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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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カテゴリ:イギリスの食ニュース( 327 )



私、行ったことないんですよね〜。
日本国内に1,300店舗以上(国外合わせると約1,500店 ※2018年11月現在)あって、
前を通ることも少なくないのに。

理由はわかっていて、カレーが嫌いなわけじゃない。
でも、ああいうタイプのカレーをふらっと食べる、って選択肢が私にないから。
口の中と顔の周辺にいつまでもニオイが残るのが(そんな気がするのです)、
その後、打ち合わせや取材があったりすると、どーかな?が頭をよぎり、
相手に対してどうの、ってこともあるし、
特に取材の前後だと、自分の鼻と舌がカレーに覆われちゃうから。
だから食べる機会がないのです。
(香水も好きだけれど、とりわけ飲食関係の取材だとまとえないのも同じ理由)。

イギリスに住んだとき、
日本でおなじみの、アレとアレとアレとこの地でやればウケるんじゃない?
って感じた食べ物のひとつが日本のカレーで、
ついに!な〜んて感じ入ってしまいました。

2年前から報じられ、本日、2018年12月12日(水)11.00にオープン!
そう、ココイチ/Cocoichi(カレーハウスCoCo壱番屋)が、
ロンドン、イギリス、そしてヨーロッパ初の店舗を開店です。

Curry House CoCoIICHIBANYA
住所:17-18 Great Newport Street
エリアとしては、コヴェント・ガーデン(最寄駅はレスター・スクウェア)。

ウェブサイトはほとんど情報らしい情報がないので、最新の情報はFBページでチェックするのがよさそうです(↓)。
https://www.facebook.com/CoCoIchibanyaUK


ココイチのオープンについて、
ロンドンのメディアでは2018年12月10日(月)づけで以下のように伝えています。

Eater London(ロンドンの飲食メディア)
Japan’s Most Popular Curry Chain Will Open in Covent Garden
https://london.eater.com/2018/12/10/18134173/cocoichibanya-japanese-curry-restaurant-opening-london-covent-garden


London Evening Standard(ロンドンのフリー夕刊紙)
CoCo Ichibanya: Japan’s biggest curry house chain is opening in London this week
https://www.standard.co.uk/go/london/restaurants/coco-ichibanya-london-opening-covent-garden-a4013421.html



冒頭で記したとおり、私、行ったことないんですよね。。。
なので、ココイチのメニューもシステムもまったく把握していないという。。。
これを機会に、まずは日本の店舗を訪ねるとするかな。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○イギリスでの、次なる日本食の目玉はカツカレー? → https://ricorice.exblog.jp/24226785/
○ロンドンでもカツカレーが食べられます! さあ、どこで? → https://ricorice.exblog.jp/24228872/
○ヨーロッパ最大の日本食フードホールが、2018年春ロンドンにオープン! → https://ricorice.exblog.jp/26183478/
○ロンドンはジャパンセンターの旗艦店、2017年秋にオープン! → http://ricorice.exblog.jp/25719545/
○ロンドンの高級寿司店、The Arakiのシェフが来春日本に戻る → https://ricorice.exblog.jp/27602094/




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by ricoricex | 2018-12-12 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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日本でもおなじみのネット通販サイト、アマゾン/Amazon
国によって実施しているサーヴィスや、同じサーヴィスでも開始時期が違ったりしており、
イギリスのアマゾンでは、
2016年11月からフードデリバリーに参入(↓)。


本格実施前のトライアルが好評を得て、本格参入したものの、
2年を経た2018年12月3日(月)を持って終了となりました。
https://www.amazon.co.uk/restaurants/legacy/uk

その理由はフードデリバリー自体が受けられられなかったわけではなく、
むしろ急成長を続けている産業ではあるのですが、
先発隊にして大きなマーケットを開拓した、デリバルー/Deliveroo
地下鉄の駅構内などで大きくコマーシャルを打っている(ように私には映る)
ウーバーイーツ/Uber Eatsといった
巨大ライバルに勝てなかったってこと。


このニュース、イギリスのメディアで2018年11月下旬に以下のように伝えられています。

London Evening Standard(ロンドンのフリー夕刊紙)
Amazon takeaways axed after two years following fierce competition from Deliveroo
https://www.standard.co.uk/business/business-news/amazon-takeaways-axed-after-two-years-following-fierce-competition-from-deliveroo-a3996896.html


Big Hospitality(イギリスの飲食メディア)
Amazon quits London restaurant delivery market
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/11/26/Amazon-quits-London-restaurant-delivery-market



いやはや、さすがのアマゾンとてライバルはあまりに大きかった、ってことですねぇ。。。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○冷蔵庫の中へも運んでくれる食品配送サーヴィスをウェイトローズが試験中 → https://ricorice.exblog.jp/27563136/
○フードデリバリー、デリバルー/Deliverooの2017年人気メニューはハンバーガー(イギリスでも世界でも!) → https://ricorice.exblog.jp/26252227/
○イギリスのフードデリバリー、デリバルー/Deliverooがパブに食事を運んでくれる! → https://ricorice.exblog.jp/26214927/
○ロンドンのフードデリバリー、急成長で発展中! → https://ricorice.exblog.jp/25233403/




