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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


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カテゴリ:イギリスの食ニュース( 353 )



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日本には上陸していないものの、イギリスをはじめ世界でおなじみのカジュアル日本風料理店、Wagamamaをはじめ、ガストロパブなどを有している企業、The Restaurant Group(略して、TRG)。
新しいCEOに、HBOS銀行のボス、Andy Hornbyが任命されました。

ここ数年、TRGはCEOでなんだかゴタゴタしていた様子で(↓)、
この不安定さが影響していてかどうかは不明ですが、2018年は売り上げが2%減。
20店舗以上閉店となり、あと20数軒もお店こそ明らかになっていないものの、売却が検討されている店舗があるとかないとか。

新CEOのAndy Hornbyは「カジュアルダイニングはむずかしい局面にある」としつつ、「ポテンシャルは非常に高い」としています。

私は、Wagamamaの存在を知ったときに、こんな風な日本のテイストを取り入れた飲食店があるんだ〜!と驚き、創設者が切れ者(と思っている、取材をぜひしたい人物です(ちびりそうだけど))のアラン・ヤウ/Alan Yauと知り、彼が離れた今も、動向が気になっているのです。


TRGの新CEO任命のニュース、2019年5月1日(水)&2日(木)づけのイギリスのメディアで以下のように伝えています。

Financial Times(イギリスの経済紙)
Andy Hornby faces tough test at helm of Wagamama owne
https://www.ft.com/content/63c25e38-6c55-11e9-80c7-60ee53e6681d


Sky(イギリスのメディア)
Wagamama owner serves up ex-HBOS chief Hornby as new boss
https://news.sky.com/story/wagamama-owner-serves-up-ex-hbos-chief-hornby-as-new-boss-11708834


Big Hospitality(イギリスの飲食メディア)
The Restaurant Group names Andy Hornby as new CEO
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2019/05/02/The-Restaurant-Group-names-Andy-Hornby-as-new-CEO


The Guardian(イギリスの新聞)
The Restaurant Group appoints ex-HBOS boss Andy Hornby as CEO
https://www.theguardian.com/business/2019/may/02/the-restaurant-group-appoints-ex-hbos-boss-andy-hornby-as-ceo


The Independent(イギリスの新聞)
Former HBOS CEO Andy Hornby back at the top with the Restaurant Group as charmed business life continues
https://www.independent.co.uk/news/business/comment/the-restaurant-group-wagamama-ceo-andy-hornby-hbos-gvc-coral-financial-crisis-a8896436.html


Daily Telegragh(イギリスの新聞)
Former HBOS CEO Andy Hornby back at the top with the Former HBOS chief Andy Hornby to run Wagamama owner
https://www.telegraph.co.uk/business/2019/05/01/former-hbos-chief-named-new-boss-restaurant-group/





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○Wagamama(ワガママ)創始者がロンドンで次に仕掛けるは和牛バーガー → https://ricorice.exblog.jp/25877633/
○イギリスの飲食業界で影響力のある人物 ~レストラン経営者編~ → https://ricorice.exblog.jp/24337100/
○イギリスでの、次なる日本食の目玉はカツカレー? → http://ricorice.exblog.jp/24226785/
○28日目<2007年11月22日(木)> → https://ricorice.exblog.jp/7186073/
○「ロンドン・イヴニング・スタンダード」が選ぶ、2016年ロンドンのベスト・レストラン → https://ricorice.exblog.jp/25091317/
○28日目<2007年11月22日(木)> → https://ricorice.exblog.jp/7186073/


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by ricoricex | 2019-05-16 00:00 | イギリスの食ニュース

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この動きはこれから加速するのではないでしょうか。

先日、当ブログでもお伝えした“コーヒーかすがパーム油の代替になる可能性を秘めている”というニュース(↓)。


パーム油を撤廃する動きは、小売業にも現れました
(前述の“コーヒーかすがパーム油の代替”が、パーム油撤廃が先かコーヒーかすの有効利用が先かわかりませんが)。

それは、英国デパートのセルフリッジズ/Selfridges
セルフリッジズのプライベートブランド食品でパーム油不使用に踏み切ります。“Selfridges Selection”と名づけられたプライベートブランド食品は、セルフリッジズのフードホール(食区品売り場)で300近いアイテムが並べられており、パーム油を使っている商品は材料の切り替えを、向こう9カ月かけて進める予定。
今年のクリスマス商戦で登場するミンス・パイやケーキは、パーム油不使用となる模様です。


