人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

イングリッシュ・ソーセージ【English Sausage】


イギリスのソーセージはまずいまずい、と聞かされていて、さぞや、とドキドキしながらそのチャンスをうかがっていたが、ついにその機会はなかった。と、そーではなく、私が逆にこのソーセージおいしいなぁ、と思っていたのが、イギリスのソーセージでした…。イングリッシュ・ソーセージを私が好きなのは、私が肉の脂を好きでないからかもしれない。カルビや和牛は脂っこくって苦手だからなぁ。
 
ドイツや日本のパリッとする肉たっぷりの入ったソーセージと違って、見た目はほんのりピンク、そして肉の量はきわめて少ない。替わりにパン粉だかなんだかが入ってふにゃふにゃしている。肉は入っていないという、まことしやかなうわささえあるほどだ。なんでも肉の含有量が少なくって、EUの規定するソーセージの分類に入れられないらしい…。そーいえばイギリスのチョコレートもミルクの量が多すぎて同じようなことになっていたような…。
 
私の好きなイングリッシュ・ソーセージの食べ方は、フライパンで焦げ目が付くまで焼いて、グレイヴィーソースをたっぷりかけて、付け合わせにマッシュドポテト(マッシュドキャロットでもマッシュドピーでもOK)やさやいんげん(人参でもOK)のグラッセ、スチームもしくは茹でたカリフラワー(ブロッコリー、キャベツや芽キャベツでもOK)とかを添えるというもの。ただし、日本ではイングリッシュ・ソーセージを見かけないので、食べられないのが残念。いかん、食べたくなってきた…。



・当ブログ内の文章、写真、その他の無断転用、転載を固く禁じます。
by ricoricex | 2006-07-10 00:50 | スナック