イギリスの高級スーパーマーケット「ウェイトローズ/Waitrose」の、8月29日(木)のソーシャルメディアへの投稿から。
こういうのを一元的に捉えて、和食ブーム、って言われがちだけど、
とはいえ、カツカレーがイギリスに浸透したのは事実。
でも、カツはトンカツ、ではなく、チキンカツ(これは、多様な宗教的バックグラウンドが混在している社会、だからでしょう)
10 年近く前、フードショウでカツカレーのプロモーションをしているのに出くわし、あれこれ話を聞いて(↓)、
このときは、この後、本当にイギリスで(チキン)カツカレーが広まるなんて思わなかったなぁ。
・・・
で、この「ウェイトローズ」の投稿、なかなかにおもしろくって、
あえて日本語表記をしているのは、明らかに、狙ってるな〜。
カツカレーは、和食、といえば和食、かぁ、
menuではなくて、menyu、なのも、間違いなく日本を打ち出すため。
そして、sandoも。
そう、アルファベット表記で、
(日本風)サンドイッチの略、サンドは、
sandoだよっ!(sandじゃないよ、それだと、砂)。
パンもやわらかいよ、とあって、あ〜、日本のサンドイッチを研究したんだなぁ、と思いましたよ。
イギリスのサンドイッチのパンは本来はごわごわ(私は、これが好み! スターバックスも日本に来たばかりの頃はごわっとしたリーンなパンですごおく好みだったのに、すぐやめて、日本市場に合わせてふわふわパンに切り替えてしまった。。。でも、私の周囲は、初期のスターバックスのサンドイッチ、大不評だったので、むべなるかな)
そもそもイギリスには、コロネーション・チキン、というカレー風味のチキンサラダがあり(↓)、
イギリスで広く食べられている料理で、私自身、アフタヌーンティーのサンドイッチの具で食べたこともあるし、
こういう味のもの、素地としてはあるわけで、
このチキンカツカレーのサンドイッチ、いけるんじゃない、かな。