
『家庭』『逃げ去る恋』 @ 目黒シネマ(東京)
特集上映“フランソワ・トリュフォーの冒険”。
目黒シネマで2023年4月22日(土)〜28日(金)上映。
1週間で、全部で12のトリュフォー作品を、ほぼ日替わりでかかり、これまで2回訪問。
4月22日(土):『大人は判ってくれない』『アントワーヌとコレット 〈二十歳の恋〉より』『夜霧の恋人たち』
4月23日(日):『突然炎のごとく』『あこがれ』『私のように美しい娘』
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4月22日(土)に観賞した
『大人は判ってくれない』『アントワーヌとコレット 〈二十歳の恋〉より』『夜霧の恋人たち』は、
「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズ/「アントワーヌ・ドワネルもの」の1〜3作目。
『家庭』『逃げ去る恋』は、全5作の「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズ/「アントワーヌ・ドワネルもの」の4・5作目。
時系列のシリーズなので、観るんなら順番に観たいなぁ。
運よく、ぎりぎり間に合いました、とさ。
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『家庭』(1970年)
流れとしては、結婚して、子供が産まれて、他の女の人に気を取られて、みたいな。
家庭、というよりも、夫婦生活、ってところかな。
『逃げ去る恋』(1979年)
ガールフレンドとのあれこれ、初恋の相手にも会って、(フランス初の)協議離婚して、みたいな。
婚姻関係があろうがなかろうか、自分の気持ちに正直、というか、
喧嘩はするものの、血相変えて、恨みつらみとか、おどろおどろしくないのが、いい。
真正面に真剣に描こうとすると、『突然炎のごとく』になっちゃうかな〜。
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おもしろいか、と聞かれると、まあ、そこそこ、かな。
(あんまりピンとこないのは、私が同居/同棲をしたことがないから、いい時はともかく、そうでない時にそれでも関係性を維持する、ってのが実感として理解できないからだろうな)
ロメールもそうだけど、映画館でなくていい、かな。
特に予定のない日曜日の午後とか家で観ることもなく観るのにちょうどいい、かな。
『家庭』の日本人(女性)の描き方に、違和感持つ人もいるだろうけど、
あえてステレオタイプに描けばこうなるだろうし、クロード・ジャド演じるクリスチーヌが日本人女性を真似るのとか、『気狂いピエロ』でアンナ・カリーナがヴェトナム人女性っぽくしたのとか、今の時代ならホワイトウォッシュとかって言われちゃうのかなぁ。
そう、ハンカチで鼻をかむんだよね。
食事のシーンも多いなぁ。ローレル&ハーディ、ドン・キホーテ&サンチョ・パンサは強力コンビの代名詞的に出てくるな〜。
トリュフォーの他の映画でも出てきたし、オノ・ヨーコも歌ってたし。
アントワーヌ・ドワネルのことを走ってばっかり、って誰かが言ってて。
これ、トリュフォーのことでもあるよなぁ、ほぼ毎年映画を撮る、ってどーゆーこと?
今回まとめて観て、トリュフォーってせっかちな人だったんだろうなぁ、って思っちゃった。
じっくり丹念に作り込む、というより、目の前の作品を作ってるそばから次はこれ!こう撮ってみよう、って考えてた気がする。
tue 27/04/23

