
「京都は好きじゃない」
なんて言うと、ぎょっとされる。
東京の人はほんと、京都、好きやね。
京都が好きじゃないのは、
何か嫌な思いをした、とか、個々のお店や人がどうの、とか、じゃなくって、
街全体が何か魑魅魍魎とした気ぃみたいなものに覆われていて、それがどよ〜んと重いのだ、私には。
実際に街を歩けば、路地に迷い込めば、それはそれで楽しいのだけど。
・・・
今号もおもしろいな〜。
リニューアル後、毎号買ってる。
“迷い方”と謳っているように、いかにも、な京都っぽい写真は、ない。
これまでの4号よりもさらに、少し進化もしたようにも思え、デザインをより内容に沿わせている印象。
最初、表紙を見たとき、兵庫島公園(東京・二子玉川の河川敷)かと思った。
指紋のようなウズウズを乗っけていて、これ、どういう処理をしているんだろう。
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私が雑誌をめくるとき、お店選び、みたいなところはない。なので、どのお店を取り上げているか、にさほど興味はない。
どうしても目がいくのは写真の撮り方とか、構成とかレイアウトとか。何をどう切り取ってどう展開させているか。
そして正直、文章はすべてに目を通して読み込む、まではいかない。目についたものを、だなぁ。
文章も少しずつ、リニューアル後の形になってきているのかな、と思うけれど、
読んだ範疇だと、これまで〜現在の大半のニュートラルな立ち位置ではなく、書き手視点が強まっているものの、
どれも締めがきれいで、それはプロの仕事だからそうなってしまうのは痛いほどわかるけれど、ぶっ壊したくなる。
まとまってしまって、閉じられちゃう、っていうのかなぁ、バランス崩して結構、開放感で広げたい。
ネット黎明期の“window to the world”、あの感触が欲しい。
文章も、次へ打って出る頃かもしれない。これ、自分への課題でもある。