昨年、2018年7月の当ブログで、“イギリスのレストランの動向に見る、これからの店舗や会社に求められるもの”という記事を投稿しました(↓)。

大きな流れとしては、、これと根底は同じかな、と感じています。
ファストフード店やコーヒーチェーンなどで、プラスティックストロー紙コップを、スーパーマーケットでレジ袋プラスティック容器をやめる動きもそうですね。

どういうことか、というと、食を扱うにあたって、今や、“おいしい”のは当たり前。
その次、企業の社会的責任や環境への配慮や取り組み、が大きな課題であり、同時にアピールポイントにもなっているんだな、ということです。
ユーザーも、ここの会社は、こういう姿勢だから信頼できる、だからここで商品を買う、この店で食べる、というね。
この動きはこれからどんどん加速していくでしょう。


セルフリッジズのプライベートブランド食品でパーム油不使用に踏み切るニュース、イギリスのメディアでは、2019年5月7日(火)つけで以下のように伝えています。
もう少し詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

The Guardian(イギリスの新聞)
Selfridges makes all own-brand foods free of palm oil
https://www.theguardian.com/business/2019/may/07/selfridges-makes-all-own-brand-foods-free-of-palm-oil


The Independent(イギリスの新聞)
Selfridges becomes first major UK retailer to remove palm oil from all own-brand products
https://www.independent.co.uk/news/business/news/selfridges-removes-palm-oil-own-brand-products-a8903611.html





~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○コーヒーかすの再利用に希望の光を見る → https://ricorice.exblog.jp/28143234/
○イギリスのレストランの動向に見る、これからの店舗や会社に求められるもの → https://ricorice.exblog.jp/27355146/
○英国のスーパーマーケットでビニール袋&プラスティック容器撤廃が進行中 → https://ricorice.exblog.jp/28060403/
○イギリス政府、2年以内にプラスティックストロー廃止の方針を打ち出す → https://ricorice.exblog.jp/27579683/
○イギリスおよびアイルランドのマクドナルドでプラスティックストロー廃止へ! → https://ricorice.exblog.jp/27287954/
○英国コーヒーチェーン最大手のコスタが、紙コップのリサイクルに本気で取り組む → https://ricorice.exblog.jp/27159168/
○イギリス全土でスーパーマーケットのレジ袋が有料に → https://ricorice.exblog.jp/23738821/


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by ricoricex | 2019-05-13 00:00 | イギリスの食ニュース

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無人レジがすっかり当たり前の光景になった、ロンドン中心部のスーパーマーケット(少なくとも私が足を運ぶ範疇では)。
次はこれ!ということでしょう、イギリスの大手スーパーマーケット、セインズベリー/Sainsbury’sで、レジなし会計が始まります。

一斉に、ではなく、先陣を切るのは、コンビニタイプの店舗、ホルボーン・サーカス店。
その後、ロンドンの中心部の7軒、、ブラックフライヤーズ、マンション・ハウス、パターノスター・スクエア、ショーディッチ、クラパム・ノース、クラパム・ハイストリート、クラパム・オールド・タウンの店舗がレジなし会計に踏み切ります。

利用者は自分のスマートフォンに専用のアプリ、SmartShopを入れて、欲しい商品のバーコードをスキャンし、アプリに紐付けされた決済で会計まですませる、というもの。
セインズベリーのホルボーン店では、会計の82%はキャッシュレス。
私見ですが、おそらくキャッシュレス率が高いこと、と、何らかのリファービッシュメントが必要な理由があって、だったらと、ホルボーン店が選ばれたのではないか、と。


このニュース、セインズベリーの公式サイト、および各メディアの2019年4月29日(月)&30日(火)づけで以下のように伝えています。

セインズベリーの公式サイト

The Guardian(イギリスの新聞)
Ringing changes: UK's first till-free grocery shop opens in London
https://www.theguardian.com/business/2019/apr/29/ringing-changes-uks-first-till-free-grocery-shop-opens-in-london


The Independent(イギリスの新聞)
We tested the UK's first till-free grocery store, here's our verdict
https://www.independent.co.uk/life-style/sainsburys-till-free-grocery-store-shopping-supermarket-a8893201.html


City A.M.(ロンドンの経済紙)
Sainsbury’s launches UK’s first till-free grocery store
http://www.cityam.com/276840/sainsburys-launches-uks-first-till-free-grocery-store


