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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


by ricoricex
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2018年 11月 11日 ( 1 )



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今は便利な時代になりましたから、なんでもかんでも1から作る必要はないし、
おまけに買ってくるものの方が下手に自分で作るよりおいしかったりもします
(特にコンビニの進化はすさまじい)。

そんな中、私がこれは自分で作るのがいいなぁ、と感じている料理にラザニアがあります。
ただし、ミートソースを作ってホワイトソースを作って、
しかも最低4人分からとかでないと作りづらいし、という条件が揃っているので、

おいそれと気軽に作れないのが難点。
私の場合、スパゲッティ・ボロネーゼ用のソースを
基本のミートソースとして多めに作って冷凍させるので、
ミートソースはそれを使えばいい、のですが、
それでもいざラザニアを作ろうとすると、なかなか気合いが必要です。

そんな、私が、自分が作るラザニアが好きで、のレシピがこちら。
ミートソースもホワイトソースもひねりを加えて特別なことをしているわけではないんですけどね。
ただ、自分の好みの塩加減やゆるさ加減にできる、というのはあって、それでかもしれません。

別段むずかしいことはないけれど、ミートソースもホワイトソースをかためにして、
ミートソースの塩を強めにするのがポイントといえばポイント。
ミートソースもホワイトソースもゆるいとだれちゃうんですよね。
そして、ラザニア自体にはほとんど塩気はないので、
ミートソースの塩を強めにしておくと、味がしまるかな、と思います。

ラザニアはよく知られているイタリア料理ではありますが、
イギリスでもおなじみの一品。
家庭のコンフォートフードのひとつといえます。
ひと昔前だと、普段のごちそうといったイメージでしょうか。
日本だと、たとえば人が集まったときに、ちらし寿司だったり唐揚げを作ったり、というのと似ているかもしれません。

それを裏づけるように(でもないか、な)、
Oasisのファーストアルバム『Definitely Maybe』の中の「Digsy's Dinner」で
ラザニアは登場しますし
(リアム・ギャラガーが「らっざーーーーにぃゃあああーー」と歌っています)、
映画『あるスキャンダルの覚え書き』で
ケイト・ブランシェット演じるシーバが
バーバラ役のジュディ・デンチを招待したときに供したのはラザニアだったし
(ジュディ・デンチ、ほんと、好きだわぁ。彼女が出ているとつい見入ってしまう)。
そのときに「ラザニアぐらいだけれど」みたいなことを言っていて、
そこには、そこまで肩肘張ったものではないけれど、だからといって普段の食事ではない、
あなたのためにちょっと張り切って料理したのよ、
そういうニュアンスが感じられるわけです。

冒頭でも述べたように、今は便利な時代なので、
缶詰めやレトルトのミートソースやホワイトソースを使うのは、もちろんあり。
時間と気持ちに余裕があれば、このレシピでどうぞ。
さらにもうひと手間、であれば、
ゆでたホウレンソウやスライスもしくは輪切りにしてソテーしたナスをしのばせると、
見た目(断面)も味わいもよりリッチになります。

<材料(4人分)>
ラザニア……120g
とろけるチーズ……75g

〜〜ミートソース〜〜
合挽き肉……約150g
タマネギ……1/2個
ニンニク……1片

チョップドトマト缶……1缶(正味250g)
オリーブオイル……大さじ1
トマトケチャップ……大さじ1
ウスターソース……大さじ1
固形ブイヨン……1/2個
塩……小さじ1/2+適量
水……50ml
ローリエ……1枚
コショウ……適量

〜〜ホワイトソース〜〜
牛乳……300ml
バター……25g
薄力粉……25g
塩・コショウ……適量
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<作り方(調理:1時間10分 オーブン:20分)>
下準備
*耐熱皿にバターを塗っておく。
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1. ミートソースを作る。タマネギは粗みじん切りに、ニンニクはつぶしてみじん切りにする。
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2. 鍋にオリーブオイル、1のタマネギとニンニクのみじん切りを入れ、弱火でやわらかくなるまで炒める。
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3. 2に合挽き肉を入れ、ほぐしながら炒める。
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4. 3の肉の色が茶色に変わったら、チョップドトマトを汁ごと、トマトケチャップ、ウスターソース、固形ブイヨン、塩、ローリエを入れる。
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5. 水を加え、とろ火で30〜40分、水気が ほとんどなくなるまで煮る。
※4のトマト缶に水を注いでから鍋に入れ、缶に余ったトマトもきれいに使う。
※ときどきかき混ぜる。
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6. ラザニアをゆでる。鍋に水と塩を入れてわかし、沸騰したらラザニアを入れ、指定時間ほどゆでる。
※ときどきかき混ぜる(ラザニアはくっつきやすいので)。オリーブオイルを少量加えるのも手。
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7. ボウルに冷水を入れる。キッチンタオルを皿などの上におく。オーブンを200℃に温める。
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8. ゆでたラザニアの湯を切り、7の冷水に入れて、冷めたら7のキッチンタオルにおき、上からキッチンタオルをかぶせ、軽く押さえて余計な水分をとる。
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9. ホワイトソースを作る。牛乳を温める。
10. 鍋にバターを入れてやや弱めの中火にかけてとかし、薄力粉を加え、約1分かき混ぜる。
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11. 10をかき混ぜながら、9の牛乳を少しずつ入れる。
※牛乳は最初は少しずつ注ぎ、ある程度ゆるみが出てきたら、玉じゃくし1杯ずつぐらいを入れる。
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12. 牛乳を全部入れたら、かき混ぜながら約1分弱火にかける。
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13. 火から下ろし、塩・コショウで味を調える。
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14. 5のボロネーゼソースからローリエを取り出し、塩・コショウで味を調える。
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15. 耐熱皿に1/3量のホワイトソース、1/3量のラザニア。1/3量のミートソースを順番に広げる。これを3回繰り返す。
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16. 竹串などで数カ所刺し、とろけるチーズを散らす。
※竹串などで数カ所刺すことで、火の通りをよくする。
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17. 200℃のオーブンで20分、表面がこんがりきつね色になるまで焼く。
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by ricoricex | 2018-11-11 00:00 | イギリス料理・レシピ | Trackback