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by ricoricex | 2018-12-06 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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2018年11月7日(水)、ロンドンのレストランガイド『Harden’s』で伝えられたのはこんな記事。
ロンドンのレストランの閉業、ここ28年で最多に!
Record closures hit London Restaurants
https://www.hardens.com/uk-london/07-11-2018/record-closures-hit-london-restaurants/


これ(↑)、2018年11月8日(木)に、紙そしてアプリで同日発売された『Harden’s』の最新版、2019年版で伝えられたもの。


最近の12カ月、2017年秋〜2018年秋(と思われる)のデータをよみといたもので、
チェーン店を除いた飲食店で、117店舗が閉鎖。
ここ28年で、ということは、『Harden’s』が登場して以来、もっとも多い数字。
ちなみに、次に閉店店舗数が多かったのは、2003年の113軒です。

この数字には、当ブログでも随時お伝えしているジェイミー・オリヴァー/Jamie Oliverのレストラン閉鎖に代表されるチェーン展開しているものは含まれておらず、

ジェイミー・オリヴァーの店舗に限らず、ここもあそこも、というニュースを頻繁に見聞きするので、
実際のところの閉店状況はもっと大きいでしょう。

2018年に次いで閉店店舗が多かった2013年は、
SARSの流行、イラク戦争、と不安定な情勢が覆った年で、
人々の心理に影響し、外食を控えたことが、
結果として店舗の閉鎖につながったのではないかと思われます。

2018年については、その原因については『Harden’s』ではふれられていませんが、
・びっくりするほどの不動産、つまり賃料の高さ、
ブレキジット/ブレグジットの影響(人材確保、食材入手、ゲストの見込みetcのむずかしさ)
なんだろうなぁ、と睨んでいます。

とはいえ、ロンドンはイギリスのみならず世界のマーケットの中心のひとつなので、
開業したい人は後を立たないでしょうから、
状況はますますタフでチャレンジングになっていくのでは、と考えます。

一方で、2018年の開業は、というと167軒。
前年2017年の197軒、前々年2016年の200軒に比べると、ぐっと落ち込んで印象です。


遠くから眺めているから、というのもありますが、こういうデータはおもしろいですね。
そして、単にそれぞれのレストランのあり方だけでなく、
社会情勢と密接につながっていることを、つくづく感じます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ジェイミー・オリヴァー、自身の言葉でレストラン経営危機を語る → https://ricorice.exblog.jp/27464189/
○ロンドンのテレンス・コンランのレストラン3軒が閉店! → https://ricorice.exblog.jp/27287956/
○ゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)のMazeが2019年閉店 → https://ricorice.exblog.jp/27211747/
○イギリスのイタリア料理店チェーンがなにかと大変な件 → https://ricorice.exblog.jp/27109756/




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by ricoricex | 2018-11-24 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

2014年10月、ロンドンはメイフェアにオープンすると、
瞬く間に人気店の仲間入りを果たし、その技量で、翌2015年秋(2016年度版)のミシュランで2つ星に輝いた、アラキ/The Araki
http://www.the-araki.com
(最新の2018年(2019年度版)、2017年(2018年度版は3つ星、2016年(2017年度版)は2つ星)

このアラキのシェフ、荒木水都弘/Mitsuhiro Araki氏が来春、2019年3月に日本に戻ることが、
2018年11月13日(火)&14日(水)、イギリスの食メディアで報道されました。

Eater London
Sushi Master at Three-Michelin-Starred The Araki Will Return to Japan Next Year
https://london.eater.com/2018/11/13/18091030/the-araki-three-michelin-star-chef-leaving-japan


Big Hospitality
Chef Mitsuhiro Araki to leave his three-starred Mayfair restaurant
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/11/14/The-Araki-London-restaurant-chef-leaving-return-to-Japan



とはいえ、閉店するわけではなく、
ロンドン・メイフェアのアラキはスーシェフ(副料理長)のMarty Ryu氏に任せられるそうです。


まあ、これについては日本でも大きく報じられるでしょうから、
まずはBreaking Newsということで。

ちなみにアラキはその価格でも知られており、
上記2つの記事とも、ごていねいに予算についても、
£310(約4万6000円、2018年11月現在) ※サービス&ドリンクなし
と案内しています。

まあ、これはプライシーということだけでなく、
(テイクアウェイやカジュアルではなく)高級寿司店の値段が見当しづらい読者に向けて、ってことかもしれません。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○発表! 『ミシュランガイド イギリスおよびアイルランド』2019年版 → https://ricorice.exblog.jp/27538563/
○THE ARAKI(アラキ)が3つ星を獲得! 『ミシュランガイド イギリスおよびアイルランド』2018年版発表 → https://ricorice.exblog.jp/26066591/
○『ミシュランガイド イギリスおよびアイルランド』2017年版発表 → https://ricorice.exblog.jp/24697500/
○『ミシュランガイド イギリスおよびアイルランド』2016年版発売 → https://ricorice.exblog.jp/23692425/




