
イギリスでもそうだし、フランスでもそうなのだけれど、墓地を散策するのは楽しい(楽しい、というと、語弊がある、か)。
有名人のお墓があるから、ってこともあるのかもしれないけれど、緑が多くって、
その緑、ってのが、西洋の公園にありがちな、すごく手入れが行き届いて云々ではなく、もっと自然でうっそうとした感じで、それがいい。
私はロンドンは西っ子で、アールズ・コートが心落ち着く場所で、拠点にもしています。
アールズ・コートは何があるってわけではないのだけれど、山の手の下町、東京でいうと三軒茶屋っぽい空気感がしっくりくるんだよなぁ。

https://www.royalparks.org.uk/parks/brompton-cemeter
この北門に、カフェがオープンしていました。
いつできたんだろう、ここ3年ぐらいの間、かなぁ。


カフェの名前は、カフェ・ノース・ロッジ/Café North Lodge。
https://www.royalparks.org.uk/parks/brompton-cemetery/visitor-information/cafe-north-lodge
Grade IIにリストされている歴史ある建造物をカフェ利用したもので、なんせ墓地という緑の多い中にあり、開放感があるんですよね〜
(注:日本の墓地とは感覚が違うのです)。
オープンエアのテラス席もあるけれど、立ち寄った11月は肌寒い。
なので店内で、コーヒーと、一緒に行った人とペイストリーをシェア。


ロンドンの今どきの飲食店にある、その場で手作り(冷凍品を使わない)とか、信用できるインディペントな生産者の食材を強いれる、とか、フェアトレードのコーヒーを使うとか、
メニューは環境や倫理的なことも考慮した上での内容となっています。


このカフェのいちばんのよさは環境ゆえののびやかさ。
子供や犬を連れて散歩途中の人の姿が比較的多いのも納得。
ただし、墓地の中のカフェなので、閉店時間は早い。
はブロンプトン墓地の閉園の1時間前、ということですが、
感覚的には日が落ちそうな時間は、もうアウト、って感じでしょうか。

ちなみに、このカフェ・ノース・ロッジはブロンプトン墓地の北側に位置しますが、南側はフットボール(サッカー)のチェルシーFC/Chelsea FCの本拠地であるスタンフォード・ブリッジ/Stamford Bridgeが至近。

青いユニフォーム姿の人を見かけたら、ああ、今日はチェルシーFCのホームゲームなんだなぁ、と認識するわけです。

ところで私は、墓地の門、と聞くと、Cemetry Gates
このサイトは、レコード盤にエッチングしていたメッセージまで、実にすさまじい情報がデータされたもので、もうお腹いっぱいです!許してください、ってなほど。
ファンの愛と、これが個人でできる、ってことに衝撃を受けてしまったんですよね〜。

sat 03/11/18
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○コーヒー@スターバックス、マンチェスター・ヴィクトリア駅/Starbucks, Manchester Victoria Station(マンチェスター) → https://ricorice.exblog.jp/28041594/
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