前から気になってたんですよね〜、上島珈琲店のモーニングメニュー。
なんでか、っていうと、トーストが厚くって、十字に切れ込みが入っていて、
子供の頃に引き戻されたからです。
でも、私の記憶にあるのは、十字ではなく井桁、というか、縦横、それぞれ2本切れ込みを入れ、ルービックキューブの一面のように、9つの正方形を作っていたもの。
母が喫茶店で働いていた時期(幼稚園、小学校中頃〜中学校)があって、小学校高学年の頃、家でよく作って食べてた。
大食(食パンの塊で、長いの)を買ってきて(おそらく、その喫茶店で買わせてもらって)作ってた。
母の練習の意味もあったんだと思う。
で、母が勤めていたどちらの喫茶店もコーヒーは、UCC、つまり上島珈琲を扱っていて
(神戸が本社だから、西日本は多かったんじゃないかな。店の看板に扱っているコーヒー会社を思い出してもそうだと思う)、
当時は流通や便利な食品も出回ってなく、喫茶店でいちいち作っていたわけだけど、
もしかして、こういうメニューを作ってみてはどうですか、みたいな情報はコーヒー会社から(つまり上島珈琲、ね)もらっていたのかもしれない。
そんなことも推察してみたり。
・・・
私は朝食を食べないし、モーニングを食べる時間に外にいることもあまりないし(仕事前ならあるけど、仕事が終わって落ち着いたときに食べたい)、
だけど、チャンス到来!
予想よりも案件が早く終わって、時間を確認したら、10.45。
モーニングは11時までなので、これは!と駆け込みました。
十字の分厚いトーストだけのつもりが、時間も時間だし、お昼にしちゃおう!な気分になり、
スクランブルエッグ(とベーコン)、サラダもついたプレートにする。
これで1000円しないなら、お得でしょ!ってね。
モーニングの場合は、コーヒーのサイズアップも無料(この店だけ、かな?)、ってことで試すことにする。
あっ、そういうことか!
トースト、一般的な食パンよりも一回り小さい。
なので、私の記憶にあるのと一片の大きさは同じ(私の記憶にあるのは、それが9片、上島珈琲店のは4片)。
でも、このくらいのボリュームでいいです。
だって、私の知っているトーストは、スーパーマーケットで売っている袋入り食パンの1/3〜1/2量なんだもん!
・・・
それよりも、スクランブルエッグがだし入り、とあって、へぇ〜、と思ったら、これが実によかった!
私はスクランブルエッグに何をつけるか、ケチャップがいいけど、味が強いし、かといって何もないのも物足りないし、だったけれど、
だし入りはいい! ケチャップなど、卓上調味料不要。
かつ、最大の発見!は、
だし入りスクランブルエッグは、ベーコンに、日本のベーコン(もしくはハムでも、ソーセージでも)に合う!
日本の食肉加工品は、どうにもパンチに欠ける、なんだかぼんやりで、よくいえばやさしい味で、
それこそスクランブルエッグ(私はバターと牛乳で作る)に合うのか合わないのか、だったのが、
だし入りだとピタッとはまる。
日本の一般的な食パンは、小麦の風味がなく、食感もやわらかいので、バターではなくマーガリンの方が合う、と思っていて、それと同じ理屈かもしれない。
であれば、スクランブルエッグもバターでなくマーガリンでやってみよう。だしは、うどんスープを使ってみよう。ヒガシマルさん、またしても出番です!
mon 22/01/24