子どもの頃の私はミントが得意ではありませんでした。
あの独特のスーハーした感じが、ほかの食べ物の風味や味を一瞬にして飛ばしてしまう、強烈なパンチのように思えたのです。
なので、乾燥ミントを使ったお茶も、いまひとつ、な印象でした。
あるとき、フレッシュなミントで作ったミントティーを飲んだとき、それまでの強いスーハーの記憶が一変されることに。
確かに、清涼感はあるものの、さわやかな甘みや丸みも感じられ、おいしい!となったのです
(同じように、カモマイルティーも乾燥ハーブのものは薬っぽい印象だったのに、フレッシュなものはおだやかなやさしい味で驚きました)。
ミントは繁殖力があるので、家庭でも簡単に栽培できる、はず、なのですが、私の手はグリーン・フィンガーズではないので、ことごとく枯らしてしまう(切り花は長落ちするのに。。。)。
なので、ミントも必要なときは買ってくるのですが、料理や菓子では大量に使うことは少なく、余ってしまいます。
ミント・ティーは、そんなミントが余ったときのお楽しみ。
ストレートで飲んでもよし、砂糖やハチミツを加えて甘くするのもオススメです。
ポイントとしては、ミントはちぎるか、手でパンと叩いてから、そして沸騰したお湯を使うこと。
そうすることでミントのアロマが十分に抽出できます。
<材料(1人分)>
水……200ml+適量
ミント(葉)……5g
<作り方(調理:8分)>
1. 水を沸騰させる。沸騰させる間に、ミントの葉は飾り用をとっておき、それ以外をちぎるか手でパンと叩く。
2. 沸騰したら、湯をティーポットに注ぎ、カップに注ぐ。
※こうすることで、ティーポットとカップを温める。
3. 2のティーポットに1のちぎったミントの葉を入れ、湯200mlを注ぐ。
4. ふたをして、カバーをし、3〜5分おいて蒸らす。
5. カップに注ぎ、1でとっておいたミントの葉を飾る。
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