人気ブログランキング |

イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。http://hanenoriko.daa.jp/


by ricoricex
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

2019年 02月 13日 ( 1 )



e0038047_18390617.jpg

5年前の2014年、ヴァージン アトアンティク航空/Virgin Atlanticで、イングリッシュワインをテーマに連載を担当しました。
(現在、ヴァージン アトアンティク航空の日本撤退に伴い、ウェブサイトも閉鎖)

それまでワインは近づかないようにしていたんですよね。なんというか、頭で飲む感じに感じられて、それに敬遠しちゃって。まずは楽しくって美味しければいいでしょ、じゃないの〜、って思っていて。
それが、2000年代に入り、イングリッシュワインの成長ぶりに興味を抱き、同時に仕事でもワイン関連が多くなり、私がワインに目覚めたのはオーストラリアのおおらかさだったんですよね。

おいしければいいじゃん! 楽しければいいじゃん!知識はその次、みたいなノリがフィットしたんです(それでもって実のところ、実力派)。
ニューワールドだからなのかな(今さらニューワールド、っていうのも、ですが)、既成概念にとらわれない開放感が気に入ったんです。
そうして、ワインに興味を抱き、いろいろなタイプのワインの仕事をし、点だらけになった知識を、体系的に整理した方が理解が早いな、とついにはWSETに通ったりもしました。

当然、イングリッシュワインやイギリスのワイン事情についてもっと知りたい!の思いが強くなり、2000年代後半からは、現地のワインエステイトを訪ねるようにもなりました。
ただ、ワインエステイト、遠いんだ〜。車がないとつらいんだ〜。

でも、飲んだり、買ったりはできるんです、ロンドンでも。
私はアルコールをさほど飲まないので、グラス1杯でそこまで驚きがなくてもきっちり満足できる食事ができる、肩肘はらないスマートカジュアルなお店が身の丈に合っている。
ロンドンのメリルボーンにある28°-50°もそんな一軒(↓)。


この店舗の姉妹店(というか、新ベンチャーというか)で2016年に、同じくメリルボーンにオープンしたのが、ブランドフォード・コントワール/Blandford Comptoir
https://blandford-comptoir.co.uk


ある日の日曜日、この界隈をうろうろしていて、気づけば13時を回っていて、お腹もすいてきて、さてどうしよう。
日曜日だしなぁ、開いていないところもあるだろうし。
ふと見ると、ブランドフォード・コントワールが。
e0038047_18392108.jpg


あっ、ここか!

ブランドフォード・コントワールのオープンはニュースとして頭の片隅にあったものの、詳細をチェックしたわけではなかったので、向こうからやってきた!って感じ(私はポジティブ解釈です(笑))。
中をのぞくと席もあるようだし。
ランランラ〜ンと入り口の扉を開く。

e0038047_18425607.jpg
笑顔で席を案内されて、見渡すと周囲の人たちがワイングラス片手におしゃべりに興じていて、ややわさわさしたような音が心地よいBGM。
料理の軸は地中海料理、とのことでしたが、外が寒く、暖かいところに入って体が安心したのか睡魔が襲ってきて、頭が回らないし、で、選ぶのが面倒になって、グランドメニューとは別に渡された限定メニューから、サンデースペシャル/Sunday Special £20をオーダー。

その内容は、というと、
・ラムのロースト、バターナッツスクワッシュ(かぼちゃの一種)、芽キャベツ/Rump of Lamb, Butternut Squash, Brussels Sprouts
ワインは、
・2011 Rioja Reserva, S. de la Familia, Bodega Luis Cañas(125ml) £12
スペイン・リオハの赤で、スパイシーで、どちらかというと重厚な味わい。
支払いは、サーヴィス料含めて、トータル£36。
e0038047_18403870.jpg

e0038047_18402581.jpg


料理は、ラムのローストは素直に王道、って感じで、それはさておき、バターナッツスクワッシュと芽キャベツの使い方がかわいい。
バターナッツスクワッシュは、フライドポテトのように細く切ったものをロースト、そしてピュレ状にしたものをお皿にポンポンポン。
芽キャベツはゆでてあり、外の大き目の葉は、バターナッツスクワッシュのピュレの上にポン。
ラムのローストはほかの小さい葉の芽キャベツのベッドの上におかれている恰好です。
これらのつけ合わせのせいでしょう、軽やかでパクパクいけちゃいます。

もう一品食べようかな、デザートにしようかな、と思いつつ、いやいや腹八分、この後で何かドンと食べたくなるかもしれないし、で自分で自分を押しとどめました。

訪ねたのが日曜日ということもあるのでしょう、私が入店する前からいて、ずっと会話の花を咲かせている人たち、カウンター席ではスタッフと談笑している人たち、のんびりとした日曜日の気分はこういうところでも味わえるんだなぁ、なんて思いながら店を後にしたのでした。
e0038047_18472988.jpg

e0038047_18410658.jpg

e0038047_18424247.jpg


sun 12/11/17


~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○ランチ@28°-50°(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26720152/
○ランチ@ヴィノテカ/Vinoteca(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27367160/
○ランチ@テロワール/Terroirs(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25260314/
○ランチ@10グリーク・ストリート/10 Greek Street(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26096376/
○ランチ@マジ/Mazi(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26024025/



************
イギリスの食、イギリスの料理&菓子』は、イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子のブログです。

イギリスの食に関するお仕事、食関連の書籍や雑誌、冊子の企画、構成、編集、執筆を行なっております。 1冊丸ごとから、情報提供だけ、取材と執筆だけなど、状況に合わせて対応できます。

お問い合わせ、ご依頼は下記URLからご連絡くださいませ。

http://hanenoriko.daa.jp/contact/


by ricoricex | 2019-02-13 00:00 | イギリスの飲食店レポート