Merto(ロンドンのフリーペーパー)
Sainsbury’s launches first ever till-free supermarket
https://metro.co.uk/2019/04/30/sainsburys-launches-first-ever-till-free-supermarket-9352436/



Amazon Goに近いのか、と思いきや、自分で商品のQRコード/バーコードをスキャンするあたり、システムが違うみたいですね(私の認識が間違っていなければ)。

e0038047_22152004.jpgそれよりも感覚的に近いな、と思ったのが、12年前の2007年に、同じくセインズベリーで触れた“自分で商品のバーコードをスキャンして、レジでは支払いのみ”。
これ、無人レジの、片方に商品の入ったバスケットを、もう片方に買い物袋をおいて、右から左にスキャンして会計をするやり方ではなく、入店時にスキャンするためのハンディなガジェットをピックアップし、買い物する商品のバーコードを自分でスキャンしながら、バスケットに入れ、レジでは会計だけする、というもの(スキャン済みで、すでに合計額が出ているので)。
自分の買い物ではなく、人の買い物について行って体験。

それにしても、12年で時代はびゅんとひとっ飛び!だなぁ。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○7日目<2007年11月1日(木)> → https://ricorice.exblog.jp/6959962/
○イギリスから帰国しました!(2018年) → https://ricorice.exblog.jp/27592567/
○イギリスから帰国しました!(2017年) → https://ricorice.exblog.jp/26183472/
○英国大手スーパーマーケットのセインズベリーとアズダが合併へ! → https://ricorice.exblog.jp/27175563/


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by ricoricex | 2019-05-04 00:00 | イギリスの食ニュース

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2007年の創業以来、パンクなビジネススタイルで話題を呼び、拡大を続けている、スコットランド発クラフトビール界の異端児、ブリュードッグ/BrewDog
https://www.brewdog.com/

この2019年5月1日(水)より、ブリュードッグのビールが、ブリティッシュ・エアウェイズ/British Airwaysで提供されます。
前身のAT&T社が世界初の国際定期航路をロンドン〜パリ間で実現させた1919年から100周年を迎え(ブリュードッグも開業から10年経って)、それを記念して、のこと。

ここまでですと、ふんふん、なのですが、そのビールが、38,000フィート、 時速500マイルの機内で醸造されたビールとなると、話は変わってきます。

これはおもしろい!
機内での味覚の鈍化に合わせて、最適なビールに醸造させるため、だとか。
へぇ〜っ! こんなこと、可能なんですねっ!
このビール、名前は“スピードバード100/Speedbird 100”.。
管制とやり取りするときのコールサイン、“スピードバー/Speedbird”から名づけられました。
ビールの種類としてはIPA(インディア・ペール・エール)。金色に輝く琥珀色で、アルコール度数は4.8%。
さわやかな柑橘類とトロピカルフルーツの香りが感じられるビールのようです。


このニュース、ブリュードッグおよびブリティッシュ・エアウェイズの公式サイトで以下のように伝えています。
両サイトとも動画もはってあるので、ご覧になってください(↓)。

BrewDog and British Airways
https://www.brewdog.com/usa/blog/post/brewdog-and-british-airways/


Ale Miles -Speedbird 100 Is Ready for Take Off
http://mediacentre.britishairways.com/pressrelease/details/86/2019-319/10914


また、ビジネスメディア、Insiderでは、2019年4月25日(木)づけで以下のように伝えています。

British Airways and BrewDog used on-board coffee pots to brew the world's first beer at 40,000 ft
https://www.thisisinsider.com/british-airways-brewdog-world-first-beer-brewed-on-airplane-2019-4



e0038047_15145936.jpgブリュードッグは、ほんと、おもしろいことを次々と仕掛けてきますね〜。
2018年秋、グラスゴーに行ったとき、ケルヴィングローブ美術館・博物館/Kelvingrove Art Gallery and Museumの目の前にお店があったのだけれど、時間がなくっていけなかった。。。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○クラフトビール界の異端児、ブリュードッグがサイダー(シードル)に着手 → https://ricorice.exblog.jp/27147546/
○クラフトビール界の風雲児、ブリュードッグがロンドンにブルワリーパブを開業! → https://ricorice.exblog.jp/26100549/
○クラフトビール界の異端児、ブリュードッグが世界市場に大きく打って出る! → https://ricorice.exblog.jp/25912892/
○スコットランド発クラフトビール界の異端児、ブリュードッグがビールホテル開業! → https://ricorice.exblog.jp/25521086/
○ブリティッシュ・エアウェイズの機内安全ビデオにゴードン・ラムジィらが登場! → https://ricorice.exblog.jp/25925394/


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by ricoricex | 2019-05-02 00:00 | イギリスの食ニュース

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これが実現化し、広く採用されるようになれば、すごいことになります!

