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イギリスの食文化研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
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イギリスの食ニュース(2025年8月1日)


イギリスの食ニュース(2025年8月1日)
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<イギリス>
“‘Peak Greggs’ is coming to UK — here’s everything sausage roll fans should know
イギリス人大好き!な「グレッグス」の今”


「Greggs/グレッグス」といえば、イギリス人が大好き!なカジュアルベーカリーチェーン。
全国に2,600店舗以上を展開し、街を歩けば必ずあると言っても過言ではありません。
2025年は140~150店舗の新規出店を計画、長期目標として3,000店舗を超えることを目指しています。
ちなみに、この数字は、現在イギリスに展開する「マクドナルド」の店舗数のほぼ2倍に相当します。

で、この「グレッグス」の看板商品といえば、何をおいても、ソーセージロール(↓)。

毎日、約100万個のソーセージロールが生産されています。

そんな「グレッグス」ですが、今年の夏は、売り上げが芳しくなく(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/33710734/
投資家たちからは、「拡大計画が急速で、店舗数が多すぎる」「『グレッグス』のピークは過ぎた」との声も。
しかし、当の「グレッグス」側は、ピークはこれから、と反論。

新しいフォーマットの試験導入も進められており、そのひとつが「Bitesize Greggs」。食品と飲料の品揃えを絞った小型店舗で、駅、空港、小売施設などに設置される予定です。
また、スーパーマーケット「Tesco/テスコ」では、冷凍食品『Bake at Home』を購入できるようになりました。
ダイエット薬を服用している人を対象に、より小さなサイズの販売を試す計画があるとの噂もあります。

ひとつおもしろいなぁ、と思ったのが、健康意識が高く原材料の質を求める若い世代には愛されていないのでは?の声。
確かに、今の若い世代は概してその傾向があるとは思うのですが、でも、全部が全部じゃないんじゃないの。
「グレッグス」「グレッグス」で、「グレッグス」にそんなもの求めないんじゃないかなぁ、世代問わず。
手軽に入手できて、価格も味もチープなところ(そういう意味では品質は安定している)がよくって 、それこそが、「グレッグス」なんじゃないかなぁ。


“Mancunians spending more on dining out than Londoners, research shows
マンチェスター住民はロンドン住民よりも外食に多く支出していることが、調査結果で明らかに”

https://www.restaurantonline.co.uk/Article/2025/07/31/manchester-diners-spending-more-on-dining-out-compared-to-londoners-research-shows/

へぇ〜!!!
これ、ロンドンが急に食に目覚め、今は成熟期に入っているけど、マンチェスターは今、食に目覚め、それで、じゃないかな。
新しいメニューの積極的な数字もあって、古いものを守る、よりも、新しいものを採り入れる、マンチェスターの方針も、こういうところに関連しているかもしれませんね。


“Air fryer, slushie maker, food processor, two blenders … is my Ninja kitchen appliance habit out of control?
エアフライヤーをきっかけにキッチン機器「ニンジャ」がイギリスで大ブレイク!”


保存版。
『舌の上の階級闘争 ー「イギリス」を料理する』刊行記念トークイベント(↓)でも、
https://commonersconfectionery.peatix.com/

さらっと触れたのですが、オーブンは台所にあらかじめ設置してあり、多用していたのですが、今は違うかも,、変化途中かも。
それは、エアフライヤーが出現し、普及したからです(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/33698079/
(以前、普及率を数字を上げてご紹介したこともあるのですが、いつだったっけ? 半数近かった記憶です)

このエアフライヤー、ひいては「Ninja/ニンジャ」製品がイギリスの台所を席巻するようになったさまをレポートした記事。
きっかけは2020年。2段引き出し式のエアフライヤー。以降、フードプロセッサー、ハンドブレンダーなど、現在イギリスでは50種類もの「ニンジャ」製品が売られています。
そして、「ニンジャ」製品を製造する「SharkNinja」の、本国アメリカ合衆国に次ぐ、第二の主要市場にイギリスはなっています。

詳細はオリジナル記事でどうそ。
やや長い記事ですが、非常に興味深いです。

エアフライヤーつながりで、この記事(↓)も興味深い。
At 23, I cannot cook a meal - and it's all because of the air fryer
https://inews.co.uk/inews-lifestyle/23-cannot-cook-meal-air-fryer-3821187

エアフライヤーの万能ぶりも人気の理由のひとつで、
なんとなく、ですが、日本での電子レンジの立ち位置に近いかもしれません。
電子レンジでなんでもできる、みたいに、エアフライヤーでなんでもできる、みたいな本や特集も多いですから。


fri 01/08/25

by ricoricex | 2025-08-01 12:00 | イギリスの食ニュース