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イギリスの食、イギリスの料理&菓子 ricorice.exblog.jp

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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
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Fly Away Somewhere Alone -3-


Fly Away Somewhere Alone -3-_e0038047_08554457.jpg

これまでの話はこちら → → https://ricorice.exblog.jp/30637089/


成田を出発する時点で、すでに20分以上遅れていて、取り戻す気配どころか、さらに10分ほど、遅れている。。。
スキポール空港(アムステルダム)での乗り換え時間は1時間20分。の予定がすでに1時間を余裕で切っている。

今まで、何度かギリギリを経験したことはあったけれど、今回はダメな気がする。
それはいいんだけど、ヒースローに迎えに来てくれるから、なるべく予定通りにロンドンに到着したいなぁ。

とにかくできることをする。
まずは上の棚に入れたコートを取り出し、足元においているバッグに入れる、としましょう。

ちょうどそのとき、隣のオランダ人青年が上の棚を開いて、上の荷物からおやつを取り出したので、私のコートも出してくれるよう、お願いする。
「どうしたの?」と訊かれ、
「トランスファーの時間がやばそう。。。今から準備です」

そうして、2人でモニターを見て(乗り継ぎの案内)、私のフライトを確認して、
「スキポールの移動はそんなに歩かなくていいはずですけど、これは危ない橋ですねぇ」と。
私もそう思います。
このとき、アムステルダム到着まで2時間を切ってたかな。
「到着したら、すぐに飛び出して、他の人をなぎ倒して行く、まずはそれですよ!」

機内モニターを眺めていると、ノーウィッチとアムステルダム(というか大陸)って近いんだ、と気づく。
いつも見ない方向からの地図は、なかなか新鮮。
このまま右に曲がってロンドンに入ってくれればいいのに。

結局、スキポール空港には40分ほど遅れて到着。
「成田で前のエールフランスが離陸しなくって」って言い訳が入ったけれど、どこの航空会社が、ってのは言わなくて、いいんじゃないの、と思いつつ、
飛行機が降下するタイミングで席を通路側に替わってもらっていて、着陸とともにベルトを外す。
隣席のオランダの好青年も、機内に入った時に彼と話していた前の席の青年も、まだベルト着用サインはついていたけれど、行け! 行け!と。
(良い子は真似をしてはいけません!)
ダッシュで前進。ベルト着用のサインが消えると、前の席の人たちが荷物を取り出そうとして通路は塞がれていたけれど、
「乗り継ぎに間に合わないかもしれないんです! 悪いけど、通してください!」というと、あけてくれた。

ただ、ですね、前方にはビジネスクラス、なるものがあり、ここに合流/順番抜かしはできないわけでして。
誘導役で立っていたフライトアテンダントの方に「もう少し待ってくださいね」と言われ、
「もちろんです。エコノミー席の料金しか払ってないですから」と言って、チケットを見せて、「乗り継ぎ、いけそうですかね」と訊くと、「なんとも言えないですね」と。
そうして、ようやく動けるようになり、「Good luck!」の声を背に走り出す。

スキポールは表示が大きく英語のみでわかりやすいので、迷うことはない。
Transferの表示に従って、進むのみ。
が、手荷物検査の行列を見て、終わった、と思いましたよ。。。
私同様、乗り継ぎ時間が短い人が懇願していたけれど、特別扱いはなし。
ただ、スムーズに動いていたので、見た目ほどは時間がかからず。

そしてパスポートコントロールへ。
ここは人が多くなく、あっという間に通過。

もう一度確認して(変更になること、あるんです)、ゲートへ。
到着したら、離陸3分前!


wed 08/11/23


続きはこちら → → https://ricorice.exblog.jp/30637091/


by ricoricex | 2023-12-16 00:03 | 旅の記憶