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by ricoricex | 2018-11-15 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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お菓子作りに覚えのあるアマチュアベイカーがその腕を競い合う、イギリスの超人気テレビ番組「The Great British Bake Off」(通称、GBBO)。
昨年、2017年のシリーズ8より、BBCからChannel 4に放送局が変わり、
4人の出演者のうち、ポール・ハリウッド/Paul Hollywood以外の3人が変わり、心機一転して2度目の、今年2018年のシリーズ9。

2018年10月30日(火)に最終回を迎え、ラーフル・マンダル/Rahul Mandalの優勝で幕を閉じました。


おい! もう2週間前のことだよ!な〜んて声が聞こえてきそうですが、
そのとき私、はい、イギリスにいました。
しかぁし、10月29日(月)〜31日(水)は、絶賛3夜連続ギグの真っ只中で、
それどころじゃなかったのです(失笑)。

なんだなんだしている間に帰国となり、視聴状況も報道されたので、
落ち着いてご報告にいたったということにしましょう(笑)。


2018年の「The Great British Bake Off」シリーズ9の最終回のリアルタイムの視聴者は750万人(最高瞬間は、優勝者が決まった最後の5分で810万人)、
遡って観られるため、放送から1週間以内の視聴者は1034万人。
2017年シリーズ8(↓)より、少し上昇した模様です。


まあ、こういうものにはチャチャが入るのは免れないわけで、
出来レースじゃなかったのか?
優勝したラーフル・マンダルはなんでSNSを使ってないんだ?
な〜んて声も。

私個人の感想を言うと、ラーフル・マンダルはなんか守ってあげたくなる、んだよなぁ。
でもこの先、シーンに躍り出るのは、
優勝を逃したもののファイナリストとして残ったキム=ジョイ・ヒューレット/Kim-Joy Hewlettじゃないか、って思ってみたり。
なんというか、彼女はすでに彼女自身の世界観があるんですよ。
一度見たら覚えてしまうルックス含めて、ね。


そんなわけで、2018年の「The Great British Bake Off」シリーズ9の最終回の視聴状況、イギリスのメディアは以下のように伝えています。

BBC
Great British Bake Off: Final watched by 7.5 million viewers
https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-46029963


Radio Times(イギリスのテレビ・ラジオ番組の情報誌)
Who is Rahul Mandal? Meet the Great British Bake Off 2018 contestant
https://www.radiotimes.com/news/tv/2018-10-30/rahul-mandal-the-great-british-bake-off-2018-contestant-guide-age-job/


The Guardian(イギリスの新聞)
The Great British Bake Off: the final review – an ending that rose to the occasion
https://www.theguardian.com/tv-and-radio/2018/oct/31/great-british-bake-off-final-review-ending-rose-to-occasion


Daily Telegraph(イギリスの新聞)
The Great British Bake Off 2018, finale review: a cockle-warming triumph of talent over cynicism
https://www.telegraph.co.uk/tv/2018/10/31/great-british-bake-2018-finale-review-cockle-warming-triumph/


The Independent(イギリスの新聞)
Great British Bake Off final review: No big surprises but an emotional end to a winning series
https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/great-british-bake-off-final-review-prue-leith-noel-fielding-sandi-toksvig-a8029536.html



2018年の「The Great British Bake Off」シリーズ9の最終回の状況を知るにはこちら(↓)がいいかと。
The Great British Bake Off 2018: final – as it happened
https://www.theguardian.com/tv-and-radio/live/2018/oct/30/the-great-british-bake-off-2018-final-find-out-who-takes-the-crown



The Great British Bake Off」は毎回、 “ビスケット”“ペイストリー”“パン”などのテーマに沿って挑戦するわけですが、
今回テーマに“ヴィーガン”があったのは、まさに時代にですね(“スパイス”もか。って前からあったっけ?)

それと、オンタイムでテレビを視聴しなかった私は、
2018年「The Great British Bake Off」シリーズ9の最終回の模様を新聞報道で知ったのですが、
はっとしたのが、優勝者ラーフル・マンダルの「孤独から逃れるためにお菓子作りを始めた」という言葉。

以前、“「The Great British Bake Off」はなぜこんなに人々の心をつかむのか”という記事をざっと読んだときに、
日常のストレスから解放されるから、というようなことが理由として挙げられていた記憶。
そのときは、ふんふん、ぐらいの気持ちだったのですが、
これは興味深い! 思っている以上に現代社会を色濃く反映させているのかも
(もちろん、だからこそ超人気番組なわけですが)。
ファイナリストのキム=ジョイ・ヒューレットの職業が“メンタルヘルス・スペシャリスト”というのも、
偶然の一致かもしれませんが、象徴的な気もしています。
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最後に。「The Great British Bake Off」番組についての公式サイトはこちら(↓)

