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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライター、フードアドバイザー、情報発信サポーター“羽根則子”がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。


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2018年 11月 06日 ( 1 )



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当連載「英語でレシピを読む!」で前回お届けした“~工程 70:浸ける~”(↓)、

こちらと似たようなシーン、お茶やコーヒーなどを作るときにみられる言葉に
brew/ブルー
があります。

“brew”だけだとピンとこないかもしれませんが、
“brewery”だとどうでしょう。
カタカナにすると、ブルワリー
(日本語ではブリュワリーと表記されることが多いですね)。
そう、ビールなどの醸造場のことです。

なので、“brew”とは“醸造する”ということ。
これがドリンクにはなると、日本語では“淹れる”に置き換えられます。

では、“steep”と“brew”はどう違うのか。
以下、私の感覚ですが、
steep → 浸出する、浸して水にエキスなどを出す
brew → 煎じる/煮出す(に近い)
感じかなぁ。

状況によりますが、ざっくと、
ティーバッグは“steep”で、
茶葉からしっかり淹れる場合は“brew”といったように受け止めています。

steep”と同じく、台所の調理の際に頻繁に使う言葉ではないけれど、
お茶まわりだと頻出する言葉で、レシピではこんな感じで登場します。

12〜24時間抽出する(brew 12-24 hours)
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冷たい(状態から)コーヒーを淹れる(brew cold coffee)
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ダージリンを抽出させて作ったドリンク(drink of darjeeling tea brewed)
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“brew”は名詞としても使われ、“水出し○○”として使われる“brew”がまさにそう。
淹れて、飲める状態になったもの、ということですね。○○

水出し茶(cold-brew tea)
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水出しコーヒー(cold-brew coffee)
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例を見てわかるように、
steep”と“brew”の間にしっかりと線引きをするのは、なかなかむずかしいものもありますが、
それでも“水出し○○”では“brew”が使われるように、
“brew”には“(時間をかけて)しっかり淹れる”という意味合いがあることが理解できるかな、と思います。


というわけで、
brew → (じっくりていねいに)淹れる
と覚えてくださいね。

ではでは〜!


〜〜過去の関連記事も併せてどうぞ
○英語でレシピを読む! ~工程 70:浸ける~ → https://ricorice.exblog.jp/27563134/
○英語でレシピを読む! ~工程 58:浸す~ → https://ricorice.exblog.jp/26183479/
○英語でレシピを読む! ~工程 56:注ぐ/かける~ → http://ricorice.exblog.jp/26109011/
○英語でレシピを読む! ~工程 53:搾る~ → https://ricorice.exblog.jp/26068692/
○英語でレシピを読む! ~工程 55:ドリズル~ → https://ricorice.exblog.jp/26094437/




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・『イギリスの食、イギリスの料理&菓子は“イギリスの食研究家”“食の編集者/ダイレクター/ライター”羽根則子のブログです。

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by ricoricex | 2018-11-06 00:00 | 英語でレシピを読む! | Trackback