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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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牛乳【Milk】


牛乳はプラスチックの容器に入って、パイント単位で売られている。この容器がけっこーかわいい。持って帰ろうと思ったが、洗っても洗ってもミルクが濃いのか、匂いがとれないので諦めた。概して、日本の牛乳が白くてさらさらしているが、イギリスの牛乳はうっすらとクリーム色(ミルク色とはよく言ったもんだ)で若干こってりしてると思う。

イギリスの牛乳は、メーカーが異なってもキャップの色で種類が分かるようになっている。青いキャップはフルクリーム(成分無調整)、緑はセミスキムド(牛乳の中の脂肪分を少しカットしたもの)、赤はスキムド。どれを選ぶかは個人の好みだが、私はセミスキムド。牛乳はたいがい紅茶やシリアル用に使うので、フルクリームだと、牛乳が前面に出すぎてしまうのだ。ちなみに、紅茶にミルクを入れるときは牛乳は温めないのが鉄則。温めると牛乳の匂いがきつくなってしまうから。どうしても、のときは、人肌程度を上限に温めるか、最初から牛乳に紅茶葉を入れて煮出すロイヤルミルクティーで。

ところで、フランスでは、高級なものを除き、牛乳は長方形の紙パックに入って常温で売られていて、えらく驚いた…。
by ricoricex | 2006-06-12 21:57 | 食材