・制作会社による番組紹介ページ
https://thegreatbritishbakeoff.co.uk

・放送局であるChannel 4の番組紹介ページ
https://www.channel4.com/programmes/the-great-british-bake-off


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○「The Great British Bake Off」シリーズ9の番組スポンサーにAmazonが! → https://ricorice.exblog.jp/27118252/
○新装開店した「The Great British Bake Off」シリーズ8、最終回の視聴状況はいかなるものだったか → https://ricorice.exblog.jp/26207338/
○「The Great British Bake Off」シリーズ8終了! → https://ricorice.exblog.jp/26119315/
○「The Great British Bake Off」シリーズ7最終回の視聴者が過去最高を記録! → https://ricorice.exblog.jp/24770639/
○「The Great British Bake Off」シリーズ6終了! → https://ricorice.exblog.jp/23753687/
○「The Great British Bake Off」シリーズ5終了! → https://ricorice.exblog.jp/22459636/
○「The Great British Bake Off」シリーズ4が驚異の視聴率で終了 → https://ricorice.exblog.jp/21235932/



(↑104の英国お菓子ストーリーを詳しく紹介しています!



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by ricoricex | 2018-11-14 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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4〜5年前だったでしょうか。
駅前の広場でストリートフードマーケットが立ち、
その日の私の動線上にあり、さっとテイクアウェイして、さっと食べるのにいいし、
何より好奇心がむくむく沸き起こって、キングス・クロスに立ち寄ったのは。

キングス・クロスに到着したときに、あれっ?となったのは、
2012年に駅舎の改修工事が終わり、
そういえば、と思い起こせば、隣接するセント・パンクラス駅が2007年にユーロスターの発着駅となり、
ここから拍車がかかり始めたのか、
かつての薄汚い、いかにも治安の悪い場所だったのと打って変わって、
なんだかきれいになっていて、活気もあるじゃない!

キングス・クロスの再開発が目覚ましいのは、駅もさることながら、
リージェンツ・カナルを渡ったエリアもそう。
2011年、ロンドン芸術大学のカレッジのひとつ、セントラル・セント・マーチンズ/Central Saint Martinsが、ウェストエンドから
元穀物倉庫、グラナリー・ビルディング/Granary Buildingを改修した建物に引っ越し、
セントラル・セント・マーチンズと聞けば、パブロフの犬のごとく、Pulpの「Common People」を口ずさんでしまう私です)



e0038047_15453967.jpgこの建物にぐるっと沿って歩くと、モダン・インディアンカフェのディシューム/Dishoomをはじめ、
気のきいた飲食店が入っていたりします。

また、このエリアの大きな話題といえば、
ここにはグーグル/Googleの英国本社が(これが巨大なビルらしい)建設されるってこと(↓)。


そして、運河沿いのコール・ドロップス・ヤード/Coal Drops Yardもそのひとつ。
コール・ドロップス・ヤードはその名のとおり、
かつては北イングランドから運ばれてきた石炭を管理していた場所。
ヴィクトリア朝時代の建物が非常に印象的です。
この建物がショョッピングコンプレックスとして新しく息を吹き返し、
本日、2018年10月26日(金)、約50の店舗がオープンを迎えます。
すでにトム・ディクソン/Tom Dixonの旗艦店は4月にオープンしていたりするのですが、
本日が実質的なグランドオープンといえるでしょう。

先に記したトム・ディクソンのほか、ポール・スミス/Paul Smithマーガレット・ハウエル/MHL.(Margaret Howell)フレッドペリー/Fred Perryユニバーサル・ワークス/Universal Worksロスト・プロパティ・オブ・ロンドン/LPOL(Lost Property of London)といったファッションブランドのほか、
飲食店も店舗数こそ多くないものの、“今”を感じさせる話題のお店が入店。
ラインナップは以下のとおりです。

Barrafina
Bodega Rita’s
Casa Pastor
Coal Office
Hicce
House of Cans
Le Chocolat Alain Ducasse
Morty & Bob's
Redemption Roasters

何より、コール・ドロップス・ヤードのウェブサイトがワクワク感あふれていて楽しい!
私の好きな世界観だわっ!


このコール・ドロップス・ヤードのオープンについて、イギリスのメディアの報道のリンクをはっておきますね。

London Evenig Standard(ロンドンの夕刊)
Coal Drops Yard: London’s new eating, shopping and playing paradise
https://www.standard.co.uk/go/london/attractions/coal-drops-yard-eating-shopping-kings-cross-a3963551.html


Time Out(ロンドンの情報メディア)
London’s coolest new shopping district opens this week
https://www.timeout.com/london/news/londons-coolest-new-shopping-district-opens-this-week-102218


Eater London(ロンドンの飲食メディア)
The Lowdown on All the New Restaurants Coming to King’s Cross
https://london.eater.com/2018/7/31/17633766/kings-cross-coal-drops-yard-barrafina-pastor-harts-group



