卵は別段嫌いではないものの。ゆで卵にしろ目玉焼きにしろ卵焼きにしろ、
卵単体の料理を好んで食べないんですよね、私。
そのせいで経験値が少ないせいか、技量の問題か、卵料理は得意ではありません。
簡単だけれど、簡単がゆえにむずかしい。
スクランブル・エッグもそんなひとつ。
イギリスの伝統的な朝食、イングリッシュ・ブレックファストにも卵は欠かせなく、
目玉焼きだったりスクランブル・エッグだったり、好みの焼き方を選べることが少なくありません。
いつもは私は目玉焼きを選ぶのですが、
体調がすぐれないときはスクランブル・エッグ。
セント・アイヴスの宿で登場したスクランブル・エッグは
卵何個使っているんだ!というぐらいのボリュームで驚いたこともあります
(1人分にも関わらず3個は使っていたかと思います)。
上手に、とまではいかないまでも、それなりにスクランブル・エッグが作れたらなぁ、ということで、
試行錯誤したのがこのレシピです。
ぐじゃぐじゃ、とするのではなく、
かたまりかけた卵液を折り畳むようにすればいいのか、ということも発見でした。
そうすることでふんわりやさしい食感に仕上がるように思えます。
<材料(2人分)>
卵……3個
牛乳……大さじ2
塩・コショウ……適量
バター……10g
<作り方(調理:5分)>
1. ボウルに卵、牛乳、塩・コショウを入れ、ときほぐす。
2. フライパンにバターを入れて弱火で熱する。
3. 2のバターがとけたら、1の卵液を入れる。
4. フライパンのふちまで卵液を広げ、内側に折り畳むようにしながら、火を通す。
5. 卵液がかたまってきて、内側にとろみがまだある状態のうちに、火からおろし、皿に盛る。
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