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2018年 11月 24日 ( 1 )



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2018年11月7日(水)、ロンドンのレストランガイド『Harden’s』で伝えられたのはこんな記事。
ロンドンのレストランの閉業、ここ28年で最多に!
Record closures hit London Restaurants
https://www.hardens.com/uk-london/07-11-2018/record-closures-hit-london-restaurants/


これ(↑)、2018年11月8日(木)に、紙そしてアプリで同日発売された『Harden’s』の最新版、2019年版で伝えられたもの。


最近の12カ月、2017年秋〜2018年秋(と思われる)のデータをよみといたもので、
チェーン店を除いた飲食店で、117店舗が閉鎖。
ここ28年で、ということは、『Harden’s』が登場して以来、もっとも多い数字。
ちなみに、次に閉店店舗数が多かったのは、2003年の113軒です。

この数字には、当ブログでも随時お伝えしているジェイミー・オリヴァー/Jamie Oliverのレストラン閉鎖に代表されるチェーン展開しているものは含まれておらず、

ジェイミー・オリヴァーの店舗に限らず、ここもあそこも、というニュースを頻繁に見聞きするので、
実際のところの閉店状況はもっと大きいでしょう。

2018年に次いで閉店店舗が多かった2013年は、
SARSの流行、イラク戦争、と不安定な情勢が覆った年で、
人々の心理に影響し、外食を控えたことが、
結果として店舗の閉鎖につながったのではないかと思われます。

2018年については、その原因については『Harden’s』ではふれられていませんが、
・びっくりするほどの不動産、つまり賃料の高さ、
ブレキジット/ブレグジットの影響(人材確保、食材入手、ゲストの見込みetcのむずかしさ)
なんだろうなぁ、と睨んでいます。

とはいえ、ロンドンはイギリスのみならず世界のマーケットの中心のひとつなので、
開業したい人は後を立たないでしょうから、
状況はますますタフでチャレンジングになっていくのでは、と考えます。

一方で、2018年の開業は、というと167軒。
前年2017年の197軒、前々年2016年の200軒に比べると、ぐっと落ち込んで印象です。


遠くから眺めているから、というのもありますが、こういうデータはおもしろいですね。
そして、単にそれぞれのレストランのあり方だけでなく、
社会情勢と密接につながっていることを、つくづく感じます。


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○ジェイミー・オリヴァー、自身の言葉でレストラン経営危機を語る → https://ricorice.exblog.jp/27464189/
○ロンドンのテレンス・コンランのレストラン3軒が閉店! → https://ricorice.exblog.jp/27287956/
○ゴードン・ラムジィ(ラムゼイ)のMazeが2019年閉店 → https://ricorice.exblog.jp/27211747/
○イギリスのイタリア料理店チェーンがなにかと大変な件 → https://ricorice.exblog.jp/27109756/




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by ricoricex | 2018-11-24 00:00 | イギリスの食ニュース