ふと疑問がわいてくる。
小倉(藩)(現・北九州市など)という地にとって、鶴は特別なもの、何か意味があるのかな?
江戸時代に藩主の命によって生まれ、今では「湖月堂」で(味や形を変え)作り続けているのが「鶴の子」。
復活した「八幡饅頭」を作っているのは「鶴屋」。
ご兄弟が飯塚(こちらは黒田藩)で作ったのは「千鳥饅頭」で、屋号は「千鳥屋」。
「八幡饅頭」では、屋号が「鶴屋」。
八幡は黒田藩の領地内で東端とはいえ、「八幡饅頭」は官営八幡製鐵所ができてからなので、物理的に近い小倉藩に敬意を払って、ってことはなかったのかな?(むずかしい、か。。。)
(余談:八幡も小倉藩の領地と思っていた私。。。ものを知らないとは、このことよ! でも九州は藩の領地がむづかしいのよ。。。)
なぜ鶴なのか。
もちろん、鶴だから、ゲン担ぎ(?)ってのもあるだろうけど、この地(藩)における特別なもの、ってことはないのかな。
小倉には、「つる平」っていう老舗のお菓子屋もあったな。
「二鶴」ってお寿司屋さんもあったな。
後日、北九州の方の注連縄は、鶴の形と教えてもらいました。
年明けの北九州市役所に行くと特大の鶴の注連縄が出迎えてくれるそう。
小倉藩と鶴、やっぱり関係がありそうだな〜。
あなたの地域の「しめかざり」はどんな形? 北九州は”鶴丸型”
https://sotokoto-online.jp/local/3911
新年の玄関に郷土色 地域でさまざま「しめ飾り」
https://sasatto.jp/article/special/kininaru/entry-2707.html
ついでに、こんなのを見つけてしまった。
砂糖文化を広めた長崎街道
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/dayori/200901/special/special.html
「福聚寺」、納めていた唐饅頭も気になるし。「八幡饅頭」や「千鳥饅頭」にもつながりそうな唐饅頭のルーツはどこだろう? 佐賀なのかなぁ。
ちょっと知ると、それ以上に知らないことにぶつかる。