スコットランドのアントレプレナーが現在取り組んでいるのが、コーヒーかすの有効利用。
パーム油の代わりに、というのだから、なんとも素晴らしいアイディアです。

パーム油は、インスタント食品やスナック菓子、チョコレートやアイスクリームなどの加工食品をはじめ、医薬品、化粧品、洗剤など、身の回りのあれこれに使われています。
西アジア原産のアブラヤシの実を搾って作るパーム油は、インドネシアとマレーシアの2カ国で世界の生産量のほとんどが作られていますが、プランテーションの開発が続けられたため、熱帯林が破壊され、絶滅の危機に瀕している生物もいることが、大きな課題となっています。

このパーム油に代替として、コーヒーかすは使えるのでは、というのが着眼点。
カフェのゴミの6割がコーヒーかすで、スコットランドでは年間4万トン、イギリス全体では50万トンにものぼるとされています。
コーヒーにも油が含まれており、化粧品、医薬品、加工食品への使用が可能。
構成成分が同じなので、コーヒー油は十分にパーム油の代わりになり得る、ということです。

実現化に向けての具体的な知識やキャリアがなかったものの、アドバイザーやメンターの協力を得て、Revive Ecoとして会社を設立し、Zero Waste Scotlandから融資を受けることにも成功。
ほかにも、趣旨に賛同したところからの協力を取りつけています。

当面の目標としては、まは地元、スコットランド・グラスゴーで軌道に乗せる。
その後、イギリス国内だけでなく、パリ、ローマ、ベルリンといったカフェ文化の盛んな都市でも展開したい、と。


これって素敵なアイディアだと思いません?
パーム油生産がもたらす環境破壊を阻止できるし、ゴミとして大量に捨てられているコーヒーかすが立派に再利用されるわけですから。

ニュースは、ネガティブなことが衝撃度も大きいので、そちらに引きずられてしまいがちですが、俯瞰でみれば、概して世の中はよくなっているんですよね。
“The world is gonna be all right.”ってことかな。


このニュース、オリジナル記事は、BBCの2019年4月25日(木)づけの、以下のものです(↓)。
Coffee waste 'could replace palm oil'
https://www.bbc.com/news/uk-scotland-scotland-business-48023412

興味のある方は、こちらの記事もぜひ!




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○英国のスーパーマーケットでビニール袋&プラスティック容器撤廃が進行中 → https://ricorice.exblog.jp/28060403/
○イギリス政府、2年以内にプラスティックストロー廃止の方針を打ち出す → https://ricorice.exblog.jp/27579683/
○イギリスおよびアイルランドのマクドナルドでプラスティックストロー廃止へ! → https://ricorice.exblog.jp/27287954/
○英国コーヒーチェーン最大手のコスタが、紙コップのリサイクルに本気で取り組む → https://ricorice.exblog.jp/27159168/
○イギリス全土でスーパーマーケットのレジ袋が有料に → https://ricorice.exblog.jp/23738821/


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by ricoricex | 2019-04-30 00:00 | イギリスの食ニュース

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昔も今も、イギリスらしい飲食スポットとして筆頭に上がるのは、パブ、でしょう。
単に飲み食いするだけでなく、地域のコミュニティスペース、今風にいうとサードプレイス、という位置づけでしょうか。

このパブの減少が始まって久しい。
日本でも、昔ながらの食堂や喫茶店がなくなっていったのと、基本的には同じかな、と私は捉えています。
飲食スポットの種類や店舗が増えて、ほかの選択肢が広がった、ってことが、パブ減少の大きな理由のひとつとして挙げられるでしょう。

このパブ減少についての最新ニュースが、2019年4月21日(日)づけのBBCによって伝えられました。
Seventy-six pubs 'shutting per month', but closure rate slowing
https://www.bbc.com/news/business-48006903


上記記事によると、“昨年2018年は1000軒近く、月にして76軒のパブがイギリスからなくなった”と。
2010年から2017年では、54000軒あったパブが43000軒に減少したとは、なかなかショッキングな数字です。
多いなぁ、と感じますが、2018年以前の過去7年は月138軒ものパブがなくなっていたので、それに比べると2018年の減り方はやや穏やか。

