
結果そうなったとしても、私は定期購読、今でいうサブスクをしない。
その時に欲しいものを買いたい思いが強いので、振り返ってみてサブスクになっても高額になっても、惰性やルーティーンがダメなので、あらかじめそうしてしまうと気持ちが萎えてしまうのだ。
「あまから手帖」がリニューアルして4号目。
買った。
今のところ、買い続けている。
表紙のコピーを見て、「愛かぁ、愛ねぇ」とつぶやく。
っと、この書体、なんだろう、水(お酒)の中に浮かんでいるように見えるけど、これどういう処理をしているのだろう。
そして、“日本酒の味”かぁ。
めくると飛び込んできたのが、映画『秋刀魚の味』のワンシーン。
そうなんだよね、小津の映画にはお酒を飲むシーンがよく登場するんだよね。
ざっと最後まで目を通して、あっ!と気づく。
この手の特集にありがちな、教養的で統括的なものがない。
日本酒となはんぞやとか、今の潮流とか。
思い切ってるな。意思を感じる。
そうえいば、と、2号前のコーヒー号を見る。
この時も同じ。同じなんだけど、若干の迷いが感じられるのが、今号では振り切ったように思える。
いいと思います!
同時に書き手の度量と技量が問われる。同業者としては、怖いことでもある。編集者(というよりも編集長、だろう)ほどは、まだ振り切れていないのかもなぁ。主語もはっきりせず、手探り、って感じ。雑誌のあり方やコンセプトを思い切って変えたと思うので、まだ戸惑いもあるのだろう。これから、かな。
アテのレシピの写真で、プロセスなので大きく扱われてはいないのだけど、とても気になる、そしてそそられる撮り方をしている人がいた。
液体がふくふくしてる!
水や油が固体の素材(魚とか)と合わさったときの、液体の表情がいい。とにかくいい。
この方の他の写真も見てみたい。
にしても、リニューアルしてからの「あまから手帖」は、「雲のうえ」も参考にしているんじゃないか、ってやっぱり感じる。
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