
そもそもイギリスに住もう!と私が決心したのは、1996年6月グラスゴーを訪問したから。
訪ねたグラスゴーがあまりにもよくって、というと語弊があるかもしれないのですが、一言でいうと街との相性がよかったんですね。
それが証拠に(?)、グラスゴーからデイトリップで訪ねたエディンバラはダメで、サイズの合わない服をまとっているような感覚に襲われ、駅回りをぐるっと回って、すぐにグラスゴーに戻った、というね。
その時、2週間滞在の予定で格安航空券をとってイギリス入りして、当時はリコンファームなんてものがあって、その時にダメもとで延長を相談し交渉したら、条件付きでOKになって、イギリスに1カ月いたんだったな
(グラスゴーは最初、現地の友人が連れていってくれたのですが、もう少し滞在して、自分の足で歩きたくって、それで延長した次第)。
路線バスを利用して旅行中で、フォート・ウィリアムの公衆電話からコインを入れて、リコンファームの電話をしたんだった。
英語をほとんど解さなかった当時の私、でも願いがあまりに強いと、なんとでもなるものです(笑)。
グラスゴーはかつては造船で栄えた工業都市、今は、というと、お行儀のよくない街(はっきり言って、ガラのよろしくない)部類に入れられ、観光アトラクションが、しかも“おほほ〜”なものがあるわけでもなく。
その住みたい!の大きな要素となったひとつは、グラスゴー大学/The University of Glasgowとグラスゴー美術学校/The Glasgow School of Artが、学校や周辺の雰囲気含め、学校の建物などもあまりに素晴らしかったから。
(帰国後、東京・飯田橋のブリティッシュ・カウンシルなどに行ったりして情報を集め、結果、グラスゴーではなかったけれど、イギリスに住むことを敢行したのは4年後の2000年でした。)
グラスゴー大学とグラスゴー美術学校に行ったってことは、この街が生んだ建築家、チャールズ・レニー・マッキントッシュ/Charles Rennie Mackintoshにも触れた、ってことで、確かに自分の目で見たいな〜、ってのは、当時もありました。
私は、音楽オタクでもあり、建築(モダニズムの、主に住居)オタクでもあり、マッキントッシュのデザインはもろストライクゾーンではないのだけれど、それでも惹かれる部分や大きな興味はあって、なぜグラスゴーでこういうデザインが出てきたのか、100年以上も前に彼も含む4人、ザ・フォーは男女2人ずつの構成だったのか(まだ女性が働くのは珍しかった、はず)、さまざまな疑問がぐるぐるし、すでに論文などはあるのでしょうが、自分で実際に見て確かめて納得したいんですよね。

1996年当時、貧乏旅行をしていたので、この店の前までには来たのだけれど、中には入れなかったな。
そこまで敷居も値段も高いわけではないのだけれど、いつか必ず戻って来る!という思いを抱きながら、入り口から中を眺めたのでした。

本当に戻って来ちゃったよ!
ウィロー・ティールーム/The Willow Tea Roomsに。
しかも、初めてグラスゴーを訪ねたときと一緒、グラスゴー出身の友人と!
人間、長く生きているといろんなことがあるよなぁ。
一緒にウィロー・ティールームに行くとはなぁ(それどころか、5日寝食を共にしたんだよなぁ)、感慨深い!
ウィロー・ティールームについては、あまりに有名なので、ちょっと検索すればた〜くさんの情報が出てくるでしょうから、ここでは割愛。
詳細が記載されたウェブ記事のリンクを貼っておきます(↓)。
ウィロー・ティールームで何を食べたか、は以下のとおりです。

3段トレイで登場し、内容は以下のとおりです。
<上段/お菓子>
・本日のケーキから1つ/Choice of cake from today’s selection
(友人はレモン・メレンゲ・パイ、私はイチゴのタルトをチョイス)
・バター・ショートブレッド/Buttered shortbread

<中段/スコーン>
・スコーン1個 コーニッシュ・クローテッドクリームとイチゴジャム/Scone with clotted cream & jam

<下段/サンドイッチ>
・サンドイッチ4種/Selection of sandwiches
(ホワイトブレッドはトマト、ハム、ライ麦はスモークサーモン、卵)

お茶は、定番のブレックファスト・ブレンド・ティーをチョイス。
以上、サービス料込みで£12.95。
地方のアフタヌーンティーはラフで大ぶりなのは、ウィロー・ティールームでも同じ。
特にサンドイッチにその傾向がみてとれるんですよね〜、しかもラフなんだよなぁ。
しかも、この値段!(安い!ってことです)

が、が、が、どーやら改訂があったようで、2019年9月現在、
値段は£21、終日、いつでも注文可能だったのも、12:.00〜16.30になっているし、
おまけに、Elegant fnger sandwichesとして3種類、
Bite-siezed plainand fruit sconesと、スコーンがミニサイズで、プレーンとフルーツの2個になっていて、ポッシュ化しちゃったみたい。。。
いや、ウィロー・ティールームのウェブサイトを見ると、私が訪問したブキャナン・ストリートの方はなくって、ソーキーホール・ストリートのみが掲載されている。
改修はソーキーホール・ストリートの方で、移行期間を経て、1軒に統一したってことかしら(私が訪ねたブキャナン・ストリートは、ソーキーホール・ストリートの改修中で仮店舗だった、ってことなのかなぁ)。
よく、わからない。
それはそれとして、友人曰く、人気だから予約は必至!とのことで、実際に2〜3週間前に予約を入れてくれたのでした。
確かに、ほぼ満席で入れ替わり立ち替わりお客さんが入ってたもんなぁ。

ところで、遂に私がウィロー・ティールームを訪問した2018年は、マッキントッシュ生誕150周年という記念年であったからか、ウィロー・ティールームは改修を終えた後でした(↓)。
ヒル・ハウス/The Hill Houseはちょうど補修工事中で、訪ねるだけでも訪ねたかったけれど、建物全体をカバーしているような状態だから、行っても何も見られない、ってことで断念!
その補修工事も終わったようなので(↓)、次にグラスゴーに行く理由づけとしますかね。

tue 30/10/18
~~これまでの関連記事も併せてどうぞ
○君は“揚げマーズバー”を食べたことがあるか?(スコットランド) → https://ricorice.exblog.jp/27961084/
○バロウランドこそが夢の国/Barrowland is a Wonderland(グラスゴー) → https://ricorice.exblog.jp/28165843/
○セットティー@フレッチャーズ・ハウス/Fletcher’s House(ライ) → https://ricorice.exblog.jp/25989838/
○エキスパートが選ぶ、イギリスのアフタヌーンティー・スポット30選 → https://ricorice.exblog.jp/25875125/
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