I’ve got involved in The Beatles and late ’60.
言葉を換えれば、我ながら、しつこい、のである。
配信で『ザ・ビートルズ: Get Back』を観たのは、2022年2月5日(土)&6日(日)。
(ざっと気づいた点はこちら(↓))
2月10日(木)、雪吹き荒ぶ中、
109シネマズ二子玉川に出かけて行って、『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』を観賞。
実は観るつもりはなくって、というのも配信の『ザ・ビートルズ: Get Back』は8時間という長丁場だったこともあり、観終わったら、お腹いっぱい状態で、
映画館上映の『ルーフトップ・コンサート』 も観たいけれど、今はいいかな、いずれ機会が来たときに(来ればいいな、の願望も込めて)、観るとしよう。
なんて思っていたのに、数日チルアウトした後、ふと映画館のウェブサイトをみたら、なんと席が3席残っているじゃない!
思わずポチる。でもその座席は直前で別の人が購入。残り2席の1席を予約。
映画『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』の感想はいずれ綴るとして、
悔やまれたのは座席。
ギリギリでとったので当然だけど、せっかくのIMAXならある程度の座席でないともったいないな、と。
まあ、もっとも上映が始まってある程度時間が経てば、そういうの吹っ飛んでいるんだけどね。
それで満足、満足したはずだったのに、
2月18日(金)にアンコール追加上映の告知がなされると(↓)、指が勝手に動いちゃったよ(笑)。
なわけで2回目の映画の前に、2回目の配信観賞しましょ、となりまして。
もっとも、前日の夜から当日の明け方にかけて、一気に観たので“ながら”です。
で、前回(↓)書ききれなかったことと、改めて気づいた点を。
<字幕>
監修の人もいるようで、配信にしろ映画館上映にしろ、字幕の訳し方、すんなり入る。
ただ、ショーはライブで統一しちゃった方が、日本では通りがいいんじゃないかな
(ライブはカタカナ語。live showとかlive performance になる、かなぁ。 ともあれ、live単独では使わない)。
それと、第1部の前半だったから、ライム・ストリート駅が会話の中に出てきて、
これ、補足して(リヴァプール・)ライム・ストリート駅ってした方がよかったんじゃないか、って思う。
知らないで聞くと、ロンドンのひとつの駅に思える。
(プリムローズ・ヒルも気になったけれど、これはロンドンにあるので、まあ、いいか)
ライム・ストリート駅はリヴァプールの鉄道の玄関口。
映画の中の話の流れをみても、(リヴァプール・)ライム・ストリート駅とした方がよかったのでは。

もいっこ、確信が持てないのだけれど、pantsをパンツと訳していたような。。。映像もそれで合ってたかな?
pantsは下着。ズボンのパンツはtrousers。
ただ、北部イングランドではズボンのパンツでpantsを使う、って聞いたこともあるような。。。
確認したいけど、戻るとまた、結局8時間観ちゃうからなぁ(苦笑)。いずれ。
<食シーン>
2部だったかな、ランチのオーダーをきいているときに、
「カリフラワー」「チーズ・ソースで(だったかな?)」なんて発言が出てきて、
はは〜ん、これはカリフラワー・チーズのことだな。
カリフラワー・グラタンといえばわかりやすいかもしれません。
イギリスの冬の家庭料理の定番、コンフォートフードで、こんなのです(↓)。
クライマックス、3部のルーフトップ・コンサートのところでは、サヴィル・ロウの通りにいる人々も映し出されるでしょう。インタビューもしてるし。
ロケーションがサヴィル・ロウってことを考慮しても、あ〜、今は、この時代の1.1〜1.2倍はふくよかになったんじゃないか、と。
現在進行形の今の今はわからないけれど、少なくとも数年前までは、イギリスは間違いなく肥満大国のひとつですからね。
<食まわり>
直接、食、ではないけれど、食まわりで。
ドラムに布が置いてあるでしょう(赤い模様だったりロゴだったり)、これティータオル、だよね?
ティータオルとは。食器をふく布巾のこと。
日本の布巾と違って、フェイスタオルぐらいの大きさで素材はコットンだったりリネンだったり。
大きな平皿をはさんでふくのに、ちょうどいい大きさ。
メンバーは椅子に座って演奏していて、これ、日本でもそうなのかな?