パブ減少については、
・家で飲むようになった(節約のため)
・若者がアルコールを飲まなくなった
・提供側にかかる高税率(特にビール)
が指摘されています。


1年近く前になりますが、ロンドンの情報メディア、Time Outの2018年7月10日(火)づけの以下の記事(↓)では、
How many pubs are there in London?
https://www.timeout.com/london/news/most-googled-how-many-pubs-are-there-in-london-071018


ロンドンには、2017年現在で3823軒のパブがあり、これは2346人に1軒の割合、とレポート。
7〜12月には52軒のパブが閉業したとか。

パブの隆盛には、長い目で見れば、
・フードの充実
・ノンアルコールドリンクの注力
・コミュニティの場
が重要とありますが、それだけじゃ足りないような気がします。すでにそうやっているところも多いし、ね。

時代によって求められるものは違ってくるし、パブのあり方もどんどん変化していっている、ってことなんだろうなぁ。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ロンドンのレストランの閉業、ここ28年で最多に! → https://ricorice.exblog.jp/27611825/
○ジェイミー・オリヴァー、自身の言葉でレストラン経営危機を語る → https://ricorice.exblog.jp/27464189/
○ロンドンのテレンス・コンランのレストラン3軒が閉店! → https://ricorice.exblog.jp/27287956/
○イギリスのイタリア料理店チェーンがなにかと大変な件 → https://ricorice.exblog.jp/27109756/
○減少するパブに歯止めはかかるのか? → https://ricorice.exblog.jp/22198751/


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by ricoricex | 2019-04-27 00:00 | イギリスの食ニュース

ロンドンの目抜き通りといえばピカデリー駅からピカデリーを北上し、そしてオックスフォード・サーカス駅を東西に走るオックスフォード・ストリートが、もっともよく知られるか、と。
オックスフォード・ストリートにはジョン・ルイス/John Lewisセルフリッジ/Selfridgesといったデパートが建ち並び、そのひとつにブリティッシュ ホーム ストアズ/British Home Stores(以下、BHS)がありました。

ありました、というのは閉業してしまったから。
で、このBHSのあった場所に、巨大フードホールができる、と伝えられたのは、昨年、2018年1月のこと。
当ブログでも以下のように取り上げました(↓)。


その後、主だったニュースをきかないな〜、例によって工事なりが遅れているんだろうな〜、と思っていたら、案の定、というか、ここに来て、今年2019年夏(終盤、ということは秋、か?)にオープンのニュースが舞い込んできました(↓)。

名称は「マーケットホール・ウェストエンド/Market Hall West End」。
3フロアで構成されるフードホールは、その面積、実に、37500平方フィート(約3500平方メートル)。
12のヴェンダー、4つのバーを擁し、計800人のお客を迎え入れることができます。
イベントスペース、デモキッチン、子供のための遊び場も設置されます。

マーケットホール/Market Hallはすでに、ヴィクトリア、フラムでオープンしていて、ウェストエンドで3軒目となります。


このニュース、イギリスの飲食メディアの4月16日(火)づけで以下のように伝えています。

Eater London
The U.K.’s Biggest Food Hall Will Open in Central London This Summer
https://london.eater.com/2019/4/16/18410757/uk-biggest-food-hall-open-oxford-street-central-london


Hot Dinners
Market Hall West End on Oxford Street will be the UK's largest food hall
https://www.hot-dinners.com/201904168281/Gastroblog/Latest-news/market-hall-west-end-oxford-street-opening-london-food-hall



ロンドンきっての目抜き通りに、巨大フードホールとは!
イギリスはフーディーの波がやみそうになく、ますます大きくなっている印象です。
さて、どこまで進んでいくのでしょうか。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ロンドン、オックスフォード・ストリートのBHSが巨大フードホールに! → https://ricorice.exblog.jp/26445288/
○キングス・クロスにショッピング・コンプレックス「Coal Drops Yard」が本日オープン! → https://ricorice.exblog.jp/27566522/ttps://ricorice.exblog.jp/27566522/
○イタリアのグロッサリー&レストラン、イータリー/Eatalyがロンドンに上陸! → http://ricorice.exblog.jp/26276914/
○ヨーロッパ最大の日本食フードホールが、2018年春ロンドンにオープン! → https://ricorice.exblog.jp/26183478/
○ロンドンのデパート、リバティに新フードホールがオープン! → http://ricorice.exblog.jp/26030400/


