紅茶、ビスケット、本。
この3つがイギリスのロックダウン中の在宅ワークで、心の平静を保つためのアイテムだったことが、マーケティングリサーチ会社、カンター/Kantarなどの調査により明らかになったことが、2020年7月21日(火)づけのBBCで報道されました。
過去3カ月の、紅茶&コーヒーの支出は2400万ポンド、ビスケットは1900万ポンド増。
ちなみに、食料品の支出は7月12日(日)までの12週間で316億ポンドにのぼり、16.9%もの高い上昇率を示し、スーパーマーケットのデリバリーは3月のロックダウンから7.4%増え、現在、買い物方法の13%を占めているとか。
本の販売状況については、イギリスの出版社、ブルームスベリー/Bloomsburyでは、前年より大きく伸び、28%の収益増。
5&6月は予想外の売れ行上々、『ハリー・ポッター』シリーズやBLM関連の書籍がよく売れたようです。
そして、紙の書籍は9%、デジタルはなんと63%も収益増となったとか。
飲食店については、7月4日(土)にイングランドではロックダウンが解除となったわけですが(↓)、
半数以上の人がパブに行くのは不安、と回答。
これに呼応するように、自宅用アルコールの販売は41%増(!)。
オリジナル記事では、“新型コロナウイルス以前の通常に戻るにはまだまだ時間がかかる”と締めくくっていますが、
私見としては、ノーマルの定義も変わっちゃうし、もとには戻らない。
あんな時代はあんなことしてたんだ〜、びっくり!と語られるようになっちゃうんだろな〜、と思っています。
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