長時間だと座った方が楽だし、
同じことがスーパーマーケットにもいえて、今は自動レジ(会計だけじゃなく、自分でスキャン)がぐんと増え、街中ではもはや主流だけれど、有人の場合、レジの人は立ってない、座っているんだよね。
禁煙が当たり前だった時代。
マッチ箱の大きいの、Swanだ! 台所のガスレンジでも使っていたなぁ。
アップルに移ってからのお茶を飲んでいるシーンで登場するカップ&ソーサー。
白地にカップの上部の周辺に四角いパターンが交互にあって、これ、見たことあるんだよなぁ。
どこでだろう? どこのメーカーだっけ?
<やりすぎると悪くなる>
音楽ライター・写真家の久保憲司さん(だったかな?)が指摘していたように、残業しないのよね。
10〜11時開始で18〜19時に終了しているように思える。
誰かのセリフで「やりすぎると悪くなる」、ってまさにそう!
でもって、昼食もちゃんと、然るべきところ(カフェテリアとか)で食べる。
子供の頃、私にとって給食は悪夢の時間で、食べ物が合わない、食べるのが遅い、量を食べられないetc、理由はいろいろあり、
皿の中身はやたら気にするくせに食べる環境は気にしていないのよね。
勉強する/働くのは勉強する/働く場所で、食べるのは食べる場所で、って区切りをつけた方がいいんじゃないかって思う。
私、今の仕事を始めて3年ぐらい経った頃かな? 本当によっぽどの時以外は、えいや!で昼食食べた方が、その時外に食べに行くでもテーブルを変えるでもして、ランチはランチで区切った方がいい、に意識的に切り替えた。
その間、電話とかメールとかも遮断する。
なんら影響はないし、むしろ効率が上がったと思うよ。
でも、得てして、食系の職場でも、コンビニで買ってきたものを食べながら机にへばりついているって姿、よく見るんだよね。
<カレンダー>
その日のシーンが始まる前にカレンダーが映し出され、ん?ってなっちゃった。
イギリスのカレンダーって月曜始まり、が主流、だと思う。
だけど使われているのは、日〜土曜カレンダー、月〜日曜、じゃなくって。
あれっ、月曜(バンクホリデー???)休み?って一瞬、混乱しちゃった。
<1960年代後半>
ルーフトップ・コンサートのサヴィル・ロウの街中の人を撮影しているシーンで見られる、
マリー・クワントとかピエール・カルダンとかのデザインが連想される、
シンプル&ミニスカート、ちょっと近未来っぽい宇宙っぽいデザインの女性ファッション。
もう、大好き! そして、私に似合う!(笑)
色味が落ち着いたパステルっぽいのが多いけど、私の場合は、ヴィヴィッドな色が似合うので、そーゆーのこれからも着ようっと!
街中の女性もだし、リンダ・マッカートニーも青いアイシャドウの人が多い。
私はちょっと化粧をすると、ただでさえ派手目な顔立ちが一層際立ち、舞台俳優みたいになるので、特に目の周辺は何もしない(マスカラは塗らない、目のお化けになるし、メガネをかけるとメガネにつくし。アイシャドウやアイライナーもしない)けど、
淡いブルーぐらいだったらやってみようかな〜。
モーリン・スターキーはアイライナーを入れていて、これは彼女によく似合っている。
配信は8時間という長丁場だからこそこういうところにも目がいくわけで、
私の視点では、ビートルズのメンバーの中でリンゴ・スターがいちばんおしゃれだと思う。
特にアップル・スタジオに移ってからはいちいち欲しい!と思えるようなシャツとかを身につけている。
なんだかの本でジョン・レノンの靴下は穴があいていたけれど、本人は気にしている素振りがなかった、みたいな記述を読んだ記憶があり、
ジョン・レノンって着るものに無頓着に見えた。
すっかり汚れ切った白いスニーカーとかね。
まあ、これはおしゃれ云々ではなく、清潔/きれいかどうか、だけど。
清潔/きれいでいうと、髪の毛ボサボサなんだよね。
というのも、毎日シャワーを浴びていないだろうし、ましてや毎日髪の毛を洗うなんてことはしていないだろうし。わかんないけど週一とか、そんなもんじゃなかったのかなぁ。
今は頻度が上がっているだろうけど、それでも毎日じゃない、ような気がする。
数年前に、毎日髪の毛洗ってるの? 寒い季節だし汗かかないでしょ?って言われたんだよなぁ。
日本人はお風呂の時間が長い、水をじゃぶじゃぶ使うな、流しっぱなしにするな、ってのはホームステイ時のお約束になっているし。
(私は、というと、カラスの行水。湯船に浸からないし、シャワーだけだし、あっという間。
だけど、毛量が多いせいか、ニオイがこもる気がして、シャワー時には髪の毛も洗う)
<室内は暖かい、のだ>
スタジオ内のシーンでは、半袖だったり薄着。
真冬なのに、ね。
理由は2つ考えられます。
ひとつは、イギリス含めヨーロッパ(南はわからないけど)は、外は寒くても屋内は暖かい。
日本は、北海道は別だろうけど、冬の家屋の寒さは苦行、だよなぁ。。。
セントラルヒーティング万歳!