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○朝食@ディシューム/Dishoom(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27226476/
○ランチ@ヴィノテカ/Vinoteca(ロンドン) → <https://ricorice.exblog.jp/27367160/
○お茶@ジャーマン・ジムナジウム/German Gymnasium(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27302483/
○アラン・デュカスのチョコレートショップ、2018年秋ロンドンにオープン → https://ricorice.exblog.jp/27320487/
○2017年秋、ロンドン・シティに登場するブルームバーグのヨーロッパ本部は新ダイニングスポットでもある → https://ricorice.exblog.jp/25977424/




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by ricoricex | 2018-10-26 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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2018年10月22日(月)、イギリス政府から以下の発表がなされました。
「プラスティック製ストロー、綿棒、マドラーの廃止案を計画」
Government launches plan to ban plastic straws, cotton-buds, and stirrers
https://www.gov.uk/government/news/government-launches-plan-to-ban-plastic-straws-cotton-buds-and-stirrers


ここにきて、ようやく日本でも報道されるようになった、海洋プラスティック汚染。
その取り組みとして、イギリス政府は、
プラスティック製のストロー、綿棒、マドラーの流通そして販売を
来年2019年10月から2020年10月の間に廃止する方針を発表しました。

現在、イギリスでは年間でプラスチック製ストローが47億本、綿棒が18億本、マドラーが3億1,600万本消費されています。
これらの3品目については、すでに代替品が市場に存在していると、イギリス政府は判断し、
それをふまえて、この方針が打ち出された模様です。
ただ、全面廃止、というわけではなく、医療の現場などではプラスチックストローは必要との認識はなされています。


海洋プラスティック汚染軽減のためにプラスティックストローをやめよう、という動きは、
日本でもようやく取り組みを始めた企業が出てきたので、
なぜなのか、その理由については広く報道されているので、ここでは割愛しますが、
先日、「そんなこと言ってもイギリスの牛乳はプラスティックボトルに入っているじゃん」と言われ、
それはそれで取り組みをする時期に来たように思えますが、
プラスティックストロー、綿棒、マドラーがなぜ問題かというと、そのサイズにあるからなんですよね。
その細さ、小ささゆえ、ゴミ処理をすり抜けてしまう、からなんです。


また、これはピンとこないかもしれませんが、
綿棒については、イギリスでは10%がトイレに捨てられ、下水を通って海に流れ着いているとされています。
対象になっているのはそのためです。


このニュース、イギリスの主要メディアでは以下のように伝えています。

The Guardian(イギリスの新聞)
Plastic straws and cotton buds could be banned within a year
https://www.theguardian.com/environment/2018/oct/22/ban-on-plastic-straws-stirrers-and-cotton-buds-pollution-could-come-into-force-by-2019


The Independent(イギリスの新聞)
Plastic straws and cotton buds could be banned from next year in bid to tackle ocean pollution
https://www.independent.co.uk/news/uk/politics/plastic-straws-pollution-oceans-marine-michael-gove-environment-government-a8592186.html


Metro(ロンドンの新聞(フリーペーパー))
Plastic straws could be banned within a year
https://metro.co.uk/2018/10/22/plastic-straws-could-be-banned-within-a-year-8061785/


The Morning Advertiser(イギリスの飲食メディア)
Plastic straws could be banned by October 2019
https://www.morningadvertiser.co.uk/Article/2018/10/22/Plastic-straws-could-be-banned-by-October-2019



冒頭でご紹介した政府の発表の中には、この案の理由のひとつとして、
“In England we are taking world-leading action with our ban on microbeads, and thanks to the public’s support have taken over 15 billion plastic bags out of circulation with our 5p charge. ”というのがあり、ここで、
“環境問題への取り組みとして、イギリスは世界の旗振り役である”とうたっていて、
賢いな〜、と思ってしまいました。

私は、あらゆる面から2020年東京オリンピックには反対で、今も、早く返上すれば?と思っているのですが、
政府のプロパガンダの場としては非常に好都合なわけで、
なんでこういうことを日本がやらないのかな?と思うわけです。

レジ袋とか過剰包装とかが氾濫している今の日本の状況は、
外国人、特にこういうことに意識が高いヨーロッパ人から見れば、
“ていねい”とは思わず、“余計なこと”“時代遅れ”と感じるだろーなーと想像するにかたくないわけです。

ヨーロッパ人のやることに歩調を合わせよう、ということではなく、
環境問題は待ったなし!にきていて、そういう時代になったわけで、
遅かれ早かれ着手しなければならない。
だったら先発隊をいくのが、しかも大々的に宣言していくのがいい、
オリンピックなんてアピールする絶好の機会じゃないか、と思うのですが、
おもてなしだの、どーでもいいことばっかり。

企業では独自でそういう動きをするところも出てきていますが、
プラスティックストロー、綿棒、マドラー、レジ袋、
そして、日本の場合は過剰包装をなんとかするだけでも大きな一歩だと思うのですが、
なかなか腰が重い状況は、
お客のために、というよりも、
何かあったときやクレームがきたときに、
責任を取りたくない、私たちはこんなにもやっています!のポーズなんだろうなぁ。


