
「テリー・ギリアム 傑作選②」として、
『ジャバーウォッキー』(4Kレストア1977年/テリー・ギリアム監督)
『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1975年/テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ監督)
がかかっている、目黒シネマ(東京)へ。
台風が来る前に、と慌てて出かけました。


ナーサリーライム、不思議の国のアリス、そしてモンティ・パイソン、とイギリスはナンセンスの国、なんですよねぇ。
そして、笑いは知性、なんですよねぇ、歳をとってより強く感じます。
コメディ、だけど、時代考証、しっかりしてる、気がします。
衣装とかもだし、食べ物、とかも(サバ食べてたんだなぁ、ワインは重要な飲み物だったんだなぁと思ってしまいました)。
古典、読もう、ほんとに。。。
『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』はまさにアーサー王伝説や聖杯伝説を下敷きにしてるし、
細かいところでも、魔女は(体重が)軽い、ってのとかも、今の世代はどうかわからないけれど、イギリス人なら当たり前のように知っている、歴史的背景とか、ね。
音楽もバラッドをベースにしたりしてるし。
助動詞のshallも多用されているし。
低予算だからでしょう、アニメーションをはじめ、いろんなものをつぎはぎしてパッチワークにして作ってるし、
始まりも終わりも、映画の文法を完全に無視してるのも、知性があるから、ですねぇ。
『ジャバーウォッキー』はルイス・キャロルのナンセンス詩『ジャバウォックの詩』からで、
『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』より映画らしくなっていて、かつテリー・ギリアム色がすでに凝縮されていて、
ここから『未来世紀ブラジル』(大好き!)に向かうのがよくわかります。
『ジャバーウォッキー』は4Kレストアにあたって、マーティン・スコセッシとジョージ・ルーカスが出資。
私、スコセッシも好きなんですよねぇ。
マフィアものでも、『ゴッドファーザー』は評価はするけれど、私の好みとしては圧倒的に『グッドフェローズ』ですから。
thu 15/08/24

