
レシピ自体にはほとんど登場しない言葉だけれど、レシピを扱う上では大事な言葉。
会話では出てくることが少なくない。
それは、計量カップ。
なんでレシピに出てこないか、というと、〇〇カップ、とか、計量カップを使う、という表現はほとんどなく
(アメリカ合衆国などでは、分量を表すのに“〇〇カップ”を使用。
もっともこの場合は、“〇〇カップ”であって。“〇〇軽量カップ”ではありませんが)、
“〇〇ml”(ひと昔前はpt(パイント)が主流)で表記されるから。
では計量カップはなんと呼ぶか、っていうと、イギリスでは、
measuring jug
となります。
計量する(measuring)ためのjugってことですね。

ここでわざわざ、“イギリスでは”と書いたのは、アメリカ合衆国では、確か、
measuring cup
じゃなかったかな〜、って記憶。
日本語は計量カップなので、measuring cupの方が、言葉としてはすんなり入るかもしれないけれど、
実際のモノ、注ぎ口がありとって口が付いた形状を見ると、jug(水差し)という表現の方が、確かにしっくりくる。
ただ、イギリスでもmeasuring cupは存在します。その場合は明らかにカップの形状をしているモノに対して、そう呼ばれます(↓)。

一般的な計量カップを呼ぶときに、measuring cupでも通じるかと思いますが、現地の言い方に倣う方がスムーズなので、measuring jugという言葉を覚えておいてもいいかな〜、と思います。
ちなみにイギリスの1カップは約250ml。
でも、使わないなぁ。むしろ、液体の場合は、パイントだったら使うなぁ、という印象です。
というわけで、
measuring jug → 計量カップ
と覚えてくださいね。
ではでは〜!
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