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○イギリスのレストランの動向に見る、これからの店舗や会社に求められるもの → https://ricorice.exblog.jp/27355146/
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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2018-10-24 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

物事を客観的に判断し批評するには、最低20年、30年ぐらいでようやく、なんじゃないか。
そう思いながらここのところ日々を過ごしていて、
そんな最中に目に入ったのが、このニュース(↓)。

Vintage to release 20th anniversary edition of Nigella's 'iconic' first book
https://www.thebookseller.com/news/vintage-release-20th-anniversary-edition-nigellas-iconic-first-book-808316


2018年6月15日(金)づけで報じられたとおり、
今月、10月4日(木)に発売となったのが、
イギリスの料理家、ナイジェラ・ローソン/Nigella Lawsonの1998年に発売された初の著書『How to Eat』の20周年記念版にして、
パーパーバックで再登場しVintage Classicsの仲間入りを果たした
How to Eat: Vintage Classics Anniversary Edition』。



再編集&出版、というのは、この手があったか!というほどの目新しい手法ではないけれど、
こういうやり方は話題になるし、改めて振り返るきっかけには、確実になるわけで、
この『How to Eat: Vintage Classics Anniversary Edition』に際して、
ほかの著名料理家が新聞などに寄稿したり、大きく取り上げられる(↓)、というのはおもしろい現象。

OFM’s classic cookbook: Nigella Lawson’s How to Eat
https://www.theguardian.com/food/2018/sep/16/ofms-classic-cookbook-nigella-lawsons-how-to-eat


Diana Henry: Nigella’s How to Eat got me back in the kitchen - and now, 20 years later, I'm handing it on to my son
https://www.telegraph.co.uk/food-and-drink/features/diana-henry-nigellas-eat-taught-live-now-20-years-later-handing/


Recipes from Nigella Lawson’s How to Eat
https://www.thetimes.co.uk/article/recipes-from-nigella-lawsons-how-to-eat-t5z3l52xn



20年前の発売当時とは違って、その間の社会の変化などについても考慮せざるを得ないので、腰を据えて評価するには、
“Vintage Classics”として定番として太鼓判を押すには、最低20年の歳月が必要なんだなぁ、と思った次第です。


私がイギリスに暮らしたのは2000〜01年。
非常にラッキーだったのは、イギリスという国が食に目覚め、
それが一般化していった時期で勢いがすさまじかったから
(そして、今につながる、と)。
わかりやすくいうと、これまでの家庭のイデオロギーを脱した、
娯楽としての食、快楽としての食、
が、テレビ番組や料理本が相次いで登場していた頃。

ナイジェラ・ローソンの『How to Eat』が1998年が発売で、
翌1999年からテレビ番組で『Nigella Bites』が始まり(〜2001年)、同名のレシピ本も発売され、
私が彼女のことを知ったのは、この『Nigella Bites』で。


ジェイミー・オリヴァー/Jamie Oliverを一躍有名にしたテレビ番組『The Naked Chef』の放送は1999〜2001年で、
これに準じた料理書、『The Naked Chef』は1999年、『The Return of the Naked Chef』は2000年、『Happy Days with the Naked Chef』は2001年発売。



(こちら(↑)は現在の表紙)

本屋さんに行くと、彼らの本が山積み、雑誌の表紙などにも登場していたのをよく覚えています。
破竹の勢い、ってこういうことを言うんだなぁ、と思いながら眺めていました。


私にとってナイジェラ・ローソンを知るきっかけとなった、『Nigella Bites』を初めて見たときの印象は、
「料理は楽しいもの、おしゃれするのと同じようにね」といった感じで、
それまでの女性料理家=主婦のイメージではなく、オサレ〜、な感じもよかったし、
きっちりかっちりやりましょう、ではなく、ラフな感じもよかった。
よかった、というより、おもしろいな〜で、
こういうライフスタイルを送ってみたい、を見せてくれた、って感じじゃなかったかな、と思うのです。

今回のこの20周年記念版の『How to Eat: Vintage Classics Anniversary Edition』の紹介で、出版社のPenguin Books
“Relax and relish Nigella Lawson's delicious prose in her first, revelatory cookery book, published as a reading edition in Vintage Classics for the first time to celebrate twenty years of How to Eat.”としているのも、
How to Eat: Vintage Classics Anniversary Edition』のサブタイトルに、
“The Pleasures and Principles of Good Food”
とあるのも、
私がナイジェラ・ローソンを最初に知ったときに抱いた印象は、そのままなんだな、
ではあるのですが、これも時間が経って初めて確信に変わるわけで、
物事をその後の流れもふまえてみるには、最低20年必要なんだよなぁ、とつくづく感じた次第です。

Penguin Booksによる『How to Eat: Vintage Classics Anniversary Edition』の紹介(↓))
How to Eat Nigella Lawson
https://www.penguin.co.uk/books/111/1116643/how-to-eat/9781784874865.html



