名前はJam Penny(複数形はJam Pennies)/ジャム・ペニー。
ペニーはポンドの補助通貨(こちらの複数形はpence/ペンス)で、小さな円形状が1ペニー硬貨に似ていることが名前の由来です。
お茶の時間のお菓子(というか、つまむもの)で、
故・エリザベス女王のお気に入り、と聞くと、いかにも高級なものを思いがちですが、
この例に漏れず、本物のアッパーな方々って、質素なものがお好きだったりするんですよね〜。
ジャム・ペニーも同様。
作り方もいたって簡単。
材料はこちら。
・食パン(10枚切り。サンドイッチ用でも)
・バター
・ラズベリージャム(ストリベリージャムでも)
食パンの片面にバターを塗り、別の食パンの片面にジャムを塗り、
バターとジャムを塗った面を合わせて、サンドイッチにする。
小さな円形の型で抜く。
型は、私は直径4cmのものを使いますが、もう少し小さい、2cm台のものの方が、いかにも“ペニー”って感じですね〜。
ジャムはラズベリーやイチゴのほか、ベリー系、レモンカードでもよさそうです。
(マーマレードは苦味があるから、トースト向き、で、これではない、と思います、悪くはないでしょうが)
円型で抜いてこそのジャム・ペニーですが、フィンガーサンドイッチ、って感じに長方形に切ってもいいかな〜。
抜いた後のサンドイッチは、そのまま食べてもいいし(笑)、ブレッド・アンド・バタープディング、フレンチトーストにするといいでしょう。
ちなみに私は、フレンチトーストのイギリス版、カリカリに焼くプァ・ナイツ・オブ・ウィンザーがお気に入りです。