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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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イギリスの食ニュース(2024年8月25日)


イギリスの食ニュース(2024年8月25日)
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<イギリス>
“Scientists have finally revealed whether you should put cream or jam first on scones
科学が示す、スコーンにクリームとジャムのどちらを先に塗るべきか”



コーンウォール式はジャムが先、デヴォンはクリームを先に塗る、で、これ、しばしば論争となります(↓)。

科学者が“粘性”から導き出した答は、コーンウォール式。
ジャムはクロテッドクリームよりも粘性が低くやわらかく、スコーンに塗りやすいから。

感覚として知っていたことを科学が証明した、ってところでしょうか。
とはいえ、無論、これだけじゃないですよね。
ジャムとクロテッドクリームは、味も食感も風味も異なるので、割合も大事だし、そして、見た目も。
先にクロテッドクリームを塗り、ジャムをのせる方が、クリーム色にジャムの赤い色がきいて、より魅力的に見える、という意見も。
はい、デヴォン式の私も、この意見に賛同です。


“People are only just realising this classic cocktail isn’t suitable for vegetarians
このコーヒーリキュールは実はヴェジタリアン向きじゃない”


かつてはヴェジタリアンOKドリンクの定番だったカルーア・コーヒーリキュール。
動物由来原料を使用して直接製造こそしていないものの精製時に動物由来の原料に接触する工程があるので、ヴェジタリアンフレンドリー、ではないんです。
2016年に変更したものの、あんまり浸透していない、ようですねぇ。
ちなみに、ティア・マリアはヴェジタリアンに適したコーヒーリキュールだそう。
私自身はヴェジタリアンでもヴィーガンでもないのですが、もしそうなら、選び方は確実に変わるだろうなぁ。


<日本>
“ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ @ 目黒シネマ”
https://x.com/megurocinema/status/1825865365546500384
(2024年8月20日(火)·午後09:00 に投稿)

目黒シネマ(東京)で、9月1日(日)〜7日(土)の1週間、上映されるのは、ピーター・グリーナウェイの4本。

“偏狂的”という言葉がふさわしい、ピーター・グリーナウェイ。
好きか嫌いか、と問われても、好きか嫌いか判断できる知識も教養も知性も持ち合わせていないなぁ、でした。
今もさして変わらないでしょうが、歳をとって多少は、そういうことか!とわかる部分もありそうで、観ようかな、な気分でいます。
欲を言えば『建築家の腹』『コックと泥棒、その妻と愛人』をかけて欲しかった、な。

目黒シネマ
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html


sun 25/08/24

by ricoricex | 2024-08-25 12:00 | イギリスの食ニュース