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by ricoricex | 2019-04-20 00:00 | イギリスの食ニュース

世界にレストランを構える、ノブ/Nobu
http://www.noburestaurants.com/
その名のとおり、シェフはノブ・マツヒサ/Nobu Matsuhisa氏。
(“松久信幸”と書くのと、どっちが通りがいいのかな?)
世界で活躍し、知られる日本人シェフとして、筆頭に名前があがる人物です。

レストランのみならずホテルも経営。
2017年7月1日(土)、ロンドン・ショーディッチにイギリス、ひいてはヨーロッパ初となる「Nobu Hotel」をオープンしました(↓)。
Nobu Hotel Shoreditch
http://www.nobuhotelshoreditch.com/



そして、2020年春に、ロンドン2軒目となる「Nobu Hotel」をメリルボーンに開業することが、2019年4月15日(月)に発表されました(↓)。

https://mma.prnewswire.com/media/871371/Nobu_Hospitality_Video.mp4

ホテルの名称は「Nobu Hotel London Portman Square」。
ホテル名に“Portman Square”とあるようにPortman Square W1に位置。
239の客室のほか、宴会場、会議施設、もちろんレストランも備えます。
2020年春の開業を目指すこのホテルは、London + Regional Hotelsが所有、3件目のコラボレーションとなります。

ざっと概要を知るには、イギリスの飲食メディア“Big Hospitality”、または“London Eater”のレポートを読むのが早いかと(↓)。

Nobu to open second London hotel in 2020
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2019/04/15/Nobu-to-open-second-London-hotel-in-2020


Robert De Niro and Nobu Matsuhisa Will Open a Second Hotel in London
https://london.eater.com/2019/4/15/18311493/robert-de-niro-nobu-opening-second-hotel-london


Nobu1軒目のホテルは“今どき”なイーストエリアのショーディッチでしたが、2軒目は王道ともいえるロンドン中心部。
高級ブティックやレストランが並ぶメイフェアやソーホーの劇場群は徒歩圏内で、ショーディッチとはまったく違った客層になりそうです。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ノブ・ホテル/Nobu Hotelがロンドンにオープン! → https://ricorice.exblog.jp/25809619/
○ノブ・マツヒサ(松久信幸)曰く「ロンドン・ショーディッチの開業はチャレンジだった」 → https://ricorice.exblog.jp/27456023/
○スコットランド発クラフトビール界の異端児、ブリュードッグがビールホテル開業! → https://ricorice.exblog.jp/25521086/
○ロンドンの高級寿司店、The Arakiのシェフが来春日本に戻る → https://ricorice.exblog.jp/27602094/


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by ricoricex | 2019-04-17 00:00 | イギリスの食ニュース

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事態は深刻、といわざるを得ないでしょう。

2019年4月5日(金)づけのイギリスの飲食メディア“Big Hospitality”にあったのはこんな記事(↓)。

Nearly 20,000 chefs are leaving the profession every year
https://www.bighospitality.co.uk/News/Business/Nearly-20-000-chefs-leaving-profession-every-year


この報道によると、イギリスにおいて全体の1割にあたる2万人もの料理人が、毎年厨房を去っていることが、シンクタンク「Centre for London」から発表されました。
今やフーディーな国となったイギリスでは、需要は高まっているのに供給はまったく追いついていない、教育や修練の場は改善されているにも関わらず、な状況のようです。
国家統計によると、ロンドンでは10年前の3倍もの料理人がひしめいているにも関わらず、求人に苦労している模様。

現在、ロンドンの48の学校のうち16校では、飲食コースを設けていますが、多くの雇用主は果たしてそれが現場で即戦力になるのか、そもそもその授業は必要なのか、いぶかしんでいる様子です。
また、学校での教育は不十分という指摘をする者もいます。

「地元の才能を見つけて才能を活かす努力を。
そうすることで、良質な料理とその創造性でもって、国内外できちんと評価を得、結果、飲食業界が潤うことにつながる」と。

それはそうなのでしょうが、現実的なところでいうと、
・賃金すえおき
・長時間労働
・サービス残業
はNO!というのが、多くの料理人が現場を去る理由です。

加えて、ロンドンでは料理人の実に85%が、イギリス全土では半数が外国生まれです。
オリジナル記事には綴られていませんが、ブレキジット/ブレグジットによる先行きの不透明さが大きいだろうことは明白(と私には思えます。ブレキジット/ブレグジットの是非はともかく)。

