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イギリスの食研究家、食のダイレクター/編集者/ライターの羽根則子がお届けする、イギリスの食(&α)に関するつれづれ。chattex アットマーク yahoo.co.jp


by ricoricex

コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン)


コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン)_e0038047_23183273.jpg

私は、ここ数年でようやく東(といってもショーディッチではなく、しっくりくるのはハックニー)のおもしろさに目覚めたのですが、
基本、西が拠点。

西、といっても、なんせ私はワーキングクラスですからね。
おほほほほ〜、な絵に描いたようなポッシュなエリアではなく、
心落ち着くのは山の手の下町、アールズ・コートであります。
東京でいうと、三軒茶屋といった感じかな(ざっくばらんな空気感がね)。

アールズ・コートは拠点としてはいいのだけれど、難点は気が利いた飲食店がないのよねぇ。
ちょっと足をのばせば、ハイストリート・ケンジントンとかキングス・ロードとかサウス・ケンジントンとか、
確かにしゃれた飲食店の多いエリアが控えているのだけれど、
でもなぜゆえにめぼしい店がほとんどないのだ? 不思議だ〜。
ここで商売やったらいけるんじゃない、といつもいつも思ってしまうのです。

そんな飲食不毛地帯、アールズ・コートに2017年2月に新しいコーヒーショップがオープンする、ときいて、
これは行かねば!と出かけたのは2017年11月。
9カ月も時間を要したのは、ロンドンの住人ではないので、仕方あるまい。。。

では2017年秋の渡英で、ロンドンに到着してすぐに向かった、というと、そんなことはなくって、
頭の片隅にはあったのだけれど、なんやかんやで後手に回り、
ようやく訪問でしたのは、帰国の前日。
まあ、こんなもんです。


コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン)_e0038047_23184837.jpg
そのコーヒーショップの名は、オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee
https://www.overundercoffee.com/

平日のオープンは6時30分。
は、はやい!
(その代わり、閉店も夕方の早い時間)
なので、朝食時間とすべく、到着したのは7時頃。

すでにお客さんはちらほら、だったものの、持ち帰りの人ばかり。
10席足らずのイートインコーナーは先客なし、で難なく着席。
コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン)_e0038047_23190661.jpg


オーダーしたのは、カフェオレとクロワッサン。
チップ込みで、しめて£6.50。
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肝心のコーヒーは、というと、、、

う、う、うま〜い!
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おいしい、というのは個人の嗜好によるので、誰しもに当てはまるわけではなく、
私のコーヒーの好みは、酸味がなく、ほどよい苦味、ほのかな甘さ、です。
飲んだ後に、ふくよかに香りが広がるものよりもすっきりとした方がタイプ。

具体例と出すと、日本のチェーン店でいちばんの好みは、
ロイヤルコーヒーショップ、だったっけなぁ、ロイヤルホスト系のコーヒーショップで、成田空港にも入っていた(今も?)けれど、
西新宿のワシントンホテルかどこか高層ビルに入っていたところのもの(今はない、はず)。

もっと身近なところでいうと、ドトール、エクセルシオールなんですよね〜。
スターバックスは好みじゃないし、タリーズは濃過ぎる。

まあ、こういうのほんと、好みですからね。いい悪いではなく。


そんな私にどストライクだったオーヴァー・アンダー・コーヒー
今どきのロンドンのコーヒーといえば、モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Companyが広く知られていますが、
私個人はオーヴァー・アンダー・コーヒーの方が好みだわ!
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ええとですね、現在、肝心のオーヴァー・アンダー・コーヒーのウェブサイトがリニューアル中で、
以下、お店で言葉を交わしたり読んだりした記事からの記憶です。

・カフェ文化の盛んなニュージーランドの系統を汲んでいる
・ヴィーガン・フレンドリーで、対応したカフェメニューがある
ってあたりが特徴、かな。

オーヴァー・アンダー・コーヒーはアールズ・コート駅からも近く、いやぁ、便利、便利!
アールズ・コートは宿が多いので、観光客も多く、
主だったコーヒースポットは軒並み賑わっているのだけれど、オーヴァー・アンダー・コーヒーはアールズ・コート・ロードからほんの数歩入ったところにあって、
こぢんまりとしたシックなグレーの外観なので、知らないと意外と気づかないかもしれません。

2017年11月、ロンドン中心部のソーホーにも支店ができ、
こちらは高級デザインホテル、ハム・ヤード/Ham Yardの中に入っているので、アールズ・コート店よりもポッシュだろう、と思われます。
https://www.firmdalehotels.com/hotels/london/ham-yard-hotel/ham-yard-village/over-under-coffee/
コーヒー@オーヴァー・アンダー・コーヒー/Over Under Coffee(ロンドン)_e0038047_23205884.jpg


tue 14/11/17


~~過去の関連記事も併せてどうぞ
○コーヒー@モンマス・コーヒー/Monmouth Coffee Company(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26008693/
○お茶@ナチュラル・キッチン/Natural Kitchen(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/27413326/
○お茶@ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム・カフェ/V&A Café(ロンドン) → https://ricorice.exblog.jp/26090115/
○お茶@カフェW/Cafe W(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/26032608/
○お茶@ブルーバード・フードストア/The Food Store at Bluebird(ロンドン) → http://ricorice.exblog.jp/25903912/




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by ricoricex | 2018-08-29 00:00 | イギリスのグルメ店レポート