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イギリスの食文化研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

コーヒー@スターバックス、マンチェスター・ヴィクトリア駅/Starbucks, Manchester Victoria Station(マンチェスター)


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記憶というものは忘れてしまうわけではなくって、使用頻度の高いものの順に頭の中で整理されるんだなぁ、とつくづく思う。
20年近くぶりに訪ねたマンチェスターで、以前の記憶が鮮やかにはっきりと浮き上がってきたもの。

2018年秋のイギリス訪問は、私にとっては北紀行も含んでいて、マンチェスター、リヴァプール、国を超えてグラスゴウ、列車で住んでいたことのあるウィガンを通り過ぎ(よくよく思い出せばそのルートなんだけれど、すっかり忘れていた!)、記憶と時間が伸びて縮んで行ったり来たり。

マンチェスターとリヴァプールは近く、列車で1時間もかからない。
ロンドンからマンチェスター/リヴァプール、グラスゴウに行くルートにしていたので、マンチェスター/リヴァプールでの宿泊はマンチェスターにして(その方が列車の都合がいい)、リヴァプールへはマンチェスターから日帰りで行くことに。

マンチェスターは他のイギリス(ヨーロッパ、もか)の都市の例に漏れず、街のど真ん中にターミナル駅があるわけではありません。
中心からは少し離れたところにあり、ロンドンだと、ヴィクトリアとかパディントンとかキングス・クロスとかリヴァプール・ストリートとかウォータールーとか、パリもそうですね、モンパルナスとか北とか。
マンチェスターの場合は、2つ(3つ、か?)。
ピカデリーとヴィクトリア。

マンチェスターからリヴァプールに行くには、ピカデリーとヴィクトリア、どちらの駅からも利用できます。
規模でいうと、ピカデリーの方が大きく、こちらがマンチェスターの鉄道の玄関口、になるかな。
ただ、街最大の繁華街には、ヴィクトリア駅の方が近い。
朝だと賑わっている様子は見られないにしても、記憶との照合をしたくなって、リヴァプールへはヴィクトリア駅から向かうことにしました。

ああ、そうだったな、とあれこれ思い出しながら、マンチェスター・アリーナ/Manchester Arenaまで来たら駅はすぐそこ。

マンチェスター・ヴィクトリア駅を利用するのは初めて。
今までバスかマンチェスター・ピカデリー駅の利用だったんだな〜。

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マンチェスターの街中を走るトラム(メトロリンク)の駅もあるけれど、ヴィクトリアは小さい駅でびっくり!
でもって、歴史的建造物じゃない!(知らなかった!)


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駅に着いたのは8時30分ごろ(っと、時計はまだサマータイムだなぁ。この日の早朝2時にサマータイムが終了したのです)。
まずは古い木造の、味のある窓口でリヴァウールまでの日帰り往復の切符を購入。
ヴェンダーで買ってもよかったのだけれど、窓口を見たかったので有人で。

この切符の窓口と出口への通路をはさんで向こうに何やら、これまた古い設備があります。
インフォメーションセンターでしょ(この日は日曜だったからか朝早かったからか、お休み)、その並びで向こうに飲食施設が。
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へぇ〜、と思って眺めると、スターバックス/Starbucksが!
朝ごはん食べてないし、列車の出発まで時間があるし、コーヒー飲んで軽くつまむか。

・パイクロースト(・コーヒー)/Pike Roast £1.85
・シナモンロール/Cinnamon Swirl £2.85
紙コップをお願いしたので(飲み切れなかったら列車で飲もう、ってことで)、プラス5p
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イギリスではプラスティック、紙コップなどの使い捨てを見直す動きが大きくなっており、もともとはテイクアウェイ(持ち帰り)の方が安かったのに、テイクアウェイは使い捨て容器を使うので、その分支払いをする逆転現象が起こっています。

コーヒーやシナモンロールについて今さら言及する必要はないでしょうが
(やっぱり私は、コーヒーの味もメニュも、スターバックスって好みじゃないなぁ(笑))、
このマンチェスター・ヴィクトリア駅のスターバックスは、この建物、佇まいを体験するだけで十分に訪問する価値あり!

マンチェスター・ヴィクトリア駅のスターバックスは、もとはファーストクラス乗客用の休憩室だった模様
(ファーストクラス、ねぇ。。。昔も今もこの国には、何にでもクラス(階級)があるのよねぇ)。

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店内の天井や壁の意匠、床のタイルも、おそらく当時のまま、でしょう。
お店のスタッフで注文を受けてくれた方は、まだ10代かな、若い男性で、こういう歴史的建造物の中の、今の店舗で働くってどんな気分なんだろう、って思ってしまいました。
いや、イギリスだってヨーロッパだって、日本にもそういうところはあるわけだから、日常の場所であるときって、別段、そんなもん、古いから却って不便も多い、ぐらいなのかもしれない。
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シナモンロールを食べ切ると、紙コップのコーヒー片手に駅のなかをうろうろ。
タイルでできた、ランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道の壁画地図を眺めながら、
そういえば鉄道の発祥は、イギリス北部だったな、
客貨両用鉄道の始まりはリバプール・アンド・マンチェスター鉄道だったな、
産業革命、かぁ、
なんて思いを馳せながら。
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っと、ということは、マンチェスター・ヴィクトリア駅の、スターバックスや窓口の古い設備は、駅の開業と同じ1844年に造られたもの、なのかなぁ。
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sun 28/10/18


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by ricoricex | 2019-03-28 00:00 | イギリスの店レポート