer Preservation Society
・カスタード・パイ愛好会/the Custard Pie Appreciation Consortium
・オフィスビル追放連絡会議/the Office Block Persecution Affinit
・摩天楼建設反対支部会議/the Skyscraper condemnation Affiliate

でもって、こんな言葉を挿し込んでくるんです。
“ぼくたちが使うのはシャーロック・ホームズの流れを汲む英語
昔ながらの流儀をぼくは守る
ぼくはぼくやきみたちのために、新しいシステムは断固拒否する
ええと、ほかに何ができるっていうんだい?”


キンクスはつくづくおもしろい!
じっくり研究する!ですねぇ。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○〜イギリスの紅茶のある風景〜 キンクス「Have a Cuppa Tea」→ http://ricorice.exblog.jp/20975204/
○ザ・キンクス「Have a Cuppa Tea」 → http://ricorice.exblog.jp/5512495/
○断言する! 村上春樹はノーベル賞を獲れない → http://ricorice.exblog.jp/25393074/




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by ricoricex | 2017-03-23 00:00 | 音楽

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いよいよ、本国イギリスでは2017年1月27日(金)に公開!
再結成とか、第二弾とかってう〜ん、って思ってしまい、さして期待していなかったんだけれど、予告編を観て、アドレナリン全開となってしまった私です。
(予告編はこちら(↓))

映画『T2: Trainspotting 2(トレインスポッティング 2)』。
楽しみだなぁ〜、公開日に合わせて、イギリスに飛びたいよっ!!!
Trainspotting(トレインスポッティング)』は音楽もヒャッホ〜イ!なわけで、『T2: Trainspotting 2(トレインスポッティング 2)』のサウンドトラックにも当然ながら期待が高まります。




だから、なのでしょうか。この『T2: Trainspotting 2(トレインスポッティング 2)』のサウンドトラックがリークされてしまった模様(これも時代だなぁ)。アマゾンが先走ってしまったのが原因のようです。

これ、2017年1月10日(火)づけのイギリスの音楽メディア、NMEでももちろんとりあげていました。

『T2: Trainspotting 2(トレインスポッティング 2)』に登場する曲はコレ!(かも)
Has the ‘Trainspotting 2’ soundtrack tracklist been leaked?
http://www.nme.com/news/music/trainspotting-2-soundtrack-leaked-1941500?utm_source=facebook&utm_medium=social


では、どんな曲がリークされたか、っていうと、以下のとおりです。

01. 「Lust For Life」Iggy Pop (The Prodigy Remix)/イギー・ポップ(ザ・プロディジー・リミックス)
02. 「Shotgun Mouthwash」High Contrast/ハイ・コントラスト
03. 「Silk」Wolf Alice/ウルフ・アリス
04. 「Get Up」Young Fathers /ヤング・ファーザーズ
05. 「Relax」Frankie Goes To Hollywood/フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド
06. 「Eventually But (Spud’s letter to Gail)」Underworld, Ewen Bremner/アンダーワールド、ユエン・ブレムナー
07. 「Only God Knows」Young Fathers /ヤング・ファーザーズ
08. 「Dad’s Best Friend」The Rubberbandits/ラバーバンディッツ
09. 「Dreaming」Blondie/ブロンディ
10. 「Radio Ga Ga」Queen/クイーン

11. 「It's Like That」RUN-DMC, Jason Nevins/ラン・ディーエムシー、ジェイソン・ネビンズ
12. 「(White Man) In Hammersmith Palais」The Clash/ザ・クラッシュ
13. 「Rain Or Shine」Young Fathers /ヤング・ファーザーズ
14. 「Whitest Boy on the Beach」Fat White Family/ファット・ホワイト・ファミリー
15. 「Slow Slippy」Underworld/アンダーワールド


最初と最後、01の「Lust For Life」と15の「Slow Slippy」は、それぞれオリジナルに敬意を表し、リミックス(15はタイトルから「Born Slippy」のリミックスをやるんだろう、と推察されます)ってことで。
09の「Dreaming」が本家のBlondie/ブロンディってのもリスペクトゆえかな?(前回、「Atomic」はSleeper/スリーパーのカバーが使用されました)

03のWolf Alice/ウルフ・アリスは予告編で使われていましたね〜。

新旧入り交じっていて、あっ、そうか!と思わず膝を打ったのが、
05の「Relax」。
あまりに有名すぎて気づかなかったけれど、これ、はまらないわけがないよねぇ。

04、07&13と、Young Fathers/ヤング・ファーザーズの曲が3曲も入っているのは、地元スコットランド出身で勢いもあって、ってことかな。

っと、06.の「Eventually But (Spud’s letter to Gail)」に、Spud役で出演しているユエン・ブレムナーの名前が! 歌う? まさか、ね? フィーチャーするってこと?
(ユエン・ブレムナーはもともと舞台版の『トレインスポッティング』(1995年)で主役のマーク・レントンを演って、映画でも同様の予定だったんだよね〜、ユアン・マクレガーじゃなくって)


あっ、以上はあくまでリークされた内容ですよ。
実際のサウンドトラックがどうなるかは、???です。


なわけで、おまけでこんな記事もくっつけておきましょう。
T2 Trainspotting: Everything We Know So Far About Danny Boyle’s Upcoming Sequel
http://www.nme.com/blogs/the-movies-blog/trainspotting-2-everything-we-know-so-far-about-danny-boyles-upcoming-sequel-10877


I’ll be addicted!


(追記)
※後日、NMEは上記のネタ元であるオリジナル記事を削除。
2017年1月10日(火)づけで、公式発表されたものが掲載されました(↓)。
肝心のサントラの内容は、というと上記、リークされたものと同じです。
‘Trainspotting 2’ film soundtrack officially revealed
http://www.nme.com/news/film/trainspotting-2-soundtrack-revealed-1943791?utm_source=facebook&utm_medium=social



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by ricoricex | 2017-01-12 12:00 | 音楽