これを受けてでしょう、同日、同メディア“Big Hospitality”では、業界のトップ6人にきいた、それぞれの見解をレポート(↓)。


すべての店舗に共通する打開策はおいそれとないものの、シェフだったり経営者だったりディレクターだったり教育現場の人間だったり、立場の違うそれぞれの意見は、問題は多角的に浮き彫りとなり、いろいろと考えさせられます。




~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○Brexit/EU 離脱! これがイギリス国民が出した答 → https://ricorice.exblog.jp/24481123/
○イギリスのレストランの動向に見る、これからの店舗や会社に求められるもの → https://ricorice.exblog.jp/27355146/
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by ricoricex | 2019-04-15 00:00 | イギリスの食ニュース

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驚いた!と同時に、これも時代だよなぁ、とつくづく。

それは、イギリスのワイン販売の大手、マジェスティック・ワイン/Majestic Wineが、200ある実店舗を閉鎖し(全部ではない模様)、オンライン部門を創業から10余年のオンライン・ワイン販売のネイキッド・ワイン/Naked Wineに移し、名称もネイキッド・ワインに変更となる、というニュース。

ネイキッド・ワインは2015年にマジェスティック・ワインに7000万ポンドで買収され、ネイキッド・ワイン創設者のローワン・ゴームリー/Rowan GormleyがCEOになったんですよね。
そのときは、大手に買収されちゃったか、だったけれど、今回の報道によると、歳月を経て、実際に買収されたのは、既存の大手だった、と感じざるを得ません。

ピンとこないかもしれませんが、たとえば日本で、もともとコンビニが、たとえばセブン-イレブンがイトーヨーカ堂の、ローソンがダイエーの元で始まったのがいつの間にか親会社を追い越し、逆転現象が起こった、というのも感覚としては近い。
このイギリスのワイン小売りにおいては、実店舗がオンラインの会社に追い抜かれた、ってことです。


ネイキッド・ワインの業績は順調に推移している一方で、マジェスティック・ワインはその売り上げの45%は今やオンラインで、実店舗での販売は、なかなか厳しい模様です。
それが今回の、名称をネイキッド・ワインに切り替えての、オンライン強化に踏み切った理由でしょう。

マジェスティック・ワイン側としては、新興勢力に飲み込まれる形で、歯ぎしりするような思いかもしれませんが、これも時代の流れ。
私のイメージだと、オンラインで今どきのワイン販売といえば、ネイキッド・ワインで、マジェスティック・ワインは今の時代なのでオンラインでも買えるでしょうが、どうしても実店舗の印象が強い。
現地に住んでいれば、そのパブリックイメージはもっとはっきりしているので、今回の名称変更もやむなしだろうなぁ、と感じるわけです。


なわけで、このニュース、ネイキッド・ワイン、およびマジェスティック・ワインの公式サイトで以下のように報告しています。



また、イギリスの各メディアでは、2019年3月25日(月)づけで以下のように伝えています。

BBC
Majestic Wine to close stores and rebrand as Naked
https://www.bbc.com/news/business-47691075


Decanter(イギリス発のワインメディア)
Majestic Wine to close stores and rebrand as Naked
https://www.decanter.com/wine-news/majestic-wine-reband-naked-410834/


Financial Times(イギリスの経済紙)
Majestic Wines to close stores and focus on online sales
https://www.ft.com/content/82e05c60-4ece-11e9-b401-8d9ef1626294


The Guardian(イギリスの新聞)
Majestic Wine to close stores and rebrand under Naked name
https://www.theguardian.com/business/2019/mar/25/majestic-wine-to-close-stores-and-rebrand-under-naked-name


Reuters UK(イギリスの通信社)
Majestic Wine scales back as sharpens focus on Naked Wines
https://uk.reuters.com/article/uk-majestic-wine-investment/majestic-wine-scales-back-as-sharpens-focus-on-naked-wines-idUKKCN1R60NY


Business Insider UK(イギリスのビジネス・ウェブサイト)
Majestic's £70 million acquisition of Naked Wines seems to be paying off
https://www.businessinsider.com/majestics-70-million-acquisition-of-naked-wines-paying-off-2017-11





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by ricoricex | 2019-04-04 00:00 | イギリスの食ニュース