私も(お金があれば)セントラルヒーティングにしたい! ラジエーターを取り付けたい!
もいっこ。
彼らは体温が高いのか寒さに対する耐性が強いのか、冬でも薄着の人、見るんだよなぁ。
でもって、ちょっと暖かくなると(でも、冬だからまだ寒いのよ)、公園とかフラットのバルコニーとかにデッキチェアを引っ張り出してごろんとする。
太陽がそんな恋しいのか!
<コミュニケーション>
ジョン・レノンはヒッピー思想を体現していた人なんだなぁ、
船頭がいないもん、解散するよ!
ってのは、以前の記事(↓)で言及したけれど
ジョン・レノンは、グループを牽引するという、あからさまなリーダー(家長、という方がふさわしいかもしれない)的な役割から降りても、
ジョークとばしたり、他愛ない会話の口火を切ったり、グループの雰囲気作りは大切にしていたんだなぁ、ってのがよくわかる。
そりゃ、ストレス、溜まるよ!
ええと、2部で、かな。
ジョージ・ハリスンを連れ戻すための週末訪問明けのスタジオでの、リンダ・マッカートニーの言動が、もちろん彼女自身のキャラクターもあるけれど、アメリカ人だなぁ〜、って感じちゃった。
大仰というか、理想的というか、あと会話を遮って話すとか。
(人の話を遮って話すのは、イギリス人は、ほんと嫌がる、私の経験上)。
イギリス人は、今もその傾向はあるけれど、シャイというかおとなしいというか、和やかに会話はするけれど、感情をあからさまにする、というよりユーモアやジョークで交わす、ってやり方をとるような気がする。
全体を通してそうなんだけど、アメリカ人が会話に入ることで、それが浮き彫りになったなぁ〜、って思っちゃった。
<青字>
歌詞を修正するシーンで、青ペンが使われていて、あっ、そうそう!ってなっちゃった。
校正は青字で入れる、赤字じゃなくって、ね。
普段使うペンも黒よりも青をよく見るのも、自分が書き込むものは青、もともとあるのは黒、みたいないしきなのかな。
<キューブリック風>
1部で、海外でのライブ案が残っていたときのジョン・レノンと具体的な舞台を話しているシーンで、
キューブリック風に、なんてのが会話に出てきて、
1969年までに公開されているもの、で考えると1968年公開の『2001年宇宙の旅』かな?
プラスティックのキューブを使って、云々、言っていたし。
キューブリックでいうと、何日目(e.g. Day 1)って表示される色味と書体(もか?)が、
『シャイニング』だったかな、こういう文字デザインが出てきた、ような気がする。。。
ネタバレになる?
最後の最後の方で、
ポールとオリンダが手を重ね、そこにリンゴとモーリンも手を置き、ってシーンがいいの。
そこで映し出されるリンダ・マッカートニーの表情が、またいいのよね〜。
<課題>
当初、私がすぐに飛びつかず、配信を観るのをためらった理由に、
同時期を扱った映画『Let It Be』が辛い、とも聞かされていたこともある
(『Imagine』でもなかなかに辛かった)。
『Get Back』と『Let It Be』は同じ映像素材を使っているはず。
でも、仕上がりや印象はまったく違ったものに。
ここにあるのは明らかに作品コンセプトであり、取捨選択する編集の力であり。
編集、ってこういうことなんだよね〜。
封印していた、『Let It Be』を観たくなった。
何をピックアップして何を使わなかったのかを、比較検討してみたい。

