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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


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イギリスの食ニュース(2024年1月29日)


イギリスの食ニュース(2024年1月29日)
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<イギリス>
“Britons switching to smaller, higher-quality alcoholic drinks, experts say
イギリス人のアルコール摂取は量から質へ”


健康志向の高まりにより、100mlテイスターボトルの人気に拍車がかかっている、と。
若者の飲酒量が減少しており、スーパーマーケット、テスコによると、2023年6月のローアルコール・ノンアルコールビールの販売量は、1月よりも25%増加。
ボトル1本あけるのは、最近の健康的なライフスタイルには合わないようで。。。
法改正により、今年から200ml、500ml、568ml(パイント)の3種類のボトルサイズでのワイン販売が許可され、50mlのスパークリングワインを販売しているイギリスのワインエステイトもあるようで。
カスクワインとか一升瓶ワインとか飲んでる場合じゃないな(笑)。


“London restaurants rejected by major Good Food Guide Awards category
イギリスのレストランガイドの主要部門の賞にロンドンからはエントリーなし”


世界的にはミシュランが知られていますが、日本でもそうであるように、イギリスでも独自の評価軸、ひいてはアウォーズを設けているところもありまして、それが1951年に設立されたThe Good Food Guideのアウォーズ。
“ベスト・ニュー・レストラン”や“注目のシェフ”などいくつかのカテゴリーがあり、
その最たるものといえるレストラン・オブ・ザ・イヤーにはロンドンのレストランはショートリストに選ばれなかった、と。
ちなみに、今年のアウォーズは1月30日に発表されます。


“When London Had No Sea Gulls
ロンドンにカモメがいなかった頃”


他の鳥は見られなくなったのに、カモメは見る、本当によく見る。
だけれども、1890年代までは、ロンドンでカモメを見かけることは非常に珍しく、新聞社に手紙を書くほどだった、と。
それが今や、、、
日本におけるカラスに近いかもしれません。
カモメは都会の生活に適応し、埋立地を食べ、ゴミ箱を探り、人々の手から食べ物を奪い、
かつては奇跡に近いエレガントな鳥だったのが、今では脅威と見なされることのほうが多い。
攻撃的な行動や餌の盗難に関する報道は枚挙にいとまがない。
私自身、これはロンドンではなく、ジャージー島でだったけど、ベンチに座ってアイスクリームをなめていたら、「カモメに甘い顔をしちゃだめよ」と近くにいた老婦人に大真面目な顔をして言われたことあったからなぁ。


mon 29/01/24

by ricoricex | 2024-01-29 12:00 | イギリスの食ニュース