っと、肝心のナイジェラ・ローソンによる『How to Eat: Vintage Classics Anniversary Edition』出版に際してのコメントはこちらです(↓)。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○メーガン妃が協力、グレンフェル・タワー火災被災者らのレシピ本発売へ! → https://ricorice.exblog.jp/27524197/
○ロンドン・モダン中東料理の旗手、オトレンギの新刊はpodcastとともに! → https://ricorice.exblog.jp/27479411/
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○オブザーバー・フード・マンスリー・アウォーズ2017 → https://ricorice.exblog.jp/26085869/
○イギリスの新聞「The Guardian」が選ぶ2017年のベスト・フードブック11選 → http://ricorice.exblog.jp/26233052/
○イギリスの新聞「The Guardian」による2017年のベスト・フードブック20選 → https://ricorice.exblog.jp/26238952/
○オブザーバー・フード・マンスリー・アウォーズ2014 → https://ricorice.exblog.jp/22555013/




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by ricoricex | 2018-10-22 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

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目立つようになったのは2000年代中盤以降で、
それまではポツポツと見られたのが、加速度を上げて多店舗化していったのは。
あれよあれよという間に、ここにもあそこにも店舗ができて、
ロンドン中心部では、そこかしこで見られるようになりました。

それが理由だったとは思わないし、
拡大するときは無理しても一気にした方がいい時期はあるだろうと認識しているのですが、
こういう浮き沈みは、何のビジネスでも同じだなぁ、何が起こるかわらかないなぁ、と感じた次第です。


イギリスで150以上の店舗がある、ベーカリー・カフェ、パティスリー・ヴァレリー/Patisserie Valerie
https://www.patisserie-valerie.co.uk

生クリームやフレッシュな果物でデコレーションしたケーキやタルトなど、
イギリスではなくフランス風(ベルギー風なのかな? というのも創業者のマダム・ヴァレリーはベルギー人なので)のお菓子がウリ(だと思う)お店で、
店名の“PATISSERIE VALERIE”のアール・ヌーヴォー調の書体も印象的です。

このパティスリー・ヴァレリーが、先週後半、2018年10月10日(水)からメディアをざわつかせ、
その状況が随時伝えられました。

何があったか、というと、不正経理の発覚。
その額、なんと2000万ポンド! すぐさま支払いをしないと、倒産の危機に.。
これが10月10日(水)のこと。

翌10月11日(木)。
財務責任者を逮捕。事件としての調査を開始。

10月12日(金)には、会長が資金繰りをして、間一髪、
とりあえず倒産の危機はまぬがれた模様です。


ただし。
額が額ですので、これからどうなるのかなぁ、というのが私の印象です。
1926年に創業して大きくなったお店も、なくなるのは一瞬かぁ。
積み上げたものも、何かあれば一瞬で崩れちゃうんだよね
(お店がなくなるって決まったわけじゃないけど)。


私はパティスリー・ヴァレリー自体に思い入れはないけれど、
ケンジントンのブロンプトン・ロードにあるナイツブリッジ店(V&Aミュージアムの道をはさんでナイツブリッジ寄りに位置)は、
前を通ることが多く、すっかり“そこにあるもの”という認識になっていたので、
風景が変わるかもなぁ、なんてことをぼんやり思ったのでした。


このパティスリー・ヴァレリーの不正経理のニュース、
ぐぐればどっとたくさんの報道が上がってきます。
ざっと状況をつかむべく、当ブログでは、
イギリスの食メディア“Big Hospitality”による、すっかりまとめられた記事を時系列で以下にご案内します。

Patisserie Holdings suspends chief financial officer over fraud probe
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/10/10/Patisserie-Holdings-suspends-chief-financial-officer-over-fraud-probe


Patisserie Holdings' finance director arrested
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/10/11/Patisserie-Valerie-facing-collapse-closures


Patisserie Holdings outlines £20m rescue package
https://www.bighospitality.co.uk/Article/2018/10/12/Patisserie-Valerie-restaurant-LukeJohnson-saved



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○お茶@ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム・カフェ/V&A Café(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26090115/
○ジェイミー・オリヴァー、自身の言葉でレストラン経営危機を語る → https://ricorice.exblog.jp/27464189/
○ゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)のMazeが2019年閉店 → https://ricorice.exblog.jp/27211747/
○イギリスのイタリア料理店チェーンがなにかと大変な件 → https://ricorice.exblog.jp/27109756/
○ハッカサン/HakkasanグループがHKKを閉店! → https://ricorice.exblog.jp/26087935/




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by ricoricex | 2018-10-15 00:00 | イギリスの食ニュース | Trackback

ファーギーという愛称はファーガソンという苗字だからなんだ〜、と知ったのは、
この方の母親でだったか、元マンチェスター・ユナイテッドの監督、サー・アレックス・ファーガソンだったか(私は選手時代は知らない)。
そのままズバリの(元ブラック・アイド・ピーズのヴォーカリストの)ファーギー経由からではないのは、私の年齢ゆえですね〜。

母親はセーラ・ファーガソン。ヨーク公爵夫人であり、
ヨーク公爵アンドルー王子の元夫人。
ヨーク公爵アンドルー王子は、エリザベス2世女王の第3子で。兄はウェールズ公チャールズ。

そう、この方とは、ユージェニー(・オブ・ヨーク)王女。
ウィリアム王子とハリー(ヘンリー)王子のいとこにあたりますね。

このユージェニー王女の結婚式が、本日、2018年10月12日(金)、ウィンザー城で執り行われます。
5月のハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルの結婚式(↓)に引き続き、今年2度目のロイヤル・ウェディング、になるのかな?


