
<イギリス>
“Black Pudding Throwing Championships hosts visitors from around world
ブラック・プディング投げ選手権、開催”
9月14日(日)、グレーター・マンチェスターで開催されました。
ブラック・プディングを投げて、高さ20フィート(約6メートル)の棚からヨークシャー・プディングをどれだけ落とせるかを競うもの。
100年以上続いているお祭りで、1980年代に復活。
その起源は、1455年の薔薇戦争に遡ると考えられていて、当時、敵対する両軍が弾薬を使い果たし、互いに食べ物を投げ合ったのが由来だとか。
今年の開催は、当初、主催者が2月に急逝したことにより中止となりましたが、
ボランティアグループの活動により、1か月前に許可が降りて、開催にたどり着けました。
今年の優勝者は、7年間この選手権に出場しているJedd Flan/ジェッド・フラン。
サルフォード出身で、17年ほど参加している男性です。
参加者はイギリス国内はもとより、香港、アメリカ合衆国、オーストラリア、フランス、ペルー、スリランカ、そして日本からも。
日本からの参加者は宮川大輔。テレビのバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』の企画で参加したようです。
ところで、ブラック・プディングも、標的となるヨークシャー・プディングも説明が必要かもしれません。
通常、プディングというとお菓子全般、特にデザートのことになるのですが、例外がありまして、
ブラック・プディングもヨークシャー・プディングも、甘いものではありません。
ブラック・プディングは(豚の)血のソーセージ、フランスでいうところのブーダン・ノワール、です。
ブラック・プディングはプディングの歴史を語るときに欠かせない存在ですが、これについてはいずれ。。。
ヨークシャー・プディングは、シュークリームの皮のような、アメリカのポップオーヴァー、フランスのグジェールに近いもので、
ローストビーフの付け合わせとしておなじみです(↓)。
“Dishoom Is Marking Its Fifteenth Anniversary This Month With 15 Days Of Celebration – And They’re Giving Away Free Food Every Single Day
「ディシューム」は今月15周年を迎え、無料メニューを提供”
“ボンベイカフェ”をエレガントモダンに現代に復活させた、インドスタイルのカフェレストラン・スタイルの「Dishoom/ディシューム」。
9月15日から29日までの15日間限定で15種類の看板メニューを日替わりで、
「ディシューム」と姉妹店の「Permit Room/パーミット・ルーム」全15店舗で、無料提供します(店内飲食のみ)。
このメニューを受け取るには、「ディシューム」のインスタグラムのストーリーで毎日公開されるメニューをスタッフに見せるのみ。
1日1テーブルにつき1品まで、数量限定となります(在庫がなくなり次第終了)。
ちなみに、「ディシューム」は、こんなお店です(↓)。
また、「ディシューム」のサイトでは、15年の歩みを振り返っています(↓)。
15 Years of Dishoom
<食、ではないけど>
「アドレセンス」から男性最年少の受賞 米エミー賞”
3月13日に配信されるやいなや、本国イギリスで大きな話題となった、Netflixの『Adolescence(アドレセンス)』(↓)。
https://www.netflix.com/jp/title/81756069
その熱狂ぶりについては、当ブログでもお伝えしました(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/33561399/
この『Adolescence(アドレセンス)』が、エミー賞で。
最優秀作品賞、脚本賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、の6冠を獲得。
タイトルにある男性最年少は、オーウェン・クーパーで、助演男優賞を受賞しました。
すごいですね〜。
(オーウェン・クーパーについては、若いのもあるし、そっとしておいてあげたい。。。)
同時に、納得でもあります。
役者もだし、そのおおもととして、企画、そして脚本、がいいんだろうな〜。
他の受賞など、エミー賞については、こちらもどうぞ(↓)。
Emmys 2025: ‘The Pitt’, ‘The Studio’ and ‘Adolescence’ win big

