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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex
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アフタヌーンティー@「ランデブーラウンジ・バー」帝国ホテル(東京)


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午後早い時間に、銀座界隈(東京駅、日比谷、有楽町)で会いましょう、となり、
13時30分スタートで遅いランチでも、と。
待てよ、夕方まで腰を落ち着かせる可能性もあるなぁ。
途中で移動してもいいけれど、それは避けたいなぁ。

ランチだと、15時ごろに終わっちゃうんですよね。
お店自体がいったん閉まる。そうでないとしても、そのまま居るのはなぁ、な感じになるので、さて、どうしよう。
ゆったりしていて、終日メニューをおいているところかな。

いや、待てよ! アフタヌーンティーって手があるじゃない!

私は欲しいものをがしっと食べたいタイプ。
ほとんど選択の余地がなくあれもこれもなメニューは積極的に選ばないので、すぐには思い浮かばなかった!

アフタヌーンティーは銀座界隈なら選び放題でしょ!
てなわけで、あれこれ眺めていて出くわしたのが、帝国ホテルのアフタヌーンティー。

17Fのバーラウンジ「アクア」だけでなく1Fの「ランデブーラウンジ・バー」でもやってんだ〜。
しかもお手頃価格で、予約も不要。
お茶だけ利用に比べると、びっくりするほどお値打ち価格。
間違っていないか、見間違いじゃないか、入念に確認しちゃいましたよ。

帝国ホテル1F、メインロビーに接した「ランデブーラウンジ・バー」なら
待ち合わせにこれ以上ないほどの場所だし、
席数も多いから気忙しくなることはないし、
ゆっくり話したいからざわざわしていないところを希望していて、その条件にも合うし、決まり!


そんなわけで、いざ。

私が到着したとき、待ち合わせた方々はひと足早く来ていて(私が遅れたわけではありません、念のため)、
お腹すいた!とすでにサンドイッチをシェアしていらして、私もご相伴に預かりました。

で、いざ。
アフタヌーンティーをオーダー(写真は2人前です)。
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「ランデブー」のアフタヌーンティーは和テイスト。
3段プレートで現れ、上のプレートから順番にこんな内容です。
・上段:プティフール(洋風水ようかん、和栗のモンブラン、抹茶のバウムクーヘン、アップルとシナモンのマカロン)
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・ 中段:スコーン(プレーン、ゴマ)
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・ 下段:サンドイッチ(海苔のパン/ツナ、トマト、チーズ、白パン/ハム、卵、キュウリ)
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スコーンは、
・クロテッドクリーム、黒蜜を添えた生クリーム、マーマレード
の3種類が付きます。
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ウェルカムティーでは抹茶が登場。
本気の抹茶ではなく、さらりとライト。
飲みやすく、この按配はなかなか。
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紅茶はティーポットで
・ダージリン、アッサム、アールグレイ
などから選べます。
私はミルクティーで飲むので、アッサムをチョイス。
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紅茶はお代わり自由。その際、茶葉の変更もOKです。
なんて太っ腹!
ちなみにコーヒーやハーブティーを選ぶこともできます。


量はそれぞれ小ぶりなのですが、意外と食べ甲斐がありました。
プティプールがそれぞれインパクトがあったのと、
スコーンの添え物をあれやこれやたっぷりつけたからでしょう
(スコーンの割に種類も量もあったのでした)。

ええと、スコーンやサンドイッチはちょっとパサついていたかなぁ。
アフタヌーンティーで注文を受けてからひとつひとつ作るわけじゃないから、
ある程度は作りおきだし、許容範囲ではあるのだけれど。

スコーンは小さいサイズなので加減がむずかしいのは承知の上で、
もう少ししっとりふんわりさせてもいいかも。
クロテッドクリームや生クリームと合わせること、考えれば、ね。

黒蜜を添えた生クリームは新鮮で、味自体はスコーンに合ったんだけど、
食感がややさらりとしていたので、こっくりさせてもらえるとうれしいなぁ。

マーマレードは私好み。
決して主張するタイプではなく、
苦味も酸味も(特に苦味)がしっかりあって、
オレンジの皮が細かいチャンクになっていて、この食感が心地いい。
このマーマレードだけで食べてもいいなぁ。

プティフールはどれも力作!
アフタヌーンティーの一皿としてでなく、これだけのプレートでもオーダーしちゃうね。
甘さは全体に控えめ。
お菓子が違うから、ってこともあるんだけれど、
それぞれ食感のバリエーションの幅があって、それがおもしろい。
満足度にも満腹度にもつながります。


この帝国ホテル「ランデブーラウンジ・バー」のアフタヌーンティー、
料金:3,500円(消費税込、サービス料別)
です。
ねっ、相当お得でしょ!

詳細はこちらからどうぞ(↓)。


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で、ですね、ここ、帝国ホテル「ランデブーラウンジ・バー」(&周辺)で目につくものが、
あれもこれも(チャールズ・レニー・)マッキントッシュっぽいことに、今さら気づく。
(まあ、マッキントッシュが日本のデザインに影響を受けたってこともあるけれど)。
なんで今まで気がつかなかったんだろう。
4時間以上いて、すっかりくつろぎ、周囲を見渡す余裕があったからかもしれないな。
次はそういう視点で帝国ホテルを歩こう。
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sat 29/09/18


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○アフタヌーンティー@アイヴィー・ブラッスリー/The Ivy Brasserie(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25716932/
○アフタヌーンティー@オランジェリー/The Orangery(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/25239247/
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by ricoricex | 2018-10-17 12:00 | 店レポート(日本)