人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

イギリスの食文化研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

イギリスの食ニュース(2025年6月24日)


イギリスの食ニュース(2025年6月24日)
イギリスの食ニュース(2025年6月24日)_e0038047_12483574.jpg


<イギリス>
“A Baileys iced coffee pop-up is coming to Shoreditch
ショーディッチに「ベイリーズ」のアイスコーヒーのポップアップが登場”

https://www.hot-dinners.com/2025062314276/Gastroblog/Latest-news/baileys-iced-coffee-pop-up-shoreditch-london

「Baileys Original Irish Cream/ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム」といえば、アイルランド生まれのクリーム系リキュール。
アイリッシュウィスキーをベースにクリーム、カカオ、コーヒー、バニラなどを配合したものでとろりと甘く、常備してナイトキャップに飲んでいたことあります、私。

この「ベイリーズ」が、イタリア系コーヒーチェーン(イギリス生まれですが)「Caffè Nero/カフェネロ」とタグを組み、7月後半の週末、19日(土)&20日(日)と26日(土)&27日(日)、ショーディッチでポップアップをオープン。
これ、「ベイリーズ」のノンアルコール・バージョンのプロモーション。
「ベイリーズ・ティラミス・アイスコーヒー」「ベイリーズ・ピスタチオ・チョコレート・アイスコーヒー」「ベイリーズ・ミリオネア・ショートブレッド・アイスコーヒー」の3種類のアイスコーヒーが提供され、毎日先着100杯のコーヒーは無料。限定グッズも販売されるようです。

「ベイリーズ」のノンアルコール・バージョンなんて、最高じゃない!
ポップアップメニューのようにクリーミーなアイスコーヒーにもいいだろうし、アイスクリームにかけるとたまらん!だろうなぁ。バナナにつけてもいける!と思います。


“Clare Smyth honoured with Special Award
クレア・スミス、プロのシェフ協会から特別賞を受賞”

https://dineoutmagazine.co.uk/story.php?s=2025-06-17-clare-smyth-honoured-with-special-award&c=green

異論はないでしょう。
プロのシェフ協会である「Craft Guild of Chefs/クラフト・ギルド・オブ・シェフ」
優れた料理人の功績を讃える、2025年のアウォード・授賞式が6月16日(月)、ロンドンのロイヤル・ランカスター・ホテルで開催され、特別賞を受賞したのは、Clare Smyth/クレア・スミス

彼女はミシュランの3つ星評価を得た初のイギリス人女性シェフであり、その活躍はゴードン・ラムジーのもとで働いていた頃から目覚ましいばかりです。
わずか28歳で「Restaurant Gordon Ramsay」の料理長に就任し、シェフパトロンとしてのミシュラン3つ星に。他にも名だたる賞で批評家から高い評価を得て、2018年にはMBEを受賞。
独立し、2017年に「Core」をオープン。わずか1年後にミシュラン2つ星を、2021年にはミシュラン3つ星の評価を獲得。
とまあ、側から見るとスター街道まっしぐら、ですねぇ。

BBCの長寿ラジオ番組『Desert Island Discs』など(↓)、メディアでの応答を見ているとパキパキしていて、仕事できるだろうな、って感じです。

にしても、先日、“アンジェラ・ハートネット、「ロイヤル・オペラ・ハウス」にレストランとテラスバーをオープン”のニュースをお伝えしたときにも綴ったのですが(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/33687225/
またしても、師匠(?)であるゴードン・ラムジーの人を見て才能を引き出す能力はすごいなぁ、と改めて感心した次第です。


“This is officially the most beautiful pub in London
協会お墨つき、ロンドンでもっとも美しいパブはここ”


伝統的なパブを守る活動をしている団体「CAMRA」のパブ・デザイン・アワード2025によると、
“イギリスでいちばん見目麗しく、歴史的に重要で、愛情を持って修復されたパブ”の大賞に輝いたのは、イーリングにある「The Forester」
https://www.foresterealing.co.uk

イーリングは行ったことがないのですが、2年前に観た映画『ブリティッシュ・ロック誕生の地下室』(↓)の舞台となったエリアで、とりわけ「イーリング・クラブ」が訪ねたいな〜、と思ってはいるものの、なかなか実現しません。。。

こういうパブもあることだし、行けるときに行っとかないとね。


tue 24/06/25

by ricoricex | 2025-06-24 12:00 | イギリスの食ニュース