結婚式のあれこれはゴシップ誌/紙にお任せするとして、
当ブログでは、どんなウェデイングケーキがお目見えするのか、ご紹介します。

ユージェニー王女とジャック・ブルックスバンクのウェディングケーキは、
レッド・ヴェルヴェット・アンド・チョコレート・ケーキ/Red Velvet and Chocolate Cake。
手がけるのは、2014年からロンドンを拠点にオーダーメイド菓子事業を展開している、Sophie Cabot/ソフィー・ カボット
http://www.sophiecabot.com

ソフィー・ カボットと王室との縁は、ユージェニー王女の父親であるアンドルー王子が支援する
Pitch@Palaceと呼ばれるIT系起業家のスタートアップと人材育成をサポートするプログラムのイベントで、
アイシングを施した特製ビスケットを提供したことから。
Pitch@Palaceがどんなプログラムかについてはこちら(↓))
The Duke of York and Pitch@Palace
https://www.royal.uk/duke-york-and-pitchpalace



ソフィー・ カボットのウェブサイトも、Pitch@Palaceで提供した特製ビスケットもかわいい!

ユージェニー王女とジャック・ブルックスバンクのウェディングケーキとしてお目見えするレッド・ヴェルヴェット・アンド・チョコレート・ケーキは、
"a traditional cake, with a modern feel(伝統的なケーキにモダンなエッセンスを加えたもの)"とされています。
1段£180、5段重ねのケーキでご予算£900。
ご両親のアンドルー王子とセーラ・ファーガソンの結婚式の際は、
同じく5段のウェディングケーキで、伝統的なフルーツケーキが用いられました。

ちなみに5月のハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルの結婚式でのウェディングケーキは、
レモン・エルダーフラワー・ケーキ/Lemon Elderflower Cakeでした(↓)。


このウェディングケーキを含む、
ユージェニー王女とジャック・ブルックスバンクのロイヤルウェディングについての
王室からのリリース(2018年10月6日(土)づけ)はこちら(↓)。



また、これを受けての、2018年10月7日(日)&8日(月)づけの各メディアによる報道は以下のとおりです。

Sky News
Royal wedding 2018: Princess Eugenie and Jack Brooksbank choose red velvet and chocolate cake
https://news.sky.com/story/royal-wedding-2018-princess-eugenie-and-jack-brooksbank-choose-red-velvet-and-chocolate-cake-11519475


Harper's BAZAAR(ファッション誌)
Princess Eugenie's Wedding Cake Is a Red Velvet Creation Inspired By Autumn
https://www.harpersbazaar.com/celebrity/latest/a23626586/princess-eugenie-royal-wedding-cake-sophie-cabot/


British Baker(イギリスの食メディア)
Details of Princess Eugenie and Jack Brooksbank's wedding cake are revealed
https://bakeryinfo.co.uk/news/fullstory.php/aid/20189/Details_of_Princess_Eugenie_and_Jack_Brooksbank_s_wedding_cake_are_revealed.html


Daily Telegragh(イギリスの新聞)
Who is making Princess Eugenie's wedding cake, and how can you make your own?
https://www.telegraph.co.uk/food-and-drink/cake-recipes/making-princess-eugenies-wedding-cake-can-make/


っと、肝心のソフィー・ カボットによる情報開示はインスタグラム経由で、こちら(↓)。



~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルの披露宴でふるまわれたのはこんなメニュー → https://ricorice.exblog.jp/27215546/
○ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるのはここ! → https://ricorice.exblog.jp/27095229/
○ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるVioletはこんな店! → https://ricorice.exblog.jp/27208234/
○ハリー(ヘンリー)王子&メーガン・マークルのウェディングケーキを手がけるクレア・プタクはこんな人! → https://ricorice.exblog.jp/27204466/
○イギリスのロイヤル・ウェディングケーキを簡単におさらい → https://ricorice.exblog.jp/27105499/
○イギリスのウェディングケーキの歴史(ざっくりと) → https://ricorice.exblog.jp/27200803/
○イギリスのウェディングケーキが三段重ねである理由 → https://ricorice.exblog.jp/25859205/
○メーガン妃が協力、グレンフェル・タワー火災被災者らのレシピ本発売へ! → https://ricorice.exblog.jp/27524197/
○<イギリス菓子・レシピ> レッド・ヴェルヴェット・ケーキ【Red Velvet Cupcakes】 → https://ricorice.exblog.jp/19733022/





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