
イギリスで人気の高い外国料理のひとつにタイ料理があります。
食堂然としたお店もあればスマートカジュアルもある、ぐっとシックな店もあれば、本国で修業をしてオープンにこぎつけたモダンスタイルのお店もあります。
外食だけでなく、家庭の食事においてもスーパーマーケットでも、食材やレディミール、テイクアウェイでラインナップを彩っています。
となると、レシピも多くみられ、よく見るものにグリーン・カレーがあります。
要となる材料はグリーンカレー・ペーストやココナッツミルク。
日本でも、近所のスーパーマーケットになくても、輸入食材店やオンラインなどを利用すれば、は簡単に手に入ります。
となると、グリーンカレー・ペーストに載っているレシピに従えばいいわけで、確かにそのとおりではあるのだけれど、もう少し辛さを抑えたいなぁ、と作ったのがこのレシピです。
仕上げにライムを加えると、ぐっとアジアの空気感が立ち込めます。
野菜は、ちょっと歯ごたえのある色味のきれいなものを選びたい。
サヤインゲンやアスパラガスのほかにも、サヤエンドウやパプリカを使ってもいいかな、と思います。
ていねいに作ろうと思えば、サヤインゲンやアスパラガスを軽くゆでて、仕上げに加えてカレーで1〜2分なじませるのと歯ごたえや色味も残っていいのですが、このレシピでは割愛。
湯通しせずにカレーに直接加えて、火を通します。
残ったグリーンカレー・ペーストをどうするかって?
私は豆乳でのばして、一口大に切って湯通しした厚揚げと合わせて食べるのが好きなんですよね。
パパッと作れるので、こちらもお試しを。
<材料(4人分)>
鶏ムネ肉……300g
サヤインゲン……50g
アスパラガス……50g
ココナッツミルク(缶)……1缶(400g)
グリーンカレー・ペースト……大さじ2
グラニュー糖……大さじ1
サラダ油……大さじ1
ライム……1個
塩・コショウ……適量

<作り方(調理:30分 煮込み:10〜12分)>
1. サヤインゲンはヘタを取り5cmの長さに切る。アスパラガスは根元を切って、はかま(節ごとにある三角形の葉のようなもの)を取り、皮をむき(穂先は除く)、5cmの長さに切る。鶏ムネ肉は皮を取り除き、大大きめの一口大に切る。














2. 鍋にサラダ油を入れ、強火で熱する。

3. 2にグリーンカレー・ペーストを入れて1〜2分、香りが出るまで炒める、



4. 3に1の鶏ムネ肉を入れて1〜2分、表面に焼き色がつくまで焼く。



5. 4にココナッツミルクとグラニュー糖を加えて混ぜる。


6. 沸騰したら弱火にして、1のサヤインゲンのアスパラガスを加える。


7. ふたをして10〜12分火にかける。

8. ライムを搾る。
※ライムの搾り汁は大さじ2必要。

9. 7に8のライムの搾り汁を加え、塩・コショウで味を調える。





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