<これまでの話はこちら → → https://ricorice.exblog.jp/30504149/>
内陸に向けて、列車が動き出す。
お腹すいたな〜、と持ってきていたクリスプス(ポテトチップス)をバリバリしながら、
ぼんやり窓の外を眺めていると、ああ、似た感じ、どっかで見たな。
小豆島に行くためのJR岡山駅から新岡山港まで、もしくは直島に行くときにJR岡山駅から宇野駅までの電車の車窓から見た風景の感じ。
何が、ってうまく言えないんだけど、イーストボーンはイギリスでも温暖な気候のエリアで、そういうところの空気感ってあるのかもしれない。
そして、もう少し内陸に入って、採石場のようなところを通り過ぎ、ますます、うわぁ〜となってしまった。
2週間前に帰省したとき、子供の頃近くに住んでいた、今ではすり鉢状になっている(グランドキャニオンと称される、それにしては規模は小さくって、グランド、じゃないけど)石灰石の採石場の近くを通ったばっかり。
1年前に初めて北九州空港を利用したとき、その海の感じ(瀬戸内海)と、海にある空港からは、周辺に石灰石と思われる岩壁が見られ、ぐっと来てしまったのだ。
途中停車駅のルイスで停まったはいいが、出発しない。
しばらく停まる、とのアナウンスが。
列車に乗るときに、かすかに感じた嫌な予感が確信に変わる。
アナウンスに切羽詰まった感じもないし、心から申し訳ないって感じもないから、いつものことなんだろう。
待っていれば動くだろう。
30分は待ってないけど、20分は待ったんじゃないかな、ようやく列車が動き出す。
でも、まだまだ油断はできない。
案の定、しばらくしてアナウンスが。
行先変更(本来の最終駅のヴィクトリア・ステーションまでは行かない)と。
嫌な予感の行き着く先ははこれかぁ。
でも、こういうの、イギリスではいつものことといえばいつものこと。
数日前もバスで、(問題なければ)1本で行けるところを、途中で降ろされ、が2回あったし。
しばらくしてのアナウンスは、イースト・クロイドンが最終駅になる。
イースト・クロイドンなら、本来の終着駅のロンドン、ヴィクトリア・ステーションあと少しじゃん、そのくらい、がんばってよ、が、がんばれないんだよねぇ。
そうして、またしてのアナウンスでは、降りたホームの向かいに、ヴィクトリア・ステーション行きの電車が来ます、おそらく、と。
おそらく、ってなんだ?(笑)
tue 14/11/23
<続きはこちら → → https://ricorice.exblog.jp/30504153/>