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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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シェフはジェイミー・オリバー


3月23日のブログで不確定なニュースとして書きましたが、
今、開催されているG20で、ジェイミー・オリバーがディナー担当です。

G20ディナー、英セレブシェフのJ・オリバーが担当 | Excite エキサイト

で、このニュースの最後に
〜経営するレストラン15店舗で働く若者たちが調理を手伝った。〜
とあるのですが、彼のレストランは15店舗ないはずで、
彼が若者への社会支援のために作ったレストランの名前「フィフティーン」のことと思われます。
ちなみに「フィフティーン」は、北ロンドン、コーンウォール、アムステルダムとメルボルンにあります。

供されたベイクウェルタルト(ベイクウェルプディング)は、
イングランドを代表するお菓子のひとつ。
名前に冠してあるように、イングランド中部の小さな町、ベイクウェルで誕生しました。
失敗から生まれたものの、これが大当たり、そのおいしさで広まったようです。
内容はタルト生地にジャム(ラズベリージャムが多い)を塗り、
アーモンド粉が入ったフィリングを流して焼いたもの。
ただ、もともとはアーモンドは使わなかったとか。

ベイクウェルはジェーン・オースティンが滞在し、
ここで『高慢と偏見』を執筆したことでも有名です。

追:G20に伴い、バッキンガムパレスで歓迎会があり、オバマ大統領夫妻は個別に謁見したらしく、
そのニュースを見ていたら、エリザベス女王の後方にフィリップ殿下の姿がありました。
思わずヒヤヒヤしてしまいました。。。
by ricoricex | 2009-04-02 17:54 | イギリスの食ニュース