
オーブンも使わなければ包丁も使わない。
市販のビスケットを使って、とかしたチョコレートなどと混ぜて冷やしかためるケーキです。
拍子抜けするほど簡単で、でも(ジャンクな)おいしさがあります。
材料をみると、こんなに砂糖やバターも摂っていいのかしらん、な気持ちになりますが、高カロリーは間違いない!という証かもしれません。
このケーキ、実はイギリス王室のメンバーもお気に入り。
エリザベス女王が召し上がり、ウィリアム王子やハリー(ヘンリー)王子も子供の頃から親しまれてきました。
ウィリアム王子にいたっては、ご自身の結婚披露宴のグルームズケーキに選ばれたのも、このチョコレート・ビスケット・ケーキです。
ちなみに、グルームズケーキとはgroom’s cakeと綴り、直訳すると“花婿のケーキ”。ウェディングケーキとは違うフレヴァーで、花婿のゲストのために供されるケーキのことです。
ウィリアム王子のグルームズケーキを手がけたのは、イギリスが誇る(そして、私が宇宙一好きな)ビスケットメーカーのマクヴィティ/McVitie’s。
なんと、1700枚のビスケット、17kgのチョコレートで作られたそうです。
ビスケットは、本体はリッチティー・ビスケット(できればマクヴィティ!)がいいのですが、日本では入手困難、そしてこのためだけにわざわざ、と思うので、マリービスケットで代用させています。
要はプレーンで、パリッと乾いた食感のビスケットが向いている、ということ。
そして、あまり細かくせず、ざっくりぐらいで砕くと、食べたときにいきいきとした食感が楽しめます。
また、私のレシピでは、ケーキ本体だけにいますが、チョコレートコーティングすると、ぐっとしゃれた印象になります。
またアーモンドやピスタチオなどのナッツや、レーズンやドライイチジクなどのドライフルーツを刻んで、混ぜ込んでもおいしくできます。
そして作りたてよりも、一晩以上おいた方が、ビスケットとチョコレートがなじんで、よりおいしく食べられます
<材料(12×21.5cmのパウンド型1本分)>
マリービスケット ……225g(24枚)
ダークチョコレート……110g
バター……100g
グラニュー糖……100g
卵……1個

<作り方(調理:40分 冷蔵:3時間以上)>
下準備
*バターを室温でやわらかくしておく。
*型にバターを塗り、クッキングシートを敷いておく。




1. 卵をときほぐす。


2. マリービスケットを2〜3cmに砕く。

3. バターとグラニュー糖をすり合わせる。



4. 湯煎の準備をする。 鍋に水を入れ、火にかける。

5. ボウルにダークチョコレートを割り入れる。


6. 4の鍋が沸騰したら火からおろし、5のボウルをのせ、ダークチョコレートを湯煎でとかす。



7. 3に6のチョコレートを加えて混ぜる。




8. 7に1のときほぐした卵を少しずつ加え混ぜる。









9. 8に2のマリービスケットを入れ、さっくりと混ぜる。



10. 準備しておいた型に9を、なるべくすき間を作らないように入れる。


11. 冷蔵庫に3時間以上入れ、冷やしかためる。
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