帰省時、山口県庁に抜ける地下道のポスターの前でしばし腕組み。
“関門”だと確かに、下関(馬関)が先に来て、門司という順番になるし、
地理的にも下関が天(上)で、門司が地(下)、
なんだけど、なんかしっくりこない。
今(?)の感覚だと、北九州が先だと思うのよ、下関は北九州市下関区って感じだし。
こういうの、どうデザインすればいいかなぁ。
でもって、もしかして、海峡の向こうではデザイン、変えてる?
やっぱ、こっちは、“北九州市・下関市”の並びだなぁ。
大きなタイトルが“日本遺産”になってて、そうなんだけろうけど、これは小さく添える程度でいいんじゃない。“日本遺産”ってそれほど認知されているとも思えないし。
認知度が高いとしても、認知度が高いとしても、属性を大きくしない方がいいんじゃないかなぁ。だって、ここのエリアをアピールしたいんでしょ、“日本遺産”全体じゃなくって。
なので、大きく立てるのであれば、“(近代、もしくは、産業)建築遺産”とかにしたらよかったのに。そうすると、このエリアの特徴が一言でわかる。
それと、2つを見比べて気づく。そもそもとして、“関門ノスタルジック海峡”のデザインは統一しないのかなぁ。
そして、この小冊子、さらっと読んだけだけど、文章がよろしくないなぁ。
エディトリアルデザイン(というか要素、かな)ももうひと工夫したい。
どうにも、土地勘のある人の視点で作られていて、ちょっと不親切。
ちょっとしたことで、もっとよくなって、伝わりやすくなるのになぁ。
ケチをつけたいわけじゃないのよ。
まっ、こういうの正解はないし、最終的には好き嫌いになっちゃうんだけど、人のことは客観的に見えるわけです。
そして、自分ならどうするか、つい思いを巡らせるわけです。
立ち止まって手を止めてこんなことばかり考えてると、あっという間に時間が経つ。