
これ、おもしろい!
2019年12月3日(火)づけのイギリスの生活誌「Good Housekeeping」にあったのはこんな記事です(↓)。
値段にみる、英スーパーマーケットのクリスマス・ランチ(ディナー)
Where to shop for the cheapest Christmas dinner
https://www.goodhousekeeping.com/uk/consumer-advice/a558015/christmas-dinner/
8人分、11のクリスマス食品の価格を、9つのスーパーマーケットで比較する、ってもので、これが滅法おもしろい!
まずは、11のクリスマス食品の、それぞれでもっとも安かったスーパーマーケットをその値段とともにご紹介します。
○ターキー/Turkey: £9.49 …… Aldi
○ジャガイモ/Potatoes: £0.69 …… Iceland
○ニンジン/Carrots: £0.40 …… M&S
○パースニップ/Parsnips: £0.80 …… M&S
○芽キャベツ/Brussels Sprouts: £0.80 …… M&S
○スタッフィング・ミックス(ターキーなどローストの詰め物)/Stuffing Mix: £0.32 …… Aldi, Lidl
○クランベリー・ソース/Cranberry Sauce: £0.49 …… Aldi
○クリスマス・プディング/Christmas Pudding: £3 …… Iceland
○クリスマス・ケーキ/Christmas cake: £4.29 …… Aldi, Lidl
○ブランデーバター/Brandy Butter: £1.39 …… Iceland
○ミンス・パイ/Mince pies: £1.18 …… Aldi
※上記アイテムは、8人前(ターキーは3.5kg以上、ジャガイモ(品種はMaris Piper か King Edward)、ニンジン、パースニップ、芽キャベツは各880g以上、スタッフィング・ミックスは170g以上、クランベリー・ソースは200g以上、クリスマス・プディングとクリスマス・ケーキは各900g以上、ブランデーバターは200g以上、ミンス・パイは8個以上)
そして、クリスマス食品11アイテムの総額が安いスーパーマーケット順に並べると、以下のとおりです。
01. Aldi - £24.78
02. Iceland - £25.25
03. Lidl - £26.22
04. Tesco - £30.62
05. Asda - £30.72
06. Morrisons - £33.54
07. Sainsbury’s - £35.14
08. Co-op - £35.28
09. M&S - £38.35
いちばん安く買い物ができるAldiの場合、1人あたり£3.10。確かに安い!
ちなみに、スーパーマーケット問わず、それぞれいちばん商品だけで11アイテムを買ったら、その総額は£22.85。
Aldiの総額、£24.78より約£2安くなる計算です。
食品の値段は平均して、昨年2018年よりも8%安くなっており、その理由は政治および経済の不確定さにあり、それが食品の値段に反映されているとか。
(オリジナル記事には明記されていませんが、明らかにブレキジット/ブレグジット/Brexitですね)
にしても、1位がAldi、3位がLidlと、ドイツ発激安スーパーマーケットなんですよね〜。
激安(&質のよい商品もある)がウリであることに偽りなし、だなぁ。
ただ、個別のクリスマス食品に目を向けると、M&Sが顔を出している!
へえええええええ〜〜〜〜っ、意外!
安い、ってイメージ、なかったもんなぁ。
むしろ、“高いけどおいしいレディミール”の印象が強くって、でもそれは加工した商品であって、野菜とか材料系には当てはまらないのかも。
っと、イギリスのスーパーマーケットとして必ずその名が挙がる、Waitroseは調査対象にも入っていないのね。
“高い”ってことが、共通認識としても実際にもあるから、ってことかしら。
にしても、家族の集まりの場でもある、クリスマス・ランチ(ディナー)では8人分が平均なのか(まあ、そのくらいの頭数になるか)。。。大変だな〜。
伝統的にはメインのローストはグース(ガチョウ)なんだよね、ナーサリー・ライム(マザー・グース)にも登場するし(食卓にのぼる、描き方ではないけれど)。
でも今はターキーが主流。
それはすっかりそういうもの、になったけれど、そうくると、ああ、そうね、ソースもクランベリ―ソース。
でも、グレイヴィーソースだったり、グレイヴィーソースやブレッドソースも一緒に出されたりすることもあるけれど、定番としてはクランベリ―ソースになった、ってことなのかな〜。
グレイヴィーソースの場合は、買うこともできるけれど、ローストしながら自分で作るから(グレイヴィーとは肉じるのこと、ローストから出る肉汁を利用して作るので)、なのかな〜。
こういう調査って、本題の価格、もですが、取り上げられるアイテムやスーパーマーケットに時代や嗜好の変化が垣間見れて、本当に興味深い!
~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○「BBC Good Food」が選ぶベストなクリスマスのお菓子はこれ! → https://ricorice.exblog.jp/28704286/
○2019年GBBOファイナリスト、Alice Fevroniaがミンス・パイを評価する → https://ricorice.exblog.jp/28714527/
○2019年英国スーパーマーケットのミンス・パイをランキング → https://ricorice.exblog.jp/28677314/
○2019年のイギリスのクリスマス食品トレンドはこんな感じ! → https://ricorice.exblog.jp/28498423/
○英ジョン・ルイスとウェイトローズがプラスティックのおもちゃ入りクリスマス・クラッカーの発売中止に → https://ricorice.exblog.jp/28666425/
○イギリスで、ドイツのスーパーマーケットの快進撃が止まらない! → https://ricorice.exblog.jp/26019699/
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