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イギリスの食文化研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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イギリスの食ニュース(2025年10月16日)


イギリスの食ニュース(2025年10月16日)
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<イギリス>
“A fancy new Italian-style bakery will open its first ever international location in London’s West End this week
上海発イタリアンスタイルのベーカリーがロンドンにオープン!”


2022年に上海で開業、現在中国に15店舗を展開する「Nonna Bakery/ノンナ・ベーカリー」が、
10月16日(木)、ロンドンのハイ・ホルボーンに、中国国外では初となる店舗をオープン。
Matteo Cicero/マッテオ・チセロが創業したこのベーカリーは、出身であるシチリア島、店名が示すとおり、彼の祖母、“ノンナ”からインスピレーションを得たレシピで作られるのは、
フォカッチャ、チャバッタ、パーネ・ディ・カーサなどの焼きたてパンをはじめ、コルネッティやカノーリといったお菓子、シチリア名物のブリオッシュ・コル・トゥッポ(ジェラート添え)、カッサータなどで、
テイクアウトもイートインも可能です。

へ〜、へ〜、へ〜! 上海経由、ってのがおもしろい! 興味が湧きます。

9月には、フィレンツェのパニーニ店「All’Antico Vinaio/アル・アンティコ・ヴィナイオ」がオープンしたり(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/33785226/
ロンドンでのイタリアンベーカリー、注目かもしれません。


“Book your place at the Bocuse d'Or UK President's Gala Dinner
「ボキューズ・ドール」に向けて、ガラディナー開催”


“料理のオリンピック”とも称される「Bocuse d'Or/ボキューズ・ドール」
https://www.bocusedor.com/en

故ポール・ボキューズ氏が若手の育成とフランス料理の発展を願い、1987年に創設した料理コンクールで、60カ国以上から一流シェフが集結し、技術、創造性、そして緻密な調理法を競い合います。
この「ボキューズ・ドール」に向けて、2025年11月17日(月)、ロンドンのホテル「Claridge’s/クラリッジズ」でガラディナーを開催。

このガラディナーは、「ボキューズ・ドール」でのイギリスチームのトレーニング、渡航、機材、そしてフランス・リヨンでの大会に向けた準備に必要な資金を集めることを目的としています。
オークションも開催され、収益はすべてチームの旅路を支援するために寄付されます。

ガラディナーのチームプレジデントは、Clare Smyth/クレア・スミス.。
Alain Roux/、アラン・ルー、Simon Rogan/サイモン・ローガン、Kim Ratcharoen/キム・ラチャロエン、Marco Zampese/マルコ・ザンペーゼ、Hélène Darroze/エレーヌ・ダローズ,、Jean-Philippe Blondet/ジャン=フィリップ・ブロンド、Daniel Stucki/ダニエル・スタッキ、と錚々たるシェフが集結し、腕を振るい、豪華な7コースディナーと極上のワインがふるまわれます。


<食、ではないけど>
“Sumo wrestlers spend a wholesome day in London before grand tournament
大相撲力士たちは大舞台を前にロンドンで充実した一日を過ごす”


「The Grand Sumo Tournament - 大相撲ロンドン公演」が
2025年10月15日(水)から19日(日)の5日間、ロイヤル・アルバート・ホールにおいて開催されます。
https://www.sumo.or.jp/IrohaKyokaiInformation/detail?id=672
https://www.royalalberthall.com/tickets/events/2025/the-grand-sumo-tournament

で、ご紹介している記事のタイトルとおり、公演前日は、力士たちはロンドンを楽しんだようです。
私は相撲に興味がないのですが、Xでその様子がものすごくあがってきて、びっくりびっくり!
相撲で検索したりすることはないから、ロンドン関連のアルゴリズムで、ってことかな。
これが、なんというか、幸せな気分になったんですよ。
ホットドッグを頬張ったり、アビ(いい名前だな〜)がアビーロードに行ったり、食事をしたりしている様子が続々とアップされて、チャーミングだな〜、と。

ロンドンでの公演は、1991年以来34年ぶり、なんですよね〜。
ニュースかなんかで見て、寺尾はいいなぁ、と思った記憶。
その後、知り合ったイギリス人はこれで相撲にますます興味を持って、両国の国技館にも行ったなぁ。
そこでグッとギアが入ることはなかったのですが、確かにスポーツとしても伝統芸能としても、生で見るのは迫力があって、楽しかった、です。
ロイヤル・アルバート・ホールという会場もいいですね〜。


thu 16/10/25

by ricoricex | 2025-10-16 12:00 | イギリスの食ニュース