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イギリスの食文化研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

イギリスの食ニュース(2024年12月5日)


イギリスの食ニュース(2024年12月5日)
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<イギリス>
“This restaurant has been crowned the best in the UK for 2024 by Uber Eats
Uber Eatsが選ぶ、2024年イギリス最高のレストランはここ”


英国一に選ばれたのは、イギリス南東部、ポーツマス、ボーンマス、サウサンプトンに店舗を構える、ジャマイカ料理レストラン「Natty’s Jerk」
家族経営のレストランで、2022年は3位、2023年には2位と、徐々に順位を上げて、ついに1位に。
ボーンマスは2000年夏〜冬にかけて住んだ場所。どこにあるんだろう、と思ったら、あのあたりかぁ。
9年前にたまたま、住んでいたところの近くを通ったときも感じたけれど(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/23904263/
当然ながら、ボーンマスも随分変わっただろうなぁ。


“Ottolenghi plans further expansion outside central London as group falls to loss
「Ottolenghi(オトレンギ)」、赤字に転落ながらも国外出店も計画中”

https://www.restaurantonline.co.uk/Article/2024/12/03/ottolenghi-group-plans-further-expansion-outside-central-london-with-richmond-restaurant-as-group-falls-to-941725-loss-in-latest-financial-results/

ここ20年でしょうか、イギリスでモダン中近東料理というジャンルを生み出した立役者といえば「Ottolenghi(オトレンギ)」
ロンドン中心部に店舗を展開していましたが、来年はロンドン郊外(でもない、か)のリッチモンド、さらには国外、スイス・ジュネーヴのマンダリンオリエンタルに店舗をオープンする、とか。

モダン、というところでいうと、ボンベイカフェをテーマにした「Dishoom(ディシューム)」がアメリカ合衆国進出を狙っていたり(↓)、
https://ricorice.exblog.jp/33325903/

「Ottolenghi(オトレンギ)」「Dishoom(ディシューム)」、そして台湾中華まん専門店「Bao(バオ)」(↓)の動きから目が離せない私です。

あっ、ちなみに「Ottolenghi(オトレンギ)」はこんなお店です(↓)。



“‘Brain rot’: Oxford word of the year 2024 reflects ‘trivial’ use of social media
2024年オックスフォード流行語大賞は‘Brain rot’”


6つの候補の中から、37,000人以上の投票によって選ばれた‘Brain rot’。
この言葉の意味は、
「(現在では、低品質なオンラインコンテンツを過剰に消費することで)人の精神状態や知的状態が悪化すること」。
他の5つの言葉には、
落選した5つの言葉は以下のとおりです。
‘demure’ 控えめな行動や責任感のある行動
‘dynamic pricing’ 製品やサービスの価格が需要を反映して変動
‘lore’ 誰かや何かに関連する事実や背景情報の集合体
‘romantasy’ ロマンスとファンタジーを組み合わせたフィクションのジャンル
‘slop’ 人工知能を使ってオンラインで生成された低品質のコンテンツ

ちなみに、ケンブリッジ辞書の今年の流行語大賞は‘manifest’、
コリンズが選んだのは‘brat’で、確かに! こんな現象も起こりました(↓)。
https://ricorice.exblog.jp/32689993/


thu 05/12/24

by ricoricex | 2024-12-05 12:00 | イギリスの食ニュース